先生の天然歯に対する姿勢を、すぐ削る、抜髄する、抜歯する歯医者に見習って欲しいです。
インプラントは素晴らしい治療ですが、天然歯に勝るものはありませんね。
まだ破折しているわけではありませんが、抜髄している歯があるので質問です。
破折している場合とは垂直に破折している状態でしょうか?
破折していても残せる場合はありますか?
コメントありがとうございます!
先生の天然歯に対する姿勢を、すぐ削る、抜髄する、抜歯する歯医者に見習って欲しいです。
インプラントは素晴らしい治療ですが、天然歯に勝るものはありませんね。
まだ破折しているわけではありませんが、抜髄している歯があるので質問です。
破折している場合とは垂直に破折している状態でしょうか?
破折していても残せる場合はありますか?
コメントありがとうございます!
《明るく優しいスタッフと共にインプラント手術を受けてみませんか?》
今回の動画では、患者様のご協力のもと、インプラント手術の様子を配信させて頂きます。
術式は折れてしまった歯の抜歯と同時にインプラントを埋入する抜歯即時インプラント手術です。
今回のこの動画の趣旨は、インプラント手術の術式や安全性、メリットデメリットなどに関するものではありません。
当院の明るいスタッフと共にどんな流れてインプラント手術は行われているのか?その様子をご覧頂きます。
血の出るような怖い動画ではありません。
音楽に合わせて明るくリラックスした雰囲気の中行われる当院の手術の準備から手術の様子です。
4分ほどの短い動画で分かり易く解説しております。ぜひ最後まで御覧下さい。
この動画では最後にインプラント手術を受ける際の歯医者の選び方、3つのポイントについてお話しさせて頂いております。皆さんが当たり前のように知っていることではございますが、とてもとても大切なポイントです。
ご相談内容
初めまして。HPやYoutubeを拝見させて頂き、一度相談させて頂きたいと思いメールをさせて頂きます。
1週間ほど前から右下奥歯にズキズキと激しい痛みがあり、かかりつけ医に診て頂きました。
被せ物がしてある歯でヒビが入っており、そこから細菌が入り痛み出したのではないかと言うことでした。
ヒビの具合は今度詳しく診て頂くことになっていますが、根の方にまでいってしまっている様子があるそうです。
そこで自分なりに調べたところ、歯根破折保存療法というものがあることを知りました。
ただこの方法で残しても、その後残せる年数があまり長くない方が多い、また細菌が入ってしまうと骨を溶かしてしまう(その後インプラントをするのが難しくなってしまう)というデメリットもあることを知りました。
仁先生でしたら抜歯をしてインプラントにしてしまうか、歯根破折保存療法かどちらを選択されますか?
ご多忙かと思いますが、ご意見を頂戴できましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。
詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。
回答させて頂きます。よろしくお願い致します。
実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。
「歯根破折保存療法」私の不勉強でしょう。
このような正式名称の治療法を存じ上げませんでした。
大変勉強になります、ありがとうございます。
巷では民間療法でしょうか、縦に真っ二つに折れてしまった歯を一度抜歯して、表面を処置したのちに接着剤で固定。再度、口内に戻す治療法があると聞いたことがあります。
当院では学会などでそのような治療法を聞いたことがないこと、それにより、科学的根拠のある治療法ではない可能性が高いことなどから、患者様にはご説明、加療させて頂いたことがありません。
縦に割れてしまった場合で尚且つ感染源となりかねない場合は、当院では抜歯を最善の治療法としてご説明させて頂いております。
割れてしまった歯を残したとしても、噛み合わせの力に対抗できず、そのヒビは大きく広がる症例を多数例拝見しているためです。
私であればどうする?について回答させて頂きます。
まずは、本当に折れているのか?どこまで折れているのか?をマイクロスコープで診査し、動画で保存。折れているのであれば、その様子を患者さまに診て頂き、その後の治療方針を一緒に相談させていただくでしょう!
「歯が折れたらどうする?」当院での対応
https://miyazaki-dentalclinic.com/21610
折れてしまっていた場合は、両隣在歯の処置の状態にもよりますが、現在ではインプラントが一番負担の少ない治療法であるかと思っております。
歯が折れた症例(抜歯即時インプラント手術)について
https://miyazaki-dentalclinic.com/22803
ブリッジとインプラントの比較について
https://miyazaki-dentalclinic.com/16981
私であれば、まずは折れているか否かを納得のいく方法で確認します。
縦に真っ二つに折れてしまっているならば、無理に残すことのデメリット(周囲の骨がなくなってしまうこと)を考えて抜歯を最善の治療法として選択するでしょう。
抜歯後は、ブリッジ、入れ歯、インプラントなどがありますが、現状ではインプラントが一番負担の少ない方法です。
インプラントは抜歯後数カ月たってから行う「通常のインプラント手術」
と抜歯と同時に行う「抜歯即時インプラント手術」があります。
その歯の病状や周囲の骨の状態によりその適否を判定します。
これにつきましては、当院のyoutubeチャンネルの再生リストよりインプラントをご選択頂けると動画で分かり易く配信させて頂いております。ぜひご参考下さい。
抜歯してから考えたい!という時は、ぜひ「骨が無くならないように」をポイントにお考え下さい。歯を抜くと、周囲の骨は多少無くなってしまいます。
ご担当頂く先生には、治療法で得意不得意があるでしょう。
私は矯正がやや苦手です。難しい症例は専門医に委託しています。
ご担当頂く先生と密にコミュニケーション、相談の上、最善の治療法をご選択ください。
回答は以上となります。
この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎
※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)
必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254
当院のYoutubeチャンネルに配信させて頂きました動画を供覧させて頂きます。
”私が根管治療で治せなかった症例”と題して、根幹治療(根管治療)では治すことのできない2症例のうちの1症例について、実際の患者様のご様子、問診・診査の様子、今後の治療法について分かり易く解説しております。
・歯の神経をとる、ぬく根管治療をこれから行う予定の方
・抜歯ししかないと説明されている方
・歯を抜かずに残したとお考えの方
・インプラント治療を説明されている方
・マイクロスコープ歯科治療についてご興味のある方
ぜひご参考下さい!
本動画のタイムスケジュールです!
00:00 いつから歯茎が腫れたのか?
00:10 無痛麻酔の様子
00:16 ご視聴下さる皆様へご挨拶
00:29 本日の治療の流れをご説明
00:36 麻酔中は頷かない!?(笑)
01:08 土台(メタルコア)を外す
01:14 ご視聴頂いている皆様へのお願い
01:50 ラバーダムの装着
02:01 ラバーダム!大切です!
02:20 齲蝕検知液でむし歯をチェック
02:29 ・・・・?
02:37 ヒビ?亀裂?
02:43 検知液ヒビ、亀裂を染色
02:53 歯根亀裂(ヒビ)を確認!
02:59 歯根が縦に割れている(涙)
03:18 根管治療では治せない症例とは?
03:31 根管治療せずにラバーダムを取り外す
03:39 根管治療=歯が脆く弱くなり折れる? ではない!
04:13 歯が折れる原因はかみあわせ?
04:24 歯が折れていたことを患者様にご説明する様子
04:38 縦に折れたら「抜歯が最善の治療法」
04:56 今まで頑張ってくれた歯に「感謝」!
05:26 抜歯後の治療法について
05:56 インプラント治療について
06:14 この動画のまとめ!
ラバーダムとマイクロスコープについて 「根管治療をする際の歯医者の選び方」
https://youtu.be/SdbwNBB4eFo
歯根端切除術について
https://miyazaki-dentalclinic.com/19848
抜歯即時インプラント手術について
https://youtu.be/PZx3mfkJ2JM
通常のインプラント手術について
https://youtu.be/vXgUO8i61w8
コメント頂きました内容に回答させて頂きました!
コメント頂いた動画は上、根管治療に関するものではございますが、コメント頂いた内容は「インプラント治療」なかでも「抜歯即時インプラント手術」についてです。
これから抜歯となる患者様はぜひご一読下さい!
宮崎先生が5万人ぐらい必要。
地元で前歯のインプラントを考えているんですが、抜歯即時でやって貰えるようで説明を受けました。
骨がなくなっているけれど、深く埋入出来るからインプラント可能との事。 予後が安定するかどうか、痛みが出ないかどうか、インプラントは埋入後が凄く大事だと思うので、長く、出来れば一生問題なく使いたいと思ってます。
先生に一度診て貰いたいぐらいです。
コメントありがとうございます! 当院では2名の歯科医師でがんばっておりますが、5万人まで頑張ります! まずは5万人までチャンネルの登録頂ける方を増やし、こういった治療が広まるよう頑張ります!
応援よろしくお願い致します!(^^)/ インプラント手術、それも抜歯即時インプラントをご予定とのこと。
そうですね!一生問題なく使って頂きたいですね! 当院では根管治療や神経を残す治療など、マイクロスコープを活用した症例に焦点をあて動画配信させて頂いておりますが、インプラント治療、特に抜歯即時インプラント手術症例は多数例拝見させて頂いております。
大変多くの利点を持つ抜歯即時インプラント。ぜひ頑張ってくださいね!
