院長ブログ

抜歯して4日目ですが2日目よりズキズキします 普通でしょうか?

抜歯して4日目ですが2日目よりズキズキします。普通でしょうか?

ズキズキ、ジーンとする痛みの原因は4つです。

① 通常の痛み

② 抜歯した部位に食べ物が挟まっていることによる痛み、違和感

③ ドライソケット

④ 隣接する歯の痛み

①抜歯後は、1週間ほどジーンとした痛み、軽度ではありますがズキズキした痛みが時折あるものです。これは我慢できる程度の痛みですが、個人差があるため、一概には言えません。

段々となくなっているのであれば経過観察で問題ないのではないでしょうか。

②食べ物が入り、そのままとなってしまうと痛みを感じます。口をゆすぐことで改善すればいいのですが、なかなかご自身では取りづらいようです。歯科医院で洗浄するとすぐに改善します。


1)抜歯後口をゆすぎ過ぎる

2)喫煙習慣があり、血流が悪い

3)歯ブラシのし過ぎ

こういったことにより、傷口の血液が押し流されたり、血流が悪いことで傷口がふさがりづらいことがあります。そのような状態をドライソケットといいます。冷たいものがしみたり、ズキズキ、ジーンとした強い痛みが持続します。

歯科医院での対処が必要となるでしょう。

④抜歯した歯とは別の歯で、別の原因とした痛みであることも稀にあります。精査が必要です。

痛みが増してくるようであれば、お近くの歯科医院へチェックに行きましょう!

よろしくお願い致します!

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むし歯は『歯の硬さ』で調べる?

いつも勉強になります。

丁寧な先生の治療を見ているとこちらまでやった気になってしまいそうで笑

こういうきれいな治療したいという明確なゴールとしてわかりやすいので先生の治療を日々の診療の目標としています。

う蝕除去について質問なのですが、従来の充填物としてアマルガムがありますが 除去する際、う蝕検知液には染まらないが、黒く変色はしていて、エキスカではカリカリっとしている 今回の動画でもエキスカで硬さを確認するシーンがありました。

硬さに先生の中で参考にしていることやう蝕除去時の注意点などありました是非お教えいただければ幸いです。

コメントありがとうございます。
歯科治療に限らず、事を為すには「良いイメージ」が大切でしょう。
ぜひご活用頂ければ幸いです。

このチャンネルをご覧頂いている患者様も、この回答コメントをご覧になるかもしれません。
そんな方々へも分かり易いように回答させて頂きます。
先生にはご存じの内容かもしれません。その点ご理解頂ければ幸いです。

むし歯を削り取る(齲蝕除去)、つまり細菌感染した部位を除去すること、これが歯科医師の責務であり絶対なる達成目標でしょう。

浅ければ、”歯の神経を残す治療”(間接、直接覆髄、部分断髄、歯頚部断髄)、さらに深ければ根管治療に至ります。
※以下のリンクで歯頚部断髄法をご説明するにあたり、「歯の神経を残す治療」とはどんなものかを動画で解説しております
https://www.youtube.com/watch?v=Ukmi7sQBdUc&t=155s

この治療は別々の独立したの治療法ではなく、「むし歯を取り除く中での一連の流れ」でしょう。

そのため、むし歯が歯の神経に深い場合、患者さまには「間接覆髄法ですね!」「部分断髄ですね」「根管治療ですね」といった説明はナンセンス。

実際に治療した上での『結果』として、直接覆髄で、または部分断髄で、または根管治療でフィニッシュしたという具合です。
その点、患者様への事前の説明がとてもとても大切です。

頂いたご質問に回答させて頂きます。

「齲蝕検知液には染まらないが、黒く変色・着色している部分」に対してどのように治療するか?どのようしてむし歯を削り取っていくのか?
「むし歯の硬さを基準に削り取る?」とはどのような基準なのか?というご質問かと思います。

お時間があれば、まずは以下のリンクをご参照下さい。

当院の歯の神経を残す治療について説明させて頂いておりますサイトです。

患者様にとってはやや難解な部分もありますが(笑)、歯科医師の先生であればご理解頂ける内容かと思います(笑) 
https://miyazaki-dentalclinic.com/21762

むし歯を削り取るには、先生もご存じの通り、2つの診査診断基準がベーシックなものでしょう。
「齲蝕検知液による染色」
「硬さによる診査」
この2つです。

当院ではむし歯を削り取る際、齲蝕検知液(カリエスチェック)を使用して、むし歯を染色し、徹底的に削り取ります。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22122

しかし、メタルタトゥーやむし歯により変色・着色部分は齲蝕検知液で染色できません。

その際は、「歯の硬さ」をもって、むし歯か否かを判定し治療に臨んでいます。

但し、この判定の前に、「術前の問診」が非常に大切です。

この点につきましては、以下の動画「歯頚部断髄法」が参考になるかと思います。
ぜひご覧下さい。
https://miyazaki-dentalclinic.com/27455

また術前の症状から歯の神経は残せるか否かを判定するチェック表もございます。ご活用下さい。

この問診をもとに、むし歯が、つまりは細菌感染がどの程度進行しているのか?
つまりは、どこまで削り取って確認する必要があるのか?が決まります。

この点を配慮せずに「齲蝕検知液」と「硬さ」だけでむし歯を削り取っても『片手落ちの治療』でしょう。ぜひご活用下さい。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

当院では、齲蝕検知液で染色し、原則、染色された部分はすべて削り取ります。
これにはマイクロスコープとラバーダムは必須です。

その後、染色されていない歯質の変色・着色部分をマイクロエキスカを使用して、健全な象牙質部分を触知し、正常な象牙質の硬さを確認した上で、そこより『軟らかく感じる部分あるいは剥がれる部分』は、再度削り取っています。

以下に「むし歯(齲蝕)の硬さを基準としたむし歯除去方法」に関する参考文献を添付します。
ご活用下さい。

〇日本歯科保存学会の「齲蝕治療ガイドライン」
http://www.hozon.or.jp/member/publication/guideline/

〇2015年に開催「The International Caries Consensus Collaboration」のガイドライン
「齲蝕除去の指標として【硬さ】が重要であり、湿潤程度や色は付加的な指標である。
軽度から中等度の齲蝕に対しては、ある程度の硬さまで齲蝕を除去すべきである」としている。

※しかし術者(=担当する歯科医師)の感覚によるものであり、その基準には大きなバラつきがあることは否めない。

〇Quintessence Vol.39 No11/2020「ディシジョンツリーで考察する深在性齲蝕における治療選択」辺見浩一先生著より引用抜粋

・選択的齲蝕除去としてのステップワイズエキスカベーション(辺見先生の術式)
(ステップワイズエキスカベーションとは?以下のリンクをご参照下さい)
https://miyazaki-dentalclinic.com/22283

『ステンレス製のラウンドバー(MIステンレスバーハード、MANI)回転数(約1,000-回転)固定、軽い圧で除去される軟化象牙質はすべて除去するという基準でステップワイズエキスカベーションを行う。
ある程度除去できたら、切れ味の良いスプーンエキスカベータ―で象牙質を掻き上げ、ボソボソとした層状にはがれるようであれば、再度ラウンドバーに戻り除去。これを繰り返し行い、スプーンエキスカベーターで剥がれない硬さが確認できれば、色の濃さは指標に大きく取り入れていない。』

〇ヨーロッパ歯内療法学会(ESE)のポジションペーパー(公式見解)では、深在性齲蝕(=歯の神経に近い深いむし歯)における露髄(=歯の神経に達するむし歯で、神経が露出すること)治療では、マイクロスコープの拡大視野下での処置を推奨することが明記。治療環境の整備が必須。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

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根幹(←根管)治療にペリオドン?

いつも本当に有難い情報をご提供くださりありがとうございます。

とても勉強になり、自分がどういう治療を受けているか理解できるようになり安心できます。ありがとうございます。

ファイバーコアとファイバーポストの区別はあるのでしょうか。

ファイバーコアというのは型取りして間接法的に入れる方法で、直接法だとファイバーコアはどのようにするのでしょうか。

また今現在、抜髄時にペリオドンの薬を入れられ、変な味がしたのと痛みで不安になり、先生に聞きますとペリオドンと知り自分でお願いし、2日後に消毒で流していただきました。とてもショックです。

先生のホームページやユーチューブで、ペリオドンなど、ホルムアルデヒド系は使用していませんとありました。

まだ下の根まで抜髄できていない状態です。まだ痛みがあり、死に切れていない神経の痛みなのか、ペリオドンを使用してしまったことによる痛みなのか眠れない痛みです。

麻酔もして抜髄処置をしていたのにどうしてペリオドンを使われてしまったのか、時間の問題もあるのでしょうか。

今後もこの痛みが続くのか、あるいはまた時間をかけ麻酔もして残りの根を抜髄していただけたら痛みはなくなる可能性はありますでしょうか。

不躾な質問で本当に申し訳ございません。

回答させて頂きます。

「ファイバーコア」と「ファイバーポスト」の違いはおそらくありません。

おそらくですが、「根管治療後に歯根に挿入するグラスファイバーを使用した土台」を両者ともに意味しているでしょう。

この「ファイバーコア」には、型取りして入れる「間接法」と、口内でレジンを盛り上げて直接製作する「直接法」があります。

その症例に応じて、歯科医師の技術によって、その方法は使い分けているのが現状です。

その歯科医師に任せるのがよろしいのではないでしょうか。

まず、大前提として、ペリオドンの使用は日本の保険治療で認められた根管治療薬剤です。私が行うアメリカUCLA根管治療専門医の治療コンセプトとは異なりますが、日本では認められている治療法です。

その上で、「ペリオドンを使用する保険適用の根管治療」についての解説させて頂きます。

この、ラバーダムを使用しない根管治療では、治療中の唾液感染を可能な限り予防すべく、手際のよい素早い治療が求められるでしょう。

そのため、1回目の根管治療を麻酔下で行い、歯の内部にまで、根管にまで穴をあけ、「内部の感染を取り除くべくホルムアルデヒド製剤(=ペリオドン)」を貼薬します。

結構、キツイ臭いを発するお薬です。その薬が歯の内部で気化し、根管内の神経組織や細菌を滅菌消毒します。

内圧が高まるため、術後かなりの痛みが生じます。

この術式では、2回目以降、麻酔をせずに根管治療に臨むことが一般的なようです。

歯の仮蓋を外し、ファイルという器具を挿入して、薬剤により壊死した組織を取り除きます。

その際、まだ感覚のある神経に触れるとズキっとした痛みが生じるようです。

この感覚があった時に、治療を終え、再度、前述の薬をいれ、経過を観察します。これを繰り返し行うことで、根管内を洗浄消毒する手法が、保険診療で行われる根管治療の一般的な手順のようです。

この術式は、

・ラバーダムを使用せず手際よく行えること

・根管内をマイクロスコープなどで精査することなく、ガス滅菌により、根管内細部まで滅菌消毒できること

・一瞬の痛みを我慢すれば、麻酔操作を省ける

・治療時間を短くできる

などのメリットがある治療法です。

デメリットとしては。

・ラバーダムを使用していないため、治療中の感染を予防しづらい

・マイクロスコープで根管内を精査していない

・治療期間、回数が多数回必要となる

などのことが挙げられています。

こちらの動画をご参照下さい。

日本における2つの根管治療の現状について、ぜひご理解を深めて頂かれば幸いです。

日本におけるマイクロスコープの普及率はいまだ数パーセントです。

これからの普及が期待される治療機器といえるでしょう。

歯科治療には地域性もあり、その地域で求められている歯科治療があります。

歯科医院の少ない地域では、多くの患者様をおひとりの先生で何とか治さないといけない地域性もあるようです。

そのように求められている歯科医院での根管治療(=従来の根管治療)では、『多くの患者様を、できるだけ短時間で手際よく、感染させないように治療する、痛みを取って差し上げる』方法、その工夫が為されているようです。

「ラバーダムとマイクロスコープによる根管治療」には、ある程度の治療時間とマンパワーが必要です。

地域性に重点を置き、多くの患者様を診なくてはならない歯科医院での根管治療には、「手際のよい短時間の治療を繰り返し行うこと」が地域に求められていることが多いようです。

そのような地域における根管治療では、感染した根管内に穴をあけ、そこにペリオドンといったホルムアルデヒド製剤を貼薬します。

次回の来院までその薬液の効果をまち、「歯の神経」と「感染した細菌」を失活・除菌します。これには多数回、長期間の時間を必要とするのです。

ご経験された根管治療は、このような地域性と、このような根管治療の方法ではなかったのかと推察致します。

ホルムアルデヒド製剤で失活するには、可能な限り短い治療時間で行う“手際の良さ”が問われることでしょう。理由は治療中に唾液感染をさせないためです。

微細な根管内をすべて消毒・滅菌するには、複数回、長期間の治療期間を要します。

また、日本の保険診療では、ひとつの歯の1回の根管治療の診療費用は、再診料で150円、大臼歯の根管治療で150円(3割負担)ほどです。

大変格安な治療費用であり、世界を見てもこれだけの治療費用で行える国は皆無です(世界では1つの歯の根管治療費は8万円から10万円以上です)。

おそらくではございますが、ご担当頂いた歯科医院での診療は、すべて保険診療だったのではないでしょうか。

低価格な治療費用、世界にも劣らない治療技術の高さを維持する日本の歯科医師。

日本の保険診療のありがたさを感じつつ、また保険診療における従来の根管治療の手際の良さに“有難さ”を感じざるえません。

しかし、保険診療における根管治療の限界があるのも事実です。

症状は改善しますが、それは対症療法とならざる得ない場合もあり、その再治療の多さに、現在の日本の保険診療だけでなく、従来の根管治療の方法に改善の余地が期待されています。

保険治療であっても、保険外治療であっても、あきらめずに、ご担当頂く先生と二人三脚で治療に臨めば、今感じている痛みはやがて緩解するでしょう。

ぜひ十分なるコミュニケーションのもと、治療に臨まれてください!

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奥歯が夜になるとズキズキ痛んで寝れない

治療したかぶせものの奥歯が夜になるとズキズキ痛んで寝れないんです。

市販の痛み止めでなんとか数時間は我慢できますが 夜ほんとに痛い、、昼間はわりと平気なのに

コメントありがとうございます! ん~~、心配ですね、、、。

『夜になるとズキズキ痛む。寝ているときに痛む』のは、副交感神経が優位になり、血流が上がるためです。

普通であれば痛みはありませんが、歯に炎症があると、寝ることで、心臓と頭の位置つまり歯の位置が水平的に一致するため、血流が普段より増加し、炎症を起こしている部位にさらに血流が増えます。

そのため痛みが出るんです。 現在の症状より、現在の病状、必要となり治療法チェックできる表があります。

ぜひご活用下さい、リンクを添付しておきますね。

https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

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【必見】痛くないなら、歯の神経はに抜くな!

 

【今回の動画について】

痛みが無いのに根管治療?っておかしくないですか?

そんな話、あるわけないですよね(笑)

今回の動画は、歯にヒビ?割れている?といわれて根管治療を説明されたけれど、全く痛みのない患者様の歯の神経を残す治療の様子です!

最後まで是非ご覧下さい!その理由が分かります!

 

【タイムスケジュール】

00:00 オープニング
00:19 治療動画開始
00:32 無痛麻酔の様子 「痛い時は、左手、大丈夫は右手」をご説明
01:28 前医での診査・診断・ご説明について患者様に伺う
01:52 割れている所をマイクロスコープで探す!
02:17 根管治療しても歯は脆く弱くならない
03:29 大きなお口、開けられますか?
04:20 ラバーダムの装着
04:50 治療前の歯の消毒
05:28 詰め物を外して、歯の内部をマイクロスコープで観察
05:57 齲蝕検知液でむし歯をチェック
07:08 壁をつくる(隔壁形成)
07:46 神経に近いむし歯を削り取る
08:52 果たして歯は折れていたのか??
09:06 MTAとは?
09:20 肉眼ではむし歯は見えない!?
10:07 動画まとめのコメント

 

【この動画の中で引用した参考動画のリンク】

『歯の神経を取っても『歯は弱く脆くなりません!』原因は他にあります!』

https://youtu.be/WOpVlkloCV8

『【絶対にやるな】根管治療中は、お口ゆすぐな!?(ラバーダム?って何?)安全確実な根管治療について分かり易く解説致します!』

https://youtu.be/H7AZL91Utwk

『【必見】お口が小さくて、大きなお口が開けられない人!歯科治療で苦労している人、ぜひ!』

https://youtu.be/XBjZ5Y8bJZw

『【残酷な真実】『肉眼』での歯の治療、ホントに見えてますか?《マイクロスコープ根管治療について》』

https://youtu.be/jYzNSAnHH-Y

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ストローマンインプラントとインプラント周囲炎?

先生ご相談乗っていただきありがとうございます!ちょっとお伺いしたいのですが、先生のところで使うインプラントはどこ製でしょうか?

ストローマンインプラントは、結合がよく歯周炎をおこしにくいという情報がありますが、先生はどう思われますか?

どこから治療したらよいのかわからないのですが、先生に一度みていただけたらとおもってます。

当院のインプラントはケンテック、アルファタイトインプラントを主に使用しています。日本製です。

ストローマンインプラント、素晴らしいインプラントシステムですね。歴史のある信頼性あるインプラントシステムです。
インプラントシステムが開発されている段階では、どのインプラントシステムがすぐれ、どのインプラントシステムはいまいちといった見解があったように記憶しております。
現在では、どのインプラントシステムでも、基本的なスペックには変わりがないように感じております。
確かに歴史あるインプラントシステムは、微に入り際にわたるシステムオプションがあり、上部構造製作の際には便利だなぁと感じることも多々あります。
但し、ストローマンインプラントだからといって、「インプラント周囲炎」にはならない?といった判断には疑問が生じます。
実際に、他院でのストローマンインプラントのやり直し治療を数回行った記憶があり、ストローマン社の方に付き添い、対処させて頂きました。
インプラント治療において、「周囲炎」などの問題が生じる可能性を高めるのは、「適応症の選択」「術式」「患者様のメンテナンス」この3つであり、インプラントシステムの良し悪しではないように感じています。
最高の調理器具があれば、最高の料理が出来るわけではないように、 また、最高の料理人であれは、どんな食材・調理器具でも、最善の美味しい食事を作ってくれるように、 インプラント治療の成功には、受ける患者様と施術する歯科医師の考えが強く影響しているように感じています。 そうでないと、上手くいかなかった時、インプラントシステムのせいにしてしまいます(笑) 一向に自己成長がありません(笑)
失敗は自分のせい、成功は患者様のメンテナンスとインプラントシステムのお陰。
このように考え日々の臨床に取り組ませて頂いております。
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歯科医師の先生からのご質問(根管治療 器具について)

はじめまして。

一年前に導入したマイクロスコープを使いこなせないまま経過しておりましたが、先生のすばらしい治療動画に出会い再トライする意思が固まりました。

先生にスイッチを入れていただいた感じです。

ありがとうございます。

ひとつ質問なのですが、先生が使用されている髄腔や根管内を吸引するバキューム器具(ホワイトチップ、サクション)のメーカー、型番等をご教示いただきたく存じます。

コメントありがとうございます。

日本全国に、マイクロスコープを活用した歯科医師が増えることを期待しております。

ぜひご活用下さい!

ホワイトマックチップ

https://intl.ultradent.com/ja/Dental-Products/TipsSyringes/Other-Tips/white-mac-tip/Pages/default.aspx

ホワイトマックミニチップ

https://intl.ultradent.com/ja/Dental-Products/TipsSyringes/Other-Tips/Pages/default.aspx

キャピラリーチップ

https://intl.ultradent.com/ja/Dental-Products/TipsSyringes/Endodontic-Tips/Capillary-Tips/Pages/default.aspx

バキュームアダプター

https://intl.ultradent.com/ja/Dental-Products/TipsSyringes/Others/Luer-Vacuum-Adapter/Pages/default.aspx

 

【動画】

簡単なマイクロスコープの使い方《ポジショニング?ミラーテクニック?直視》(歯科学生・臨床研修医・歯科医師・歯科衛生士・歯科助手の方々は是非ご参考下さい)

https://youtu.be/1tDMOsTRPdQ

ぜひ頑張って下さい!

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神経の近くまで進行している虫歯。麻酔が切れてから激しい痛み?

動画拝見しました。

先日歯の神経の近くまで進行している虫歯(前歯)を治療したのですが、麻酔が切れてから激しい痛みが1日続きました。

ですが、朝起きたら痛みはかなり落ち着いていました。

ですがまだ少し痛みはあり、水などを飲むと少しだけ染みます。

この場合、神経の治療をしなくてもいい可能性はありますか?

忙しいと思うのですが回答お願いします。

コメントありがとうございます。

大前提として、治療の際、ラバーダムとマイクロスコープは使用されていましたか?

また、むし歯は神経に近かったとのこと。神経が露出するほどのむし歯でしたか?

現在の痛みから、現在の病状はどんな状態か?それに対する適切な治療法は?についてチェックできる表があります。 https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

簡単な表となっております。ぜひご活用下さい!

実際に拝見していないため、何とも申し上げにくいのが現状です。

痛みが和らいできているようであれば、様子を見て頂き、その痛みの頻度と強度が強くなるようであれば、ご担当いたただいた先生にぜひご相談下さい!

また、染みるなどの痛みは、むし歯だけが原因ではありません。

安易に削って治すことは厳禁です。

それについて解説した動画を添付します。 必ずご確認下さい!

この回答が少しでもお力になれていれば嬉しいです!

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ファイバーコア アンレー 可能な限り削らない?

ファイバーコアはカリエスが深くて縁下でも適応しますか?

セラミックアンレーは脱離の危険性はありませんか?

可能な限り削らないクラウンというのはどういったものでしょうか?

こめんとありがとうございます。

回答させて頂きます。

「ファイバーコアはカリエスが深くて縁下でも適応しますか?」

←適用します。 但し、その歯を残すための付加的な治療が必要となる場合があるでしょう。

「セラミックアンレーは脱離の危険性はありませんか?」

←脱離の可能性はあるでしょう。またクラウンと比較して、クラウンの方が脱離の可能性が高くなるのは間違いないでしょう

しかし、それにより、多くの健全なる歯質を残せることの方が、その後の歯の寿命を永くする可能性が高くなるような実感が私にはあります。

またこれも、症例によっては異なる見解、つまりクラウンの方が良い場合もあるかもしれません。

「可能な限り削らないクラウンというのはどういったものでしょうか?」

←あいまいな表現で申し訳ありません。

歯肉縁上にマージンを設定したクラウンといえば分かり易かもしれませんね。

咬頭を被覆したインレーをアンレーと表現し、外周をすべて削りつつも、その境界(マージンは)は、歯肉縁上で、健全歯質を削らない。これを「可能な限り削らないクラウン」と表現させていただいてます。

 

神経をとった後に詰め物を入れた、そのあと歯がズキズキ痛む

先生こんにちは!

チャンネル登録させていただきした!

今日根管治療の3回目で神経をとった後に詰め物を入れました、そのあとに歯がズキズキ痛みます、これは2、3日すると引くものですか?

追記 その歯科はラバーダムもマイクロスコープも利用していません、先生の腕が心配です、、(女医さんで、なんか不安なんです、すみません)。このままずっと歯が痛いままなのかと思うととても不安です。

コメントありがとうございます。

当院では根管治療後は必ず痛みます。1~3日間続いて少しずつ無くなりますとお伝え絵いております。

「神経取った後に詰め物をいれた」とのこと。

クラウンなどの人工歯のことかな?それとも、神経取ったところの空洞に樹脂をつめる「根管充填」のことかな?

いずれにしても、少しずつ痛みは和らぐでしょう。

ぜひ、ご担当頂いている先生にご相談してみて下さいね。

ラバーダムやマイクロスコープが無くても、手際よく根管治療してくださる先生は沢山いらっしゃいます。ぜひご相談してみて下さいね。

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