日別アーカイブ: 2020年3月8日

右上大臼歯 マイクロスコープで歯を削る 型どりをする

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

そのむし歯治療を成功裏に導くポイントは、たった2つ。

① むし歯を(細菌の感染を)徹底的に削り取ること
② 削り取った部分に精密に適合する人工歯を装着すること

むし歯 感染症 血流の増大

取り残さないためには、肉眼による治療では不十分です。
拡大鏡やマイクロスコープでむし歯を取り除くことが大切です。

精密に人工歯をかぶせるためには、歯を精密に削ることが必要です。
削った部分と削っていない部分を明確にラインで示せるようマイクロスコープで見ながら歯の形を整えます。

その後は、患者様の顎の形にフィットするカスタムトレーとシリコンで型どりを行い、精密な模型を製作します。

その模型上で、人工歯を製作するのです。その際も、歯科技工士がマイクロスコープで臨みます。

本動画は、セラミックインレーを装着する予定となる患者様の歯を、マイクロスコープで見ながら削り、型どりをしている様子です。

最近では、当院のブログ、当院のYoutubeチャンネルに歯科学生、臨床研修医の先生、歯科衛生士の方々、歯科助手の方々、またはこれからマイクロスコープを導入しようとされている歯科医師の先生方よりマイクロスコープの使い方のご相談を受けるようになっております。

本症例は上顎右側第一大臼歯のインレー形成と印象の様子です。

術者の位置、患者様の体位、ユニットの傾き、アシスタントの動きなどご参考頂ければ幸いです。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル