歯の神経を抜かない・残す

神経を残し、セラミックで治す

やり直しのないむし歯治療のポイントは2つです。

① むし歯を取り残すことなく削り取ること
② 削った後を、精密に人工歯でかぶせること

上動画は、『マイクロスコープを活用してむし歯と残すことなく削り取り、セラミックスを使用して精密な人工歯を装着する』 当院の治療の様子をみていただけます。
ぜひご参考ください。

マイクロスコープ&ラバーダム
むし歯は唾液中に存在する細菌が、歯に感染し、歯を溶かしながら内部へと感染を拡げる病気です。

感染を取りきれば治ります。しかし、取り残せば再発したり、治りません。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要私の臨床経験では、目には見えない細菌感染を取り除くには、肉眼や拡大鏡ルーペでは不十分であると痛切に感じています。

「① むし歯を取り残すことなく削り取ること」

これには、マイクロスコープが貢献します。上動画をご覧いただくと一目瞭然でしょう。

マイクロスコープで感染を取り除いたとしても、その後に装着するインレー(=補綴)がお粗末では、再度細菌を感染させかねません。

ピッタリと隙間のない、また化学的にも変化しない「セラミックス」を使用してインレーを製作することで、「② 削った後を、精密に人工歯でかぶせること」が実現できます。

当院ではマイクロスコープを活用して、精密な歯科治療を行い、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指します。

宮崎歯科医院 youtubeチャンネル

 

 

 

神経を残せるか?根管治療か?その診断基準の1症例

本症例の患者様は、他院で銀歯装着後より「しみる」⇒「違和感」⇒「強い痛み」⇒「ジーンとした痛み」⇒「痛みなし」の症状を経験して当院を受診されました。

その希望は、「できれば神経を残したい」とのこと。

神経を残せるか否か?根管治療が必要か?の当院の神殿基準をご説明させて頂いた上で、治療に臨みました。

本動画はその様子です。

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック

表は、縦軸が上から下に行くに従い、むし歯が深く広く進行していることを示します。
その時、患者様が感じる「症状」、その時の「歯の神経の病状」、それに対する適切な治療法を横軸に記載しています。

以下に表中の専門用語について解説いたします。ご参考ください。

歯は3層構造露髄(ろずい)
⇒むし歯が歯の神経に達している様子。またはむし歯を取り去ることで歯の神経が露出した様子です。深いむし歯であり、歯の神経にまで細菌の感染が及んでいる可能性のある状態です。

可逆性の歯髄炎
⇒むし歯は唾液中に存在する細菌が歯に感染し、歯を溶かしながら内部へと進行する病気です。

感染が深くまで進行すると、歯の神経は炎症を起こします。初期であれば感染を取り去れば、その炎症は治まります。そのような炎症を「可逆性の歯髄炎(かぎゃくせいのしずいえん)」といいます。根管治療せず、神経を残せる状態です。

不可逆性の歯髄炎
⇒炎症が広く波及すると、その炎症は治まることなく、少しずつ神経を殺していきます。
このような炎症の治まらない状態を「不可逆性の歯髄炎(ふかぎゃくせいのしずいえん)」といいます。根管治療が必要となる状態です。

歯髄壊死
⇒炎症が治まらず、細菌の感染により神経が死んでしまうことを「歯髄壊死(しずいえし)」といいます。さらなる感染拡大を予防するためにも根管治療が必要となる状態です。

間接覆髄法 直接覆髄法 部分断髄法 根管治療 のむし歯の進行度合いを図で説明
神経を残す取らない抜かない治療法 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTA図は、左から右にいくに従い、むし歯が進行した状態とその治療法をしめします。

灰色のむし歯が、ピンク色の歯の神経に近く深く進行している様子が分かります。
上の表・図中の治療法に詳細について以下に解説いたします。ご参考ください。

詰める治療とは、インレーやコンポジットレジン樹脂で削った部分を補う治療法です。

間接覆髄法とは、神経に近いところまで削った後に、神経を保護する「覆髄材」を貼薬し、歯の神経を残す・温存する治療法です。

直接覆髄法は、むし歯を削り、露出した神経(露髄といいます)に直接、覆髄材を貼薬し、歯の神経を残す・温存する治療法です。

部分断髄法は、感染した神経(=歯髄)を一部取り去り、そこに覆髄材を貼薬し、歯の神経を残す・温存する治療法です。

根管治療は、感染した神経をすべて取り去り、歯を保存する治療法です。

各治療法を具体的に症例を交え、以下のリンクで説明しています。ご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22909

当院では深いむし歯治療の際、まずは「できるだけ神経を残すこと」に集中し治療に臨みます。しかし上表のように、神経を残せない症例があることも非常に多くあります。その際は、適切に根管治療を行うことで、歯を永く使用できるようにします。

これには「マイクロスコープとラバーダム」が必要です。

マイクロスコープを活用して、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指す! 当院の目標です。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

 

 

 

 

歯の神経をできるだけ残す⇒根管治療《歯髄壊死+不可逆性歯髄炎》

セラミックインレー装着後より違和感のあった患者様。部位は、下顎第1大臼歯です。

本動画は、その治療の様子です。神経を残したい!でも痛みがある患者様はぜひご参考ください

病状の詳細は以下の通りです。

患者様のご希望は、「できれば神経を残したい」とのことでした。
症状は、はじめ冷たいものがしみて違和感がありました。いつも痛いということはなく、なにもせずともジワーっとするような違和感に似た痛みでした。
最近になって、その痛みの頻度と強度が強くなり、温かいものがしみて痛むようになったとのことです。以前は痛かった冷たいもので痛みが和らぐ感じもあったとのことでした。

歯は3層構造噛んだ時の痛みは無く、食事では問題なくできていたました。
歯ぐきの腫れなど、他、気になる症状はなく、鎮痛剤を服用したこともありませんでした。

むし歯は唾液の中にある「細菌」が、歯に感染し、歯を溶かしながら内部へと感染を拡げていく病気です。

感染症は、感染を取り除けば治りますが、失った歯は元には戻らないため人工的に修復する必要があります。

感染の進行度合いにより、治療法は異なり、また感じる症状も変わります。

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック

本症例は、術前に「温かいものがしみる」ようになっていました。上表に照らし合わせると、根管治療が必要な症例といえます。しかし、鎮痛剤の服用は無かったため、なんとか神経を残せないか?と臨んだ症例です。

深いむし歯患者様には根管治療が必要となる可能性を説明した上で、治療に臨みました。

この歯には3~4の神経が在ります。
そのうちの1つが不可逆性歯髄炎であり、2つが歯髄壊死となっていました。
結果、根管治療となってしまい残念ではありますが、感染を取りきれたことは、この歯の今後にとって、大きな一歩です。

むし歯は感染症です。
感染して死んでしまった神経を残しておいても、さらに感染を拡大するばかりでなく、痛みも治まりません。

マイクロスコープとラバーダムを装着し、適切なコンセプトに基いた根管治療を行えば、歯は永く永く残ります。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

 

歯の神経をできるだけ残す治療 MTA

レントゲンンで神経に近い、深いむし歯が認められ、根管治療(根っこの治療、歯の神経を取る治療)を説明された患者様。歯が欠けており、しみる症状はあるものの、痛みは全くありませんでした。

本動画は、その歯の治療の様子です。
マイクロスコープを活用して歯の神経を残す治療を行いました。
術式は、一部感染した神経(=歯髄)を取り去る部分断髄法です。

直接覆髄法 断髄法 神経を残す治療 神経を取らない治療 都内内幸町新橋虎ノ門港区千代田区霞が関日比谷の歯医者歯科
むし歯治療は、感染した部分のみを取り去れば治ります。

むし歯 細菌の感染症 根管治療 ラバーダム マイクロスコープ 神経を残す取らない抜かない治療
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。細菌が歯を溶かしながら内部へと深く感染・侵攻する病気です。

そのため、細菌感染を取り残すと、治りません。そのまま銀歯などを被せると、痛みや違和感などの症状が続きます。

マイクロスコープ&ラバーダム

再発のない、やり直しのない「むし歯治療」には2つのポイントがあります。この2つ+1つを徹底すれば、むし歯の再発はないでしょう。

① むし歯を取り残さない
② 削った部分を精密にかぶせる
③ 定期的な歯医者さんでのクリーニングとチェック

①は、マイクロスコープとラバーダムを用いたむし歯治療。覆髄材にはMTAを使用すること。

②は、マイクロスコープで歯の形を整えて、シリコーンで型どる。隙間のない自然な形のセラミックを使用してかぶせること。銀合金は錆びます、変色・変質・変形しないセラミックが最適でしょう。

③は、定期的な歯科医院でのクリーニングです。

この3つのうち、1つでも欠けてはいけません。
むし歯は目に見えない細菌の感染症です。徹底した無菌的治療が、治療の成否を左右します。

当院ではマイクロスコープを活用した精密歯科治療を心掛け、日々の臨床に取り組んでいます。

マイクロスコープとラバーダム 都内港区内幸町新橋虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科歯医者日比谷 根管治療神経の治療根っこの治療歯 セラミック 違い 保険と 精度 キレイ 後悔 審美 都内内幸町新橋虎ノ門神谷町日比谷千代田区有楽町 歯科歯医者 神経を残す治療 ④

 

 

 

 

 

銀歯 痛い しみる 違和感 なぜ? 神経を出来るだけ残す治療とは?

他院にて銀歯装着後よりジーンとした違和感・痛みのある患者様。
鎮痛剤を飲むほどではないものの、痛みがおさまることはなく、「担当医の先生からは、徐々に慣れてきますよ」とのこと。

心配になりインターネットを調べて当院にご相談、ご来院いただきました。

本動画で以下の事に回答しています。
・本症例の痛みの原因について。
・本症例の治療の様子。術式はマイクロスコープを活用したMTA直接覆髄法。
・神経を残した後はどのようになるのか?精密な補綴について。

本症例のようなインレー装着後・治療後の痛みや違和感、冷水痛の原因は2つです。
① むし歯が取り残されている
② 覆髄材が接着していない

神経に近い・深いむし歯治療の際、そのむし歯を取り除くにはラバーダムとマイクロスコープが不可欠です。本動画をみて頂くと、その重要性がよく分かるでしょう。
肉眼では見えません、マイクロスコープが必要です。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。むし歯を取り除いている最中に、唾液が患歯に混入・接触することは、治癒を阻害するばかりでなく再感染の機会を与えかねません。ラバーダムは必須の治療環境といえるでしょう。

またラバーダムのない状態では、神経を保護する覆髄材は適切に接着・硬化しません。
その覆髄材も、現在ではMTAが最適であることが世界的文献からも明らかです。

マイクロスコープでむし歯を取り残さず、ラバーダムとMTAでしっかりと覆髄することで、深いむし歯治療に関わらず、神経が露出(露髄)した症例でも神経は残せます。

むし歯治療には2つのポイントがあります。
1)上記のようにむし歯を取り残さないこと
2)その後は感染させないように精密にかぶせること(=補綴)

本動画ではその精密補綴についても言及しています。
ぜひご参考ください。

マイクロスコープ ラバー―ダム 根管治療 神経残す治療 都内港区新橋汐留内幸町霞ヶ関虎ノ門 歯科歯医者メール相談 歯科歯医者 かみあわせ 根管治療 神経を残す治療 マイクロスコープ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神経近い 冷たいもの熱いものしみる 神経を残したい《メール回答》


《ご相談内容》

こんちには。右下の4番を3週間ほど前に治療したのですが、神経に少し近いところまで触りました。現在の状態で、冷たいものや熱いものがしみ、なにもしてなくても時たま違和感があります。激痛が走ることはないのですが、今後、神経を残したままケアすることは可能でしょうか?

《回答》

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。
回答させて頂きます。実際に拝見していないため、適切な回答とならない場合もございます。あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

いくつか質問させていただきながら回答させていただきます。
「神経に少し近いところまで触りました」
⇒その際に、ラバーダムなどの無菌的配慮はなされていましたか?

(むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であるため、神経に近接する深いむし歯治療の際や、根管治療の際、治療中に患歯(処置している歯)に唾液が混入・接触することは、治癒を阻害するばかりでなく再感染の機会を与えかねません。この配慮が為されている治療であるか否かは、その治療の妥当性を評価する1つの基準となるため、この質問をさせて頂いております。)

 


また、担当して頂いた先生は、拡大鏡ルーペやマイクロスコープは使用されていましたか?
現在はどのような状況にありますか。

1cmにも満たない歯の内部のむし歯の有無は、肉眼では精査不可能であると当院は考えています。

当院の神経を残す治療のブログをご一読いただくとご理解いただけるでしょう。むし歯が残存がないか?を徹底して診査しているのか否かを知るために、この質問をさせて頂いております。)

 

・むし歯治療後に、冷水痛と違和感の原因は?なぜそれが起きたのか?
・歯を深くまで削ると、違和感や痛みが残るのはショウガナイことなのか?
・歯の神経を残す、歯の神経を抜かない治療法は??

これらの事につきましては、以下のリンクで動画でわかりやすく説明をさせていただいております。ぜひご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/24552

また、現在感じていらっしゃる症状から、根管治療(神経を取る治療)が必要か否かを推測する方法があります。

これについては以下のリンクをご参照頂き、ご自身の症状と照らし合わせてみてください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

回答は以上となります。
患者様にとって適切な回答となっていれば幸いです。
よろしくお願い致します 宮崎

※当院の初診の流れ 必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

宮崎歯科医院 youtubeチャンネル チャンネル登録お願いします

マイクロスコープ&ラバーダム

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

 

 

歯の神経をできるだけ残す治療 MTAセメント

直接覆髄法 断髄法 神経を残す治療 神経を取らない治療 都内内幸町新橋虎ノ門港区千代田区霞が関日比谷の歯医者歯科他院にて神経の治療が必要と診断された患者様の症例です。

部位は下顎第一大臼歯、奥から2番目の歯です。痛みは全くありませんが、レントゲン画像所見では大きなむし歯が認められます。

本動画は、歯の神経を残す治療の実際の様子です。

術式はマイクロスコープを活用したMTA部分断髄法です。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要齲蝕検知液でむし歯を染色むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症の感染症です。

ラバーダムを装着し、治療中に唾液が接触・混入しないよう配慮した上で治療に臨みます。

むし歯か否かは、齲蝕検知液を用いてむし歯を染色し診断します。これにはマイクロスコープの使用が有効です。

露髄 神経に達する本症例は、むし歯を徹底的に取り去ることで、露髄しました。露髄はむし歯が神経に達することを云います。

このような症例では、神経(=歯髄)の一部感染を疑い、部分的に神経を取り除く「部分断髄法」で神経を残します。

その後は神経を保護する覆髄材としてMTAを使用します。MTAは高アルカリ性で抗菌作用を有する優れた薬剤です。

MTA 神経をできるだけ残す歯への接着性を有することから、術後のむし歯予防にも効果的な覆髄材といえるでしょう。

当院では多くの症例で応用し、良好な結果が得られています。

当院ではマイクロスコープを活用して一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し日々の臨床に取り組んでいます。

歯の神経を残す治療についてわかり易く説明した動画
根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 宮崎歯科医院 youtubeチャンネル チャンネル登録お願いします

 

 

 

 

 

 

 

ラバーダムを用いた治療・神経を出来るだけ残す・MTAセメント《問い合わせ》


《ご相談内容》

初めまして。ラバーダムを用いた治療・神経を出来るだけ残す・MTAセメント、などのキーワードでネット検索し、宮崎歯科医院様のホームページを拝見致しました。左の上顎、奥から三番目の歯に仮歯が入っているのですが、当方に確認の無いまま自費診療の高価な被せものをされる予定を組まれ、その医院の治療に不信感を覚えたため、以降の治療…被せものは別の医院様でと、探しております。数日前、他の医院でカウンセリングしていただいた所、仮歯を入れて一年以上経っていることから、内部が虫歯になっている可能性もある、しかし実際に内部を見てみなければ分からないとの事でした。そちらでは、虫歯部分を除去し被せものをする、また虫歯が神経に近い・神経に達しているのであれば神経を抜きコアを立て、被せものをするというご説明を受けました。ご説明が先生ではなくほぼ助手の方からだった事、神経を残すご提案が全くされなかった事から、引き続き他の医院を探しております。宮崎歯科医院様に是非伺いたいと考えておりますが、①初診では、検査やご説明等のみで、実際の治療は二回目以降となりますでしょうか?また、②一度の診察に対してのお時間は、だいたいどの位になりますでしょうか。(仕事を何度も抜けることが難しく、もし可能でしたら、③出来る限り治療のお時間が長くいただけるようでしたら大変ありがたいです)ご多忙の所お手数をおかけして恐れ入りますが、ご返信をいただけましたなら幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。お問い合わせいただきました内容に回答させて頂きます。実際に拝見していないため、適切な回答とならない場合もございます。あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

① 初診では、検査やご説明等のみで、実際の治療は二回目以降となりますでしょうか?
⇒はい。そのようになるかと思います。

詳しくは当院の初診の流れをご参照ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

② 一度の診察に対してのお時間は、だいたいどの位になりますでしょうか。
⇒病状・病歴から推察した限り、神経を残す治療あるいは根管治療となるでしょう。

初診時の検査結果の上、その後治療内容やスケジュールの概要は担当の歯科衛生士よりご説明させて頂くこととなります。神経を残す治療となった場合は、2回目の治療はだいたい1時間を頂いております。根管治療となる場合でも同様の1時間を頂いております。

当院の「神経を残す治療」について、残せるか否かについて、マイクロスコープ根管治療についての詳細につきましては以下のリンクをご参照ください。わかり易く解説しております。

宮崎歯科医院 youtubeチャンネル チャンネル登録お願いします

残せる神経、残せない神経(=根管治療が必要な症例)について
https://miyazaki-dentalclinic.com/22037

神経を残す治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/23900

マイクロスコープ根管治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/23892

③ 出来る限り治療のお時間が長くいただけるようでしたら大変ありがたい
⇒患者様のご予定と当院の予約状況により、そのようにさせていただいております。

急なキャンセルなどはご遠慮いただいております。
しっかりとお時間をお取りくださいます様お願い申し上げます。

当院では歯科医師と同等の診査診断能力を有する当院のトレーニングを修了した優秀な歯科衛生士が初診時の診査と患者様へのご説明にあたります。
私も拝見し、診断を致しますが、治療内容に関するご説明は当院のスタッフに一任しております。何卒よろしいくお願い致します。

回答は以上となります。患者様のご心配が少しでも和らげる回答となっていれば幸いです。

以上の詳細につきましては当院の受付スタッフに申し伝えておきます。
ご希望の際は、当院までご連絡ください。03-3580-8110 宮崎

マイクロスコープ&ラバーダム宮﨑歯科医院 アクセス 地図

 

 

むし歯は削る! 削らない治療などない!

神経を残す取らない抜かない治療法 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTA本動画は、当院の治療方針である「むし歯は徹底的に残さず削る!」を実践した治療の様子です。

治療法は、神経を残す治療法の「MTA間接覆髄法」です。

ラバーダム&マイクロスコープを活用した治療の様子をぜひご覧ください。

マイクロスコープ&ラバーダム

なるべく削らない治療」を謳う歯科医院のホームページをしばしば目にします。

転院していらした患者様からは「なるべくけずらないでください」と切なる希望をいただきます。理由をお聞きすると、次のようなお言葉。

むし歯を削って露髄(=神経に達すると)すると、根管治療が必要になると言われたから。
むし歯を深くまで削ると、あとで違和感や染みるようになると言われたから。
歯の寿命が短くなると言われたから。
深く削ると痛くなると言われたから。

「?」と感じます。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。歯の内部に深く進行する細菌の感染症です。感染症は取り去らなければ治らず、取り残すと感染が拡大します。
取り去らなければ治癒しないのが、感染症です。

上記① 当院では露髄しても神経が生きていれば残せます。
残せないのは、神経が壊死しているか、その炎症が治まらない(=不可逆性歯髄炎)の場合です。


上記② 当院では違和感、しみるは残りません。
違和感はむし歯を取り残しているから。マイクロスコープで徹底的に取り除きます。
しみるは覆髄材が接着していないから。ラバーダム装着下でMTAを応用すれば大丈夫で
す。


上記③ むし歯を取り残す方がよっぽど寿命は短くなります。たとえ根管治療になったとしても、そのまま放置するよりは歯の壽寿命は永くなるはずです。

上記④ ラバーダムも装着せず、肉眼で治療していればそのようなことも起こるかもしれません。むし歯は感染症治療です。感染源を取り除けば症状は治まります。

治療中の唾液感染を「ラバーダム」で予防しつつ、マイクロスコープで徹底的に感染部位を削り取る。その後は再度感染させないように精密にインレーやクラウンを装着する。

これで治ります。

適切な診査と診断基準に基づき、マイクロスコープでむし歯を削り、健全部分を削らない。

削るべきを削り取る治療こそ、むし歯治療であり、「なるべく削らない治療」といえるでしょう。

そのためには、その治療法を実践するならば、「マイクロスコープとラバーダム」は最低限必要な治療機器といえるのではないでしょうか。

皆さまの受けている治療、肉眼ではないですよね?

マイクロスコープとラバーダムを活用した精密歯科治療で、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指す。当院の目標です。

歯 セラミック 違い 保険と 精度 キレイ 後悔 審美 都内内幸町新橋虎ノ門神谷町日比谷千代田区有楽町 歯科歯医者 神経を残す治療 ④マイクロスコープ ラバー―ダム 根管治療 神経残す治療 都内港区新橋汐留内幸町霞ヶ関虎ノ門 歯科歯医者

 

 

 

 

 

 

ドックベストセメント 失敗 ご相談

ドックベストセメント治療後、痛みや違和感が治まらず当院を相談・受診される患者様を多く拝見しております。下記にそのうちのお1人の患者様のご相談内容と当院の回答を供覧させていただきます。
お困りの患者様はご参考ください。よろしくお願い致します。
メールでご相談、セカンドオピニオン お気軽にご相談下さい

《ご相談内容》

1年程前に右下奥歯に虫歯ができ、できるだけ削りたくないと考えドッグベストセメントを使った治療を受けたものの、違和感が止まらず、2週間程前に別の歯科医院にて、治療を受けました。最初の治療で虫歯を削っていたところに、①3mixを入れる治療でしたが、これでも違和感がまだ残っていますこれで治らなければ神経を取ると言われ、なんとか神経を残したいと考え、MTAセメントというものがあるのを見つけ、こちらのHPにたどり着きました。神経を残せるか、相談させていただきたくご連絡しました。

②激しい痛みはありませんが食事をしているかどうかに関わらず、じわじわと違和感がある状態です。③ドックスベストから3mixに変えて、症状は少し和らぎました

現在3mixを入れて仮でプラスチックの被せものをしており、早めに正式な被せものにしなければならないと言われている状況です。
長文となり恐縮ながら、お返事いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

① 3mixを入れる治療でしたが、これでも違和感がまだ残っています

⇒この治療の詳細につきまして教えていただけますでしょうか?
1) ラバーダムを装着されていましたか?
2) 御担当頂いた先生は、マイクロスコープを使用されていましたか?

② 激しい痛みはありませんが食事をしているかどうかに関わらず、じわじわと違和感がある状態

⇒「~どうかに関わらず痛みがある」場合は、「根管治療が必要」となる場合もございます。以下をご参照ください。

〇 術前の症状により、神経を残せるか否か?を推断することが可能です。
こちらのリンクをご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

〇 ラバーダムについてはこちらをご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/17703

〇 他院で深いむし歯治療を行うも、違和感と冷水痛が続いた患者様ので、「神経を残す治療」を行った症例がございます。以下にリンクを添付致します。ご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/24552

〇 当院の神経を残す治療について、症例を交えてご説明させて頂いている動画です。ご参考になるかもしれませんので添付させていただきますね。
https://miyazaki-dentalclinic.com/17703

「神経を残す治療」で臨んでも、①すでに歯の神経は死んでしまっている(=歯髄壊死)、②炎症が治まらないことがあります。

①を歯髄壊死
②を不可逆性歯髄炎といいます。

細菌の感染が進んでしまっている症例です。そのような症例では、その感染を除去すべく、根管治療が必要となります。

神経を残すつもりで臨んだけれども、実際に神経をマイクロスコープで診査したら上記の①②であり根管治療を行った症例について、以下にリンクを添付いたします。ご参考ください。

① 歯髄壊死症例
https://miyazaki-dentalclinic.com/24397

② 不可逆性歯髄炎症例
https://miyazaki-dentalclinic.com/24501

https://miyazaki-dentalclinic.com/22909
(リンク先の下の方に記載されています。ご参考ください)

③ドックスベストから3mixに変えて、症状は少し和らぎました

この症状の変化には2つの事が推察されます。

1) 前歯の治療にて、細菌の感染が取り除かれ、痛みが軽減した
2) 細菌の感染により、神経が壊死している

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。細菌は歯を溶かしながら内部へと進行する疾患です。初期はしみて、神経近くまでいくと、それが強くなり、神経に至ると、ズキズキ、ジーンとする痛みとなり、噛まずとも痛みます。その後、神経は徐々に感染により壊死し始めますが、その段階になると痛みが少なくなります。歯の神経すべてが壊死すると、再度痛みが増し、放置することで、周囲の歯槽骨へと波及し、歯ぐきが腫れてきます。どの段階にあるのかを精査した上で治療に臨んだ方がいいでしょう。

回答は以上となります。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。
ご希望の際は、当院までご連絡ください。

この回答が少しでも患者様のお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

マイクロスコープ&ラバーダム
根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座