私は17歳で上下左右の第一、二大臼歯の溝と上の中切歯の裏がCRです。
歯磨きをする度に間食をやめとけば、定期検診に行っとけばと後悔しています。
今はまだCRで済んでいますが、治療した歯は2次カリエスになりやすいと聞き、銀歯や抜歯なってしまうと思うと恐いです。
最近、タフトブラシやフロスを使うようにしています。
これから定期的に歯医者に通えば、どのくらい抜歯のリスクを減らせるでしょうか? また、先生も奥歯に虫歯とかあったりしますか?
奥歯にむし歯、ありますよ(笑)
神経をも取りましたし、抜歯にもなりました(笑)
先日もむし歯になってて、歯が欠けましたが自分で治しました(笑)
『定期的に歯医者に通えば、どのくらい抜歯のリスクを減らせるでしょうか?』
このご質問に答える前に、まず知っておいて欲しいこと!
歯医者の私が言う事でもありませんが、
『歯が無くたって生きていけます!』
今、なぜ、それほどまで、「歯を失うことに心配を抱えているのか?」
これを、詳細に、詳しく、あるがままに、A4の無地の紙に、自分の思考をかき出してみてください。
歯は無くなっても生きていけます。
以前は入れ歯でしたが、今では歯科治療も進歩して、入れ歯になることは皆無。
その都度その都度、対処すれば問題ないことでしょう。
しかし、その対処できることに対して、「漠然たる恐怖」を感じるからこそ、将来起こるかもわからないことに対して「リスク」を感じている。
病気とは、歯に限らず、すべての病気の原因が、「ストレス」がその要因の大半を占めています(遺伝的な疾患は別として下さい)
精神的ストレスや過度な肉体的ストレスは、精神を病み、身体に緊張を生み、交感神経が過敏となり、呼吸は浅くなることで口呼吸で口内は乾き、唇は乾きます。
呼吸が浅ければ、酸素摂取量は不足。
血液中の酸素も不足します。
身体には免疫といって、ばい菌が入っても治す作用をもっています。
身体は自分で治す力があるんです。
治しているのは、「血液」。その中に含まれる酸素といってもいいでしょう。
つまり、ストレスなどで酸素摂取量が不足し、身体が緊張することで、全身の血流が阻害されると、代謝が悪くなると、身体の免疫機能は低下するんです。
むし歯は細菌の感染症です。
その細菌の住処となるのが口内の汚れです。それを取り除くのがブラッシングであり定期検診です。
しかし、その住処がなくても、口内の唾液には細菌は存在します。
でも、むし歯になる方と、なりづらい方がいる?
おかしいですよね?
ではこの矛盾はな何か?
免疫です。
それは何か?
呼吸です。
つまりは何か?
ストレスです!
ストレスの感じ方は人それぞれです。
人はストレスを感じやすい時というものがあります。
それは、「目標を見失っている時」、つまりは「暇な時」
独りで考える時間は無駄。大いなる目標があっての思考の時間であれば別ですが、ぼーっとするのは無駄(笑)
ここで再度考えてみましょう!書き出してみましょう!
歯を失う事の恐怖とは?
それは本当に歯を失うことでしょうか?
歯は治療すれば使えます。抜歯となっても大丈夫です。治療して前向きに人生に臨んでいる方も沢山いる。
当院にご通院の患者様はそんなかたばかり。
ぜひ、まずは、なぜ「リスク」を考えるに至っているのか?を考えてみてください!
その上で、お答えします。
『定期的に歯医者に通えば、どのくらい抜歯のリスクを減らせるでしょうか?』
→おっしゃる通りです!何もしないよりは、『問題解決のため、具体的なアクションを起こす事』は、リスクを回避できる可能性が多いに高まるでしょう!
電動歯ブラシや歯磨き粉もしかり!
この動画はぜひご覧になって下さい!
頑張って下さいね!!