歯の神経を抜かない・残す

歯髄炎 自然治癒するか 症状でチェック診断

むし歯 細菌の感染症 神経を残す治療 根管治療むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

歯は3層構造です。
2層目の象牙質近くまで達すると、歯の神経(=歯髄と云います)に軽度の炎症が生じます。これを歯髄炎と云います。

冷たいものがしみたり、あまいものがしみたりする症状を伴います。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22012 神経を残せる基準チェック項目 どんな症状ならば神経を残せるのかさらに深く進行することで、その症状は強くなります。
ズキズキする、ジーンとする、ジワーっとする症状を伴います。
進行程度により、その強さと持続時間と頻度が強く多く増していきます。

歯髄炎には2種類あります。
①可逆性の歯髄炎と②不可逆性の歯髄炎です。

①は感染を取り除けば元に戻りますが、。②は根管治療(神経をとる、抜く治療、歯内療法)が必要となります。自然治癒はしません。

不可逆性歯髄炎がが更に進行すると神経は細菌感染により死んでしまいます。③歯髄壊死です。

これは細菌感染により歯の神経が死んでいるため、放置すると、感染はさらに歯槽骨へと波及し、④根尖性歯周炎となります。歯の周りの骨の炎症です。

まとめます。

深いむし歯で痛みがある場合の病名は3つです。
① 可逆性歯髄炎
② 不可逆性歯髄炎
③ 歯髄壊死

④ 根尖性歯周炎

① の場合は神経を残せます。上症例がそれです。
② ③の場合は早々に根管治療を行い、さらなる感染拡大を予防します。
(④は②③に伴い生ずる歯の周りの骨の炎症です。)

神経残す抜かない治療 動画で説明①と②と③を適切に診断するためには、マイクロスコープが必要です。肉眼では見えないため、診査診断することはできません。つまり神経を残すことはできません。

当院ではこの治療コンセプトを実行できる治療環境を整えています。

マイクロスコープを2機、CT常設、根管治療となった際のマイクロスコープ精密治療に必要な治療器具。そしてラバーダム。

適切な治療コンセプトのもと、適切な道具立てで歯は治ります。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

 

 

 

 

神経を取らない抜かない治療 MTA直接覆髄法 上顎小臼歯

親知らずの抜歯で来院された患者様。レントゲン写真検査でむし歯がみつかり、治療することとなりました。

本動画の内容は、深いむし歯の神経を残す治療、マイクロスコープを用いたMTA直接覆髄法です。露髄(むし歯が神経に達すること)しましたが、根管治療せず(神経を取らない抜かない)歯の神経を残すことができました。

本症例は、以前にメタルインレーを装着している上顎小臼歯。

以前の治療の際にすでにむし歯は深く、覆髄をした跡が下レントゲン画像所見に認められます。(覆髄とは、神経近くまでむし歯が進行している際、神経周囲をセメントなどで覆う処置をいいます。つめたいものなど染みづらくする効果があります)

深いむし歯 神経に近い 神経に達している 露髄 根管治療が必要といわれた レントゲン画像 神経残す治療 対処法

深いむし歯 神経に近い 神経に達している 露髄 根管治療が必要といわれた レントゲン画像 神経残す治療 対処法 術前術中術後 画像マイクロスコープ 歯面消毒 むし歯を削る基準 齲蝕検知液 むし歯を染色する
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
治療前にラバーダムを装着し、歯面に付着した唾液を洗浄消毒します。深いむし歯治療や根管治療では、治療中の患歯への唾液の付着・混入は、治癒を阻害するばかりでなく再感染の機会を与えかねません。唾液・呼気による湿潤状態では、覆髄材(コンポジットレジンやセメント材料)の硬化を阻害することもあり、ラバーダムは不可欠といえるでしょう。

たとえるならば、ラバーダは口内に手術室をつくって治療に臨むことと同じです。
開腹手術を行うならば、清掃消毒された無菌環境下で手術を行うのが当たり前でしょう。野原の感染しやすい環境下で開腹手術をする人はいないはずです。

唾液の入りやすい環境下で深いむし歯治療や根管治療を行うということは、野原で開腹手術をするのと似ていると当院では考えます。

ラバーダムの必要性を説明 根管治療深いむし歯治療ではラバーダムの装着が必要ですむし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です ラバーダムが必要です上写真はインターネットより引用させていただきました画像です。
左写真は、身体を洗う人の横で洗濯している人がいます。
右写真は、頭を洗う人のすぐ横で洗濯する人がいます。

どちらも茶色に汚れたところで洗濯、洗髪、身体を洗っていますが、皆さんキレイになるのでしょうか?

感染症治療であるむし歯治療にとって、唾液が流入する中で治療するということは、この写真以上に無意味なことといえるでしょう。

見えない感染症である歯科治療においては徹底した治療環境の整備が必要不可欠です。それが、ラバーダムでありマイクロスコープといえるでしょう。

深いむし歯 神経に近い 神経に達している 露髄 根管治療が必要といわれた レントゲン画像 神経残す治療 対処法 術前術中術後 画像マイクロスコープ

当院ではマイクロスコープやCTを用いて、徹底した歯科治療を行うことを目標に日々の臨床に取り組んでいます。

歯は削らない方がいいのです。歯科医院には来ない方がいい。
しかし、ひとたびむし歯となってしまったときは、「徹底してむし歯を削り取る」。感染を取り除くのです。取り残してはならないのです。

根拠 Kakehashi むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症  都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTA むし歯は徹底して削りとる その根拠「なるべく削らない治療」「できるかぎり削らない治療」・・・このような謳い文句を耳にします。

感染症であるむし歯治療において、そんなことはあり得ません。
感染症であることは、1965年のkakehashi先生の文献で証明済みです。

徹底してむし歯を削るということは、『徹底して健全な部分は削らない』と同義であると当院は考えます。そのためにはマイクロスコープとむし歯の適切な診査法が必要となるのです。

歯科治療のあるべき姿。感染症を取り除くべく、感染部位のみ取り除き、治癒しやすい環境をつくりあげ、再度感染しないように精密にクラウンやインレーをかぶせて機能回復を図る。

私の師匠の言葉、「究極の偽物と口内につくりあげる」これが私の臨床目標です。

 

 

 

 

 

 

 

 

深いむし歯 神経残す MTA直接覆髄法

本動画は、以前のメタルインレーをはずしてやりなおす際、深いむし歯が認められた症例です。

治療法は、マイクロスコープラバーダムを用いた神経を残す治療「MTA直接覆髄法」です。ぜひご参考ください。

本症例の患者様は噛む力が強く、そのような患者さまの場合、根管治療をした歯が、10数年後に折れてしまい、抜歯になることが多々あります。

本症例では、むし歯が深く、神経(=歯髄)にまで達していました。(⇒露髄といいます)従来の歯科治療では、『 露髄 = 根管治療 』と説明されることがほとんどでしょう。

歯の神経をとる デメリット 神経を残す取らない抜かない方法治療法マイクロスコープが使用できる現在の最新歯科治療では、マイクロスコープで徹底した感染除去と歯髄の生死・状態を診査、診断することが可能となりました。そのため、いままでは残せなかった神経(=歯髄)も安全確実に残すことができるようになっています。

当院ではマイクロスコープを2機用意して日々の臨床に取り組んでいます。

深いむし歯 神経残す 神経取らない治療法 方法 歯科 ラバーダムマイクロスコープ MTA直接覆髄法

上画像はマイクロスコープの拡大画像です。肉眼の12.5倍の拡大率の画像です。

私の経験と実感ではありますが、肉眼ではここまで診ることはできません。
見えているかもしれませんが、精査することは不可能でしょう。

拡大鏡(ルーペ)も使用していますが、拡大鏡でも「歯髄の精査」は難しいです。光源と視野が一致し、視野がしっかりと固定されている「マイクロスコープ」だからこそ得られる画像であり、それでこそ精査が可能といえます。

神経(=歯髄)にむし歯が達する深いむし歯の症例で、”神経が残せるか否か?”の判断基準は以下の通りです。
むし歯が取りきれいているか?(齲蝕検知液と変色歯質の硬さ
感染による神経(=歯髄)の炎症は治まるか?(出血部位と止血時間)
③ 神経(=歯髄)は壊死していないか?(健康歯髄の有無)
これらをマイクロスコープで精査、診断します。

むし歯 細菌の感染症 根管治療 ラバーダム マイクロスコープ 神経を残す取らない抜かない治療むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。感染を取りきれば、治ります。そのため、むし歯で神経(=歯髄)が炎症を起こし、一時的にズキズキとする痛みがあったとしても、感染が取りきれれば治るのです。むし歯が神経に達していたとしてもです。

安易な診査、診断、治療による根管治療の選択は残念でなりません。

しかし、このような診査診断に基づく根管治療なのであれば、たとえ神経をとったとしても、その歯は永く残ります。

当院では徹底した治療を行います。そのためにはマイクロスコープが不可欠です。
”適切な治療コンセプト”のもと、マイクロスコープとラバーダムを用いて「神経を残す治療」「根管治療」に臨めば、恐れるに足らずです。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

歯医者 歯科 メール相談 根管治療神経の治療 神経を残す取らない抜かない マイクロスコープ

 

 

歯の神経をとる デメリット 歯の神経を取らない治療法

数年前に他院にて深いむし歯治療を行い、メタルインレーを装着した患者様。

1カ月ほど前から、噛まずとも痛むことがあり、少しずつその頻度が多くなってきたため、当院を受診されました。

上動画は、その治療の様子です。
歯の神経をとる デメリット 神経を残す取らない抜かない方法治療法治療内容は、マイクロスコープを使用したMTA直接覆髄法神経を残す治療法についていです。

装着されているメタルインレーを外すと、コンポジットレジンで覆髄されている状態でした。覆髄とは、神経近くまでむし歯があった場合、その神経周囲を覆う処置をいいます。覆髄することで、染みづらくする効果がありますが、その際には「ラバーダム」を装着しなくては意味がありません。本症例ではそれが為されていませんでした。

歯の神経をとる デメリット 歯の神経を残す取らない方法治療法ラバーダムとは治療中に処置歯に唾液が付着しないようにする方法です。
以下がラバーダムについての当院の説明動画です。

歯の神経を残す治療 歯の神経をとるデメリット 神経を取らない抜かない治療法 方法

本症例の痛みの原因は、「歯の内部への細菌感染」です。

小さなトゲが皮膚に刺さっていると痛みがあります。
そのトゲが汚れていると痛みと共に腫れがでます。

歯の内部に感染があるため、そこに血液が流れ、細菌を殺そうとする。
そのために神経(=歯髄)の内圧が高まり痛みとなるのです。

その感染を取り除けば痛みは消失します。
皮膚に刺さったトゲを取り除くが如くです。

そのためには、治療中に、治療部位に唾液が混入することは防がなくてはなりません。また、むし歯を取り残してはいけません。それにはラバーダムをマイクロスコープが必要です。

詳しい治療の様子は上段の動画をご覧ください。
当院ではマイクロスコープを使用して、徹底した歯科治療を行います。一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療が当院の目標です。

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親知らずの手前の歯 横からむし歯 神経の治療必要と云われた ②

横にはえている親知らずの手前の歯がむし歯になり、メールでご相談いただいた患者様の症例です。

ご相談内容、およびそれに対する回答につきましてはこちらをご参照ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/23740

上写真は術前の状態です。
当院では、本症例に対して神経を残す治療を行いましたが、痛みが治まらず、結果根管治療を行いました。

以下の動画は、その治療の様子です。

なぜ神経を残せなかったのか?そのような症例はどのような状態なのか?について説明させて頂いております。


むし歯とは?どんな病気?細菌の感染症本症例の患者様は、初診時、鎮痛剤を服用して来院されました。

鎮痛剤を飲まないと、寝てるときに痛みがあり、普段でも痛むことがあったようです。

治療前に、この神経は残せるか否か?根管治療が必要か否かを診断する際に役立つチェック項目があります。

Ricucciらは、症状から見た根管治療が必要か否かを判断する基準について論文で報告しています。是非こちらをご参照ください。

本症例では、根管治療が必要となる不可逆性歯髄炎の診断基準となる以下の項目すべてにおいて陽性でした。
・ 痛みの既往がある
・ 鎮痛剤服用の既往がある
・ 誘発痛、自発痛が持続する(10分以上)
・ 夜間に痛みがある
・ 日常生活に支障のある痛み
・ 患者さんが痛みの原因となる歯を特定できない

術前に上記のような症状がある場合、神経の炎症は治癒することが非常に困難となるため、根管治療が適切な対処法となります。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22012 神経を残せる基準チェック項目 どんな症状ならば神経を残せるのか患者様も病状はご理解されていたのですが、気持ち的に「根管治療」を受け入れることが出来ないご様子でした。しかし治療はしなくてはいけないとい気持ちもあり、大変迷われている状態でした。

患者様には『マイクロスコープで歯髄を観察し、神経を残すことができれば残しましょう。後に痛みがでてしまい、治らないのであれば根管治療をしたほうがよろしいでしょう』 と説明させて頂いた上で治療に臨みました。
「でも、こんかんちりょうのかのす

実際、マイクロスコープで歯髄を観察すると、歯髄本体からではなく、その縁、歯の先端部分より出血があることが認められ、5分以上たっても止血することはありませんでした。

再度施術中に、患者様にご説明しましたが、本日は根管部歯髄は取らずに終えてほしいとのご希望をいただき、水酸カルシウムを貼薬し治療を断念しました。

予想通り、後日、痛みが治まることはなかったため、患者様もご決断され根管治療をすることとなりました。

患者様のご理解とご希望の上での本症例の結果ではありますが、神経を残す治療が「無駄」となったことが非常に残念でなりません。

ただ、この結果があったからこそ、患者様も納得し、今後の根管治療に臨めるようになったことも事実です。

これを良しとするか無駄とするかは、患者様それぞれなのかもしれません。

しかし、当院では、科学的根拠に基づき、可能な限り「必要ない治療」はしたくないと考えています。歯科治療は1度で十分です。

当院では一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療を目指しています。
この教訓を明日の患者様に生かし、日々精進です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当院の神経を残す治療を動画でご説明

神経を残す治療、とらない治療、抜かない治療ってどんな治療ですか?
・何回かかるのですか?
神経を取るか取らないか、どうやって判定しているのですか?
MTAってどんな薬剤で、どのように使うのですか?
マイクロスコープ
・ラバーダムってなんですか?
・CT?レントゲンとどう違うの?

こんなご質問を多く頂きます。
当院の症例をいくつか供覧させていただきます。当院を受診された患者様のご説明に使用する症例動画です。ご来院頂く前にご覧いただければ幸いです。

・当院の「神経を残す治療」の実際の様子を、ほぼノーカットでご説明
・下顎大臼歯 メタルインレーに隙間 やり直し治療
・MTA直接覆髄法と間接覆髄法

 

・下顎大臼歯(奥歯)
・MTA 間接覆髄法
・覆髄からオールセラミックス装着までをご説明しています

 

・親知らずが原因で、手前の歯が横からむし歯になってしまった(下顎第2大臼歯)
・MTA 直接覆髄法
・治療の手順をわかりやすく説明しています

 

 

・ズキズキ痛む
・上顎小臼歯
・MTA 部分断髄法
・治療の手順をわかりやすくご説明しています。

 

 

・上顎第2大臼歯 痛みなし
・MTA 部分断髄法
・神経を残せるか否かについて、症状から判定するチェックポイントをご説明しています
・神経を残した後、オールセラミックスインレー装着までをご説明しています

 

・上顎大臼歯 痛みなし
・MTA 部分断髄法
・断髄後、およびオールセラミックスインレー装着写真あり

 

・上顎大臼歯
・MTA 部分断髄法
・上記 間接覆髄・直接覆髄・部分断髄・歯頚部断髄・根管治療の分類図を説明

 

ラバーダムについて

 

歯科用CTとレントゲンとの違いについて

 

 

 

 

 

 

ラバーダムについて (深いむし歯治療には必須)


深いむし歯の治療 根管治療神経の治療根っこの治療 神経を残す 抜かない とらない治療 マイクロスコープ 覆髄法 直接間接覆髄法 部分断髄法 根管治療根っこの治療神経の治療をしない CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 
深いむし歯の治療 根管治療神経の治療根っこの治療 神経を残す 抜かない とらない治療 マイクロスコープ 覆髄法 直接間接覆髄法 部分断髄法 根管治療根っこの治療神経の治療をしない CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

深いむし歯の治療 根管治療神経の治療根っこの治療 神経を残す 抜かない とらない治療 マイクロスコープ 覆髄法 直接間接覆髄法 部分断髄法 根管治療根っこの治療神経の治療をしない CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

むし歯は唾液中に存在する「むし歯菌」の感染症です。むし歯の治療では、感染して溶かされた歯を削り、感染を除去することが治療の目的です。

歯は3層構造。
象牙質表層のむし歯ならば問題ありませんが、深く進行したむし歯をただ削ると、治療中に唾液が歯の内部に混入します。

それにより、歯の内部へ細菌が感染し、治癒阻害するばかりでなく、再感染の可能性を高くします。

神経を残す 抜かない とらない治療 マイクロスコープ 覆髄法 直接間接覆髄法 部分断髄法 根管治療根っこの治療神経の治療をしない CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 


神経を残す 抜かない とらない治療 マイクロスコープ 覆髄法 直接間接覆髄法 部分断髄法 根管治療根っこの治療神経の治療をしない CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

1965年のDr.Kakehashiの論文では、根管治療の成否の最初の分岐点は、無菌的処置を徹底できるか否かと書かれています。これは、根管治療にラバーダム防湿が必須であることを明らかにした論文です。他の文献では、
ラバーダム防湿ができないなら根管治療は禁忌であると記載されています。

深いむし歯の治療 根管治療神経の治療根っこの治療 神経を残す 抜かない とらない治療 マイクロスコープ 覆髄法 直接間接覆髄法 部分断髄法 根管治療根っこの治療神経の治療をしない CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

ラバーダムは、例えるならば、開腹手術を「手術室」で行うことに似ています。
ラバーダムをしてから根管治療をするのは、手術室で開腹手術をすること。
ラバーダムをしないで根管治療をするのは、不衛生は部屋で開腹手術をすること。
あなたはどちらを選択しますか?

深いむし歯の治療 根管治療神経の治療根っこの治療 神経を残す 抜かない とらない治療 マイクロスコープ 覆髄法 直接間接覆髄法 部分断髄法 根管治療根っこの治療神経の治療をしない CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

 

 

 

歯の神経を残す・抜かない 間接覆髄法

上動画は、上顎第2小臼歯の深いむし歯に「間接覆髄法」を用いて神経を残した際の治療の様子です。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

治療中に患部に唾液が混入すること、触れることは、患部に再感染の機会を与えかねないため、当院ではラバーダムを装着し、神経を残す治療に臨んでいます。

「神経を残す治療」「根管治療」に限らず、むし歯治療の目的はひとつ。”感染した細菌を徹底的に取り除くこと”です。


そのためには、ラバーダム、マイクロスコープが必要不可欠となります。

また、感染を取りきった後、再度感染させないような「補綴(クラウンやインレーなどのかぶせもの)」が必要となります。

これには、補綴の精度が必要不可欠です。ピッタリと入っていて隙間のないクラウンやインレーです。

 

 

 

 

神経を抜かない 取らない 残す治療 MTA 部分断髄法の実際

神経を残す 抜かない とらない治療 マイクロスコープ 覆髄法 直接間接覆髄法 部分断髄法 根管治療根っこの治療神経の治療をしない CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

上動画は、神経(=歯髄)に近いむし歯に対して、根管治療(神経を抜く、神経をとる、根っこの治療、歯内療法)をせず、マイクロスコープを用いて、MTAによる部分断髄法を適用し、神経を残した治療の実際の様子です。

神経を抜かない 取らない 残す治療 MTA 部分断髄法の実際 マイクロスコープ 都内新橋虎ノ門内幸町日比谷霞ヶ関歯科千代田区港区患者様は他院にて製作・装着したハイブリッドセラミックスインレーと歯との間の着色を気にかけて来院されました。

痛みなどの自覚症状はありません。

右写真が術前の状態です。

ハイブリッドセラミックスは欠けていましたが、しみるなどの症状はありませんでした。

神経を抜かない 取らない 残す治療 MTA 部分断髄法の実際 マイクロスコープ 都内新橋虎ノ門内幸町日比谷霞ヶ関歯科千代田区港区患者様に深いむし歯である可能性をご説明した上で、ラバーダムを装着します。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。深いむし歯の神経を残す治療の際や根管治療では、処置歯への唾液の混入は、治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えかねないため、当院では必ずラバーダムを装着し、治療に臨みます。

神経を抜かない 取らない 残す治療 MTA 部分断髄法の実際 マイクロスコープ 都内新橋虎ノ門内幸町日比谷霞ヶ関歯科千代田区港区マイクロスコープを用いた精密な歯科治療の実際の様子は、上動画をご覧ください

肉眼では見ることのできない、肉眼では診断しづらい「神経(=歯髄)の生死判定」、むし歯なのか?健康な歯なのか?を見極めるためにマイクロスコープが必要不可欠であることがお分かりになるかと思います。

神経を抜かない 取らない 残す治療 MTA 部分断髄法の実際 マイクロスコープ 都内新橋虎ノ門内幸町日比谷霞ヶ関歯科千代田区港区

上動画からの抜粋画像です。
当院では、治療中の様子をマイクロスコープの静止画・動画で撮影し、治療中の様子を治療後にみていただき、患者様にご説明させて頂いております。

神経を抜かない 取らない 残す治療 MTA 部分断髄法の実際 マイクロスコープ 都内新橋虎ノ門内幸町日比谷霞ヶ関歯科千代田区港区上画像は、むし歯が神経(=歯髄)に達している様子です。一部感染部分を切断除去する「部分断髄法」を行った上で、切断面を洗浄消毒しています。止血が確認されれば、MTAを貼薬し1週間の経過観察を行います。

私の臨床経験では、MTA貼薬後、後日は全く痛みはありません。
臨床的な症状がなければ、迅速に精密なる補綴(インレーやクラウンを製作・装着)治療を行います。

マイクロスコープを用いた当院での精密補綴について以下にリンクを添付しておきます。
ご興味のある方はご参考ください。

 
神経を抜かない 取らない 残す治療 MTA 部分断髄法の実際 マイクロスコープ 都内新橋虎ノ門内幸町日比谷霞ヶ関歯科千代田区港区
当院では、マイクロスコープを2機常設。CT、手術室を完備し、徹底した精密歯科治療を行い、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目標に日々の臨床に取り組んでいます。

 

 

 

親知らず手前の歯 横からむし歯 神経を抜きたくない

親知らずの手前の歯が横からむし歯になってしまう患者様を多く拝見しております。
親知らずを抜歯後、手間の歯の治療に臨む際、むし歯が深くまで進行していることが多く、その際は「神経を抜く、神経を取る、根管治療」を説明されることが多いようです。

以下にご相談内容は非常に多く頂きます。
その中から1症例のご相談を供覧させていただきます。ぜひご参考くださいますようお願い致します。

ご相談内容

4月に左下の親知らずを抜歯しました。親知らずの手前の歯が横から虫歯となっているのが原因です。その後、5月4日に虫歯の治療として歯を削ったのですが、神経まで達しているとのことで神経を抜くことを勧めれておりますが、神経を抜きたくありません。現在は、セメントでふたをしている状態で、一週間ほど様子をみて痛みがなければ、一部セメントを残して詰め物をしようといわれております。ただ、現在の歯科医の方は神経を抜くことを勧められております。現在は、激痛ではないのですが、痛みがあり左こめかみが痛いです。神経を抜かずにどうにか治療できないかと重い相談させていただいております。よろしくお願いいたします。(原文そのまま)

はじめまして。宮崎歯科医院の宮崎と申します。よろしくお願いいたします。

ご相談頂きました内容に回答させていただきます。詳細なる病歴と症状のご説明をありがとうございます。頂きました内容より推察させて頂き回答させて頂きます。

実際に拝見していないことから、推断の域となりますことをご理解いただき、以下ご参考くださいますようお願い致します。

まずは、患者様と同様の『親知らず抜歯後、親知らず手前の歯が横からむし歯になった症例』を、当院にて「神経を残す治療」施した3例を以下に供覧させて頂きます。ご参考になるかもしれません。

① 右下親知らず抜歯後のMTA直接覆髄法
https://miyazaki-dentalclinic.com/22691

② 左下親知らず抜歯後の部分断髄法について
https://miyazaki-dentalclinic.com/23456

③ 右下親知らず抜歯後のMTA直接覆髄法(直接覆髄法の実際の様子)
https://miyazaki-dentalclinic.com/22985

③のあと、インレー装着ついて
https://miyazaki-dentalclinic.com/23587

上3症例は、初診診査時、施術時共に痛みなどの症状はありませんでしたが、患者様には、痛みがあるとのこと。どの程度の痛みがあるのか心配です。

現在の症状を判断基準に、「神経が残せるか否か?」をチェックする方法を以下に詳しく書かせていただいております。ご自身の症状を比べて頂き、ご参考くだされば幸いです。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

神経を残せるか否か?現在の症状からチェックするにはこちらをご参照ください。https://miyazaki-dentalclinic.com/23730

患者様とは部位が異なりますが、同様の治療と説明を前医より受け、当院にご相談された患者様がいらっしゃいます。その患者様への回答についてはこちらをご参照ください。参考になる内容と思われます。
https://miyazaki-dentalclinic.com/23674


上記参考リンクサイトの内容は、重複する内容もございますが、ご参考くださいますようお願い致します。

左こめかみの痛みは、「かみしめ」などが原因していることがあり、現在の歯の痛みとは関連がないこともございます。精査した上で治療に臨みたいですね。

現在抱えていらっしゃる症状が、以下のようであれば「神経を残せる」可能性が高まります。

・なにもしていない時は痛みはない
・冷たいもの・温かいもので継続した痛みがない。あっても一瞬。
・いままで、鎮痛剤を服用しなければならないような痛みは無かった。

また、神経を残す治療を施すためには、以下の3点が不可欠でしょう。
・ラバーダムによる治療中の唾液の侵入を予防する配慮。
・マイクロスコープによる精査。
・治療後は適合の良い精密なる補綴。

精密なる補綴(削った後を精密に補うことを云います)についてはこちらをご参照下さい。https://miyazaki-dentalclinic.com/23089

 

神経を残したいと切に願い当院を紹介、あるいは受診される患者様が多くいらっしゃいます。その中では、神経の炎症が酷く(=不可逆性歯髄炎といいます)、神経も死んでしまっている(=歯髄壊死)こともしばしばです。

当院でおこなっている「神経を残す治療」の症例をまとめています。以下をご参照ください。https://miyazaki-dentalclinic.com/22909

むし歯は、唾液中に存在する細菌の感染症です。しっかりと取り除けば治ります。また取り除かなれば治ることもなく、感染を拡大させてしまいます。たとえ「神経を抜く治療(=根管治療)」を行ったとしても、適切に行えば、歯の寿命を永くすることができるでしょう。

回答は以上となります。ご参考になれば幸いです。
お大事になさってください。  (宮崎)

初診の患者様へ
当院に来院される際は、必ず以下のリンクをお読みください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

上記の内容でご来院、ご相談される患者様がとても多くいらっしゃいます。
当院のホームページをご参考くだされば、治療に対する不安は解消されることでしょう。
ただ、その膨大なる内容をお読みいただき、理解するのも非常に困難を極めるようです。

当院では、初診の際、原則として、治療を行いません。歯科衛生士が丁寧に問診と診査・必要な治療のご説明を行います。ご来院いただき、ご相談くだされば、ホームページを読んだり、ネットサーフィンをする必要もなくなるでしょう。お困りの際はご相談ください。

当院では時間をしっかりと頂き治療に臨みます。
当院へ来ていただける患者様のお時間を大切にするためにも、理由の如何に関わらず、キャンセルを繰り返す方はお断わりさせていただきます。あらかじめ切にご理解・ご協力くださいますようお願い致します。