日別アーカイブ: 2020年4月25日

歯の神経を温存する治療《神経を抜かない取らない》

「症状は全くないけれど、銀歯が外れたから歯医者さんへ行った」
「レントゲンで見ると、歯の神経にまでむし歯になっているよ!と説明された」
「次回、根管治療(歯の神経を取る治療、抜く治療)をしましょうね」

こんな経験をしたことはありませんか?

この動画では、他院で根管治療が必要と説明された患者様の「歯の神経を残す治療」の実際の様子です。

本症例の術式は、ラバーダムとマイクロスコープを活用した歯の神経を残す治療の1つ「MTA間接覆髄法」です。むし歯を歯の神経ギリギリまで削り取り、神経を保護するMTAを貼薬、コンポジットレジンで覆いました。

「歯の神経を残したい」
「歯の神経を抜きたくない」
「歯の神経を温存する治療はないか?」
「歯の神経を抜かずに残す治療はないものか?」

こんなご期待をお持ちの患者様はぜひご参照下さい。
お役立てる内容となっているでしょう。

またこのような症例につきましては、当院のyoutubeチャンネルに多数例供覧させて頂いております。そちらもご参考下さい。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

本動画のタイムスケジュールです! 長い動画です、ぜひご活用下さい!

03:44 むし歯を削り始める
05:36 深いむし歯
08:39 神経近くまでむし歯を削り取る
08:39 齲蝕検知液でむし歯を染色する
10:28 隔壁を作る
13:37 隔壁作製終了
13:54 神経に近い深いむし歯を削り取る
(ミラーテクニック、マイクロスコープで直視のポジショニング)
19:10 露髄(むし歯を削ることで神経に達すること)
22:19 露髄部周囲にコンポジットレジンを充填
27:20 MTAで露髄部を封鎖(直接覆髄法)
28:13 MTAの上に更にコンポジットレジンを充填
30:53 歯の形を整える
32:25 ラバーダムを外す
34:38 治療後の状態

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック