月別アーカイブ: 2021年12月

歯の根幹治療をしたのですが、ズキズキした痛みがあります。歯の神経をとっても治療後に痛みは出るものなんでしょうか?

歯の根幹治療をしたのですが、ズキズキした痛みがあります😓 歯の神経をとっても治療後に痛みは出るものなんでしょうか?

大変多く頂くご質問です。

回答させて頂きます!

まずは結論から!

歯の神経をとる根管治療後は痛みます。ズキズキやジーンとした痛みがあるのが普通のことですのでご安心下さい。

痛みは術後、2~3日続きますが、1週間ほどかけて少しずつ弱まります。

痛みが弱まらない

悪化してきた

耐えがたい

強烈な薬の臭いがする

こんな治療後の病状も、このチャンネルのコメント欄で伺うことがあります。

これについては、あとでご説明させて頂きます。

治療後に痛むと皆さん不安になるようです。

痛みを取るために治療したのに、

これ以上悪くならないようにするために治療したのに、なんで治療後こんなに痛むの?

こんな認識であれば、不安になるもの当然です。

人は知らないものに恐怖を感じます。

まずは根管治療とはどんな治療なのかをキチンと学ぶことが大切です。

歯医者さんは、根管治療を患者様に分かり易く説明するために、「歯の神経を取る」「歯の神経を抜く」治療と説明します。

これは決して間違いではないのですが、ここだけを切り取って解釈すると、術後に痛みがあることが理解しづらくなってしまいます。

歯の神経を取る、抜くというのは、治療後の結果だけを見て表現しています。

結果だけではなく、その治療がなぜ必要なのかを理解することがとても大切です。

根管治療がなぜ必要なのか?これはむし歯の治療をご説明することで理解することができるでしょう!

歯は3層構造です。表層からエナメル質、象牙質、神経です。

唾液中に存在するむし歯の菌、歯を溶かしながら、歯の内部にまで感染を拡げていく病気がむし歯です。

細菌の感染症なんで、放っておいても治りません。

でも取り除けば、治ります。

取り残せば、治りません。

放置すれば感染拡大進行します。

だから、徹底的に感染を削り取る。これがむし歯治療です。

むし歯が2層目、象牙質に至ると冷たいもの甘いものが染みるようになります。

神経に近ければ、神経を「間接的」に薬で保護して凍みないようにしてから治します。

これを間接覆髄法っていいます。

神経のことを歯髄っていいますが、その歯髄を覆って治すので、覆髄法っていうんです。

さらにむし歯が深くて、神経に達していれば、冷たいものが強く凍みて痛みます。

こんな場合は、直接、神経に薬を付けて治します。これを直接覆髄法っていいます。

さらにさらに深く進行すると、神経が炎症を起こして治らない、神経が死んでしまうこともあります。この場合は、炎症を起こした神経や壊死した神経のみ取り除き、部分的に健康な神経を残します。これを部分断髄法っていいます。

もっと深くにまで進行してしまうと、流石に神経を残すのは難しい。

こんな時は、徹底して感染を取り除くべく、神経を取る・抜く治療といわれる「根管治療」が必要となるんです

これ以上感染拡大し、歯を支える骨にまで悪影響を及ぼす前に行う治療、それが根管治療です。

つまり、むし歯治療は、その進行度合い、感染の深さで、適切な治療法が決まるんです。

歯の内部に感染した細菌を徹底的に取り除いた結果として、歯の神経が抜けた状態、歯の神経を取った状態となる。これが根管治療なんです。

細菌感染を徹底的に取り除くこと、これがむし歯治療の最重要ミッションなんです。

神経を取ることが治療ではないんです、神経を抜くことが治療ではないんです。

感染を取り除くことが必要なんです、これ大切!

歯も身体の一部です。

根管治療は、例えるならば、腕に刺さった汚れた棘を取り除くようなものでしょう。

汚れた棘が刺さっていれば、皮膚は腫れ、ズキズキ、ジーンと痛みます。

歯の内部に細菌が刺さっていると想像していただければ分かり易い。

その棘を麻酔をした上で、炎症起こした部分も含めて抉り取る。

これが根管治療です。

抉り取られた部分には知覚はありませんが、その周囲の組織は健全です。

当然、麻酔が切れれば痛みますよね

また、身体は、えぐられた部分に血液を流して治そうとします。

すると、血液の流れ、つまり心臓の鼓動に一致したようなズキズキ、ジーンとした痛みが生じるんです。血液循環が身体を治すのは、身体の免疫機能の原理原則です。

つまり、痛みは「今治っているよ!」っていうサイン!

悪いことではないんです。むしろ良いこと!

でも、先ほどお話しさせて頂いたように

痛みが弱まらない

悪化してきた

耐えがたい

強烈な薬の臭いがする

術後、こんな症状がある時は注意が必要でしょう。

「痛みが弱まらない、悪化してきた」

術後こんな症状の時は、以下のことが考えられますので、ご担当の先生にご相談下さい

①まだ治療途中、感染が残っている

治療術式にもよりますが、1回の治療で感染をすべて取り除けないこともあるでしょう。

そのような、細菌感染が残っていて、なおかつ、クスリでその炎症や感染を取り除ききれない場合は、症状が改善しづらいこともあるようです。

②免疫機能が低下している

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であり、その細菌は0.5~1.0㍈、目で見ることもマイクロスコープで見ることもできません。そのため、100%感染を取り除くことは難しく、人の免疫に頼らざる得ないのが現状です。

人の身体には、そもそもこういった細菌を駆逐する、自分の身体を治す力があります。

これを免疫といいます。これには個人差がありますが、誰しも共通していることは、身体が疲れると、精神的に疲れると、免疫機能は低下します。

皆さん、お仕事、育児に家事、勉強、人間関係に、日々、頑張り過ぎです。チョット身体を休めてあげて下さい。それだけで治ってしまうこともあるようです。

③気温気圧などの外的環境の変化

気温・気圧の急激な変化に身体は敏感です。それだけで身体は疲労します。

具体的には、雨、台風、季節の変わり目、飛行機、登山、スキューバダイビングなどは、気温・気圧に変化を及ぼします。根管治療後は、ご注意ください。

以上のようなときは、ご担当の先生に一度ご相談下さい。

ただし、先ほどもお話しさせて頂きました通り、術後2~3日は痛みます。これは普通のこと、その後は和らぎますが、それが弱まらない、どっちかといえば悪化している時は、ご相談下さい!ということです。

そして最後に、「強烈な薬のにおいがする、耐えがたい痛み」

むし歯を削り取り、歯の内部の細菌を滅菌消毒する薬としてホルムアルデヒド製剤が使用されることがあるようです。

この薬は気化することで、根管内の細菌を消毒します。

そのため、歯の内部で圧力が高まり、その薬理作用で痛みが強く生じる場合もあるようです。

特に、歯が痛くて歯医者さんへいって、即日根管治療、そしてこの薬を使用すると、術後の痛みと、薬の作用のダブルパンチ。結構つらい痛みが続くようです。

ぜひ早々にご担当の先生にご相談ください。

根管治療は、歯の神経を取る・抜く治療ではありません。

神経を取ることで、確かに歯の知覚はなくなりますが、歯を支える周囲の組織は健康です。

その部分には感覚があり、治療期間中、そこには多少痛みや違和感があるものです。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です

根管治療の目的、つまりむし歯治療の目的はその細菌を取り除くこと!

これにはラバーダムとマイクロスコープそしてご担当する歯科医師の優しさが、

三種の神器となるでしょう!

 

 

 

 

【超重要】歯医者が5万人に伝えたい!『根管治療が失敗する理由の1つ』とは何か?

13,051,017回+48000回

私が念仏のように唱えている歯科治療で超重要なことについてお話しする前に!

それよりも!

あと少しで登録者数5万人

今年はじめに1万人、約1年で5万人

これはすべて皆さんのお陰です、ありがとうございます

支えてくれるスタッフ、来院くださる患者様、そしてご覧いただいている皆さまのお陰

ありがとうございます!

ぜひ皆さんのお友達、お仕事仲間そしてご家族の方にもご登録を頂き、

このチャンネルの目的である、『皆さんの歯が健康になること』に貢献できれば嬉しい限りです!皆さんご協力、よろしくお願い致します!

そこで今回の動画は、このチャンネルで、私が念仏のように繰り返し唱えているワードに関する動画です

OK!とか、頑張って!とか、ありがとう!といったワードではありません(笑)

これも大切ですが、もっともっと大切なことでしょう!

これは、根管治療の失敗率が高いことと密接関連しています

では本題

一般臨床医による根管治療の失敗率が高いことの原因の1つが、これらの5つ論文で

すでに明らかにされていることを皆さんはご存知でしたか?

1965年に『むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症である』ことが明白となっていましたが、

それより遙か以前の1864年に治療中の唾液接触を予防するラバーダムは導入されていますしかし、未だその普及が一般化されていない。

根管治療の失敗率が高いことの原因の1つ、そうです、ラバーダムを使用しているか否かです。

根管治療の聖書では、「ラバーダムができないなら、根管治療は禁忌である」とまで記載されています。

そこで、このチャンネルで、私が耳にタコが出来る程、念仏のように唱えているセンテンスそれがこれ!

『むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症』です

このセンテンスを私がどれほど繰り返しているのか?

1日に20名の患者様に話したとして1週間(5日診療)で100回。

1カ月で400回で1年で4800回、ここ10年で48000回

そして、それに加えてこのYouTubeチャンネルの視聴回数の合計は

13,051,017回です(笑)

どれだけ大切なのか、もうお分かりになりましたよね(笑)

今回の動画は、いつもながらの当院の治療の様子

この動画の続きです。

ここ10年で48000回

そしてこのチャンネルで13,051,017回

お伝えするほど大切なラバーダム

その大切さを患者さまに説明しながら、治療に臨んでいる様子です

皆さんに周知して頂ければこれほど嬉しいことはありません!

ぜひ、最後まで!最後まで!ご覧下さいね!

 

 

根管治療 おすすめの歯科医院

CT凄いなー😲 神経をとった歯が痛むため再治療する予定なのですが

①マイクロスコープ+ラバーダムがある歯科

②マイクロスコープとCEREC(セラミック作製CADCAM装置)がある歯科

③CTとニッケル-チタン製の器具を売りにしている歯科

④デジタルパノラマレントゲンとCTがある歯科

再根菅治療の場合どこがいいのでしょう?🤔💬

CTあるけどマイクロスコープない マイクロスコープあるけどCTはないで 全部ある!という歯科は貴重ですね…🙀

過去ラバーダムもマイクロスコープもない歯科で治療して現在痛むので次は慎重に選びたいのですがそれぞれのホームページを読めば読むほどどこを選べばよいのやら…

先生でしたら何を重要視しますか?

コメントありがとうございます!

①~④は、すべて歯科医院の『設備』についてのようですね。

つまりは、『道具』についてのようです。

例えるならば、

美味しい卵焼き料理のお店を探しているとしましょう!

① 一流の調理器具と一流のキッチン
② 一流の調理器具と最高のデザート
③ どんな卵があなたに適しているかのレシピと一流の調理器具
④ どんな卵があなたに適しているのかを調べる道具を持つお店

どこのお店が美味しい卵焼きを作ってくれるでしょう?

たしかに美味しい料理には、フライパンや卵の質、調理器具などの「設備、道具」などは大切でしょう。

しかし、一番大切なのは、「誰が作るのか?」ではないでしょうか。

一流の料理人であれば、①~④のどの状況でも美味しい卵焼きを「それなりに」つくってくれるでしょう!

でも、そうでないならば、結果は目に見えています。

でも、患者様としては、判別できませんよね(笑)

だからこそこのコメント欄でお聞きになっているのでしょう(^^)

私からのアドバイスは以下の通りです。

①根管治療の専門医を標榜されている歯科医師
②ラバーダム、マイクロスコープ、CT、ニッケルチタン製ファイルなどの設備が整っている歯科医院
ひとつとして欠けることのない歯科医院(根管治療専門医の先生はすべてお持ちです)
③そして何よりも、ご自身がコミュニケーションの取りやすい人間性を持つ歯科医師

この3つかと思います!

ぜひ探してください!

 

 

 

 

 

 

 

 

歯科 レントゲン 被ばく線量

毎回治療後にレントゲンを撮るのは私は被爆もしますので心配です。

その事に関して先生のお考えをお聞かせ頂きたい

いえいえ、被ばくという心配もあるでしょう。 被ばく線量については、東京都歯科医師会にて分かり易くまとめた図があるようです。そのリンクを添付しますのでご活用下さいね。
東京都歯科医師会のリンクを添付します
現在の歯科治療では、低被ばく線量にてレントゲン、CTなどの撮影が可能です。
たしかに、健康であれば、被ばくする必要性はないでしょう。
しかし、身体を患っている、歯を患っている場合、レントゲンを撮影することで得られる適切な診査診断、そしてその診査情報をもとに、適切な治療法を選択できるという、被ばく以上のメリットがあるように私は感じております。
東京都歯科医師会のデータをご覧頂き、その被ばく線量を具体的に知って頂くことで、撮影による問題は大きなものではないことを知って頂き、心安らかに治療に臨んでいただければ幸いです。

むし歯の再発率 予後

3つ質問をさせていただきたいのですが、虫歯治療をする際、虫歯を削る治療とレーザーで虫歯を除去する治療には予後の違い(虫歯の再発率等)はあるのでしょうか?

通っている歯医者がレーザー治療、ニッケルチタンファイルに懐疑的な方でもしかしたら最新の機器に疎いのかと思ってしまいます。

(MTA治療やニケイ酸リチウムは用いている)

あとMTA治療が必要になる可能性が30%くらいあるといわれた虫歯の治療には日本歯内療法学会の専門医を選ぶべきですか?

最後にひとつ、根管治療をした箇所が最後の薬を積めた状態でたまにチクッと痛むような感じがするのですが、このまま型どり等に進んで大丈夫でしょうか?

回答させて頂きます。
よろしくお願い致します。

回答はすべて私の見解です。重ねてよろしくお願い致します。

『虫歯を削る治療とレーザーで虫歯を除去する治療には予後の違い(虫歯の再発率等)』

→むし歯の治療法には様々な術式があるでしょう。

いずれにしても、ご質問頂いた「むし歯治療の予後、再発」については、以下の大原則を押さえた治療が必要かと感じております。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

その細菌感染を『取り除く』のがむし歯治療です。

その手法として、レーザーや薬剤や削るといった手法が様々あります。

このむし歯治療の成否に影響を与えること、これは3つ。

①残さず徹底的に取り除くこと
②治療中に感染させないこと
③治療後に感染させないこと

①がルーペやマイクロスコープ
②がラバーダム
③が精密なる人工歯の装着です

こういった配慮の違いにより、予後の違いが生ずるように感じます。

『MTA治療が必要になる可能性が30%くらいあるといわれた虫歯の治療には日本歯内療法学会の専門医を選ぶべきですか?』

→おっしゃる通り、専門医の先生であれば、それだけ症例数をお持ちかと思います。

『根管治療をした箇所が最後の薬を積めた状態でたまにチクッと痛むような感じがするのですが、このまま型どり等に進んで大丈夫でしょうか?』

→この文章からではその原因を推測することが困難です。申し訳ございません。
ぜひご担当の先生にご相談していただき、ご自身の納得いく最善の治療を受けて頂ければと願っております。

 

 

 

予防歯科 保険外?

お疲れ様です! 質問なのですが、俗に言う予防歯科(定期検診)とは治療をする訳ではないので、一般的には保険外という認識で大丈夫なのでしょうか?

コメントありがとうございます。

日本の保険医療制度は、いらっしゃた患者様を拝見した上で、異常な点を見つけ出し、それに対して病名をつけ(診断)て、治療するというシステムです。

つまり、病気に対する治療が日本の保険医療制度でしょう。

この言葉だけから解釈すると、「病気でなければ保険は使えない」となりますね。

ただ、実際に拝見していると、また、全くの健常者の方の口内を診ても、「全く問題ない」という方は皆無ではないかというのが私の実感です。

また、患者様として何らかの症状があって来院しても、来院時には何も問題がないこともしばしばです。

これは、「病気を疑い診査する」ということになりますが、こういった観点は、保険医療制度でも認められているようです。

そもそも定期検診をご利用される方に、問題がない、全くの健全ということもないでしょう。

治療が為されている時点で、それは疾患予備軍であり、それこそ定期チェックは必要であり、それは「疾患、つまり病名のある状態」に対する「適切な治療」が定期検診ではないかと私は感じています。

【歯ブラシは無駄】 磨いても、甘いものを避けても無駄・・・むし歯になる理由とは?#歯の神経を残す #根管治療 #マイクロスコープ

甘いものを食べるからむし歯になる

磨いてないからむし歯になる

そんな考え方はもう古い

今回の動画は、歯の神経を取らなくてはいけないと言われ

当院にご相談下さった患者様の麻酔と治療前の問診の様子です

痛く無くするための麻酔なので痛むはずもなく、明るく楽しく麻酔です

その上で患者様の病歴を伺います

たしかに、甘い物ばかり食べていれば、口内も身体も酸性化

その上、歯を磨かず放置すればむし歯になるのも当然です

でもこの患者様はブラッシング良好、そこに問題はありません

では原因は何でしょう?

磨いているのにむし歯になる、こんな方はぜひ最後までご覧下さい

プラス、この動画も参考になりますよ!

 

 

 

 

歯科 パニックになる どうすればいいか?

