院長ブログ

金属アレルギーとセラミック治療

ご相談内容

奥歯の詰め物が欠けたため診てもらったら奥歯の虫歯が大きかったため、銀歯を勧められました。

しかし、私はアトピー性皮膚炎やスギ、ハウスダストのアレルギーを持っているため、金属アレルギーや偽アトピー性皮膚炎などのリスクが心配で思いとどまっています。

それ以外の点では二次虫歯になり易い、見つかりにくいことも懸念しているのですが、セラミックは値段が張りますし、強度は銀歯に比べて劣ってしまうため安心できないと思っています。

ですが、二次虫歯にはなりにくいですし、身体に安全な素材なので出来ればセラミックが良いかなと考えているのですが、先生のお考えをお聞きできたらと存じます。

「金属アレルギー」について

おっしゃる通りですね。歯科治療でもアレルギー対策は必要でしょう。

ただし、現時点で、口内に銀歯が装着され、アレルギー症状が口腔粘膜、皮膚などに出ていないのであれば、「現時点では」銀歯の装着で経過をみても良い“かも”しれません。

その上で、皮膚炎や口内粘膜に何らかの症状が発現した場合は、銀歯をセラミックに置き換えるとご決断頂くのも経済的に優しい方法かもしれません。

「セラミックが金属に比べて強度が劣る?」

まずは以下の動画をご参照下さい。

 

セラミックを装着する際は、上記の動画のように、「ラバーダム」が不可欠です。これせずして銀歯より強度が劣る?という判断には疑問が残ります。

このラバーダムを使用した装着により、強度は格段に増します。

また、セラミックを製作する際にはその削り方、これ大切です。

『自然で美しく、丈夫なセラミックインレーの付け方《マイクロスコープ&ラバーダム&噛み合わせ》』

『ラバーダムを付けてセラミックインレーを装着《マイクロスコープ精密歯科治療》15分ノーカット実際の治療の様子』

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

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奥歯だし、なるべく神経は抜きたくない

私も都内に住んでいたかったです。

先生に治療してもらいたいです〜(泣)

今まさに奥歯2本が虫歯で、神経を取りたくないとのことでギリギリまで削って銀歯を被せたのですが、痛くて物が噛めない状態です。

噛めるけどジンジン痛くて暫くの間名残が残って辛いです。

今日痛いので歯医者に行ったら「何もしなければ痛くないし風を当てても痛くないし…神経抜くのは様子見」と言われました…。

奥歯だし私もなるべく神経は抜きたくないですが、痛いのも結構苦痛なんですよね。取りたいけど取りたくない…(泣)

コメントありがとうございます。
当院には同様の患者様がご来院くださいましたよ!

確かに、神経に近いところまで虫歯を削り取ると、その後、しみて痛みますよね。
私も自分の歯で同様の経験をしました(笑)

6か月間、冷たいもの、激痛でしたよ(笑)

でも、症状が悪化しないのであれば、少しずつ慣らしてみてはいかがでしょうか?

・冷たいものや熱いものは少しずつ、最初はぬるま湯で
・かたいものは避けて、やわらかいものから

筋トレも、少しずつなら筋肉量も増え、重たいものも上げられるようになります。でも、いきなり重たいものでは、ねん挫します(笑)

歯も同じです。
ポイントは2つ。

・刺激の強度を少しずつアップする
・経過を観察、悪化していないことを確認!

悪化するならば、症状が全く改善しないならば、歯医者さんと相談です。

私は6カ月かかりました(笑)

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

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歯の根の先を切ると?膿が止まらない理由は何か?

根管治療を何度もしてますが膿が止まりません。根の先を切ると言われました。膿が止まらない理由は何かわかりますか?

