お疲れ様です! 質問なのですが、俗に言う予防歯科(定期検診)とは治療をする訳ではないので、一般的には保険外という認識で大丈夫なのでしょうか?
コメントありがとうございます。
日本の保険医療制度は、いらっしゃた患者様を拝見した上で、異常な点を見つけ出し、それに対して病名をつけ(診断)て、治療するというシステムです。
つまり、病気に対する治療が日本の保険医療制度でしょう。
この言葉だけから解釈すると、「病気でなければ保険は使えない」となりますね。
ただ、実際に拝見していると、また、全くの健常者の方の口内を診ても、「全く問題ない」という方は皆無ではないかというのが私の実感です。
また、患者様として何らかの症状があって来院しても、来院時には何も問題がないこともしばしばです。
これは、「病気を疑い診査する」ということになりますが、こういった観点は、保険医療制度でも認められているようです。
そもそも定期検診をご利用される方に、問題がない、全くの健全ということもないでしょう。
治療が為されている時点で、それは疾患予備軍であり、それこそ定期チェックは必要であり、それは「疾患、つまり病名のある状態」に対する「適切な治療」が定期検診ではないかと私は感じています。