日別アーカイブ: 2022年4月9日

インプラント手術後 糸が緩む

インプラント土台を縫う糸が術後三日目にしてボヨンボヨンにほどけて、その浮いてる糸が舌や食べ物にあたると歯茎も一緒に動いてすごく痛み歯科受診しました。衛生士さんが医師に聞きに行ってはくれましたが、直接診察はありませんで、このまま抜糸まで3週間我慢してください。で、おしまいでした。大丈夫でしょうか。全然物が食べられないのです。

実際に拝見していないので、全く分かりません。そのため、当院での抜歯即時インプラント+GBR症例についてのお話をします。
手術後3日目にして糸が緩むことはよくあります。
骨を移植しているため、術後は歯茎が腫れた状態あるいは、骨を移植した分だけ、歯茎が大きくなっています。その分、糸も長くなりますが、その一時的な炎症・腫れが治まると、糸はゆるみます。
キーポイントではない糸であれば、切ってしまいますが、歯茎を定位置におさめておくための糸であれば、たとえ緩んでも外さずに置いた方が良い場合もあります。
おそらく、その状態ではないかと推察いたします。
緩んでいるつまりは、炎症が早期に治まっている、つまりは、術後の強い痛みは軽減されている傾向にあると、私は推察していますが、いかがでしょうか?
その観点から、歯科衛生士が歯科医師にそれを伝え、創傷治癒の一定の効果が得られる約1カ月を経過観察しましょう!ということのように感じております。
しかし、実際を診ておりません(笑)
ぜひご担当の先生にお聞きいただければ幸いです!