初めまして。 先生のお人柄に安心して拝見させて頂いておりました。 発作性頻拍の不正脈になりパニック障害になってしまい歯医者さんに通院するのが、とても不安があります。 虫歯が痛んだり悩んでいます。 もし、ご迷惑と思いますが この場をお借りしてアドバイスを頂けたら助かります。 宜しくお願い致します。

コメントありがとうございます!

歯医者さんは誰でもが恐怖を頂く場所でしょう。

恐怖、恐れ、心配。

この原因は様々ですが、そのほとんどが、

過去の失敗、苦い経験、辛い経験。

また、 「どうなってしまうのだろう・・・」という未来への不安でしょう。

我々人間は、「今」に生きる動物です。

「過去」でも「未来に」でもない。「今」だけでしょう。

「過去」を振り返り、「過去」を思い返しても、「今」が変わるわけでもなく、

「過去」に経験したことが、また必ず「今」起こるわけでもありません。

歯科治療で過去に嫌な経験、辛い経験をしたとしても、それはその時の事。

今とは全く異なる状況です。

病状が変われば、歯科医師が変われば、過去辛いことがあったとしても、同じことが起こるとは限りません。

だから過去にとらわれてはいけない。

また、『まだ起こりもしない未来』に想いを巡らせ、まだ起こっていない『悪い可能性』を考えてはいけません。

まだ、起きていないのですから。

もし、過去に想いを巡らせたいのであれば、その苦い経験を生かしたうえで、「今」「今回」は「どうするのか?」

「ならどうするのか?」そうならないように、具体的にどのように前向きにチャレンジていくのかを考える糧としましょう!

もし、未来に想いを巡らせたいのであれば、具体的な解説策を考えてみましょう!

それが自分に出来ないのであれば、「信頼できる人」に話を聞きにいきましょう!

信頼できる歯科医師を探しましょう!

ここで間違ってはいけないのは、その信頼できる方に「依存」してはいけません。

信頼できる人が良い!といったとしても、必ず良い結果が生じるとは限らないからです。

その時の状況によって、結果は変わります。

だからこそ、「今」に集中し、「過去」「未来」は意識的に忘れ、「今」ならどうするのか?

だめだったら、ならどうするのか?を前向きに、建設的に、信頼できる人とともに一生懸命に努力するんです。

そうすると、自ずと、不安は解消されるでしょう。

今に集中していれば、やることが沢山あって、未来や過去のことなどを考えている暇などないのですから!

パニックになるには理由があるでしょう!

その理由を自分なりに書き出して、具体的に努力する。

今に集中していれば、不安など感じている暇はなくなるはず!

大丈夫、解消できるはず!頑張って下さいね!(^^♪

 

 

歯医者 放置 面倒

突然のコメント失礼します。

僕は中学二年で2年前に始めた歯科矯正を数ヶ月前に終え、ワイヤーを外したのですが金具?を数日後外す時に行くのがめんどくさくなってその後行けてないです。

僕はかなりの面倒くさがりやで正直歯磨きはほとんどしてないです…

このまま放置したらまずいと思いつつもめんどくさくて行けてないです。

今すぐにでも行った方がいいですかね?

歯医者さんはいつでも好きな時に来てね。と言ってくれてるのですが…

ご担当する歯医者さんが、「いつでも好きな時に」といって下さっているのは、

「いつでも=数カ月、数年、あるいは十数年」という意味でしょうか?

また、「好きな時」とは、

「好きじゃなければ、つまり面倒であれば、しばらく来なくてもイイ?来なくても問題はない?」という意味合いでしたか?

ぜひその点についてご担当の先生にご確認いただいた上で、受診を前向きにお考えいただければ幸いです!頑張って!(^^♪

 

 

助かりもしない根っこの治療は無駄?

助かりもしない根っこの治療をむだにやって、結局、近い将来抜歯になっている。早く抜いてしまった方が、残った歯にとってもベストである、と言われましたが正しいでしょうか?

→「助かりもしない根っこの治療」の定義が大切かと感じております。

当院での「助かりもしない歯」つまり抜歯基準は2つです。

・歯の周囲の骨がほとんどなくなっており、グラグラしている

・歯が真っ二つに縦に折れている

これ以外は、根管治療が可能です。

たしかに、根管治療したとしても、違和感が残ったり、数年後には歯が折れてしまうこともあるかもしれません。

でも、私は、その数年でもその歯が残ったことに喜びを感じ、治療に挑む前向きな治療が「医療の本質」ではないかと感じております。