日別アーカイブ: 2020年3月12日

歯医者 マイクロスコープ 精密歯科治療の実際の様子

日本国内にて、マイクロスコープの導入率は全体の3%~5%とのこと。このデータは以前のデータであることから、現在(20200310)よりはもう少し普及しているかと思いますが、いまだ通常の歯科治療で使用されいてる医院は少ないようです。

上動画は、当院のyoutubeチャンネルで配信させて頂いた「マイクロスコープを活用して歯を削る様子、型どりをする様子」です。百聞は一見に如かず、ぜひご覧ください。

肉眼による治療と比較して、拡大した視野で”治療する歯”を診ることのできるマイクロスコープ。

この他に拡大鏡ルーペなども、歯を拡大してみることが可能ですが、その違いは何でしょうか?

拡大鏡ルーペとは 歯医者 歯科

拡大鏡ルーペは上写真のような頭部に固定したルーペで口内を拡大、治療します。専用のLEDライトを使用すると、さらに口内が明るく拡大してみることが可能です。

手術など、術者である歯科医師の動きが大きい場合は、このルーペが効果を発揮します。
2倍、3倍、5倍、8倍、10倍拡大のルーペがあり、使い分けて使用します。

マイクロスコープは、2倍から20倍にまでの拡大率を適宜変更し使用することが可能です。また、ルーペは頭部のブレがそのまま視野に影響しますが、マイクロスコープは安定した画像で診ることが可能です。

揺れているモニターを見るのか(=拡大鏡)、揺れていないモニターを見るのか(=マイクロスコープ)と例えるとわかりやすいかと思います。高倍率になればなるほどその違いがはっきりとしてきます。

症例に応じて、このような口内を拡大してみる道具を使分けることがとても大切です。

私の主観ではありますが、肉眼での治療では見えづらい、見え難いことが多々あります。

当院ではマイクロスコープや拡大鏡を活用して、精度の高い治療を目指し、日々精進しております。詳しくは当院のYoutubeチャンネルに多数例を供覧させて頂いております。

ご活用いただければ幸いです。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル