月別アーカイブ: 2020年3月

海外 根管治療 歯根端切除 術後 痛みあり

《ご相談内容》

日本にて上前歯2本の根幹治療と歯根端切除、差し歯の治療をしていただき、海外に赴任して1年半ほどが経ちますが、ここ数日、治療を受けた左側の歯の奥に疼きを覚え、歯を軽く叩くと奥に響く痛みがあります。

唇をめくっても目に見える歯茎は膨らんでいませんが、奥の方の歯茎の部分や、鼻の入り口を押すと鈍く痛みます。

他方でコロナウィルスの現状からしてすぐに帰国できる状況でもなさそうです。できれば日本にて治療を受けたいのですが、どの程度緊急なのかも判断がつきかねますため(疼きはそれなりにあります)、とるべき方策について是非アドバイスいただけないでしょうか。

ここ数日、歯の奥に疼きを感じられるようになったとのこと。
異国の地でご心配の事かと推察致します。

実際に拝見していないため、適切な回答とならない場合もございます。
頂きましたメール内容より現状を鑑みて、対応できるいつくかの方法をご提案させて頂きます。その点ご理解ご了承いただけますようお願い致します。

①スプリント(マウスピース)の装着
就寝時には、お持ちのスプリントを装着の上、お休みください。
噛み合わせによる負担を軽減できるでしょう。

② ロキソニンの服用
海外の薬の販売につきまして存じ上げておりませんが、日本と同様にロキソニンが購入できるようであれば、ご購入いただき3日間ほど服用してみて下さい。ロキソニンには鎮痛、解熱、消炎効果が期待できます。もし抗生物質をお持ちであればそちらも服用してみて下さい。

③ 歯科医院へのご相談
①、②でも疼きが緩解しない、あるいは増悪するようであれば、歯科医院へご相談頂いた方がよろしいでしょう。抗生物質や痛み止め(ロキソニンなど)を処方して頂き、経過を観察する方法もございます。

④ 経過観察
精神的に、身体的に疲労することで、免疫機能が低下し、歯ぎしりを誘発致します。これにより、根管治療を行った歯には違和感や痛み、疼きが一時的に生ずることもございます。
もし、そういった疲労にお心当たりがございます時は、お身体を休めて頂き、休息を十分にとることで、疼き・違和感は緩解することがしばしばです。
また、お食事などの「物理的刺激」(叩く、噛む、さわる、歯ぎしりなど)につきましても、控えて頂き患部を休めていただくことをお勧め致します。

これまで痛みや違和感などがなく、マウスピースも使用していたのであれば、おそらく④の身体の疲労が一番の原因かと推察致します。

日本は現在非常に寒く、またコロナ関連の状況により、同様の症状を抱えて当院を受診される患者様が非常に多くなっております。

ほとんどの方々が、疲労による免疫機能の低下とかみしめによるものであり、積極的に治療を必要とせず、投薬と疲労回復により改善されています。

①②④をお試しいただき、そのうえで、改善が認められず、悪化するようであれば、③の受診による投薬あるいは治療を「とるべきアドバイス」としてご提案させて頂きます。よろしくお願い致します。

またなにかお困りのことなどございます時はいつでもメールして下さい。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

正しい噛み合わせの調整《オールセラミックスクラウン装着の様子》

本動画は、根管治療(根幹治療、歯の神経を取る治療、歯の神経を抜く治療、歯内療法)後に、ファイバーコアと仮歯を装着。その後、歯の形を整形(歯を削る)し、オールセラミックスクラウンを装着した患者様の治療の様子です。

その中でも、この動画は、製作したオールセラミックスクラウンを装着する様子です。

この動画をご覧頂くことで、次のことを知って頂けることでしょう。

・ オールセラミックスクラウンとはどのようなものか?
・ 正しい噛み合わせとはどのようなものか?
・ どのような点に配慮して治療を進めているのか?
・ 根管治療をした後、どのような治療法があるのか?
・ できるだけ歯を削らない治療はないのか?
・ なぜ歯を削らなくてはならないのか?
・ 歯の神経を取ると弱くなる、脆くなるといわれるが本当だろうか?
・ その対処法はないのか?あるならどんな方法なのか?

この動画をご覧頂く際、下のタイムスケジュールをご活用いただくことで、見たいところにすぐジャンプしてみていたただくことができます。ぜひご活用下さい。

また、この動画と合わせて下の動画やリンクもご参照下さい。
ご理解が深まるかと思います。

この動画の歯を削る様子・型どりの様子は、下の動画をご覧下さい!

タイムスケジュールです!
00:29 術前の噛み合わせチェック
00:34 適切な噛み合わせとは?
00:45 患者様のかみあわせを調べる
01:10 右の犬歯の接触状態?
01:57 正常なかみあわせとは?
02:12 仮歯を外す
02:43 第1大臼歯の接触状態は?
03:05 第2小臼歯の接触状態は?
03:17 第2大臼歯の接触状態は?
04:02 オールセラミックスクラウン試適
06:35 試適して患者様に見て頂く
08:38 装着の準備
10:56 装着の瞬間
15:01 装着後の口内の様子
15:18 くいしばらないように、噛み合わせを調整
16:31 治療の終了 動画最後のコメント

当院ではyoutubeチャンネルを開設し、多くの症例を供覧させて頂いております。

歯科治療は何をされているのかが分からず不安に感じる患者様が多いでしょう。

マイクロスコープを活用した歯科治療は、患者様と治療中の様子を動画で共有することが可能です。

ぜひ、youtubeチャンネルをご活用いただき、ご参考頂ければ幸いです。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

根管治療後どうやって治す どうかぶせる 

 

 

根管治療後、歯をなるべく削らない治療 セラミックスアンレー

本動画は他院にてメタルインレーを装着するも、むし歯が残り・深く、歯の神経が死んでしまい、歯茎が腫れて当院を受診・ご相談された患者様の治療の様子についてです。

当院にて根管治療、ファイバーコアを装着しました。

根管治療後どうやって治す どうかぶせる 

根管治療後は、歯の全周を削りかぶせるクラウン治療が一般的ですが、当院では3種類の方法を駆使して「根管治療後、時間の経過とともに弱くなる・脆くなる歯に対して、できるだけ歯を削らずに治療する」ことを心掛けています。

本動画は、そのうちのひとつ、ファイバーコア+セラミックアンレーで治療を終了した実際の様子です。

ファイバーコア セラミックアンレー 根管治療後

根管治療をしても、適切に対処するいことで、歯を脆く・弱くならないようにすることは可能です。ぜひこの動画をご覧頂き、今後の治療法を適切にご選択いただければ幸いです。

本動画のタイムスケジュールです。 ご活用下さい!
タイムをクリックして頂くと見たいところへジャンプします。
25分ノーカットの動画となります。
ぜひご活用下さい。

00:08 仮歯を外す
01:37 患者様の噛み合わせをチェックする
02:19 理想のかみあわせとは?
02:54 セラミックアンレーの試適
03:11 セラミックアンレーの噛み合わせをチェック
05:04 セラミックアンレーの調整部位を患者様へご説明
05:54 アンレーをマイクロスコープで調整する
07:12 2回目のかみあわせチェック
08:29 2回目のアンレーの調整
09:40 3回目のかみあわせチェック
10:44 3回目のアンレー調整
11:25 セラミックアンレーの研磨
15:13 歯の表面を酸処理
19:04 再度、表面を酸処理
20:11 セラミックアンレー装着
22:23 装着後の口内の様子
23:42 治療終了 動画最後のコメント

動画の最後に「根管治療後も歯が脆くならない弱くならない方法とは?」
についてコメントしております。

本症例に関する過去の動画につきましては以下をご参照下さい!

本症例の根管治療1回目
https://youtu.be/iw_XfPqoSKg

根管治療2回目
https://youtu.be/Ohf67Cpv56s

根管治療3回目
https://youtu.be/WzSvRHnnkJg

根管治療後、弱く脆くなる歯をどうすればよいか?その対策とは?
https://youtu.be/qAmj_fQ7beE

「40分ノーカット 左上奥歯 マイクロスコープで歯を削って型どり」
https://youtu.be/XZ3fMQqBq1s

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

根管治療後、冷たいものがしみる?

当院のYoutubeチャンネルで配信させて頂いた動画、「《30分ノーカット》ラバーダム&マイクロスコープによる再根管治療の実際の様子(後編)」に頂きましたご質問と当院の回答を供覧させて頂きます。ぜひご参考下さい。

はじめまして。

根管治療をするようになってから動画を拝見させていただいています!

最初の歯科で土台形成までしましたが、噛んだ時に痛い時もあったので、引越し先の歯科で再治療後、1か月前にセラミックにしました。

現在冷たいものが染みる時があるのですが、この場合はやり直しが必要なのでしょうか?

コメント・ご質問ありがとうございます。
返信が遅くなってしまいごめんなさい!回答させて頂きます。

根管治療後の噛んだ時の痛みはその後いかがでしょうか?

その後、セラミックにされているとのこと。治療も終わり、大変お疲れさまでした。

ご質問は「根管治療をしてセラミックにした歯が、冷たいものがしみる時があり、その歯のやり直し治療が必要か?」とのことでよろしいでしょうか。

むし歯は、唾液中に存在する細菌の感染症です。
その細菌が歯に感染し、歯を溶かしながら歯の内部に感染を拡げていく病気がむし歯です。そのため、それ以上感染させないようにするために、感染した細菌を取り除くべく、歯を削り取るのがむし歯治療です。

その感染が、歯の神経にまで至っている場合は、「細菌を取るために、歯の神経を取り除く」ことになります。根管治療とはこのような治療です。

根管治療後の歯には「神経」がない、つまり「知覚」がなくなります。
そのため、冷たいもの、温かいものなどの「知覚」がなくなります。

噛み心地は感じることはできますが、「しみる」といった感覚を感じることができなくなります。

当院でも根管治療後に、「あたたかいものがしみる、冷たいものがしみる」といった症状を感ずる患者様が時々いらっしゃいます。

皆様、根管治療後、治ったのだろうか?とご不安なお心持ちであることがほとんどです。

拝見すると、根管治療後の歯には問題はなく、その隣の歯や近くの歯がしみていることがほとんどのようです。理由は様々ですが、

① むし歯がある
② かみしめ、歯ぎしりなどでしみる
③ 歯周病がある
④ 根管治療中の歯を使用していなかったため、その近くの歯に負担がかかり、しみるようになっている

このような原因がほとんどでしょう。

お忙しかったり、身体が疲れたり、ストレスを抱えてしまう。
また気候変動著しいと、心も身体も疲れ気味となります。
そのようなときは無意識に歯を食いしばり乗り切ろうとするのがヒトの本能です。

歯には負担がかかるため、冷たいものや温かいものがしみることもあり、歯ごたえのあるものもやや違和感、痛みを感じることが「普通の事」でしょう。一時的なことなので心配する必要はありません。

お心当たりがあるようであれば、自分にちょこっと休息をあげてみて下さい。

歯の違和感も和らいでくるでしょう。

また、根管治療をして下さったご担当の先生が、病状をしっかりと把握されていることでしょう。一度、ご相談してみてはいかがでしょうか?

この回答が少しでも役に立てていれば幸いです。
よろしくお願い致します。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

歯根内の治療ができない場合、抜歯するしかないのでしょうか?

《ご相談内容》

すでに神経を取った左上顎の奥から二番目の歯に歯茎の腫れ、歯が浮いたような感じで痛みが強くあり受診した所、歯根嚢胞があり、また、歯根内には金属の棒が埋め込まれていて(取り除こうとするが出血してできない)もう抜歯するしかないという事でした。

抜歯するのを待って頂き、相談できるところを探していました。

仮のかぶせ物も取れてしまった状態でかなり長い間放置してしまっていたのですが、最近再発し、今度は、上顎の内側に小さな穴が開いて、その後、歯茎の腫れが引いていきました。

歯根内の治療ができない場合、やはり抜歯するしかないのでしょうか?

先生の御意見をお聞かせください。よろしくお願いします。

《回答》

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。
詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。
回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

「歯根内の治療ができない場合、やはり抜歯するしかないでしょうか?」
大変ご心配なお心持ちが文章より伝わってまいります。
頂きました文章より病状をできる限り推察し回答させて頂きます。
よろしくお願い致します。

推察できる内容として

1 お問い合わせ頂いた歯は、以前に根管治療の既往のある上顎左側第1大臼歯。
2 歯が浮いたような感じ 痛みあり
3 歯根嚢胞(=おそらく、レントゲンで歯根の先が黒く見える)
4 金属の棒←メタルコア(金属製の土台)が深くまで挿入されている
5 取り除こうとする出血する?←出血の原因は何か?
6 仮のかぶせものが取れて、長期間放置
7 上顎の内側(おそらく、口蓋粘膜)より膿のでる穴ができ、腫れて、治まっている状態

上記の情報より推察されることは、

上顎には3つの歯根(①)がありますが、そのうちの一番太い内側の歯根の先(④と⑦)に根尖病変(③と⑦)があるようです。

そのため、術前に痛み(②)があり、その病変より膿が排出され、口蓋内側が腫れていたのでしょう。

「根管治療ができない場合」は3つです。

1)むし歯が大きく、深く、歯肉の下にある骨にまで及んでおり、ラバーダムを装着できない状態。むし歯が大きく、大きな穴が歯根に開いている場合

2)歯が縦に折れてしまっている状態

3)歯周病が高度に進行している状態

この3つに該当するか否かを診査診断することで、根管治療ができるか否かを判断できるでしょう。

上の病状⑤の出血の原因が何なのか?1)~3)に該当するものなのか?を診査したいところです。

当院では明確な抜歯基準を設けております。
これに該当する場合は、残っている歯に悪影響を及ぼさないためにも抜歯が最善の治療法であると考えております。https://miyazaki-dentalclinic.com/25415

・歯が折れずにしっかりしていること
・高度な歯周病ではないこと

この2点があれば、根管治療にチャレンジしてみたいところです。
④の土台は、歯に穴が開いていたり折れてさえいなければ、マイクロスコープで取り除けるのではないでしょうか。

回答は以上となります。

多くの患者様より切なるご相談を頂いております。
できる限り多くの患者様にお応えできます様、お1人様につき1通のメール回答とさせて頂いております。
さらなるご質問につきましては当院までお越しくださいます様お願い致します。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。
ご希望の際は、当院までご連絡ください。
03-3580-8110

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)
必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

セラミック 治療後 しみる 歯の神経を取る?

宮崎歯科医院のyoutubeチャンネルで配信させて頂きました上の動画『セラミックインレーを装着後、痛みがあり根管治療となった症例を当院で再根管治療。マイクロスコープ 再根管治療』に頂きましたご質問、そしてその回答を以下に供覧させて頂きます。

ご質問の内容は、セラミック装着後より痛みがあり心配・・・という内容となっております。同じご不安を抱えている患者様はぜひご一読いただければ幸いです。よろしくお願い致します。

前歯5本ですが、昨日長い期間かかりようやくセラミックを完全に装着しました。かりづけの時は痛みはなかったのです。

神経は取らなくて大丈夫と言われ喜んでいました。これで終わりと思った矢先いれたら2本がしみるんです。

もう治療終わったと思ったのに最悪です。はめ方があまかったからでしょうか?きっとこのままだと神経取られそうです。麻酔も3回もやり、何回も痛い思いしたくないです。何が原因なんでしょうか?

コメントありがとうございます!長い期間、がんばって治療に臨まれ、昨日その治療が終了されたとのこと。大変お疲れさまでした。

実際に拝見していないため推測の域がでませんが、その点ご理解頂いた上でご一読いただければ幸いです。よろしくお願い致します。

いくつか考えられることをひとつひとつ回答させて頂きます。

① 「装着直後は多少しみたり、違和感がでることがあります」

歯の神経を取らずに残されたとのこと。おそらく、セラミッククラウンを装着する際は、麻酔をされたでしょう。

その際、セラミックが歯にしっかりと接着するように、歯の表面を酸処理してセラミックを装着いたします。

こういった、麻酔による刺激、酸処理による刺激により、一時的に装着後、違和感やしみる・痛むといった症状を感じる患者様がいらっしゃいます。

数日でその違和感や痛みは改善してくることがほとんどです。

もしかすると、この症状かもしれません。

丁寧なクラウン装着の際には、このような装着後の違和感がつきものです。

痛みが強くならないようであれば、少し経過を見て頂いてもよろしいかと思います。

② 「かみあわせ」による負担過重

仮歯は柔らかく、噛む力を吸収してくれますが、セラミックは硬く、その力がダイレクトに歯に伝わります。

歯の神経を残した状態であれば、しばらくはその刺激により、染みる、違和感がある、といった症状を感じる患者様も多いようです。

カチカチ噛んだ時、強く当たっているようであれば、ご担当頂いた先生にご相談してみてください。

5本中の2本がしみるのであれば、そこに負担がかかっているのかもしれませんね

③ 隙間がある

これはあまり考えずらいことかと思いますが、ぴったりと合っていないと、その隙間からしみる症状が生じます。

当院では、セラミックなどの自費治療では、特にその点注意して治療しております。

ご担当頂いた先生は仮歯も装着し長期間かけて治療に臨まれていることから推察するに、この③は考えづらいでしょう。

④ むし歯がある

これも非常に考えづらいかと思います。

もし、むし歯があれば、装着の時点で痛みが生ずることはなく、もっと以前に痛みがあっても不思議ではないでしょう。

 

⑤ かみしめが強い患者様の場合

かみしめ、くいしばりのある患者様では、しっかりとした硬さのあるセラミックを入れることで、その力がダイレクトに歯にかかるため、セラミックとご自身の歯との間にしみる症状が生ずることがあります。

これはむし歯ではなく、かみしめやくいしばりが原因です。

このような場合は、かみあわせを調整するか、夜間睡眠中のくいしばりを予防するマウスピースを装着していただくのが効果的です。

マウスピースについて
https://miyazaki-dentalclinic.com/17681

かみしめについて
https://miyazaki-dentalclinic.com/12239

実際に拝見していないため推測の域は出ませんが、装着後に生ずる違和感・痛みのほとんどは①か②または⑤であることが当院ではほとんどです。

ぜひ一度、ご担当頂いた先生にご相談してみてはいかがでしょうか。
よろしくお願い致します。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

再根管治療 《30分 ノーカット 》マイクロスコープとラバーダム 2回で終了

前編は一番下の動画となります!上の動画のご理解が深まるかと思います。
ぜひご参照ください!

上の動画は、当院でのマイクロスコープとラバーダムを活用した再根管治療の様子です。

他院にて根管治療をされた患者様。痛みが治まらず、治療のたびに痛みもあり、不安・心配となり当院を受診されました。
この動画は当院での根管治療の様子、約30分、ノーカットでご覧いただけます。

・ラバーダムって本当に必要?
・マイクロスコープって何?本当に必要なの?
・根管治療って痛いものなの?
・根管治療って何をしているの?
・根管治療って何回もかかるの?いつ治るの?心配。

こんな患者様はぜひご覧ください!

この動画のタイムスケジュールです! ご活用ください!

01:00 むし歯とは?根管治療の手順について
01:50 根管治療開始(髄床底の整理)
02:29 マイクロスコープはなぜ良いのか?
04:16 3つの根管 MB2とは?

05:14 術前のCT画像
05:30 根管上部3分の2の清掃 ゲーツグリデンドリルによる拡大清掃
08:43 ニッケルチタン製ファイルで清掃
10:23 根管先端の穿通 SEC01
12:56 ニッケルチタン製ファイルによる拡大清掃
26:40 次亜塩素酸による洗浄
28:36 MB1とMB2間のイスムス除去
32:37 水酸化カルシウムを貼薬
36:08 本動画最後のコメント

当院のホームページ、Youtubeチャンネルは、歯科助手、歯科衛生士、臨床研修医、これからマイクロスコープを導入される歯科医師の先生方にも見て頂き、大変多くのご質問を頂いております。

少々難解な、専門的なところもございますが、できるだけわかり易く解説させて頂いております。ぜひご参考いただき、少しでもお力になれれば幸いです。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

根管治療後どうやって治す どうかぶせる 

口が開かない 治療が怖い 噛み合わせが原因?根管治療の1症例

本動画は、以前の歯科治療で、口が開かず、麻酔も効かず、とても痛い思いをした経験をもつ患者様の根管治療の様子いです。

ノーカットで約30分間、当院でのマイクロスコープとラバーダムを活用した根管治療の様子をご覧いただけます。

当然ではありますが、無痛麻酔、無痛治療です。

お口を開いている時間は長いですが、1回30分ほどの治療で、根管治療はほぼ終了できました。次回、根管充填で、根管治療は終了です。

いつ終わるかわからない根管治療
何度通っても治らない、いつ治るのだろう?
毎回毎回麻酔もせず痛くてたまらない根管治療
治療後も痛く、いつこの痛みはなくなるのだろう?
痛みの原因は何だろう?

こんなご心配、ご不安を抱えている患者様はぜひご参考下さい。
お応えできる動画となっているでしょう。

タイムスケジュールです! ご活用ください!

全編にわたり、患者様へお声がけしつつ 治療に臨ませて頂いております!
01:19 無痛麻酔
06:53 歯科治療が怖い理由とは?
07:18 開かないお口を開けるには?
10:12 ラバーダムの装着

ここからマイクロスコープによる画像をメインに 動画を進行します。

11:32 術前の歯の消毒
13:35 むし歯を削り始める
14:56 露髄(むし歯が歯の神経に達すること)
16:44 歯髄炎による出血のため、白黒でご覧頂きます
22:02 歯冠部歯髄を取り除き、歯の横に開いた穴をコンポジットレジンで埋める 25:36 3根管 60ミクロンのファイルで根管内を清掃する
32:54 3根管 次亜塩素酸洗浄
35:01 水酸化カルシウムを貼薬
35:39 2重仮封
37:20 治療終了 本動画 終わりのコメント

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根管治療後どうやって治す どうかぶせる 

 

 

 

 

 

再根管治療 痛みの原因とは?ラバーダム&マイクロスコープ

本動画は、他院にて根管治療を行いましたが痛みが治まらず、また治療中・治療後も痛みが続き、とても不安になり当院を受診された患者様の再根管治療の実際の様子(前編)です。

後半は以下のリンクをご参照ください!よろしくお願い致します!
https://miyazaki-dentalclinic.com/26230

約10分間、ノーカットで無痛麻酔、ラバーダムの装着、根管治療の開始までを動画をご覧いただけます。詳細は以下にタイムスケジュールを添付します、ぜひご活用下さい!

根管治療が不安、心配。痛くない根管治療はないのだろうか?根管治療で長く長期間、何回も通院しているにもかかわらず、まったく治る気配もない・・・いつ治るんだろう?

こんなご心配、ご不安を抱えている患者様はぜひご参考頂きたい動画となっております。

本動画のタイムスケジュールです!以下のタイムをクリック頂くと、見たいところにジャンプして、すぐにみることが可能です。ぜひご活用ください!