コメントありがとうございます!
心配ですね。

根管治療とは、歯の内部に感染した細菌を取り除く治療です。
取り除けば治ります、取り除けなければ治りません。
またその感染が、歯の根っこの先方ら出てしまっている場合は、根管治療では治りません。

根管治療してもしても治らない場合は、上の2つの理由が考えられるでしょう。
①根管内の感染が取り除けていない
②そもそも、感染は外にでてしまっている

この点について分かり易く解説した動画のリンクを添付しますのでぜひご活用下さい。
「根の先を切る」”歯根端切除術”が必要か否かが分かります。

 

 

 

2020メリークリスマス

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シルバーの詰め物をセラミックに 痛い しみる

ご相談内容

先生のご意見を聞かせてください。

○○(海外)に住んでおり、そこで治療を受けました。

先日クリーニングのため歯医者に訪れた際に古くなっているシルバーの詰め物を取り替えましょうと言われ、左上2つ。右上1つと右下2つを計5つを左右に分けて施術してもらいました。

初めに左上。施術後、咀嚼時の瞬間的な痛みとしみる感じがあったので、1週間後右側の施術日に詰め物の高さを調整してもらいました。右側も施術を終えた当日から咀嚼時に痛み、冷温に対してもしみて、キンキンしました。食事の際に毎回激痛が走るので1週間経たないうちに詰め物の高さの調整をしてもらいましたが、その後も痛みは変わりませんでした。

おかしいと思い、歯医者を変えました。

再度X-ray(レントゲン)を撮影し、経緯を話して、詰め物をまた1から取り替えてもらおうと思ったのですが、痛みが続く事から1番痛みの強い右下は根管治療が必要かもと言われました。

詰め物の写真を撮ってもらいましたが、形が歪すぎて悲しくなるほどでした。

夜は痛みが治らず、痛み止めを服用する事もあります。今の歯医者でも、詰め物の高さの調整しか未だ手をつけてもらっていません。そして高さの調整をする余り、逆に噛み合わせがズレてきてしまっている気がします。左側は何とか痛みの持続は短くなりましたが、咀嚼時に炒めた玉ねぎでも痛みが出ます。

右上は噛み合わせると、歯茎に押されるような圧迫感があり、そのうちに持続する痛みが襲ってきます。右下に圧迫感はありませんが、やはり継続する痛みがあります。

シルバーの詰め物があった時は痛みは全然ありませんでした。詰め物を変えてからです。一体私の口の中で何が起きているのでしょうか。

早急に根幹治療をしてもらうべきでしょうか?

詰め物のやり直しだけでは痛みは取れないと思われますか?

X-rayと詰め物の画像が手元にあります。

今のこの文字だけの説明では分からないと思いますが、何か助言いただけましたら、この不安と絶望しかない気持ちが救われる気がします。

よろしくお願いします。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。

回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。

あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

頂いた文章を拝読したのですが、右?左?上?下?痛みの判別がしきれなかったため、頂い文章を抜粋し、その病状について解説をさせて頂きます。ぜひご参考ください。

まずは歯医者の治療内容についてのお話しです。

一般的な歯科医院では、特別な疾患(癌、神経痛など)を除いて、3つ問題の解決に取り組んでいます。それは「むし歯」「歯周病」「かみあわせ」この3つ。つまり痛みや違和感の原因はこの3つということになります。

今回感じている痛みの原因もおそらくではありますが、この3つが可能性として高いのではないでしょうか。

こういった痛みを皆様は「しみる」という言葉で表現されます。その表現は人それぞれですが、その痛みによっては原因が異なるため、ただ削れば良い?というわけではありません。

ぜひ以下の動画をご参照下さい。解決の糸口が見つかるかもしれません。

このような治療後に痛みが有る場合、ご自身の歯がどんな状況にあるのか?神経はどうなっているのか?根管治療が必要なのか?をチェックできる表があります。ご参考頂ければ幸いです。以下にリンクを添付します。ご活用下さい。

https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

 

『食事の際に毎回激痛が走るので1週間経たないうちに詰め物の高さの調整をしてもらいましたが、その後も痛みは変わりません』

→詰め物を高さを適切に調整したのであれば、「かみあわせ」には問題ないでしょう。

その後も「噛んだ時にのみに」痛みが継続しているのであれば、かみしめなどにより、歯に「ヒビ」が入っている可能性あります。

「噛まなくても痛い」のであれば、歯の神経に近いむし歯が疑われるため、まずは上のリンク、チェック表を再度ご覧頂き、ご自身の病状をご確認ください。

根管治療が必要となるかもしれません。

「根管治療について動画で解説」

https://miyazaki-dentalclinic.com/27550

 

 

『痛みが続く事から1番痛みの強い右下は根管治療が必要』

→何もせずとも痛むのであれば、鎮痛剤を服用したことがあれば、おそらく根管治療が必要となるでしょう。

 

『夜は痛みが治らず、痛み止めを服用する事もあります』

→このような症状を症例では、根管治療が必要となる場合が大変多いようです。

 

『シルバーの詰め物があった時は痛みは全然ありませんでした。詰め物を変えてからです』

→こういった症例、ホントに多く拝見しております。

では、その原因はなんでしょうか?

シルバーが悪いわけではありません。

治療が悪いわけでもないかもしれません。

こういった症例は、そもそも、以前、シルバーを被せる際に「神経に近い深いむし歯治療」が為されていることがほとんどです。

これをセラミックに置き換えることで、痛みが発現します。

このセラミックに置き換える時、あるいはシルバーを取り去った時、がポイントです。

痛みの出る症例で共通することは、「ラバーダム」「マイクロスコープ」を使用していない事です。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。その細菌は0.5~1ミクロン。肉眼では見えません。

この点について解説した動画を添付します。文章で書くより理解が深まるでしょう。ぜひご覧下さい。

 

「ラバーダムについて」

 

「マイクロスコープについて」

 

 

『早急に根幹治療をしてもらうべきでしょうか?』

→早急に治療が必要な場合は以下の通りです。

 

(1)「噛まずとも、何もせずともズキズキ、ジンジン、ジーンとした物事に集中できない程の痛みが続き、鎮痛剤の服用が必要な場合」

こんな時は、根管治療が必要となる可能性が非常に高いようです。

当院ではこれに加えてCTや他診査をした上で、患者様のご希望ご同意を頂いた上で根管治療に臨んでいます。

 

「詰め物のやり直しだけでは痛みは取れないと思われますか?」

→もし上記(1)の症状ではなく、以下のような病状であれば、対処法は異なります。

 

(2)かみしめたとき、硬いものを噛んだ時“だけ”の一時的な痛み

→かみしめや歯ぎしり、詰め物の高さが問題です。噛み合わせを調整し、夜間睡眠中の歯ぎしり予防が効果的です。以下の動画をぜひご覧下さい。

 

(3)(1)ほどの痛みではない。時々痛む、染みる程度。

→歯の神経を残す治療が必要でしょう。

 

「歯の神経を残す治療について」

https://miyazaki-dentalclinic.com/21762

 

回答は以上となります。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)

必ずご一読ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

ダメな歯医者の選び方《ノーカットで30分インプラント手術》

ダメな歯医者の選び方《ノーカットで30分インプラント手術》

【タイムスケジュール】

※ マイクが聞き取りづらくごめんなさい!今後改善します!

00:00 間違っていませんか?歯科医院選び
02:52 無痛麻酔の時、指を噛まれる(笑)
03:26 「するめ」とは何か(笑) 手術の流れをご説明
03:51 手術室へ移動 ※ 血の出るような怖い動画ではありません。ただし、歯科治療や手術に恐怖心を強く感じる方は閲覧をお控えください。
04:00 手術開始
04:38 歯肉切開
05:08 歯根破折部位を確認
05:55 抜歯開始
06:34 慎重に抜歯中
09:52 抜歯できました
10:00 インプラントを埋入する部位をチェック
11:12 ドリリング開始
11:46 足が長い人は歯根も長い?
12:17 歯肉を剥離する
16:21 足が長いから根っこが長い(笑)
16:31 インプラントはポジショニングが大切
18:30 インプラントを埋入するときは響く
19:53 トルクレンチで埋入
21:50 骨を造る(骨補填材を使用する)
23:08 血液を採取する
23:33 骨補填材と血液を混ぜる
24:18 骨補填材とは?β-TCPの最適な大きさとは?
24:56 骨を移植する
25:33 リンゴは治療が終わってからにしましょう(笑)
27:30 当院にご勤務頂いている砂治先生の学位論文について
27:40 メンブレン使用
30:02 縫合する
33:10 縫合終了、手術終了
34:48 動画最後のコメント

 

良い歯科医院の選び方、間違っていませんか?

