月別アーカイブ: 2019年7月

歯根に穴 抜歯と診断された歯を残す 根管治療

根管治療したけれど痛い 歯ぐきが腫れているしみることから根管治療となり、治療後の痛みや違和感が治まらず、担当医に相談すると、痛みが治まらなければ抜歯と説明されたたた当医院を受診・相談されました。

痛む歯は、下顎の第1大臼歯。奥から2番目の歯です。

本動画は、そのCT診査の様子、1回目の根管治療の様子について解説しております。

まずは術前にレントゲンやCTを撮影し、患歯を診査しました。

CT立体画像所見 周囲の歯槽骨が失われている 原因は歯根に穴があいていること ストリップパーフォレーション周囲に歯槽骨は失われ、その炎症は大きなものと推察されます。
その原因は何でしょうか?無痛麻酔、ラバーダムを装着の上、再根管治療に臨みます。

歯根の側壁に横に穴が空いている 抜歯を診断された 歯を残す MTAで穿孔部を封鎖する根管内を清掃すると、根管の側壁に穴があいていることが分かりました。

この穴に細菌が感染し、十分な根管治療ができなかったため、この度の症状につながっていると考えられます。

当院では、適切に根管治療を行い、穿孔部を洗浄・消毒し、水酸カルシウムを貼薬。
次回、MTAで封鎖し、この歯の保存に努める予定です。

根管治療は、えんとつ掃除に似ています。

えんとつ内のススをキレイに掃除するように、根管内の細菌感染を洗浄消毒するのが根管治療です。

えんとつ=根管
スス=細菌

この際に、えんとつの内壁を傷つけてしまったり、むし歯が深かったため穴があいてしまうと、そこから煙が逃げ出てしまいます。つまり細菌の感染が拡がってしまうのです。

根管治療 動画で説明本症例はそのような状況が患歯に認められました。

下顎の大臼歯の近心根は非常に見えづらいため、肉眼での治療は困難を極めます。また、お口を開きづらい患者様もいらっしゃるため、器具の到達が不十分となり、このような結果となる症例を拝見することもございます。

マイクロスコープ&ラバーダム
当院では、マイクロスコープを活用し、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し、日々の臨床に取り組んでいます。

正しいコンセプトとは?適切な治療環境とは?

歯の神経をできるだけ残す治療 MTAセメント

直接覆髄法 断髄法 神経を残す治療 神経を取らない治療 都内内幸町新橋虎ノ門港区千代田区霞が関日比谷の歯医者歯科他院にて神経の治療が必要と診断された患者様の症例です。

部位は下顎第一大臼歯、奥から2番目の歯です。痛みは全くありませんが、レントゲン画像所見では大きなむし歯が認められます。

本動画は、歯の神経を残す治療の実際の様子です。

術式はマイクロスコープを活用したMTA部分断髄法です。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要齲蝕検知液でむし歯を染色むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症の感染症です。

ラバーダムを装着し、治療中に唾液が接触・混入しないよう配慮した上で治療に臨みます。

むし歯か否かは、齲蝕検知液を用いてむし歯を染色し診断します。これにはマイクロスコープの使用が有効です。

露髄 神経に達する本症例は、むし歯を徹底的に取り去ることで、露髄しました。露髄はむし歯が神経に達することを云います。

このような症例では、神経(=歯髄)の一部感染を疑い、部分的に神経を取り除く「部分断髄法」で神経を残します。

その後は神経を保護する覆髄材としてMTAを使用します。MTAは高アルカリ性で抗菌作用を有する優れた薬剤です。

MTA 神経をできるだけ残す歯への接着性を有することから、術後のむし歯予防にも効果的な覆髄材といえるでしょう。

当院では多くの症例で応用し、良好な結果が得られています。

当院ではマイクロスコープを活用して一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し日々の臨床に取り組んでいます。

歯の神経を残す治療についてわかり易く説明した動画
根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 宮崎歯科医院 youtubeチャンネル チャンネル登録お願いします

 

 

 

 

 

 

 

ラバーダムを用いた治療・神経を出来るだけ残す・MTAセメント《問い合わせ》


《ご相談内容》

初めまして。ラバーダムを用いた治療・神経を出来るだけ残す・MTAセメント、などのキーワードでネット検索し、宮崎歯科医院様のホームページを拝見致しました。左の上顎、奥から三番目の歯に仮歯が入っているのですが、当方に確認の無いまま自費診療の高価な被せものをされる予定を組まれ、その医院の治療に不信感を覚えたため、以降の治療…被せものは別の医院様でと、探しております。数日前、他の医院でカウンセリングしていただいた所、仮歯を入れて一年以上経っていることから、内部が虫歯になっている可能性もある、しかし実際に内部を見てみなければ分からないとの事でした。そちらでは、虫歯部分を除去し被せものをする、また虫歯が神経に近い・神経に達しているのであれば神経を抜きコアを立て、被せものをするというご説明を受けました。ご説明が先生ではなくほぼ助手の方からだった事、神経を残すご提案が全くされなかった事から、引き続き他の医院を探しております。宮崎歯科医院様に是非伺いたいと考えておりますが、①初診では、検査やご説明等のみで、実際の治療は二回目以降となりますでしょうか?また、②一度の診察に対してのお時間は、だいたいどの位になりますでしょうか。(仕事を何度も抜けることが難しく、もし可能でしたら、③出来る限り治療のお時間が長くいただけるようでしたら大変ありがたいです)ご多忙の所お手数をおかけして恐れ入りますが、ご返信をいただけましたなら幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。お問い合わせいただきました内容に回答させて頂きます。実際に拝見していないため、適切な回答とならない場合もございます。あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

① 初診では、検査やご説明等のみで、実際の治療は二回目以降となりますでしょうか?
⇒はい。そのようになるかと思います。

詳しくは当院の初診の流れをご参照ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

② 一度の診察に対してのお時間は、だいたいどの位になりますでしょうか。
⇒病状・病歴から推察した限り、神経を残す治療あるいは根管治療となるでしょう。

初診時の検査結果の上、その後治療内容やスケジュールの概要は担当の歯科衛生士よりご説明させて頂くこととなります。神経を残す治療となった場合は、2回目の治療はだいたい1時間を頂いております。根管治療となる場合でも同様の1時間を頂いております。

当院の「神経を残す治療」について、残せるか否かについて、マイクロスコープ根管治療についての詳細につきましては以下のリンクをご参照ください。わかり易く解説しております。

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残せる神経、残せない神経(=根管治療が必要な症例)について
https://miyazaki-dentalclinic.com/22037

神経を残す治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/23900

マイクロスコープ根管治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/23892

③ 出来る限り治療のお時間が長くいただけるようでしたら大変ありがたい
⇒患者様のご予定と当院の予約状況により、そのようにさせていただいております。

急なキャンセルなどはご遠慮いただいております。
しっかりとお時間をお取りくださいます様お願い申し上げます。

当院では歯科医師と同等の診査診断能力を有する当院のトレーニングを修了した優秀な歯科衛生士が初診時の診査と患者様へのご説明にあたります。
私も拝見し、診断を致しますが、治療内容に関するご説明は当院のスタッフに一任しております。何卒よろしいくお願い致します。

回答は以上となります。患者様のご心配が少しでも和らげる回答となっていれば幸いです。

以上の詳細につきましては当院の受付スタッフに申し伝えておきます。
ご希望の際は、当院までご連絡ください。03-3580-8110 宮崎

マイクロスコープ&ラバーダム宮﨑歯科医院 アクセス 地図

 

 

むし歯は削る! 削らない治療などない!

神経を残す取らない抜かない治療法 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTA本動画は、当院の治療方針である「むし歯は徹底的に残さず削る!」を実践した治療の様子です。

治療法は、神経を残す治療法の「MTA間接覆髄法」です。

ラバーダム&マイクロスコープを活用した治療の様子をぜひご覧ください。

マイクロスコープ&ラバーダム

なるべく削らない治療」を謳う歯科医院のホームページをしばしば目にします。

転院していらした患者様からは「なるべくけずらないでください」と切なる希望をいただきます。理由をお聞きすると、次のようなお言葉。

むし歯を削って露髄(=神経に達すると)すると、根管治療が必要になると言われたから。
むし歯を深くまで削ると、あとで違和感や染みるようになると言われたから。
歯の寿命が短くなると言われたから。
深く削ると痛くなると言われたから。

「?」と感じます。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。歯の内部に深く進行する細菌の感染症です。感染症は取り去らなければ治らず、取り残すと感染が拡大します。
取り去らなければ治癒しないのが、感染症です。

上記① 当院では露髄しても神経が生きていれば残せます。
残せないのは、神経が壊死しているか、その炎症が治まらない(=不可逆性歯髄炎)の場合です。


上記② 当院では違和感、しみるは残りません。
違和感はむし歯を取り残しているから。マイクロスコープで徹底的に取り除きます。
しみるは覆髄材が接着していないから。ラバーダム装着下でMTAを応用すれば大丈夫で
す。


上記③ むし歯を取り残す方がよっぽど寿命は短くなります。たとえ根管治療になったとしても、そのまま放置するよりは歯の壽寿命は永くなるはずです。

上記④ ラバーダムも装着せず、肉眼で治療していればそのようなことも起こるかもしれません。むし歯は感染症治療です。感染源を取り除けば症状は治まります。

治療中の唾液感染を「ラバーダム」で予防しつつ、マイクロスコープで徹底的に感染部位を削り取る。その後は再度感染させないように精密にインレーやクラウンを装着する。

これで治ります。

適切な診査と診断基準に基づき、マイクロスコープでむし歯を削り、健全部分を削らない。

削るべきを削り取る治療こそ、むし歯治療であり、「なるべく削らない治療」といえるでしょう。

そのためには、その治療法を実践するならば、「マイクロスコープとラバーダム」は最低限必要な治療機器といえるのではないでしょうか。

皆さまの受けている治療、肉眼ではないですよね?

マイクロスコープとラバーダムを活用した精密歯科治療で、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指す。当院の目標です。

歯 セラミック 違い 保険と 精度 キレイ 後悔 審美 都内内幸町新橋虎ノ門神谷町日比谷千代田区有楽町 歯科歯医者 神経を残す治療 ④マイクロスコープ ラバー―ダム 根管治療 神経残す治療 都内港区新橋汐留内幸町霞ヶ関虎ノ門 歯科歯医者

 

 

 

 

 

 

ドックベストセメント 失敗 ご相談

ドックベストセメント治療後、痛みや違和感が治まらず当院を相談・受診される患者様を多く拝見しております。下記にそのうちのお1人の患者様のご相談内容と当院の回答を供覧させていただきます。
お困りの患者様はご参考ください。よろしくお願い致します。
メールでご相談、セカンドオピニオン お気軽にご相談下さい

《ご相談内容》

1年程前に右下奥歯に虫歯ができ、できるだけ削りたくないと考えドッグベストセメントを使った治療を受けたものの、違和感が止まらず、2週間程前に別の歯科医院にて、治療を受けました。最初の治療で虫歯を削っていたところに、①3mixを入れる治療でしたが、これでも違和感がまだ残っていますこれで治らなければ神経を取ると言われ、なんとか神経を残したいと考え、MTAセメントというものがあるのを見つけ、こちらのHPにたどり着きました。神経を残せるか、相談させていただきたくご連絡しました。

②激しい痛みはありませんが食事をしているかどうかに関わらず、じわじわと違和感がある状態です。③ドックスベストから3mixに変えて、症状は少し和らぎました

現在3mixを入れて仮でプラスチックの被せものをしており、早めに正式な被せものにしなければならないと言われている状況です。
長文となり恐縮ながら、お返事いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

① 3mixを入れる治療でしたが、これでも違和感がまだ残っています

⇒この治療の詳細につきまして教えていただけますでしょうか?
1) ラバーダムを装着されていましたか?
2) 御担当頂いた先生は、マイクロスコープを使用されていましたか?

② 激しい痛みはありませんが食事をしているかどうかに関わらず、じわじわと違和感がある状態

⇒「~どうかに関わらず痛みがある」場合は、「根管治療が必要」となる場合もございます。以下をご参照ください。

〇 術前の症状により、神経を残せるか否か?を推断することが可能です。
こちらのリンクをご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

〇 ラバーダムについてはこちらをご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/17703

〇 他院で深いむし歯治療を行うも、違和感と冷水痛が続いた患者様ので、「神経を残す治療」を行った症例がございます。以下にリンクを添付致します。ご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/24552

〇 当院の神経を残す治療について、症例を交えてご説明させて頂いている動画です。ご参考になるかもしれませんので添付させていただきますね。
https://miyazaki-dentalclinic.com/17703

「神経を残す治療」で臨んでも、①すでに歯の神経は死んでしまっている(=歯髄壊死)、②炎症が治まらないことがあります。

①を歯髄壊死
②を不可逆性歯髄炎といいます。

細菌の感染が進んでしまっている症例です。そのような症例では、その感染を除去すべく、根管治療が必要となります。

神経を残すつもりで臨んだけれども、実際に神経をマイクロスコープで診査したら上記の①②であり根管治療を行った症例について、以下にリンクを添付いたします。ご参考ください。

① 歯髄壊死症例
https://miyazaki-dentalclinic.com/24397

② 不可逆性歯髄炎症例
https://miyazaki-dentalclinic.com/24501

https://miyazaki-dentalclinic.com/22909
(リンク先の下の方に記載されています。ご参考ください)

③ドックスベストから3mixに変えて、症状は少し和らぎました

この症状の変化には2つの事が推察されます。

1) 前歯の治療にて、細菌の感染が取り除かれ、痛みが軽減した
2) 細菌の感染により、神経が壊死している

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。細菌は歯を溶かしながら内部へと進行する疾患です。初期はしみて、神経近くまでいくと、それが強くなり、神経に至ると、ズキズキ、ジーンとする痛みとなり、噛まずとも痛みます。その後、神経は徐々に感染により壊死し始めますが、その段階になると痛みが少なくなります。歯の神経すべてが壊死すると、再度痛みが増し、放置することで、周囲の歯槽骨へと波及し、歯ぐきが腫れてきます。どの段階にあるのかを精査した上で治療に臨んだ方がいいでしょう。

回答は以上となります。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。
ご希望の際は、当院までご連絡ください。

この回答が少しでも患者様のお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

マイクロスコープ&ラバーダム
根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

歯の神経を残す抜かない治療 《わかりやすく解説》

「神経を残したい」「神経を抜きたくない」「根管治療をしたくない」とのご希望を胸に、当院には多くの患者様が来院されます。

そのほとんどの患者様には「むし歯の取り残し」が認めれられ、そのほとんどが2つの共通するポイントがあります。
① 以前の治療時の覆髄時、ラバーダムを装着していないこと
② 肉眼での治療であったこと

この2点です。
「覆髄」とは、むし歯が深く進行している時、歯の神経を保護する薬剤を敷くことを云います。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
深いむし歯治療において、患歯に唾液が付着することは、治療を阻害するばかりでなく。再感染の機会を与えかねません。

そのため、①のラバーダムを装着していないことは、致命的な治療の欠陥といえるでしょう。また、②の肉眼での治療は、「むし歯の有無、判別」が曖昧となりかねません。

本動画の患者様は、他院にてセラミックインレーを装着後より冷水痛と違和感が続き、担当医に相談すると、神経を取らなければ治りませんと説明されたそうです。そのため当院をご相談、ご来院いただきました。

当院にてラバーダムを装着し、セラミックインレーを外すと以下のような画像所見が認められました。

セラミックインレー後、冷水痛と違和感が続いた症例 セラミックを外すとむし歯あり
ラバーダムのない中、肉眼での治療では見えるものも見えず、削れるものも削れなかったのでしょう。治療環境の整わない中で一生懸命していただいた結果と思われます。

従来の治療法での限界と言わざる得ません。

本症例の患者様の治療を通して、以下の事をわかり易く説明させて頂いております。
ぜひご覧ください。
1) むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であること
2) 本症例の冷水痛と違和感の原因は?なぜそれが起きたのか?
3) 歯を深くまで削ると、違和感や痛みが残るのはショウガナイことなのか?
4) できるだけ削らない治療法はないか??
5) 深いむし歯、露髄した症例には、根管治療が必要なのか??
6) 歯の神経を残す、歯の神経を抜かない治療法は??

露髄 根管治療 神経を残す抜かない治療 直接覆髄法 断髄法 神経を残す治療 神経を取らない治療 都内内幸町新橋虎ノ門港区千代田区霞が関日比谷の歯医者歯科
むし歯を取り去ることで上記のような状態となりました。

本症例は神経の一部を取り去る部分断髄法です。

覆髄材としてはMTAを使用しています。

MTA 部分断髄法 歯の神経を残す
マイクロスコープとラバーダム 都内港区内幸町新橋虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科歯医者日比谷 根管治療神経の治療根っこの治療当院ではマイクロスコープとラバーダムを活用し、歯の神経を残す治療を実践しています。

深いむし歯治療の際、歯の神経の状態は4つに分類されます。
① 未感染 無症状
② 可逆性歯髄炎
③ 不可逆性歯髄炎
④ 歯髄壊死

どんな症状であると神経を取らなくてはならないのか? 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTA
①②は神経を残せます。

③④は残せません。③は細菌感染範囲が大きく、それによる神経の炎症は治まらず、④は細菌の感染によりすでに神経が死んでしまっています。この2つには、根管治療が適切な治療法となります。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

 

 

インプラントブリッジ《サージカルガイドを用いた手術》

下奥歯の欠損 3歯 インプラントブリッジの症例 術前の口内写真

右下奥歯3歯を失われた患者様。
患者様のご紹介で当院を受診され、インプラント治療を行うこととなりました。
上画像は術前の口内写真です。
本来は上画像中央のように3つの歯がありますが、本症例の患者様は失われています。

ブリッジ入れ歯インプラント違い メリットデメリット 歯を抜歯したら 抜いたらどうする歯を失った際は、ブリッジ、入れ歯、インプラント、移植などの治療法がありますが、本症例では、ブリッジはできません。そのため、入れ歯かインプラントとなりますが、患者様はインプラント治療をご希望になりました。

3つの歯を失っている症例では、2つのインプラントを埋入設置し、インプラントブリッジとすることで、手術の侵襲、費用を抑えることが可能です。

術前の口内模型でインプラント手術をシミュレーション術前の口内模型です。ブリッジとするならば、どこにインプラントフィクスチャー(人工歯根)を埋入するのか?を術前に決めておく必要があります。

本症例のような多数歯インプラント手術では、「サージカルガイド」を術前に製作し、その位置を決定します。

サージカルガイドとはなにか??

術前の口内模型とサージカルガイドこのようなサージカルガイドを術前に装着し、CT撮影を行い、インプラントシミュレーションをCT画像上で行います。

その画像が以下の画像です。

術前 インプラントCTシミュレーション画像 サージカルガイド

歯科用 CT 撮影風景下顎臼歯部(下の奥歯)のインプラント治療では、下顎骨内に「下歯槽管」という神経を避けるようにインプラントフィクスチャーを埋入設置する必要があります。

術前のサージカルガイドを使用したCTシミュレーションにより、安心確実なるインプラント手術を行うことが可能です。

術後 インプラント CT確認画像「
術前のシミュレーション画像と手術後のCT画像です。
ほぼ一致した位置にインプラントフィクスチャーが埋入されています。時間にして30分程の手術です。

当院のインプラント治療の流れについて当院では滅菌管理された手術室でインプラント治療を行います。
残っている歯を助ける第2の永久歯、インプラント。
残っている歯にこれ以上の負担をかけない優しい治療といえるでしょう。

