本動画は、他院でセラミックインレーを装着後、痛みが治まらず、そのまま根管治療となったことに不安を感じ、当院を相談受診された患者様のマイクロスコープ再根管治療についてです。
動画はその治療の様子です。
当院の根管治療について知っていただくことが可能です。当院を受診される前に、ぜひご覧ください。
写真は初診時の状態です。噛むと痛いと説明すると、神経の治療が必要ですと説明され、歯の真ん中に穴をあけ、根管治療となりました。患者様はその医院にてセラミックインレーを装着し、その医院でそのまま根管治療となったため。ご不安になり当院を受診されました。
拝見すると、セラミックインレーは非常に高く、強く接触していました。セラミックインレー装着当初より高かったため、担当医に訴えると、慣れるでしょうトの説明があり、患者様も我慢されていましたが、治まらなかったようです。
根管治療は、むし歯治療です。むし歯は、唾液中に存在する細菌の感染症です。
このたびの痛みがが、根管治療で治まるならば、それは「細菌感染がある」ということになります。つまりむし歯が残っていたことになります。
患者様の感じていた痛みは、絶えがたい痛みではなく、噛めるけど痛い・・・程度のものだったそうです。
むし歯の取り残しはしないでしょう・・・そうすると、痛みの原因はかみあわせでは?と疑問が残らざる得ません。
いまとなっては分かりませんが、歯科治療では、むし歯・歯周病・かみあわせ。この3つすべてに配慮した治療が求められます。
複数回・長期間にわたる「ラバーダムを装着しない」根管治療は、唾液感染の機会を与えかねません。
本症例は2回の根管治療で終了の予定です。
適切な治療コンセプトのもと、適切な道具・環境と整えて治療に臨めば、根管治療は怖くありません。治療後も永く歯は残ります。
マイクロスコープを活用した歯科治療で、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指す。当院の目標です。