ご不安な点等あればまずはご担当頂いている先生に、分からなければいつでもご相談下さい!
3つほど、当院の動画がありましたので、抜粋致しました。
お時間ありますときご参照ご活用下さいね!
ご相談内容
いつも治療の丁寧さ、患者への親切な対応をYouTubeで関心しながら拝見しております。
ご相談かと言えば違うかもしれませんが、参考になればと思ましてメールいたします。
私は、〇〇県在住でして仕事柄、東京は月数回いきます。
あくまで例えばの話ですが、インプラントを施工して頂いた場合、メンテンナンスが重要と言われており伺いまして定期的なクリーニングをして頂かないといけないと思っております。
とは言え、毎度東京へ出向くのは厳しいときもあると思いますので、貴クリニックで施工してもらいたまには、〇〇県のクリニックでクリーニングが出来ればと思います。
①その様な事は、可能なのでしょうか?
(紹介?)知人の話を聞きますと、②施工と違うクリニックでは断れらるケースがあるとも聞いており先々の不安もあります。
何かよいアドバスあればご教授お願い致します。
③遠方から来る人で同様の人はどの様にされておられますか?
はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。
どうぞよろしくお願い致します。
詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。
回答させて頂きます。よろしくお願い致します。
実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。
頂きました文章3か所に①~③を添付致しました。
その点つきまして回答させて頂きます。
①その様な事は、可能なのでしょうか?
→例えば当院でインプラントを装着し、他院にてメンテナンスを行っていただくということで宜しいでしょうか?
当院では他院で行われたインプラントのメンテナンスを行っている症例もございます。
当院では問題ないのではないかと推察致します。
当院でインプラント治療を施術させて頂いた場合、最低でも6カ月に1度のメンテナンスをおすすめしております。
ご来院頂いた患者様には10年の保障制度を設けております。
そのため、他院にて他の部位の治療が必要となった場合は出来る限りお知らせ頂けるようにお伝えしております。
場合によっては保障対象外となる場合もございますので、その医院医院の取り決めをご確認頂ければ幸いです。
これは、当院で施したインプラントに問題がなくとも、他部位の治療が適切ではなく、インプラントに負担がかかることを予防するためにです。そのためにも、当院での最低限6カ月に一度のチェックはお願いしております。
その間のクリーニングなどのメンテナンスは、通院し易いところでも問題ないかと思っております。
②施工と違うクリニックでは断れらるケースがある
→そうなのですね。
当院では大変多くの患者様がご来院いただいております。
そのため他院でインプラント治療をされ、当院の方が良いということで、引継ぎ拝見している症例は多数です。
他院でのインプラント治療のメンテナンスをお断りしたことはございませんが、他院での保障内容が絡む場合は、患者様にその旨お伝えすることもございます。
③遠方から来る人で同様の人はどの様にされておられますか
→当院には日本全国だけでなく、海外からの一時帰国でご来院頂く患者様も多数いらっしゃいます。
皆様問題なく定期検診にはご来院頂けているようです。
しかし、ご転勤などでご来院が途絶える方がいらっしゃることもございます。
その際は、現地にてインプラント治療を行われている医院へご通院いただき、メンテナンスを続けて頂いております。
インプラント治療の途中、急な転勤でやむなく現地でインプラント治療の続きをされる患者様のケースもございます。
その際は、引き継いでインプラント治療を行っていただける医院様へ当院より医療情報提供書を発行させて頂き、治療の続きをして頂いております。
当院でも同様に、他院からの引継ぎインプラント治療をすることもございます。
その際は、使用されているインプラントメーカーやそのサイズなどが分かっていれば問題ございません。
どのインプラントメーカーでも対応可能かと思います。
回答は以上となります。
この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎
※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)
必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254
http://www.reliableimplant-specialist.net/tokyo/miyazaki-dentalclinic.html
港区にて、「本当に信頼できるインプラント名医 探し方ガイド」にて当院を紹介して頂きました。誠にありがとうございます。上にリンクを、下にその抜粋を掲載させて頂きます。ご参考頂ければ幸いです。
《 以下、上記サイトより抜粋 》
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学への留学経験もある宮崎院長。補綴を得意としているとあってインプラントも専門。近年は患者への診療のみならず、指導する側にも回るなど高い知見・技術が評価されています。
宮崎歯科医院はyoutubeの公式チャンネルを持っており、そこでは治療の動画も配信しています。youtubeやSNSを活用している歯科医院は、今の時代決して珍しくありませんが、youtubeで診療風景を配信している歯科医院となるとなかなかありません。ましてや長時間の施術をノーカットで配信。これから治療をと考えている患者は、youtubeを見ることで、自分自身にどのような治療が待っているのかも把握できるのではないでしょうか。
歯科医、あるいは歯科医院のスタッフにとって治療は日常茶飯事です。しかし、患者にとっては、特にインプラントは一生に一度かもしれません。治療における重要度が異なるのは、立場の違いなのですが、宮崎歯科医院のスタッフたちは立場の違いを理解し、患者にとって「一生に一度」という気持ちを持って治療に向き合います。失敗が許されないという意味合いだけではなく、一度の施術で以降、患者が健康になるようにとの願いも込められ、どの患者に対しても真剣に向き合います。
歯科診療は施術の終了で治療の終了ではありません。施術終了後のアフターメンテナンスも大切です。特にインプラントの場合、定期的な検診が欠かせません。宮崎歯科医院では長い付き合いをとの思いを持っています。それだけ患者と真剣に向き合いますし、一期一会ではないからこそ「もう会わないから適当でいい」ではなく、その後のことを考えての責任を持った治療を実践してくれます。
メールご相談内容
お世話になります。
昨年末に食事中、詰め物(銀)が取れてしまい歯医者にいったところ、詰め物の中で大きく虫歯になっており、歯(上の第二小臼歯)が割れてしまっており抜歯との診断でした。
年末を挟むため、抜歯は年始でとなり、時間があったので、抜歯になる前に何かできることがあればと治療法を調べていましたらクラウンレングスニング(歯冠長延長術)という方法を知りました。
歯を抜かない治療として、そちらをされている歯科医で診断いただいたところ、歯の根は残っているので治療は可能とのことでした。
歯は根本の部分と本体の外側、約1/3のみ残っています。12年前に神経を抜いており、痛みはありません。
先生のyoutubeやHPでもたくさん勉強させていただいて、ラバーダムの重要性、またについ神経を残す治療にとても共感し、私も是非、使用して治療を受けたいと思ったのですが、そちらの歯科医ではラバーダムやMTAセメント(それ以外の虫歯の治療)は通常使用しないとのことでした。
宮﨑先生はクラウンレングスニング(歯冠長延長術)はされていらっしゃいますでしょうか?またされていらっしゃるようでしたら概ねの費用、また抜歯をさける治療としてのクラウンレングスニングについての先生のご意見などありましたらお伺いしたいと思いご連絡させていただきました。よろしくお願いいたします。
はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。
詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。
回答させて頂きます。よろしくお願い致します。
実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。
まずは、当院のホームページやYoutubeチャンネルをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
ご質問頂きました内容、3点について回答させて頂きます。
〇 クラウンレングスニング(歯冠長延長術)はしますか?
当院では、適応症であれば、クラウンレングスニング(歯冠長延長術)を行っております。
〇 クラウンレングスニング(歯冠長延長術)の費用は?
〇 抜歯をさける治療としてのクラウンレングスニングについての先生のご意見について
歯が折れてしまい、
・根管治療がしづらい
・型どりができない
など、歯肉の下に歯根が隠れてしまっている症例では、当院でもクラウンレングスニングを行っております。
ここで云う“クラウンレングスニング”は、「歯肉より上に」「歯槽骨より上に」歯を出してあげる治療・手術とさせて頂きます。
・残っている歯根が、歯肉の下の場合
・残っている歯根が、歯を支える「骨(歯槽骨)」より下の場合
このような場合にクラウンレングスニングを行っております。
当院では、方法としては2つ、あるいはその併用です。
① 残っている歯根の周囲の骨を削り取り、歯根を歯ぐきより上に露出させる手術
② 部分的なワイヤー矯正により、残っている歯を引っ張り上げる
③ ①と②の併用
①の場合は、残っている歯根の周囲の骨を削ることで、相対的に歯根を歯肉の上にまで露出させる手術です。そのため、「隣りの歯」を支える骨の位置も変わります。
「となりの歯はどのような状況なのか?」によって、この手術を行っていいのか否かを見定める必要があるでしょう。
費用は、¥60,000-となります。
②の場合は、①ができない場合、つまり、骨をあまり削れない場合に適応します。
残っている歯を引っ張り上げることで、歯肉より上に歯を露出させます。これには3カ月から6カ月ほどの矯正期間が必要となるでしょう。
費用は、\120,000-となります。
症例によっては、この①と②の併用が必要となる場合もあるでしょう。
ただし、クラウンレングスニングで歯を引っ張り出し、抜歯せずに残せたとしても、
・①では周囲の歯槽骨を失うこと
・②では後戻りがあること
・また、その両者で、治療後は「以前より短い歯根」で歯を支えなくてはならないこと
この3点を考慮した上で、クラウンレングスニングを行った方が良いか否かを決めたいところです。
これ以外の治療として、ご存じの事とと推察いたしますが、以下の方法がございます。
1)ブリッジ
2)入れ歯
3)インプラント
4)移植
1)の方法の場合、『両隣の歯が健全な歯なのか?どうなのか?によってブリッジしてもいいのかどうか?』その決定を左右するでしょう。両隣在歯がすでにクラウンがかぶさっているのであれば、ブリッジ治療は容易な治療法といえます。できれば健全な歯は削りたくないものです。しかし、まったく健全な歯なのであれば、上記のクラウンレングスニングや下記のインプラント、入れ歯が必要となるでしょう。
また、ブリッジというと、全部歯を削りかぶせるイメージがありますが、一部分を削るメリーランドブリッジという手法もございます。以下にリンクを添付致します。ご参照ください。
当院の抜歯基準について(なぜ抜歯しなくてはいけないのか?)