当院では徹底して「歯の神経を残す治療」で歯の神経を残します。
歯髄壊死・不可逆性歯髄炎では残せません。その際は、米国UCLA根管治療専門医のコンセプトに準ずるマイクロスコープ根管治療で歯を残します。
それでも歯が残せない場合は残念ですが、抜歯が最良の治療法です。
その後は、これ以上残っている歯に負担をかけない、残っている歯がなくならないように、欠損部には「インプラント治療」を行うことが最善の策といえるでしょう。

宮﨑歯科医院 インプラント用手術室 特別診療室宮﨑歯科医院 アクセス 地図

 

 

 

 

 

 

 

やり直しのないむし歯治療 神経を残すマイクロスコープ精密治療

① ガムを食べたら外れた
② 銀歯を白い歯に!
③ 歯が欠けた
④ 詰めたところが少ししみる

①~④のような状況や希望で、やり直しの治療をされる患者様が多数いらっしゃいます。また、①~④はすべて以前に何らかの治療をされています。

① ガムで外れる原因は3つ。
1) もともとむし歯が内在していた
2) 歯が擦り減り、つめものと歯との間に隙間ができて接着材が溶出した
3) もともと詰め物の適合性が良くなかった

② 銀歯を白い歯に。
これには審美性の希望があるのでしょう。

③ 歯が欠けた。この原因は①と同様です。

④ 詰めたところがしみる。
1) 歯ぎしりやくいしばり
2) むし歯が残っている

①~④の理由でやり直しの治療を行いますが、その後に痛みが生じ、当院を受診・相談される患者様が大変多くいらっしゃいます。

なぜでしょうか?

そのような状況にならないように、上動画を製作いたしました。ぜひご覧ください。

歯は3層構造①~④は、「象牙質にいたるまで歯を削っててある状態」であることがほとんどです。

歯は3層構造です。
1層目の白い部分がエナメル質。
2層目が黄色象牙質。
3層目に歯の神経があります。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

歯の表面に細菌が感染し、歯を溶かしながら、中へ中へと感染を拡げていく疾患です。

2層目の象牙質は、細い管状の構造(細管構造の集まり)です。その細管は、外部から内部へと通じ、その先は「歯の神経」に達します。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要上図をご参照ください。細菌の大きさは、象牙質の細管の直径より小さく、容易に感染できる状態です。

そのため、象牙質に至るむし歯治療の際、患歯への唾液の侵入・接触を予防する必要があります。それがラバーダムです。

前述した①~4の状況で、患者様には全く痛みはありません。
しかし、象牙質に至る治療であることから、その再治療には徹底して臨むことが望まれます。

当院には多くの患者様が「神経を残したい」とのご希望で来院されます。
その多くが以下のような前段階があります。

・ 痛みはなかったけれど、レントゲンでむし歯があるって説明されたので治療したら痛みがでてきた。。。
・ 銀歯をセラミックに変えたらしみるようになり、だんだん痛くなってきた。かみあわせを調整したけれど痛みは治まらない。。。

そのほぼすべてで、2つの条件下で治療されています。
① ラバーダムを使用しない覆髄法
② 肉眼での治療

①の覆髄法とは、むし歯が神経近くまで進行している際、歯の神経を保護するために行う治療法です。この治療は、湿潤状態・唾液が侵入する状況下では上手くいきません。ラバーダムが必要です。

② 肉眼ではむし歯の判定は困難です。本動画をご覧いただければよく分かるでしょう。拡大鏡ルーペ(8倍以上)あるいはマイクロスコープが必要です。

マイクロスコープとラバーダム 都内港区内幸町新橋虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科歯医者日比谷 根管治療神経の治療根っこの治療
当院では、マイクロスコープとラバーダムを活用し、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し日々精進しています。

マイクロスコープ&ラバーダム歯の神経をとる デメリット 神経を残す取らない抜かない方法治療法根管治療根っこの治療 神経の治療 どんな治療?何をしているの?詳しく知りたい 動画で説明 

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

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何もしなくても痛い 麻酔が痛い 治療が痛い 根管治療

歯医者さんが苦手で治療を躊躇していた患者様。
上顎前歯の歯髄壊死の状態でした。
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。細菌が歯を溶かしながら、内部へと感染を拡げていく病気がむし歯です。歯内部深くにある神経に細菌が感染すると炎症を起こし激痛となります。そのまま放置することで、歯の神経は感染により死んでしまいます。これを歯髄壊死といいます。

本症例の患者様、相当痛かったことでしょう。ここまで我慢してでも歯医者さんへの通院は嫌だったようです。理由は、毎回の麻酔が痛いこと。

また神経の治療の際は。無麻酔で治療をされていたとのことでした。これも毎回痛い・・・。歯医者嫌いになるのは当然です。

マイクロスコープ&ラバーダム
根管治療根っこの治療 神経の治療 どんな治療?何をしているの?詳しく知りたい 動画で説明 当院では、無痛麻酔・無痛治療です。安心してご通院できます。

根管治療時は必ず麻酔をします。「歯の神経がないから、麻酔は必要ない!」とする根拠のない説明はいたしません。

きっちり麻酔します。麻酔は絶対痛くありません。

また根管治療は、ラバーダムを装着の上、治療に臨みます。回数は1~3回です。

根管治療の手順について②本動画では、その初回の急患対応時の根管治療の治療の様子です。

当院ではどのような根管治療が為されているのか?を知ることができるでしょう。
お困りの患者様はぜひご覧ください。

また、当院での治療の様子などにつきましてはyoutubeチャンネルを製作しています。
ぜひご覧ください。チャンネル登録していただけると励みになります。ぜひよろしくお願い致します。

宮崎歯科医院 youtubeチャンネル チャンネル登録お願いします根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 マイクロスコープ ラバー―ダム 根管治療 神経残す治療 都内港区新橋汐留内幸町霞ヶ関虎ノ門 歯科歯医者

 

 

 

 

 

 

抜歯と同時にインプラント 下奥歯 《カンチレバーブリッジ支えの歯が折れる》

インプラント 初診時 口内写真 レントゲン画像 下顎大臼歯 カンチレバーブリッジブリッジの支え3歯つなげたブリッジの支えの歯が折れて来院された患者様の症例です。
折れている歯は黄色矢印部の歯です。

痛みは全くありませんでしたが、ブラッシングや歯間ブラシ清掃時の出血が気になっていたそうです。上レントゲンをご覧いただくと、歯根が折れている様子がわかります。

インプラント 初診時 口内写真 レントゲン画像 下顎大臼歯 カンチレバーブリッジブリッジの支え ②歯を失った際の治療法として主な方法は3つあります。
・ブリッジ
・入れ歯
・インプラント

インプラント治療 手術室完備 CT 新橋汐留内幸町虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷銀座歯科これまではブリッジでしたが、支えきれずに歯が折れてしまいました。
再度ブリッジを行ったとしても、折れない保障はありません。
残っている歯を削り、支えとして試用するブリッジでは、これまで以上の負担を支えの歯にかけることになります。
入れ歯も同様でしょう。

インプラント治療は人工歯根を骨内に埋入することで、第2の永久歯として働いてくれます。残っている歯を助ける治療がインプラントといえるでしょう。

インプラント 初診時 口内写真 レントゲン画像 下顎大臼歯 カンチレバーブリッジブリッジの支え ctシミュレーション歯科用 CT 撮影風景上左右画像は、術前のCTシミュレーション画像と、術後のCT確認画像です。

ほぼ同じ位置にインプラントフィクスチャーが埋入設置されていることが分かります。

CTを撮影し、術前にインプラント手術をシミュレーションすることで、安心確実に手術を行えます。

本症例の術式は抜歯即時インプラント手術です。

従来の抜歯して治りを待ち、その後インプラント手術をする方法とは一線を画した術式です。

抜歯と同時にインプラントを埋入することで、手術回数や治療期間を短縮するばかりでなく、痛みの軽減にもつながる術式です。

抜歯即時インプラント手術について当院は手術室を完備し、インプラント手術などの外科手術を行っております。
安心して手術を受けれる環境が整っています。

宮﨑歯科医院 インプラント用手術室 特別診療室