今回の動画は、良い歯科医院を選んで行うのが大前提のインプラント手術、その実際の様子を30分ノーカットです。

良い歯科医師の見極め方、良い歯科医院の選び方、全国の皆さんより大変多く頂くご質問です。「近くに良い歯科医院がないんです」という嘆きのコメント。大変多く頂きます。

でも、そんな皆さん、歯科医院の選び方、間違っています!

それは何か?

「痛くなってから、歯科医院を探して選んでいるんです」

痛くなってから歯科医院を選んでいては、冷静な判断は出来ません。

たとえば、海の真ん中、溺れている人に、横からクロールの泳ぎ方を教えても、聞いてる暇なんてありません、溺れているんですから、そんな正論、全く耳には届かないでしょう。

痛くなってから歯科医院を探す方、まさにこの状態です。

不安に駆られて溺れては、どんな人でも、手を伸ばしてくれた人の手を掴んじゃいます。

手を伸ばしてくれた人が、救える能力があるのか無いのか?は別にして。掴んじゃいます。

救える能力が無ければ、一緒に溺れます。状況はさらに悪化するでしょう。

では、ならどうするか?

まずは『予防 』で歯科医院へ行くんです。

痛みが無くてもいいんです、クリーニングしてください!って言って歯科医院へ行くんです。

こんな地に足付いた状況なら、冷静に、心フラットな状態で、その歯科医院を、その歯科医師を、そこで働くスタッフを、そこで提案される治療内容を品定めできるでしょう。

もしそこで、「治療が必要です」といわれたとしても、痛みが無ければ、そこに必要性を感じなければ、すぐに治療に取り掛かる必要もありません。

他の歯科医院で診てもらい、ホントにその治療が必要なのかを「見極める余裕」もあるでしょう。

こんな準備が為されていれば、ご自身にあった良い歯科医院選びは簡単です。

ではそのチェックポイントは何か?

歯科医師のもつ知識技術経験は、患者さんにとってはあって当然然るべき。

そんなところは歯科医院選びの選択基準になりません。

それがない歯科医院は(笑)、やめましょう(笑)

私が感じる1番は、「笑顔と安心」をくれる歯科医院です。

言葉を選ばずに言わせてもらいます!

・患者さんを脅す歯科医師は最低です

・スタッフを怒る歯科医師は最低です

・愛想の悪いスタッフは最低です

・勉強しない歯科医師、スタッフは最低です

つまりは

・優しく笑顔で前向きな歯科医師を選びましょう

・雰囲気の良い歯科医院を選びましょう

・優しく笑顔のスタッフがいる歯科医院を選びましょう

・保険治療に拘らず最新医療機器を装備した歯科医院を選びましょう

これが出来ている歯科医院ならば安心です。

歯科医師が患者様に合ったアドバイスを適切にしてくれます。

笑顔で優しくスタッフが対応してくれます。

十分なコミュニケーションがあれば、納得できる歯科治療が受けられます。

間違いないでしょう。

これこそ、患者様にとって最善の「良い歯科医院」ではないでしょうか。

良い歯科医院を選ぶには、「予防で来院、品定め」!ぜひ!

今回の動画は、長いお付き合いを頂いている患者様の抜歯即時インプラント手術の様子です。

良い歯科医院が問われる「インプラント手術」

その手術の様子をノーカットでご覧いただきます。

血の出るような怖い動画では”全く!“ありません(笑)

ぜひ最後までご覧ください!

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根幹(根管)治療後、痛い(歯を叩くと少し痛い)

私も、セラミックインレーを入れた直後に激痛となり現在根幹治療中です。

根幹治療により、自発痛や噛んだ時の痛みは全く無くなりましたが、歯を叩くとまだ少し痛みます。

気にしすぎでしょうか?

虫歯になったのも根幹治療をするのも初めてで、今のこの状況が普通なのかが分かりません。

歯軋りや食いしばりの癖があるので、そのせいで治療に時間がかかっているのかな?と思ったり…。。 もう通院を始めて半年になるので、困っています…。

コメントありがとうございます!

