日別アーカイブ: 2022年10月10日

ホワイトニング アマルガム 水銀

歯のホワイトニング(ホームホワイトニング)を考えていますが、アマルガムを使っている歯が5本くらいあります。

薬剤で水銀が溶けたりしないのでしょうか?

アマルガム除去→ホワイトニングが良いのか、ホワイトニング→アマルガム除去が良いのか先生のお考えをお聞きしたいです。

コメントありがとうございます!

実際に拝見していないため、適切な回答とはならないかと思います。

頂いた文章より、口内を想像した上で回答いたします。

ぜひご担当の歯科医師の先生にご相談ください。

おそらくではありますが、この動画の症例のように、アマルガムは、「咬合面」に限局した詰め方になってるのではないうか?と推察いたします。

もし、笑った時に見える位置にアマルガムが詰めてあるのであれば、その存在自体がホワイトニングの目的とは反するものとなるでしょう!

ぜひ先に、そのアマルガムを除去したのちにホワイトニングをされてください。

ホームホワイトニングの薬剤は、オフィスに比べ、ホワイトニング効果は少なく、薬剤としてはそれほど強烈なものではないと認識しています。

また、ホームホワイトニングに関わらず、ホワイトニングは、歯の「見える部分」を白くすることが目的となるでしょう。

「咬合面」つまり「噛む面」をホワイトニングする必要はないかと感じております。

つまりは、アマルガムの詰めてある部位をホワイトニングすることはないため、薬剤をそこまでマウスピースに満たす必要もないかと感じております。その点に留意して頂ければ大丈夫ではないかと感じております。

ホワイトニングの薬剤がアマルガムを侵食するという報告を私は聞いたことがありません。

しかし、古いアマルガムであれば、その「適合」が劣ることもあるでしょう。
そのかけているところから薬剤が入ることは良いことではないかもしれません。

上記の点を考慮し、リスクを最小限にするならば、アマルガムを除去し、適合のよりピッタリとした詰め物を装着した上で、ホワイトニングをすることが推奨できる治療法かもしれません。

ぜひご担当の先生とご相談ください!

よろしくお願い致します!

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