院長ブログ

再根管治療後、噛むと痛い。。。原因は?

ご相談内容

はじめまして

YouTubeの動画やコメントに対するレス等、先生の真摯な姿勢をみて私も相談してみようと思いました。

以前、上の歯(奥歯)の根管治療(抜髄)をしてクラウンをかぶせました。

その後、普段痛みはないのですが、物を噛んだ時だけズキンと痛みます(飲み物は大丈夫です)。

原因は解らず、別の医院で再度根管治療をしましたが症状は変わらずで、2ヶ月程経過をみましたが、痛みに耐えきれずクラウンを外してもらいました。

今はこの状態で痛みはありません。リスクはありますがあの痛みはもう嫌なのでこの状態を選びました(1年半程経過)。

今後の対策も含めて原因を知りたいのですが・・・言葉で伝えるのは難しく解りずらい説明で申し訳ありません。

宜しくお願い致します。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。

どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。

回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。

あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

まずは結論から。

当院までお越しください。

実際に拝見させて頂き、基本検査の上、CT撮影。

再根管治療させて頂いた1回目で、その原因をご説明できるかと思います。

当院には大変多くの患者様が全国にとどまらず、海外からもご来院頂きます。

もし遠方で難しいようであれば、ぜひ近隣の根管治療専門の歯科医院へご相談下さい。

そこで分からないようであれば、原因はかみあわせです。

その際は、やはり当院までお越し頂くか、このまま様子を見る、あるいは抜歯が最善の治療法となるかもしれません。

そうなる前に、まずは再根管治療が一番優しい治療法ではないかと感じております。

回答は以上となります。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。

ご希望の際は、当院までご連絡ください。

03-3580-8110

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)

必ずご一読ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

一生に一度の歯科治療 やり直しのない歯科治療をスタッフ全員で目指す 良い歯科医院 信頼できる歯科医院を目指す スタッフのため 患者様のため を目標に!

 

 

優しい先生と優しい歯科衛生士さん

始めて見た者ですが見て驚きました。

こんなに優しい歯医者さんがいてしかも丁寧に説明されていて素敵な歯科医院ですね。

私は歯科が苦手で子供の頃のトラウマもあり何度か歯科に行くのを躊躇っていました。

私は歯周病になってしまい15年ぐらい歯科に通院しています。

私の歯はほぼ差し歯で残っている歯は1本です。

ここ5年は差し歯が取れたり欠けたりと歯科に行っていますが出来れば取れたり欠けたりしないでずっと何もない方がいいけどそうなると私はインプラントなのかなと思ったりするけど経済的に余裕がないのでこのままなのかなと。。

私の歯科はもう6年通院して優しい先生と優しい歯科衛生士さんもいるのですが私は歯科が恐怖でもあり話せないのです。

先生や衛生士さんの顔も見れないけど診察は怖くてずっと緊張するけどでも普通に何事もなく終わりますが聞きたいことも聞けないしあの椅子に座っただけで音と匂いで今も緊張します。。

長文乱文失礼しました。また拝見させて頂きます。

コメントありがとうございます。

子供のころに怖いを思いをすることで、大人になってからの歯科治療に大きな影響を及ぼすことが大変多くあるようです。

〇〇さんだけではありません、みんな怖い。

だから、遠慮なく、今ご通院の歯科医院で、優しいスタッフと優しい先生と共に、できるだけ優しい治療法を探してくださいね。

歯科治療はインプラント治療が最高の治療法ではありません。

インプラント治療は、歯を失った際の治療法の「1つの選択肢」にすぎません。

治療法は沢山あります。でも一番は、治療をしないこと!(笑)

私の医院では、治療が完了した際に皆さんにこんなお声がけをさせて頂いております。

「もう、2度と僕の顔は見ないようにしてね(笑) また顔を合わせる時は、徹底した治療の時!(笑) できれば”予防だけで”永く長く通院してね(笑)」

歯科治療はしないに越したことはありません。

でも、何もしないのは悪くなる一方です。

歯が悪くなりやすい方、実際にいらっしゃいます。

こんな方は、できるだけ悪くならないように、治療の時期を、ご自身の人生で先送りに先送りにできれば、人生のうちで、自分の歯で食事が出来る時間が長くなります。

予防が一番大切!
ぜひ!

また、歯を悪くなりやすい人に共通すること、「かみしめ」です。

一生懸命に真摯に取り組まれるまじめなお人柄の方は、歯を噛みしめている方が本当に多い。

ぜひ、噛みしめるのではなく、ストレスを軽減する「具体的準備を」

人間関係、時間、食生活のコントロールを。これは緩やかな呼吸と姿勢につながります。
ぜひ!

コメントありがとうございました!頑張って!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

歯が痛くない 神経を取る?取らない場合は自費?

コメント失礼します。 歯が痛くないのに神経を取る治療をしました。 もう1箇所する可能性があります。 どうすればいいのでしょうか? 神経を取らない場合は自費でしょうか?

コメントありがとうございます!
そうなんですね!
もし痛くないのであれば、神経を残したいですね!
現在、症状はないとのこと。再度以下のリンクのチェック表を確認してみて下さい!現在の症状から適切な病状と適切な治療法をチェックできる表です!
ぜひご活用下さい!
https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

神経を残す治療は、保険治療でも行ってもらえるでしょう。
ご担当頂いている先生と相談の上、ご決断下さい。

当院ではより確実性を上げるため、保険治療では認められていない材料や滅菌不可能な器具機材は患者様にご負担いただいております。
以下にそのリンクを添付します、ご参考下さい。
https://miyazaki-dentalclinic.com/27207

ただし、費用につきましては医院医院で異なりますので、ご参考程度として下さいね!

お困りの際はいつでもご連絡下さいね!
https://miyazaki-dentalclinic.com/form

宮﨑歯科医院 アクセス 地図

 

 

骨が3mmくらいしかなくてインプラント出来ない?

奥歯を欠損してどうするか悩んでるときに先生の動画に出会ってインプラントを決意 検査の結果、骨が3mmくらいしかなくて出来ないと… インプラントの次に良い選択肢ってなんだろ…

コメントありがとうございます。

奥歯はどの歯がなくなっちゃたのかな?

ご質問を仮定してお答えします。

①上下ともに一番奥だけを失った

←なくてもいいです。そのままでもOKです。

②上下ともに奥から2番目だけを失った

←ブリッジが第一選択です。2番目が入れ歯(義歯)

ブリッジの方法も様々です。

こちらをご参照下さい!

https://miyazaki-dentalclinic.com/17356

入れ歯も装着感のよりスマイルデンチャーやフレキシブルデンチャー、バルプラストなど様々です!

③上下ともに、奥歯2本を失い、その後ろの親知らずも無い

プラス、骨が3mm。

←上奥歯ならば、サイナスリフトあるいはソケットリフトでインプラントが可能です。

←下奥歯ならばGBRという骨再生手術があります。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22030

インプラント GBR (新橋内幸町虎ノ門霞ヶ関歯科)

保険外治療であり、手術を伴うことから、その道に秀でた歯科医師をご選択下さい。

または、取り外し式の入れ歯を適切に製作する。これもいいでしょう。

更に、「なにもしない」という選択肢もあります。ただし、噛み合わせの分かる歯科医院での適切な診断のもとご選択下さいね。

これ以上の仮説は、ご説明する幅が大きすぎて、ごめんなさい(笑)

この回答が少しでもお役に立てていれば嬉しいです。

いずれにしても大丈夫!治療法は沢山ある!心配なし!がんばって!

困った時は相談して下さいね!

 

 

前歯なら根幹治療(根管治療)マイクロスコープとラバーダムなくても大丈夫?

今通ってる歯医者さんはとても信頼してるのですが、10年以上前に神経を抜いた前歯をセラミックにするに辺り、根管治療をする事になりました。

でもマイクロスコープとかはないみたいなので、少し不安になりまして、、 でも前歯だったら大丈夫なのかな?と思ってコメントしました!

そういうことだったんですね。私の理解不足による回答、大変失礼いたしました。

先程、お答えさせて頂いたん「難易度」とは、例えば医科の手術でいうならば、「心臓と脚。どっちの方が、そこにある”感染”を取り除きやすいですか?」という手術のし易さについてです。
脚の方が手術が手術がし易かったとしても、目に見えない「細菌感染を取り除く手術」を、
①肉眼で、野原の真ん中で行うのか?
②良く見えるスコープを付けて、手術室で行うのか?
この違いを難易度の大小では区別できません。
①が従来の肉眼による治療法。②がラバーダムとマイクロスコープによる根管治療法です。
マイクロスコープと肉眼による治療の違いについて、分かり易く解説した動画をご参照下さい!
https://youtu.be/jYzNSAnHH-Y
また、ラバーダムについてはこちらで解説しています。再根管治療を受ける方は必ずご覧頂くことをおススメしております。
脚の方が良く見えるので、手術としては難易度が低かったとしても、感染しやすい野原の真ん中、つまりは唾液の流入し易いラバーダムなしの状態では治療、しないですよね。
見やすいと難易度は格段に下がりますが、術式の難易度が低いからといって、治療環境を妥協しては治るものも治らない可能性があります。
でも、信頼できる歯科医師との人間関係はそれにも勝るものがあるでしょう!!
もし、セラミックを入れたとしても、再治療に奔走してくれるはずです!
ご自身の歯を大切に!しっかりとしたコミュニケーションのもと治療に臨まれてくださいね!
私の理解不足で、適切な回答となっておらず、修正回答が必要となってしまったこと、申し訳ありませんでした!
宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

歯が一本無くて本当に、口開けて笑えない、インプラント?

歯が一本無くて本当に、口開けて笑えないです。 インプラントは高いです😥 どうすればよろしいですか?

コメントありがとうございます。

それはお困りですね。
笑えないということは、前歯、もしくは見えるところかな?
インプラント、高い治療かもしれませんが、大変ありがたい治療法です。
でも一度に出費する金額としては高いですよね(笑)
すごくよく分かります。
もし、どんな努力をしたとしても捻出できないのであれば、そして今後インプラントを考えないのであれば、ブリッジで治しましょう。
両隣を削るという悲しい現実もありますが、歯がなく笑えない生活を考えれば、得られるメリットは素晴らしいものでしょう。ぜひ。
また一時的に義歯(入れ歯)も選択肢として挙げられます。1本義歯です。
スマイルデンチャーといったり、フレキシブルデンチャー、バルプラストといった、付けていることが分からない、装着感の良いし義歯・入れ歯をどの歯科医院でも取り扱っています。これも良い選択かもしれません。
どの歯が、どの程度、どのような噛み合わせなのか?他の歯の状態などが分からないため、適切な回答となっていないかもしれませんが、『治療法は沢山ある!』ということがわかっていただけたのではないでしょうか?
もっともっと沢山あります。
ぜひ近隣の歯科医院で相談してみて下さい!
お困りの際はいつでもご相談下さい!
大丈夫!頑張って!

前歯 脱臼 欠けた インプラント?

ご相談内容: YouTubeを見て相談しようと思いました。

私は20歳(9年前)のとこにバスケ中の接触で前歯の横を失いました。

それと隣の前歯は脱臼しており、今もグラグラしています。

当時の診断では、根っこも折れてるから抜歯でした。

それから今まで前歯-義歯-健康な歯を接着剤?で止めている状態です。

そこで、相談したいことが3つあります。

①脱臼した歯はそのままでも大丈夫なのか。

仮に抜歯したところをインプラントしても脱臼した歯の支えがなくなるので今まで以上にグラグラします。

そんな状態でも良いのでしょうか。長持ちするか気になります。

②抜歯した歯はインプラントの方がいいのか。

いずれはインプラントの予定でいます。

現状のまま(接着剤で止める)でもう9年経ちますが長期間このままでもインプラントは可能でしょうか。

③現状(接着剤で止める)のやり方で今まで義歯が取れること、前歯で強く噛めない以外で困ったことはありません。

現状そこまで気にはならないのですが、接着剤で止めていることに関してこのままでも大丈夫なのかお聞きしたいです。

よろしくお願いします。

文章での現状のご説明により、以下の事について、文字上で理解させて頂きました。

・9年前に前歯の横?を失う

・その隣の歯は脱臼し、今もグラグラ(この歯は、その時点で抜歯と診断されている)

・現状は「前歯-義歯-健康な歯を接着剤?」

但し、前歯のどこを、どの程度失い、脱臼はどの程度で、何が原因でグラグラしているのか?
また現状に「義歯?」を装着。我々歯科医師は、義歯を「取り外し式の入れ歯」と理解します。

どのような義歯がどのように接着されているのか?

グラグラしている歯の周囲の骨はどのような状況となっているのか?

現状は理解できたのですが、その詳細が分からず、せっかく頂いたご質問に回答することが難しく感じております。

分かる範囲内で回答させて頂くことをご理解下さい。

また、詳細について調べてみたい!というご希望あれば、当院まで連絡下さい。

①について

いずれにしても、グラグラした歯をそのままでは良くありません。

まずは現状を診査した上で、ご希望を伺い、ご希望に叶う治療法を模索する必要があるでしょう。

インプラントにするか否かは、その後ではないでしょうか。

②について

インプラントは歯を失った際、数ある治療法のうちの1つです。

必ずインプラントが良い!というわけではありません。

当院のインプラント治療に関するサイトをぜひご参考下さい。リンクを添付します。

https://miyazaki-dentalclinic.com/11254

③現状困っていらっしゃらないことは幸いですね。

そのままで良いか否かと聞かれれば、歯科医師としては、何も拝見していない現状で、上記のような尿歴を伺えば、「そのままでいいでしょう」とは言い難いのが素直な言葉です。

ご理解下さい。

但し、仮歯を一時的に隣の歯に接着固定する治療もあるため、絶対にダメだとはいえません。

これは一時的数か月を限度として行う応急処置です。

まだお若いことから、いますぐインプラント治療をすることはありませんが、長い人生を考えると、そのまま前歯を使えないということは、大きなマイナスのように私は感じます。

歯は栄養摂取の第一関門です。

日本人は歯に対する意識が低い大らかな民族ですが、私が若い頃留学した海外では、「歯をメンテナンスすること」は、その人の価値を決める程の重要な因子でしたし、現在でもそのようです。

ぜひ前向きに善処して頂くことをおススメ致します。

治療することで、必ず「いま、早めに治療しておいて良かった!」と思えるようになるでしょう!ぜひ前向きに善処されてみてはいかがでしょうか!

回答は以上となります。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。

ご希望の際は、当院までご連絡ください。

03-3580-8110

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)

必ずご一読ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

 

《当院からのお願い》

多くの患者様より切なるご相談を頂いております。できる限り多くの患者様にお応えできます様、お1人様につき1通のメール回答とさせて頂いております。さらなるご質問メールに関しましては、拝見していない立場で無責任な回答となりかねないため、当院として遠慮させて頂いております。(ご返信いただいた際も更なる当院からの返信は遠慮させて頂いております。あらかじめご理解いただけますようお願致します。お礼のメールを拝受させて頂くことも大変多くございます。こちらにつきましてもご返信は致しませんが、ありがたく拝受・拝読しております。)もし、当院がお近くの患者様であれば、さらなるご質問につきましては当院までお越し頂き、拝見させて頂いた上でお答えさせて頂きたいと思っております。ご理解ご協力頂けますようお願い申し上げます。

 

 

根管治療専門医 補綴専門医?探す?

歯髄壊死と診断されこちらの動画にたどり着きました。

先生に質問があります。 歯髄壊死と診断された際、補綴は別のところでやってくれと言われたのですが、補綴はどこの歯科医でも問題ないですか?

根管治療のように補綴も専門医の元で行った方が良いのでしょうか。

それとも補綴もやってくれる根管治療専門医を探した方が良いのでしょうか。

コメントありがとうございます。

ご質問内容を確認させて頂きます。

『“根管治療専門医”に歯髄壊死と診断され、根管治療はそちらで行い、その後の補綴は、別の所でやってくれと言われた。』

このご質問内容でよろしいでしょうか?

このご質問に回答させて頂きます。

よろしくお願い致します。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

その治療を成功させるには2つのポイントがあります。

①むし歯つまり細菌感染を徹底的に取り除くこと

②取り除いた後は、再度感染させないように、精密に被せること

この2つです。

こういった治療は具体的にはどのようにするのか?

こちらにつきましては以下の動画で分かり易く解説しています。

関連動画を含めてぜひご活用下さい!

https://youtu.be/M9C1r7fgnNc

これらの知識をもとに、今後どのように対処すべきか?を回答させて頂きます。

歯髄壊死と診断された歯は、適切な根管治療を行うべきでしょう。

これには根管治療専門医に施術を依頼することはとても良いことではないでしょうか。

歯科医師によりますが、根管治療専門医は原則補綴を行いません。

補綴は別医院で行うことが通常ではないでしょうか。

根管治療専門医の先生は、補綴を行う提携先医院をご紹介してくれるのではないかと推察いたしますがいかがですか?

補綴も専門医にて行うことをおススメ致しますが、補綴の専門医となると、日本補綴学会専門医がそれに値するかと。しかし、この専門医が、優れた補綴をするか否かについては私は存じ上げておりません。実を云いますと以前は私も日本補綴学会に加入していた人間のひとりです(笑)。がゆえに、補綴専門医というものに疑問を感じておりますが、私見であることを前提に参考程度に聞き流して頂ければ幸いです。

私としては、根管治療と補綴の両輪を持つ歯科医師に施術をお願いしたいところです。

そうでないならば、根管治療は根管治療専門医で、補綴はそのご紹介先。それがないならば、補綴学会の専門医・認定医などの参考に、その他としては、自費治療専門医で尚且つすべての治療をマイクロスコープとラバーダムを活用した歯科医院で補綴を。そういった歯科医院は、そもそも根管治療のレベルも非常に高い。ぜひ歯科医院選びの1つの基準としてご活用下さい!

ご不安な時はいつでもご相談下さい!がんばって!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

奥歯がかけて歯肉が腫れて痛い なぜ?

相談内容: 奥歯がかけて歯肉が腫れて痛いのですが どうしたらいいでしょうか?

症状から推測すると、おそらく根管治療が必要となるでしょう。

歯の神経が壊死し、歯茎が腫れている可能性が疑われます。

適切な根管治療が必要です。

根管治療の流れを動画で解説しております。

ぜひ以下のリンクをご参照下さい。

宮﨑歯科医院 アクセス 地図

 

 

 

 

 

 

臨床研修性からの質問へ回答 これからの歯科医師について

いつも見させていただいています。

歯学部で臨床実習中の5年生です。

この時期、病院で介助や見学が出来ないので、こういった臨床的な動画は本当に助かります。

大学病院の先生の背後や反対側からよりも口腔内がきちんと見えるので、勉強になります。

教科書・ガイドラインと臨床の違い等ありましたら、宮崎先生の意見を聞かせて欲しいです。

コメントありがとうございます!

いつもご覧頂きまして誠にありがとうございます。

是非お役立て頂ければ幸いです。

教科書と臨床の違いについてのご質問ですね。

私見ではございますが、回答させて頂きます。一つの参考として頂ければ幸いです。

臨床に教科書はとてもとても大切です。

教科書への理解無くして、臨床での結果は得られないでしょう。

でも、教科書の字面を記憶したからといって、臨床の結果が必ず得られるかといったら、そうではありません。

教科書は、臨床への必要条件ではあっても、十分条件ではありません。

この点について、後述させて頂きます。

私は以前大学院で臨床教育研究に携わらせて頂いておりました。

その際、教科書の作成のお手伝いもさせて頂きました。補綴、とくに総義歯、局部床義歯、顎関節症などの分野です。

教科書をつくるのはとてもとても骨の折れる作業です。

「総義歯を作る際、顎位はここでつくりましょう」こんな一文があったとします。

この一文を証明するために、あらゆる文献、論文を紐解き、その妥当性を検証し、その一文に文献番号を付して、その妥当性を証明します。

この膨大なる作業を行い、教科書は作られます。

その教科書のもととなる「論文」も同様にして作成され、専門学会にて発表論議されて世に出ます。

つまり、ありあらゆるハードルを越え、集約されたものが教科書です。

私が学生の頃は、そんなこと知りませんでしたが(笑)、作る側になったとき、このことを知りました。

教科書は、多くの研究者の集大成であり、尊いものであることを。

学問とは、知識技術を学ぶものですが、それが真なる目的ではありません。

臨床とは、実践の科学です。実践して結果を出すことが問われます。

理論より経験が優先する場合もあるでしょう。

しかし、理論を知れば、経験年数を大きく短縮できる。それが学問です。

つまり学問とは教科書、先人先達の集大成である教科書です。

まずこの大前提をおろそかにしては、積みあがるものも、積みあがりません。

原理原則を、基礎を理解した上で、応用できるでしょう。

まずは教科書を理解しましょう。

そこ無くしては、臨床は成り立ちません。

そこを理解していれば、臨床は、簡単です(笑)

あとは実践あるのみです。

但し、ここで大切な2つのポイントがあります。

①病気とは、「病態の病」、「病気の気」という言葉から成る事を知る

②無知の知を知る

この2点です。

①今お話しした教科書とは、「病態を治す術」についてです。

「人」は時代が変わっても、形態・機能ともに、大きな違い・変化はありません。

そのため、先人先達の教えに沿って、治療を勧めれば、簡単に治ります。

歯科医師は、病態を治すことは当然あって然るべきことです。「治せない歯科医師」は必要ありません。そのためには「教科書」「先人先達」に学びましょう。それを実行するだけ。

難しいことではありません。

難しいのは、「病気の気」つまり「病態となり、心を患った患者様の気、心」を治すこと。

これが難しい。

当院にいらっしゃる患者様には出来るだけ笑って帰ってもらえるようにしています。それだけで、心が癒され、治ってしまうことも多い、特に顎関節症などは最たるものです。

この点を癒せるようになるためには、日々、人としての研鑽が大切ではないかと、「試行錯誤」しています。

②歯科医学は日々進歩します。

保険歯科治療は、戦後国民皆保険制度のなごりそのまま。保険治療では治るもの治らない現実、限界が来ています。経済が止まり衰退している現在。保険治療主体の歯科治療では、患者様には貢献できないでしょう。

同時に、歯科医学の進歩に追随できない歯科医師も必要ないでしょう。

マイクロスコープなどの診療機器により、これまで見えなかったものが診えるようになっています。診査項目、診断基準自体が様変わりし、従来のあたり前の、つまり「教科書」レベルの内容では、古すぎる。日々、自分自身の「進化」が問われるのが現在です。

このためには、「無知の知を知る事」つまり、「自分は知らないことが沢山あることを知る事」がとてもとても大切です。

教科書レベルの内容を知らないようでは、そもそも最新ことなどを知らない事すら気づけません。新たなことを学ぶためにも、これまでの歴史「教科書レベルの知識」をしっかりと熟知する必要があるんです。

結論、どうすれば良いのか?

今に、今与えられていることに全力で取り組むこと。

時代の変化を肌で感じ、無知の知を知り、今に全力で取り組むこと。

これが、歯科医師だけでなく、すべての現代人に問われていることではないかと感じています。

なので、私も老体鞭打って日々全力です(笑)

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

ぜひ、患者様に笑顔を与える素敵な歯科医師になって下さい!

期待しています!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル