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奥歯が夜になるとズキズキ痛んで寝れない

治療したかぶせものの奥歯が夜になるとズキズキ痛んで寝れないんです。

市販の痛み止めでなんとか数時間は我慢できますが 夜ほんとに痛い、、昼間はわりと平気なのに

コメントありがとうございます! ん~~、心配ですね、、、。

『夜になるとズキズキ痛む。寝ているときに痛む』のは、副交感神経が優位になり、血流が上がるためです。

普通であれば痛みはありませんが、歯に炎症があると、寝ることで、心臓と頭の位置つまり歯の位置が水平的に一致するため、血流が普段より増加し、炎症を起こしている部位にさらに血流が増えます。

そのため痛みが出るんです。 現在の症状より、現在の病状、必要となり治療法チェックできる表があります。

ぜひご活用下さい、リンクを添付しておきますね。

https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

【必見】痛くないなら、歯の神経はに抜くな!

 

【今回の動画について】

痛みが無いのに根管治療?っておかしくないですか?

そんな話、あるわけないですよね(笑)

今回の動画は、歯にヒビ?割れている?といわれて根管治療を説明されたけれど、全く痛みのない患者様の歯の神経を残す治療の様子です!

最後まで是非ご覧下さい!その理由が分かります!

 

【タイムスケジュール】

00:00 オープニング
00:19 治療動画開始
00:32 無痛麻酔の様子 「痛い時は、左手、大丈夫は右手」をご説明
01:28 前医での診査・診断・ご説明について患者様に伺う
01:52 割れている所をマイクロスコープで探す!
02:17 根管治療しても歯は脆く弱くならない
03:29 大きなお口、開けられますか?
04:20 ラバーダムの装着
04:50 治療前の歯の消毒
05:28 詰め物を外して、歯の内部をマイクロスコープで観察
05:57 齲蝕検知液でむし歯をチェック
07:08 壁をつくる(隔壁形成)
07:46 神経に近いむし歯を削り取る
08:52 果たして歯は折れていたのか??
09:06 MTAとは?
09:20 肉眼ではむし歯は見えない!?
10:07 動画まとめのコメント

 

【この動画の中で引用した参考動画のリンク】

『歯の神経を取っても『歯は弱く脆くなりません!』原因は他にあります!』

https://youtu.be/WOpVlkloCV8

『【絶対にやるな】根管治療中は、お口ゆすぐな!?(ラバーダム?って何?)安全確実な根管治療について分かり易く解説致します!』

https://youtu.be/H7AZL91Utwk

『【必見】お口が小さくて、大きなお口が開けられない人!歯科治療で苦労している人、ぜひ!』

https://youtu.be/XBjZ5Y8bJZw

『【残酷な真実】『肉眼』での歯の治療、ホントに見えてますか?《マイクロスコープ根管治療について》』

https://youtu.be/jYzNSAnHH-Y

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ストローマンインプラントとインプラント周囲炎?

先生ご相談乗っていただきありがとうございます!ちょっとお伺いしたいのですが、先生のところで使うインプラントはどこ製でしょうか?

ストローマンインプラントは、結合がよく歯周炎をおこしにくいという情報がありますが、先生はどう思われますか?

どこから治療したらよいのかわからないのですが、先生に一度みていただけたらとおもってます。

当院のインプラントはケンテック、アルファタイトインプラントを主に使用しています。日本製です。

ストローマンインプラント、素晴らしいインプラントシステムですね。歴史のある信頼性あるインプラントシステムです。
インプラントシステムが開発されている段階では、どのインプラントシステムがすぐれ、どのインプラントシステムはいまいちといった見解があったように記憶しております。
現在では、どのインプラントシステムでも、基本的なスペックには変わりがないように感じております。
確かに歴史あるインプラントシステムは、微に入り際にわたるシステムオプションがあり、上部構造製作の際には便利だなぁと感じることも多々あります。
但し、ストローマンインプラントだからといって、「インプラント周囲炎」にはならない?といった判断には疑問が生じます。
実際に、他院でのストローマンインプラントのやり直し治療を数回行った記憶があり、ストローマン社の方に付き添い、対処させて頂きました。
インプラント治療において、「周囲炎」などの問題が生じる可能性を高めるのは、「適応症の選択」「術式」「患者様のメンテナンス」この3つであり、インプラントシステムの良し悪しではないように感じています。
最高の調理器具があれば、最高の料理が出来るわけではないように、 また、最高の料理人であれは、どんな食材・調理器具でも、最善の美味しい食事を作ってくれるように、 インプラント治療の成功には、受ける患者様と施術する歯科医師の考えが強く影響しているように感じています。 そうでないと、上手くいかなかった時、インプラントシステムのせいにしてしまいます(笑) 一向に自己成長がありません(笑)
失敗は自分のせい、成功は患者様のメンテナンスとインプラントシステムのお陰。
このように考え日々の臨床に取り組ませて頂いております。
宮﨑歯科医院 アクセス 地図

