日別アーカイブ: 2020年3月3日

歯の神経を抜かずに残す MTA間接覆髄法とは?

歯を抜かずに残すには、根管治療をする前に、「歯の神経を残す」。これに注力することが大切です。

歯の神経を取らざる得ない時もあります。
① 不可逆性歯髄炎
② 歯髄壊死
歯の神経がこの2つの状態となった時、歯の神経を取る・抜くことが、「最善の治療法です」。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
むし歯治療の目的は、その感染を取り除くことにあります。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要

上の2つは、その感染により、下のような病態となった状態です。
① 炎症を起こし、その炎症がもはや、回復しない状態
② 感染により、神経が死んでしまっている状態

これ以上の感染拡大をさせないためにも「根管治療」により、歯の内部に拡がった感染を取り除く必要があるのです。

そのため、歯の神経を取り除くことは、歯を残すため、これ以上の感染を拡げないためにも、「最善の策」といえますが、その後、時間の経過とともに、その歯がもろくなるのも事実です。

そうならないためにも、むし歯治療は、「初期段階で、最善を尽くす」。
これがとてもとても大切なのです。

上動画は、そんな「初期段階のむし歯治療の実際の様子」を供覧させて頂いております。

歯の神経を残す治療には、病状に応じて、いくつかの術式があります。

むし歯の進行と歯の神経の炎症・感染・壊死の状態 歯の神経を残す治療 根管治療について 3

間接覆髄法 直接覆髄法 部分断髄法 歯の神経を残す治療 MTA

術式は、歯の神経を残す治療「間接覆髄法」です。
マイクロスコープ、ラバーダム、MTAを活用した当院での治療の様子をご覧いただけます。

このような治療の様子につきましては、当院のYoutubeチャンネルにて多数例供覧させて頂いております。

神経を残す治療について、その理論・実際の治療の様子を詳細にご覧になりたい方は、当院のYoutubeチャンネルの”再生リスト”より、「歯の神経を残す治療」を見て頂くと、多くの症例を配信させて頂いております。ぜひご参考下さい。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル