日別アーカイブ: 2019年8月5日

歯の神経をできるだけ残す治療 MTA

レントゲンンで神経に近い、深いむし歯が認められ、根管治療(根っこの治療、歯の神経を取る治療)を説明された患者様。歯が欠けており、しみる症状はあるものの、痛みは全くありませんでした。

本動画は、その歯の治療の様子です。
マイクロスコープを活用して歯の神経を残す治療を行いました。
術式は、一部感染した神経(=歯髄)を取り去る部分断髄法です。

直接覆髄法 断髄法 神経を残す治療 神経を取らない治療 都内内幸町新橋虎ノ門港区千代田区霞が関日比谷の歯医者歯科
むし歯治療は、感染した部分のみを取り去れば治ります。

むし歯 細菌の感染症 根管治療 ラバーダム マイクロスコープ 神経を残す取らない抜かない治療
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。細菌が歯を溶かしながら内部へと深く感染・侵攻する病気です。

そのため、細菌感染を取り残すと、治りません。そのまま銀歯などを被せると、痛みや違和感などの症状が続きます。

マイクロスコープ&ラバーダム

再発のない、やり直しのない「むし歯治療」には2つのポイントがあります。この2つ+1つを徹底すれば、むし歯の再発はないでしょう。

① むし歯を取り残さない
② 削った部分を精密にかぶせる
③ 定期的な歯医者さんでのクリーニングとチェック

①は、マイクロスコープとラバーダムを用いたむし歯治療。覆髄材にはMTAを使用すること。

②は、マイクロスコープで歯の形を整えて、シリコーンで型どる。隙間のない自然な形のセラミックを使用してかぶせること。銀合金は錆びます、変色・変質・変形しないセラミックが最適でしょう。

③は、定期的な歯科医院でのクリーニングです。

この3つのうち、1つでも欠けてはいけません。
むし歯は目に見えない細菌の感染症です。徹底した無菌的治療が、治療の成否を左右します。

当院ではマイクロスコープを活用した精密歯科治療を心掛け、日々の臨床に取り組んでいます。

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