動画では、全編にわたり、患者様へお声がけしつつ治療に臨ませて頂いております!
当院では、治療中を実況中継するかのようにして治療を進めております。患者様には「今、何をしているのか?」が伝わり、安心して頂けるようです。ぜひご覧ください。

タイムスケジュールです !
00:33 無痛麻酔の様子
00:59 無痛麻酔開始
《約2分間の声掛けしつつ無痛麻酔》
02:59 お口を開く練習
03:32 再度無痛麻酔開始
03:58 治療前の患者様の症状について
04:02 術前のCT画像所見 《約2分間の声掛けをしつつ無痛麻酔》
06:39 これから行う治療をシミュレーション、練習
08:27 ラバーダムの装着
10:24 歯面の洗浄と消毒 《むし歯とは?根管治療とは?》
11:51 仮蓋 仮封材について
12:41 ホルムアルデヒド製剤について
13:42 根管内の観察、《根管治療の流れについて》

歯が痛くなってきたけれど、自分の歯は今、どんな状態になっているのか?
この痛みの原因は何なのか?
どんな治療が適切なのか?
こんなご心配にお応えできる表をまとめております。
以下のリンクをご参照ください!
https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

根管治療後の治し方 3つについて。どんな治療法があるのか?
できるだけ歯を削らない、歯を弱くしない、脆くしない治療法とは?
歯を強くする治療法とは?これについてまとめました。以下のリンクをご参照ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/26130

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神経は残せるか否か?根管治療は必要か?

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック

間接覆髄法 直接覆髄法 部分断髄法 根管治療 のむし神経を残す治療 できるだけ削らない治療 できるだけ神経を残す治療 歯の進行度合いを図で説明

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要むし歯は唾液中に存在する「細菌」が、歯を溶かしながら内部へと感染を拡げる病気です。治療法は、感染部分を削り取ることになります。

その感染の拡がり・深さによって、治療法が異なります。
上図は、むし歯の広がりと、それに対する治療についてです。

詰める治療とは、インレーやコンポジットレジン樹脂で削った部分を補う治療法です。

間接覆髄法とは、神経に近いところまで削った後に、神経を保護する「覆髄材」を貼薬し、歯の神経を残す・温存する治療法です。

直接覆髄法は、むし歯を削り、露出した神経(露髄といいます)に直接、覆髄材を貼薬し、歯の神経を残す・温存する治療法です。

部分断髄法は、感染した神経(=歯髄)を一部取り去り、そこに覆髄材を貼薬し、歯の神経を残す・温存する治療法です。

根管治療は、感染した神経をすべて取り去り、歯を保存する治療法です。

歯の神経をとる デメリット 神経を残す取らない抜かない方法治療法根管治療根っこの治療 神経の治療 どんな治療?何をしているの?詳しく知りたい 動画で説明 

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック

むし歯の進行度合いに従って、歯の神経は、「細菌の感染」により、徐々に炎症を起こし、「しみる」「違和感」「痛む」といった症状を強く感じるようになります。(表の上から下にいくに従い、むし歯が深く進行していることを示しています)

神経を残す取らない抜かない治療法 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTA歯の神経は、炎症を起こすと、徐々に死んでいきます。

軽い炎症の場合は、むし歯を削り取ることで治まります。これを「可逆性の歯髄炎」といいます。進行すると、その炎症は治まらず、神経が徐々に死んでいきます。

これを「不可逆性の歯髄炎」、「歯髄壊死」といいます。
→不可逆性の歯髄炎を治療法、「歯頚部断髄法」とは何か?
https://miyazaki-dentalclinic.com/26033

 

可逆性の歯髄炎であれば、神経は残せます。

不可逆性歯髄炎・歯髄壊死は、根管治療で壊死組織や感染部分を取り去る必要があります。
(上動画、歯頚部断髄法であれば、不可逆性の歯髄炎でも神経を残せることがあります。その診断には適切な診査が必要となります。ぜひご来院、ご相談ください)

上表には、その時の症状を詳細に記載しております。
ご自身の現在の症状と照らし合わせていただくと、必要な治療が分かるでしょう。

マイクロスコープ&ラバーダム根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

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根管治療後どうやって治す どうかぶせる