根管(根幹)治療後に、歯を叩くと違和感、噛んだ時に違和感といった不快症状が残る・続くということは往々にしてあるようです。

他院から転院された患者様や当院の根管治療後に、そのような違和感や痛みが残る患者様を拝見することがあります。

他院から転院されてきた患者様につきましては、ラバーダムとマイクロスコープを活用した根管治療で、その症状は緩解するようです。

おそらく原因は、根管内の細菌感染が微量にでも残存していたことによるものでしょう。

でも、当院で行った根管治療でも、同様の症状を訴える患者様がいらっしゃいます。

ほぼ皆さん、その症状は緩解していきますが、「個人差」「症例差」があるようです。

個人差には2つあるでしょう。
① コップの水が半分残っているとき、あと半分と考えるのか?まだ半分と考えるのか?
② 歯ぎしり、食いしばりの癖

① そもそも歯の神経を取るということは、良くない事です。出来ればしたくないことですし、健康な歯をする人はいないでしょう。でも、歯の神経を取る事で、その歯を残すことができる!またこれまでの激しい痛みから解放されるという大きなメリットが得られるのが根管治療です。

しかし、そんなメリットには目が向かず、以前の健康な歯に戻したい!と過去に執着してしまう方も少なからずいらっしゃいます。診査では痛みなし、食事でもそれほどの痛みはない。でもひとりで静かにしているとき、思わず歯をくいしばったり、必要以上に叩いたりする。そこに違和感を感じるとおっしゃる方、いらっしゃいます。

② 根管治療後の歯は、傷口です。やはり安静にしたい、優しく使ってあげたいところではありますが、食いしばりの癖がある方は、どうしても「傷口を叩く」ような状況になります。治らないことはありませんが、治りづらい環境、違和感を感じやすい環境にあるようです。

また、根管治療後の歯は、「閾値が下がる」といわれています。これは噛んだ時に噛み応えを感じるセンサーが弱くなるということ。つまり必要以上に、今まで以上に噛まないと、噛んだ感覚が得られないということが文献でも明らかです。このような要因からも、かみしめ・食いしばりの癖を持つ患者様にはリスクとして働くのかもしれませんね。

症例差としては、「ズキズキとした急性炎症で治療に臨んでいる症例」「適切な根管治療が為されず、しばらく痛みが継続した長期症例」は、根管治療終了後、つまり根管充填後1~3カ月間は違和感や痛みがあるようです。

でも、適切な根管治療が為されていれば、徐々に緩解していくでしょう。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

※くいばりにはマウスピースが効果的!
ぜひ以下のリンクご参照下さいね!

【動画で解説 マウスピース】

【いろんなマウスピースがある!】
https://miyazaki-dentalclinic.com/17681

宮﨑歯科医院 アクセス 地図

 

 

 

 

神経を抜く、一般の歯科よりマイクロスコープを使って処置してもらった方が良いですよね?

初めまして、コメント失礼します。

現在歯がズキズキと痛みレントゲン等で見てもらいましたが、おそらく2ヶ月前に虫歯治療で神経ギリギリまで削った箇所がついに神経まで達したようです。

先生の動画を見てなるべく神経は残したいと思い、応急処置で噛み合わせ部分を少し削りくすりを塗ってもらい、痛み止めももらいました。

この先は別のマイクロスコープのある歯科に行こうと思っています。

そこはHPにラバーダムのことは書いてないのですが、マイクロスコープとラバーダムは必ずセットで使うというわけではないですか?

またそこの歯科予約をした際に症状を伝えたところ、おそらくMTAも使えず神経を抜くだろうと言われました。

神経を抜くにしても、一般の歯科よりやはりマイクロスコープを使って処置してもらった方が良いですよね?

痛みが強く痛み止めが切れてくると不安です。よければお答えいただければ幸いです。

コメントありがとうございます!

回答させて頂きます。ただし、実際に拝見していないため、適切な回答となっていない場合もございます。

ご理解下さい!

 

「マイクロとラバーダムは必ずセット?」

→セットではない場合もあるでしょう!

ラバーダムとマイクロスコープを活用した「歯の神経を残す治療」は。いまだ特殊な治療法です。

根管治療専門医の先生であれば為せる業でしょう。

適切な歯科医院選びが必要です。保険一般診療では行っていません。

 

「神経を抜くにしても、一般よりマイクロ?」

→おっしゃる通りです。むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。ラバーダムは必須です。

現在の日本の歯科医院では浸透していません。

歯科医院を選ぶ際、ぜひ以下の動画ご覧下さい。

また根管治療については、動画をまとめました。こちらのリンクをぜひご参考下さい!
https://miyazaki-dentalclinic.com/27550

 

 

歯の治療をしたところが、何もしていない時、噛んだ時に痛い

質問なのですが、この前、治療をした歯で噛んだ時、何もしていない時も痛みがあります。

いつも通り虫歯の治療で詰め物をしました。

これまで治療した後は痛みなどなかったのですが、今回の治療では2日以上痛みが続いています

口内炎のような歯茎の痛みが主なのですがこれはほっといたら痛みは引くものなのでしょうか?

コメントありがとうございます!

実際に拝見していないため、適切な回答となっていない場合もございます。

以下のリンクや動画をご参考頂き、ご担当頂いた先生まずは相談してみましょう!

原因としては4つ考えられます。

① 治療後の麻酔による痛み

② むし歯が残っていることによる痛み

③ むし歯が深く、歯の神経が炎症を起こしている痛み

④ かみしめ、歯ぎしりによる痛み

①麻酔量により、またはその日の体調などにより、歯の周囲に痛みや違和感が残る場合がございます。

数日で症状は緩解しますので、この場合は様子を見ても大丈夫でしょう!

②むし歯が深いと肉眼ではなかなか診ることは困難です。ご担当頂いた先生は、肉眼?ルーペ?マイクロスコープ?どれを使用しての治療でしたでしょうか?

この場合は、再治療が必要となる場合もございますが、可能性としては低いかもしれません。

③むし歯が深い症例では、むし歯を取り除くことで、歯の神経が炎症を起こしてしまう場合もございます。

「神経は残せるか否か?根管治療は必要か?」この点について、現在の症状から病状および適切な治療法をチェックする表があります。以下のリンクで解説しています。ぜひご活用下さい!

https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

この場合は、術後の痛みはズキズキとした比較的はっきりした痛みです。痛みが止むことはなく、悪化の一途をたどるでしょう。この際は、根管治療が必要となります。

④夜間睡眠中の歯ぎしり食いしばりにより、同様の痛みが生ずる場合があります。こんな時はマウスピースで当院は対応しています。

マウスピースについてはこちらを!

【動画で解説】

4つのマウスピースとは?
https://miyazaki-dentalclinic.com/17681

こういった不快症状をまとめた動画を以前に配信しています。ぜひご活用下さい!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

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歯根膜炎を早く治す方法は無いのでしょうか?

質問なのですが、今現在、根管治療をして歯の神経を抜いたのですが未だに痛く仮蓋の状態です。

神経を抜いたのに押されると痛いので言ったところ、どうにも神経は無いけど歯根膜炎に近い症状が出ているとの事で薬を詰め替えて様子を見ているのですが、歯根膜炎を早く治す方法は無いのでしょうか?

安静にするしか方法は無い感じなのでしょうか…( ̄▽ ̄;)

コメントありがとうございます!

病状を実際に拝見していないため、適切な回答とならない場合もございます。

ご参考程度にご一読いただき、詳しくはご担当頂いた先生にご相談下さいね。

「歯根膜炎」とは、歯の炎症ではなく、歯を支える組織、骨や周囲の組織の炎症です。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

浅いむし歯程度であれば、削って被せれば治りますが、根管治療となると話は別です。

その細菌感染が、歯の内部にあるスペース「根管」内部にまで感染し、その炎症が周囲の組織にまで波及することがあります。

この状態を治すには、適切な治療と「時間」が必要です。

根管治療は、歯の内部に感染した細菌を取り除く治療です。例えるならば、皮膚に深く刺さった「汚れたとげ」、皮膚に麻酔をして、切って、取り除いて、また縫合。

それを繰り返しているのが「根管治療」です。なので、治療後は結構痛い。

また、その傷口が治るには時間がかかります。

その感染程度が大きければ大きいほど時間がかかります。

歯根膜炎は、どちらかといえば、「感染範囲が大きく、病状は良くない」状況といえるでしょう。

お時間かかるかもしれません。

ご担当頂いている先生とご相談の上、適切な治療が望まれている状況のようです。

根管治療中の歯は、いわゆる「傷口」です。

なので、その傷口を叩く人・傷口のある腕を使う人はいませんよね?(笑) 安静の方が治りは早いでしょう!

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