歯石除去 費用

お問い合わせありがとうございます。

ご相談内容

『歯石除去クリーニングはやっておりますでしょうか?』

→はい!やっております。

『また可能な場合、御値段はだいたいいくら位になりますでしょうか。』

→皆様から同様のご質問を頂いております。

当院は、保険医療機関です。

保険証をお持ちであれば、原則その範囲内で拝見させて頂いております。

初診時の流れ

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

歯石には歯周病の原因となっております。

拝見させて頂く際は、その病状を精査するためにレントゲン撮影や基本検査をさせて頂いております。

30分程、3000円から3500円程でしょう。

口内の病状によりますが、クリーニングは1~2回で終了できるかと思っております。

再度歯石が付きづらくするように、PMTCのご希望を患者様より頂きます。歯の表面をフッ素コーティングする治療です。

30分ほど、¥5000-(税別)となっております。こちらはご希望のある患者様のみとさせて頂いております。

ご希望が大変多いため、もしご希望あれば、事前にご連絡ください。

初診時に拝見させて頂き、ご希望を伺った上で、ご希望に叶う施術をさせて頂きます。

当院受付スタッフに申し伝えておきます。

ご希望の際は、当院までご連絡下さい。

03-3580-8110

よろしくお願い致します。

一生に一度の歯科治療 やり直しのない歯科治療をスタッフ全員で目指す 良い歯科医院 信頼できる歯科医院を目指す スタッフのため 患者様のため を目標に!

 

 

歯科医師の先生からのご質問(根管治療 器具について)

はじめまして。

一年前に導入したマイクロスコープを使いこなせないまま経過しておりましたが、先生のすばらしい治療動画に出会い再トライする意思が固まりました。

先生にスイッチを入れていただいた感じです。

ありがとうございます。

ひとつ質問なのですが、先生が使用されている髄腔や根管内を吸引するバキューム器具(ホワイトチップ、サクション)のメーカー、型番等をご教示いただきたく存じます。

コメントありがとうございます。

日本全国に、マイクロスコープを活用した歯科医師が増えることを期待しております。

ぜひご活用下さい!

ホワイトマックチップ

https://intl.ultradent.com/ja/Dental-Products/TipsSyringes/Other-Tips/white-mac-tip/Pages/default.aspx

ホワイトマックミニチップ

https://intl.ultradent.com/ja/Dental-Products/TipsSyringes/Other-Tips/Pages/default.aspx

キャピラリーチップ

https://intl.ultradent.com/ja/Dental-Products/TipsSyringes/Endodontic-Tips/Capillary-Tips/Pages/default.aspx

バキュームアダプター

https://intl.ultradent.com/ja/Dental-Products/TipsSyringes/Others/Luer-Vacuum-Adapter/Pages/default.aspx

 

【動画】

簡単なマイクロスコープの使い方《ポジショニング?ミラーテクニック?直視》(歯科学生・臨床研修医・歯科医師・歯科衛生士・歯科助手の方々は是非ご参考下さい)

https://youtu.be/1tDMOsTRPdQ

ぜひ頑張って下さい!

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神経の近くまで進行している虫歯。麻酔が切れてから激しい痛み?

動画拝見しました。

先日歯の神経の近くまで進行している虫歯(前歯)を治療したのですが、麻酔が切れてから激しい痛みが1日続きました。

ですが、朝起きたら痛みはかなり落ち着いていました。

ですがまだ少し痛みはあり、水などを飲むと少しだけ染みます。

この場合、神経の治療をしなくてもいい可能性はありますか?

忙しいと思うのですが回答お願いします。

コメントありがとうございます。

大前提として、治療の際、ラバーダムとマイクロスコープは使用されていましたか?

また、むし歯は神経に近かったとのこと。神経が露出するほどのむし歯でしたか?

現在の痛みから、現在の病状はどんな状態か?それに対する適切な治療法は?についてチェックできる表があります。 https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

簡単な表となっております。ぜひご活用下さい!

実際に拝見していないため、何とも申し上げにくいのが現状です。

痛みが和らいできているようであれば、様子を見て頂き、その痛みの頻度と強度が強くなるようであれば、ご担当いたただいた先生にぜひご相談下さい!

また、染みるなどの痛みは、むし歯だけが原因ではありません。

安易に削って治すことは厳禁です。

それについて解説した動画を添付します。 必ずご確認下さい!

この回答が少しでもお力になれていれば嬉しいです!

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ファイバーコア アンレー 可能な限り削らない?

ファイバーコアはカリエスが深くて縁下でも適応しますか?

セラミックアンレーは脱離の危険性はありませんか?

可能な限り削らないクラウンというのはどういったものでしょうか?

こめんとありがとうございます。

回答させて頂きます。

「ファイバーコアはカリエスが深くて縁下でも適応しますか?」

←適用します。 但し、その歯を残すための付加的な治療が必要となる場合があるでしょう。

「セラミックアンレーは脱離の危険性はありませんか?」

←脱離の可能性はあるでしょう。またクラウンと比較して、クラウンの方が脱離の可能性が高くなるのは間違いないでしょう

しかし、それにより、多くの健全なる歯質を残せることの方が、その後の歯の寿命を永くする可能性が高くなるような実感が私にはあります。

またこれも、症例によっては異なる見解、つまりクラウンの方が良い場合もあるかもしれません。

「可能な限り削らないクラウンというのはどういったものでしょうか?」

←あいまいな表現で申し訳ありません。

歯肉縁上にマージンを設定したクラウンといえば分かり易かもしれませんね。

咬頭を被覆したインレーをアンレーと表現し、外周をすべて削りつつも、その境界(マージンは)は、歯肉縁上で、健全歯質を削らない。これを「可能な限り削らないクラウン」と表現させていただいてます。

 

神経をとった後に詰め物を入れた、そのあと歯がズキズキ痛む

先生こんにちは!

チャンネル登録させていただきした!

今日根管治療の3回目で神経をとった後に詰め物を入れました、そのあとに歯がズキズキ痛みます、これは2、3日すると引くものですか?

追記 その歯科はラバーダムもマイクロスコープも利用していません、先生の腕が心配です、、(女医さんで、なんか不安なんです、すみません)。このままずっと歯が痛いままなのかと思うととても不安です。

コメントありがとうございます。

当院では根管治療後は必ず痛みます。1~3日間続いて少しずつ無くなりますとお伝え絵いております。

「神経取った後に詰め物をいれた」とのこと。

クラウンなどの人工歯のことかな?それとも、神経取ったところの空洞に樹脂をつめる「根管充填」のことかな?

いずれにしても、少しずつ痛みは和らぐでしょう。

ぜひ、ご担当頂いている先生にご相談してみて下さいね。

ラバーダムやマイクロスコープが無くても、手際よく根管治療してくださる先生は沢山いらっしゃいます。ぜひご相談してみて下さいね。

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歯髄が生きている?死んでいる?どうやって見極めるの?診断基準とは!

いつも見させていただいております。

歯髄が生きているは、露髄したときに出血がない時だけなのでしょうか。

出血が出てきても異常な場合は残すことができないと言われました。

その意味がわからないのですが、出血がなくて死んでいる、出血があってもだめとなると、どんな感じだと大丈夫な神経のサインなのでしょうか。

ご質問が的外れだったり、間違っていましたら申し訳ございません。

コメントありがとうございます。

ご質問は的外れではありません。ご安心ください。

的確に分かり易く解説できればと思います。

よろしくお願い致します。

まずは、むし歯の進行、そして、それに対する歯の神経の炎症についてお話しします。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