https://miyazaki-dentalclinic.com/25415
ブリッジについて(インプラントとの比較)
https://miyazaki-dentalclinic.com/16981
入れ歯について(インプラントとの比較)
https://miyazaki-dentalclinic.com/16315
メリーランドブリッジについて
https://miyazaki-dentalclinic.com/17356
インプラント治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/11254
ひとつひとつの歯を大切に、出来うる限りの治療法を駆使して歯を残すこと。
非常に大切なことだと思っております。
しかし、「その治療に必要な時間と費用と若干の痛み」と「その後どのくらいその歯が持つのか?」を比較した上で、患者様の求めにあっているのか否かを当院ではご相談させて頂いた上で治療に臨ませて頂いております。せっかく治したのにすぐにダメになってしまっては辛いかと・・・。
上記の内容をご精査して頂いた上で、ご決断いただければ幸いです。
回答は以上となります。
多くの患者様より切なるご相談を頂いております。できる限り多くの患者様にお応えできます様、お1人様につき1通のメール回答とさせて頂いております。さらなるご質問につきましては当院までお越しくださいます様お願い致します。
また、このご相談内容につきましては、当院の受付スタッフに申し伝えておきます。
ご希望の際は、当院までご連絡ください。03-3580-8110
この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎
※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)
必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254
右下奥歯3歯を失われた患者様。
患者様のご紹介で当院を受診され、インプラント治療を行うこととなりました。
上画像は術前の口内写真です。
本来は上画像中央のように3つの歯がありますが、本症例の患者様は失われています。
歯を失った際は、ブリッジ、入れ歯、インプラント、移植などの治療法がありますが、本症例では、ブリッジはできません。そのため、入れ歯かインプラントとなりますが、患者様はインプラント治療をご希望になりました。
3つの歯を失っている症例では、2つのインプラントを埋入設置し、インプラントブリッジとすることで、手術の侵襲、費用を抑えることが可能です。
術前の口内模型です。ブリッジとするならば、どこにインプラントフィクスチャー(人工歯根)を埋入するのか?を術前に決めておく必要があります。
本症例のような多数歯インプラント手術では、「サージカルガイド」を術前に製作し、その位置を決定します。
このようなサージカルガイドを術前に装着し、CT撮影を行い、インプラントシミュレーションをCT画像上で行います。
その画像が以下の画像です。
下顎臼歯部(下の奥歯)のインプラント治療では、下顎骨内に「下歯槽管」という神経を避けるようにインプラントフィクスチャーを埋入設置する必要があります。
術前のサージカルガイドを使用したCTシミュレーションにより、安心確実なるインプラント手術を行うことが可能です。
術前のシミュレーション画像と手術後のCT画像です。
ほぼ一致した位置にインプラントフィクスチャーが埋入されています。時間にして30分程の手術です。
当院では滅菌管理された手術室でインプラント治療を行います。
残っている歯を助ける第2の永久歯、インプラント。
残っている歯にこれ以上の負担をかけない優しい治療といえるでしょう。
当院では徹底して「歯の神経を残す治療」で歯の神経を残します。
歯髄壊死・不可逆性歯髄炎では残せません。その際は、米国UCLA根管治療専門医のコンセプトに準ずるマイクロスコープ根管治療で歯を残します。
それでも歯が残せない場合は残念ですが、抜歯が最良の治療法です。
その後は、これ以上残っている歯に負担をかけない、残っている歯がなくならないように、欠損部には「インプラント治療」を行うことが最善の策といえるでしょう。