かみあわせのブログ

正常とは

患者さまの「訴え」を聞くこと、とても大切です。

虫歯や歯周病は、検査やレントゲン所見より明確なことが多く、患者さまの訴えをお聞きすることも当然大切ではありますが、我々が診ただけ病態を知ることができることもしばしばです。

「かみあわせ」はそうはいきません

歯科治療では、
・むし歯
・歯周病
・かみあわせ
前2者は、細菌の感染症であり、炎症のコントロールが大切となります。
かみあわせは、「口腔機能」つまり「力」のコントロールが大切です。

そのためには、異常な「力」の結果生じた異常な「形態」を知ること、
また、異常な「形態」により生ずる異常な「力」を診ることが大切です。

この「形態異常」と患者さまの「訴え」を関連させ、病態を知ることが、治癒への近道であり、それを知ることができなければ治癒することはありません。

異常を知るためには、
『正常とは何か?』
これを知る必要があります。

右写真の模型は、正常者の模型となります。
みなさんと見比べていかがでしょううか??

徹底した診査と明確な診断に基づく治療計画が大切なのです。

かみあわせと顔の変化

筋肉は動かないと緊張します。つまり筋肉痛になる。

噛むことに関連する筋の筋肉痛には歯ぎしりが関与します。

歯ぎしりに、3種類あります。
・グラインディング(ぎりぎり)
・クレンチング(音せずにくいしばる)
・タッピング(カチカチ)

このうちの、クレンチングがくせもの(歯軋りの写真)。左右にギリギリすることなく、上下の歯がはまりこみ、食いしばるのです。筋肉は動かずに緊張する。音がすることもないために、本人の自覚もありません。

これにより、顔貌に変化が生じます。咬筋は張り、肥大することとなるのです。

右写真は元の顔の左だけを反転してつなげたもの、右だけを反転してつなげたものを示します。

生まれたばかりの時、人間は左右対称の顔をしています。
しかし、何らかの後天的因子により、このように左右差のある顔になるのです。 

顔のゆがみの原因として、
・不適切な生活習慣(頬杖や睡眠姿勢 →これを態癖といいます
・不正なかみあわせ
・口の周囲の癖
・不適切な咬み方
・不適切な歯科治療
などがあげられます。

これらはすべて、「不適切な力」であり、「不適切な形態」です。
力のコントロール、力の見える化が診査において大切です。

宮﨑歯科医院では、かみあわせ治療を行う際、このような点を診査するために、全身写真、口腔内写真、模型診査、レントゲン写真、顎関節CT撮影、問診など、様々な検査を行います。

かみあわせと顔

かみあわせ(噛み合わせ) 、咬合は、全身の姿勢のバランスを担う一つの因子です。

全身の姿勢の歪みは、かみあわせに大きな影響を与え、かみ合わせを歪ませます。

姿勢を歪ませる生活習慣、これを「態癖」といいます(筒井照子先生文献引用)

「態癖」とは、よくない睡眠姿勢や頬杖などをいい、中顔面・下顔面に外から悪影響を及ぼす力を加える生活習慣のことをいいます。

顔の中顔面は上あご、下顔面は下あごです。
そのため、あごのズレは顔の歪みを生みます。

生物の顔は、口を先端に形作られます。
頭蓋の大きさは幼少期にある程度形作られるため、口が顔の形をつくっていくのです。

つまり
『顔の成長≒あごの成長』
となるのです。

生まれた時は、左右対称なのですが、発育の過程で、何らかのつごうによりアンバランスが生じ、顔全体にもその影響が及ぶのです。

右写真は、宮崎歯科医院において、咬合治療の際に撮影する顔貌写真(前方)のサンプルです。

この顔貌写真より、
①顔貌のタイプ分類、骨格タイプ分類
②対称性、歪み
③正中と人中のズレ
④黒目の上下的な位置
⑤左右の閉眼傾向
⑥顎間高径差(眼瞼-口角間距離)
⑦耳たぶの高さの左右差
⑧鼻翼の広がりの左右差
⑨鼻唇溝の深さの左右差
⑩口角しわ
⑪上下口唇の厚み、口唇の緊張
⑫咬筋の左右差
⑬下顎の偏位、ズレ
⑭下顎の首への影
⑮僧帽筋、胸鎖乳突筋などの張り

このような「形態」を診査し、診断の一助といたします。
これ以外に、側貌写真、口腔内写真診査、全身写真(姿勢)、模型診査、顎関節CT診査を行います。

「形態」の診査は、つまり「機能」の診査であり、
「機能」の診査は、つまり「力」の診査です。

かみあわせには、様々な「力」が作用します。

見えない「力」を見える化することために、様々な診査を行い、診断の一助・治療の一助とすることが、「治癒」への近道となるのです。

咬合調整(かみあわせ)

かみあわせの違和感を赤矢印に感じるとの訴えより精査。

下顎の最後方臼歯はすでに失われており、違和感を感じる歯は、根管治療が為され、根尖に病巣があるとともに、歯根膜腔の拡大が認められる。

この原因は何か?

患者さまは歯ぎしりを自覚されており、その咬合接触関係を診ると、右写真の「咬合調整前」のような接触関係となっている。

上下顎の接触を「赤」と「青」で示している。
 赤と青ともに接触はエリア(面接触)を呈しており、本来再現すべき銀歯の溝や凹凸は不明確。

赤い点はカチカチと噛んだときの接触関係を示し、青い点は下顎を左右側方に動かした時の接触関係を示している。

銀歯の接触関係としては、青い点はない方が良い。
また、赤い点はエリアではなくポイント(点)、つまり上下顎が「点接触」となっている方が良い。

歯は、云わば「包丁」であり、面で接触する歯は、「鈍った包丁」ということ。

つまりは、より力を加えなければ咀嚼することは困難であり、この歯の位置での面接触と側方運動における接触は、「ブラキシズム(歯ぎしり)」を誘発することとなる。

また、対側の歯は喪失しており、この接触関係における この銀歯に対する負担は過大なるものとなる。

適正な接触関係は、その歯の寿命を永きものとする。
そのため、銀歯に穴があかない程度に接触関係を調整。
点接触とし、側方運動時の接触関係を示す青い点の接触は除去することなる。
調整後の口腔内写真が「咬合調整後」である。

患者さまの感覚は、調整後にすぐに良好となる。
本来ならば、さらに歯の「溝や凹凸」を明確にしたいところであるが、
さらなる調整により穴が開くことを懸念してこの程度の調整とする。

「かみあわせ」に関しては、患者さまも、我々歯科医師の中でも、
「この程度でいいかな、、、」というあいまいな認識を持っているように感じる。
「すこしすれば慣れるかな、、、」確かにそうなることもある。

しかし、
少しのひずみなら適応できるが、それが積み重なれば流石に困難。

かみあわせでご苦労を重ねている患者さまを拝見することがとても多い。

こういった基本的な咬合治療をしていれば起きないのでは?
と思うことが多々あるように感ずる。

歯ひとつひとつを大切に治すこと、これに注力したい。

原因は何か?

「原因は何か?」

現在、私は肩の不調で通院しています。
私を診てくれている先生は、いつも笑顔で明るい素晴らしい名医です。
(エーライフ 渡邉先生←こちらをご参照下さい)

現在の病状を的確に把握。 患者にわかりやすく説明をし、病状の改善と心の安心を与えてくれます。

私の肩の病状も然り。 
「病気」とは、一つの原因から成るものは非常にまれであり、様々な因子が絡み合い、症状が発現します。

病状が長期に渡るもの程、その原因は多岐に渡り 絡み合い、原因究明には、それ相応の時間と労力を要します。

私の肩の担当の先生は、毎回毎回、少しずつ、その症状から、現在の原因を究明し、解きほぐす施術をしてくれます。その甲斐もあり、現在まで大学病院の整形外科、接骨医など様々な先生方が治すことのできなかった病状を 改善してくれています。

歯科治療も同じでしょう。
咬合治療(かみあわせ)は尚のことです。
咬合治療の難しさについて)

歯を失うことで、下顎の位置に偏りが生じます。
その偏位を放置すれば、そのままの位置で 他の歯が治療されることとなります。
歯を失い、多くの治療を重ねた方ほど、その偏位のほどは計り知れないものとなるでしょう。
偏位した下顎の位置で、咀嚼、嚥下、ブラキシズム(くいしばり、歯ぎしり)を行えば、それ相応のひずみやゆがみが 顔面、頸部に筋に影響を及ぼし、全身へと波及する症例もしばしばです。

むし歯だから 削ってつめる、被せる。
白い歯がいいから、セラミック。
歯を失ったから、インプラント治療。。。
ではないのです。

「なぜ、歯を失うこととなったのか?」
「なぜ、現在の症状に至ったのか?」

原因究明のための、診査診断、治療計画がとても大切なのです。

最近、メールや来院で多くの方がご相談にいらっしゃいます。

皆様、「なぜその状態に陥ってしまったのか?、なぜ歯を失ったのか?」
という説明が患者さまに為されないままに治療が行われていることが多いようです。
コミュニケーション不足です。

「どうすれば治るのか?」
つまりは その「原因」。。。 わかっているのでしょうか?

医療従事者として、日々の臨床で常に問いたださねばならない言葉です。

「かみあわせ」の違和感 1症例

右下臼歯部(奥歯)のかみあわせの違和感を主訴に来院した1症例。
(レントゲンの見方はこちらをご参照ください←クリック)

左下には他院にて装着したインプラントが認められます(画面右)。
ご本人の訴えでは、①に痛み違和感があるとのこと。

しかし、拝見してみると、強く咬合した時に、②の痛み(強い違和感)が強く、③は軽度の違和感。強くかみしめると③の違和感が強くなるようでした。

右写真は宮崎歯科医院撮影によるデジタルレントゲン写真とCT写真です。

上写真の③の歯に注目です。
右写真黄色矢印部を見てみましょう。

デジタルレントゲン写真では問題なきように見えますが、CT写真では歯根周囲が黒く写り、また、歯根とかぶせものとの間も黒く明瞭に写っています。

つまり、
③の歯は、咬合力(噛む力)により歯根破折を起こしており、②と③は連結しているため、強くかむと②に2本分の負担がかかり、強い痛みがでることがわかりました。

CT撮影では、従来不明瞭であった診査も、わかりやすく明瞭な結果をすぐに手にすることができます。

この患者さまは、左下奥歯にインプラントを装着されており、食事もしっかり摂れていらっしゃいますが、その補綴物の咬合面形態も小さく、咬合力を負担するには少々難しいと思われる状況があるように見受けられます。現在の咬合に少なからず問題点があるようです。

インプラント治療は、入れ歯やブリッジなどに比べて、大変に優れた点を持つ治療法ではありますが、数ある歯科治療の方法の一法に過ぎません。
適応症を見定めて、適切に行い、最終的には適切な「かみあわせ」を作り上げる必要があるでしょう。

かみあわせ 1症例

平成26年1月7日

北陸方面の大変遠方より来院された患者さま。

これまで歯科治療において大変なご苦労をされての来院です。
来院前にメールにて詳細なるご連絡を頂きました。事前に情報を頂けると大変助かります。また、お会いするととても穏やかで優しいお心持のお方でしたが、お話を伺うと、大変なご苦労をされていました。

現在他院にて通院加療中とのこと。

上顎前歯部をセラミックに置き換えたところまで治療が進行しており、現在の治療内容への疑問や今後の不安に対するご質問で来院されました。

とても綺麗に補綴(かぶせる)されていますが、上下の歯が、患者さまの「快適」と感ずるところでかみあわせることができません。
また、上顎前歯部は下顎前歯部と接触することができません。患者さまのもともと持っている骨格的問題と既往歴に起因するもでしょう。現在の先生が一生懸命模索している様子も読み取れます。

全顎的な治療の際、歯一本一本の治療は然るべきですが、「咬合系」に目を向けることもそれ以上に大切です。

上顎の歯は、頭蓋に固定され動きませんが、下顎は頭蓋に筋肉でぶら下がっており、その位置を決めるのは、上下顎の歯のかみあわせです。

つまり「かみあわせ」に問題が生じると、下顎の位置がずれることとなり、下顎の動きの起点となる「顎関節」に問題が波及します。

この患者さまは、現在までの治療内容を詳細に記憶されており、また他院において撮影した以前の口腔内の写真をしっかりと保存されていたため、以前の状況を私が拝見することができました。
この患者さまの以前の状況は、先天的に上顎の歯が前にある骨格をされており、その点に配慮した上で診査診断、治療計画を立案し治療を進める必要がありそうです。

ヒトは素晴らしい能力 「適応能力」をもっています。

その状況がたとえ悪い状況でも、その状況に適応し、自身の身体を維持しようとします。この適応能力には個人差があるでしょう。

この患者さまは、「かみあわせ」に 以前より問題があったことが、以前の資料より読み取れます。ご自身では自覚されていませんでしたが、以前より病的な状態は潜伏存在していたのでしょう
ギリギリ適応していた状態に、歯科治療を加えたことで、症状が大きく発現したと考えられます。

問診、診査診断、治療計画の立案といった、
「普通のことを、普通に淡々と行う」大切さ を痛感させられる症例です。

当院ではこのような咬合崩壊症例の場合、
右写真のように、適正な仮歯を製作致します。

当院症例でご説明しましょう。

来院時、患者さまは、右写真の初診時の病的な状態に適応していることが大半です。下顎の動きも病的であり、それゆえに この状況に陥っています。

その状況を「咬合治療中」の写真のように、一気に修正しても、患者さまはすぐには適応できません。
それゆえに、 レジン製の仮歯(テンポラリーレストレーション)で形態を随時調整する期間が必要となるのです。

症例によっては数回この仮歯を作り直し、多くの調整を繰り返し、理想とする咬合(かみあわせ)を模索します。

手を抜くほうが疲れる

平成25年12月16日

「ごみをまたいで歩く」

こんな光景を見かける事があります。

きづかないのか、きづかぬふりをしているのか。。。

きづかないのであれば、その方の「物の見方」に疑問が残る。

きづかぬふりをしているならば、その方の「心の在り方」に疑問が残る。

いずれにせよ残念なことです。

『手を抜くほうが疲れる』 木村拓哉さんの言葉です。

要らぬ考えを巡らせる程、心が疲労する事はありません。

面倒くさがり、自分のもっている力を出し惜しみする心。これはとても心が疲労する考え方です。

自分の力は、消費すればするほど、空っぽになり、さらにチャージできるエネルギーは多くなるものです。疲れたなら休めばいい。

宮﨑歯科医院では、 「ごみをまたぐ」ような診療は致しません。

CT口腔内写真を用いて診査を行い、そのままを患者さまに伝えます。

時には見たくないご自身の現状も御有りでしょう。
現状をご理解頂き、共にゴールを目指しましょう。

まずは ちいさな一歩。そこからです。

信頼できる歯医者さん選び

平成25年12月12日


本日は左下第一大臼歯のインプラント治療。
フィクスチャーの埋入手術です。

インプラント治療のご希望で、ご紹介で虎ノ門宮崎歯科医院を受診。

全身的な疾患、歯周病などのインプラント治療を邪魔する因子も少ない症例です。

術前の適切なる診査診断は当然ですが
「患者さまとのコミュニケーション」
治療には欠かせないとても大切なことであると日々感じております。

宮崎歯科医院では、歯科医師だけでなく、治療に携わる歯科衛生士、歯科助手も含め、全員体制でみなさんのお話を伺えるようにしています。とても大切です。

最近では、セカンドオピニオンで当院を受診する方が多くいらっしゃいます。

「現在通院中の歯科医院で インプラント治療を勧められたのですが、、、」

信頼できる歯医者さん選び、大変に難しいようです。
早くてうまくて安い歯医者さん?ブログ①
早くてうまくて安い歯医者さん?ブログ②
早くてうまくて安い歯医者さん?ブログ③

「いま担当されている先生に ご質問してみてはどうですか?」とお話しすると、

「・・・話しづらいんです。。。」とのこと。

患者さまは 歯科医師に「身体をあずけなくてはならない」 お立場上、
お話しづらいのでしょうね。お心持ち、とてもよくわかります。

患者さまの希望や不安が叶えられる環境づくりがとても大切です。

ご質問などございましたらいつでもご連絡ください。
お力になれるかと思います。

お心持を前向きに

平成25年12月10日

虎ノ門宮崎歯科医院には、大変に悩まれて 来院される患者さまが多くいらっしゃいます。

インターネットで情報を集め、多くの情報を御存じであるにも関わらず、悩み続けている患者さまがとても多い。。。 

問題・困難が生じると、人の心は、誰でも「不安定」になるものです。

歯の治療も然り。誰もが不安に駆られるものです。 

情報の氾濫する現代。
我々は、インターネットを通じて様々な情報をすぐ手にできます。

しかし、その情報源には 何らかの「意図」が存在するものです。

現象、物事は「ひとつ」ですが、その捉え方はヒトそれぞれ。

情報に惑わされ、「過去への後悔」と「未来への不安」に苛まれ、「今」に集中できない事はとても残念なことでしょう。

また、歯科治療を開始する時、つまり何かを為そうとする時は、現状の問題点を打破するために、何事も「不安定」になるものです。

つまり、何かを為すためには「心配事」は尽きないものなのです。

多くの先人・賢人が、この「心配事」について 多くの言葉を残しています。

『心配しても 明日の悲しみがなくなるわけではなく、ただ、今日の喜びが奪われるだけである。』(教育学者 レオ・バスカーリア)

『心配』するという行為には、大切な目的があります。
それは、起こりうる問題を避けるための策を見つけること。

しかし、日々変化する環境のみならず、変化進化する自分。
その策が見つからないことは多々あるでしょう。

ならどうする。。。 
まだ起こりもしていない未来に対する心配は無用なのでは。。。
起きてしまった過去に対する後悔も同様に。。

コントロールできない「未来と過去」に思いを巡らせても何も生じないのです。

目を向けるべきは、唯一コントロールできる「今」なのではないでしょうか。

アメリカの研究に、こんな研究結果があります。

「心配事の約80%は、実際に起こらずに済む」

これは、アメリカの大学の調査によりわかったそうです。

この80%のうち、どうしたいいのからわからないような心配事は、実は全体の4%。つまり心配事の96%は「取り越し苦労」なのだそうです。

『ユーモアのセンスがない人は、スプリングのない荷馬車のようだ。道の小石を、踏む度にガタガタと揺れる。』(牧師 ヘンリー・ウォード・ビーチャー)

『いかなる状況でもポジティブなことを探す「ゲーム」をしなさい。感情の95%は 物事をどんなふうに解釈するかで決まります。』(ブライアン・トレーシー)

『笑いのない日は、無駄な1日である』 (チャールズ・チャップリン)

『心配しても 明日の悲しみがなくなるわけではなく、ただ、今日の喜びが奪われるだけである。』(教育学者 レオ・バスカーリア)

『楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ』
(心理学者 ウィリアム・ジェームズ)

『口角を上げて笑顔をつくるだけで、前頭葉を刺激して、思考がポジティブになる』
(脳科学者 茂木健一郎)

チャレンジに「向かい風」はつきものです。

現状に甘んじて、何もせずに、止まっていれば風は無い。

少しでも前に進んでいれば、必ず「向かい風」をうけるんです。

鳥は飛び立つ時、「向かい風」に向かって飛ぶそうです。

飛行機だって、追い風では飛べません。

どんなに強い「向かい風」であっても、希望をもって前に進めば、

その風を巻き込み、 『追い風』になります。

お心持を前向きに。

これらの言葉が、少しでも皆様のお力になれればと思います。