細菌が歯を溶かし、内部に感染を拡げていく病気、これがむし歯です。

感染症なので、徹底的に取り除かないと治りません。再発します。

しかし、我々歯科医師は、その「細菌」を診ることはできません。

細菌は0.5~1ミクロン、人間の目で認識できるのは100~200ミクロンです。

見えません。

そのため、細菌がとかした部分、起こした炎症部分を取り除くのが、むし歯治療となります。

むし歯が歯を溶かし感染、2層目の象牙質があと1.1~1.5mmとなった時に、神経に炎症の兆しが認められるそうです。

たとえば外で転んで傷をつくり、ばい菌がはいると、傷口は炎症を起こします。

炎症とは、「体を治そうとする反応」です。具体的には、その傷口に「血液」を集め、ばい菌を殺菌し、傷口を止め、傷口を治そうとする反応です。これが炎症です。

歯の内部でも同様のことが起こります。

①細菌が感染、歯が溶かされる。

②そこに血液が集まり、殺菌しようと血液をさらに流し込む。

③それでも治らない、放置していると、殺菌しようと血液の流れが高まり炎症が強くなる

(出血は止まりづらい状況)

④細菌に負けててしまい、神経が徐々に壊死、死んでしまいます(もはや血液循環すら無い)

⑤さらに細菌は深く進行する

⑥その進行した先の神経を細菌が侵す。

⑦ここから先は②~⑥をループ。

⑧そして徐々に神経全体を侵していく

⑨最終的には神経全体が強く炎症あるいは歯髄壊死となり、根管治療が必要となる

こんな流れで歯の内部へ細菌感染が拡がっていきます。

その細菌を取り除くのがむし歯治療です。

むし歯の進行度合いによって、その感染度合いによって、治療法が異なります。

むし歯が浅ければ、神経に達していなければ、間接覆髄法。

達していれば、直接覆髄法。

部分的に神経が強い炎症を起こし元には戻らない(これを不可逆性歯髄炎といいます、出血が治まらず、その血液はどす黒い状態)、あるいは、すでに神経が死んでしまっている(=歯髄壊死といいます、血流は全くありません)場合は、その部分のみの神経を取り除く部分断髄法。

殆どが不可逆性歯髄炎、壊死している場合は根管治療です。

以下の動画、以下の部分で解説しています。ご活用下さい。

https://youtu.be/Ukmi7sQBdUc

02:35 「歯の神経を残す治療」を解説!

この判定基準は2つの方法で判定します。

(1)術前の症状

(2)実際に神経を診る

この2つです。

(1)については以下の2つのリンクで解説しています。

ご一読いただくと理解が深まります。

「治る歯髄炎」と「治らない歯髄炎・歯髄壊死」の比較、判断基準とは?

https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

神経を残せるか否か?その症状からチェックする表について

https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

(1)の段階で、鎮痛剤を服用されている場合は、ほぼ根管治療確定といえるでしょう。ただし、この「痛み」の感じ方は人ぞれぞれです。そのため、確定的な診断基準とは言えません。

そのため、(2)のステップである「マイクロスコープとラバーダムを活用した上で、実際にむし歯を取り除き、その神経の”炎症度合いを診る“こと」これが大切になってくるのです。

実際に診たとき、どのようであれば歯の神経は残せるのか?

どのようであれば残せないのか?これについて、動画で実際の神経の病状をマイクロスコープで診て頂きつつ、その判断基準を解説したリンクを添付します。ご活用下さい。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22037

・歯の神経は健康であれば、たとえ露出しても、たとえ触れても、たとえ傷つけても、2~5分で早期に止血します。これが健康な神経であり、感染していない可能性の高い神経です。

・周囲のむし歯を削り取り、歯の神経が露出。周囲のむし歯を削り取ったにも関わらず、出血が治まらない。これは神経への感染が疑われます。

そのような際は、出血している部分を削り取っていきます。削り取る事で、次の2つが確認されれば「感染が取り除けた可能性」と「今残っている神経には感染がない可能性」が高まります。つまり神経を残せる可能性が“高まる”ということです。

1)2~5分で止血すること

2)残る神経には血流があり、毛細血管が認められ、崩れていない

上のリンクで見ると、血流が無い歯髄壊死の状態、健康な神経の状態を見て頂けます。この組織が健康であるか否かの鑑別診断には、歯科医学的基礎知識が必要となるかもしれません。

この判断基準は、マイクロスコープとラバーダムを活用することを前提としています。

しかしこの判断基準にはまだ科学的根拠を示す論文は少ないものの、最近のヨーロッパ歯内療法学会では、その臨床的有用性の高さから、今後、論文を多く集めていこうとする考え方が高まっています。

上記に述べさせていただきました内容は、以下の2つの動画で解説させて頂いております。

【前編】歯の神経『半分でも』残せる!? 根管治療せずに、歯の神経を残す「歯頚部断髄法」とは何か?

https://youtu.be/Ukmi7sQBdUc

後編】歯の神経を残せ! 実際の治療の様子!(歯頚部断髄法 Cervical pulpotomy with Microscope

https://youtu.be/lF4noZPRiEI

長文となりましたが、これらすべてをご一読いただくと、その概要が見えてくるのではないでしょう。ぜひご活用下さい!この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

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「骨がとけて、歯が、かけていて被せができない」治療法は?インプラント?

先生の動画凄く参考になります。

今右奥歯の治療中ですが、骨がとけて、歯が、かけていて被せができない状態で、歯茎を下げてる外科治療を勧められています。

歯がほんとに薄い為、どうなのか悩んでいます。歯を抜いてインプラントにするべきなのか。あまり納得いく説明がなく、動画で見せられるので、歯医者帰るべきかも悩み中です。

コメントありがとうございます!

とても難しい状況にあるのでしょう。
歯医者さんとしても、悩ましい状況のようですね。

当院でも同様の状況、多々あります。

どんな状況かというと、

治療することはできる、そして今よりは改善するが、全く問題なくなるわけではなく、以下のような問題がある場合です。

①改善はするが、やや違和感が残る可能性がある。白黒はっきりつかず、グレーな状態。
たとえば、かむとやや違和感。疲れると疼く可能性など。普通の食事は問題ないが、強くかむと違和感。
これは、歯自体が壊れてしまっており、その完全修復に難がある場合です。

②治したとしても、早期に、数年単位で問題が出る可能性。
これは、度重なる治療やむし歯の進行により、歯が薄く、短くなってしまっている状態。
感染は取り除けたけれど、そのために歯が薄く脆くなり、そこに人工歯を被せて「噛む力」がかかった場合、割れてしまう?可能性が考えられるような症例です。

③ブラッシングができない状態。
歯並びの状況や人工歯(クラウンやインレーなど)を被せた「際の部分」が磨きづらい環境を改善しづらい状況ある場合です。
定期的なクリーニングで通っていただければ何とかなるかもしれないけれど、、、樋状況です。

・治せない
・患者様が痛みを今、感じている
ならば、「抜歯」を最善の治療法として説明できるのですが、
・治せないことはないが、もとには戻りづらい
・患者様があまり痛みを感じていない
こんな状況だと、非常に悩ましい。

このような場合には、様々な治療法が浮かんできますが、その治療をしたとしても、結局①~③のグレーな治癒となるため、歯科医師も決めかねる、、、
こんな状況、大変悩ましい。

こんな時は、様々な治療法を並列でご提案し、その利点欠点を患者様に提案させて頂きます。
その上で、患者様にご決断頂く。

理由は、
・治癒がグレーである事
・治療に対する価値観は人それぞれである事

治療に対する価値観は人それぞれです。
・グレーであっても歯を可能な限り残したい、完全にダメと感じたときに抜歯したい!
・海外出張などもあり、できるだけやり直し治療はしたくない。そのためならば抜歯もやむ得ない。
・これまでの歯科治療の苦労から、可能な限り、痛みの生活を確保したい。そのためには抜歯もしょうがない
・金額、費用を抑えたい
・治療回数、期間に限界がある
などなど様々です。

治療法、治癒が明確であれば簡単なのですが、こんな「グレーな治癒」の場合は、「患者様の価値観」が問われます。

ぜひご担当頂く先生と密なるコミュニケーションのもと、ご自身に合った治療法をご選択くださいね!
なにかあればいつでもご相談下さい!

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