当院の根管治療

根管治療中、被せものがすぐに取れる そのままで大丈夫?

根管治療中です。

いつも3日位で被せ物がすぐに取れてしまいます。

1回目はすぐに又、被せてもらいにに行きましたが、中の消毒する詰め物は取れてない為、大丈夫と聞いたので、最近は1日2日そのままにしております。

これは非常にまずいことですか?

コメントありがとうございます。

根管治療中とのこと、痛みなどはないでしょうか?

「3日くらいで被せものが取れる」とのこと。これは仮歯?でしょうか。

推察するに、取れても支障がないようなので、おそらく「仮歯」なのでしょう。

仮歯の下にもさらに仮蓋が為されていると思います。

当院ではこれを仮封材と呼んでおりますが、2~3重に行うのが通法です。

今回の外れた被せものは、おそらく「仮歯」つまり、その仮封材の上に付けているものですので、根管治療には問題はないかと推察いたします。

もし、仮歯ではなく、仮封材であったとしても、2重、3重に封鎖されているかと思いますで、安心です。

もし、もしそうでない場合で、すべての仮蓋が外れているのであれば、可能であれば外れた翌日には、ご担当頂いている歯科医院で封鎖してもらったほうがよろしいかと思います。

ご担当の先生からの「大丈夫」とのお墨付きがあれば、大丈夫でしょう!!

「非常にまずい」ことは、どんなことがあってもありません!大丈夫!

ぜひ、治療、頑張って下さいね!

何かわからないことなどあれば、いつでもコメント下さい!

 

 

虫歯を全て削るとほぼ歯が残らない

とてもわかりやすい動画ありがとうございます!質問させてください。

銀歯内の虫歯が進行してこのまま虫歯を全て削るとほぼ歯が残らないのでそのあと被せ物を固定することができないので抜歯宣告をされています。

根幹治療をしても、歯がほとんどない場合はその後どのような処置をするのですか?

むし歯を取り切ることで、歯が残らないのであれば、抜歯が治療法でしょう。

むし歯治療は家の柱にたとえると分かり易い。

家の柱がシロアリに食われていたら、シロアリに食われた部分とシロアリが生息する部分を取り除かなければなりません。

取り除いた上で、家を支えることが出来れば、そこに新たな柱を差し込んで、家を支えてもらう。

しかし、そもそも、差し込むだけの柱が残っていない、差し込んでも、支えるだけの柱の強度が無い、それでは、柱の意味を為しません。

歯も同じ。だから、早期発見、早期治療なのです。

 

 

仮の蓋を外し、痛みがなくなったら来てくださいという形なのですが、これは良くないのですか?

私が通ってる歯医者では根管治療後に痛みが出ると仮の蓋を外し、痛みがなくなったら来てくださいという形なのですが、これは良くないのですか?

実際に拝見していないため、適切な回答とならない場合もありますので、当院の場合で回答させていただきます。

当院では、根管治療後に痛みがあるという理由ひとつで、仮の蓋を外して数日間放置するということはしておりません。

ただし、根管内や歯の周囲の炎症が強く、出血や膿が止まらず持続的に排出されている状況では、治療中に10分ほど消毒しつつ、その排出仕切るのを待ちます。
排出すれば、腫れや痛みがしばらく続く可能性があることを説明した上で、仮蓋をしてご帰宅頂きます。

この10分の間に、出血と腫れが止まらない場合は、サンダラックという薬剤に綿球を下した上で、仮蓋をします。
この仮蓋は通気性があり、出血や膿を輩出してくれる作用がありつつ、食べ物などが入りづらくしてくれる仮蓋です。

でも、この仮蓋では、唾液中に存在する細菌の侵入予防にはつながらないため、翌日はご来院頂き、翌日には再度消毒してしっかりと仮蓋をしています。

つまり、根管内の感染より、まずは症状の改善(出血と排膿する道を確保し、痛みを和らげること)を優先する場合があるということです。

おそらく、ご通院中の歯医者様は、その点を優先されているのでしょう。
ご自身の臨床経験に即した治療術式なのかもしれません。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

神経にまで達する程ではない虫歯だったのに何も伝えられずに治療をされてしまったことに悲しみと不信感が募る

先生こんにちは。 私は来週自費で根幹治療を受ける予定ですが正直現実を受け止められないでいます。

初めは保険で虫歯治療の予定でしたが治療途中でラバーをつけられ、何か大事な作業をしてる様子…3〜40分後治療を終えた医師から一言、死んでいる神経を取り、血液が確認されるところまで削り一部は残してありますと。

神経にまで達する程ではない虫歯だったのに何も伝えられずに治療をされてしまったことに悲しみと不信感が募るばかりでしたが、次回全て取ってしまうか、残すか決めてくれと言われ残すことを伝えて3週間後再度治療に行くも医師から失敗してもいいならやりますと言われる始末。

医師は残すことに反対だった為失敗前提でやると言うのです。

あまりの対応にそこでの治療継続は不可能と判断し他の医院を紹介してもらい1時間半かかる自費でやってくれる医院へ行くことになりましたが、そこで撮影したレントゲンでは歯の内部は白く写り、神経が残ってあるべきところも仮の詰め物が詰められている状態でした‥。

そこで電気診断や、冷たい、温かいの感覚をチェックするテストも全く感じず、紹介先の医師の判断は根幹治療しかないということでした。

勝手に神経の処理をされてしまったことも納得いかないですし、あるべきだった神経が実は既になかったなんてあんまりです。 やはり、一度電気診断等で反応がなかったものはもうどうすることもできないのでしょうか。

私の神経にはもうなす術は無いのでしょうか。

治療を受ける前に気持ちを整理したいので教えていただけますと幸いです。よろしくお願いいたします。

コメントありがとうございます。

『大変なご苦労を感じていらっしゃり、現在があるこ』とを伺い知ることのできる文章。しっかりと拝読いたしました。

まず、大前提として、私はどの治療段階でも拝見していないため、これからお話する内容はすべて「推測の域」を出ない、無責任な内容となりかねないことをご理解下さい。
その上で、頂いた文章のみから、その”センテンスだけ”から『私が推測できる内容』をお話させていただきます。

重ねてご理解頂いた上で、ご一読下さい。

さらに、今後の治療内容は、ご選択・ご決断頂いた担当の先生と、十分なるコミュニケーションの元、治療にお臨み下さい。
良くなること、切に願ってやみません。

・治療途中でラバーをつけられ
→治療中に神経に至るむし歯を発見し、その段階で、早々にラバーダムを装着。治療中の感染予防に努めた素晴らしいご判断のように感じています。
ただし、このような事態になる状況を事前にご説明できていなかったことは残念でなりません。

・死んでいる神経を取り、血液が確認されるところまで削り一部は残してあります
→死んでいる神経のみ取り除き、血液循環のある”生きているであろう神経を残す”治療法、『断髄法』を行っていらっしゃいます。
この言葉より、症状はあまりなかったのかもしれませんが、むし歯が非常に深く、そのむし歯を取り除くことで、神経に達し、さらにその感染により、神経が一部死んでしまっていたことが分かります。

通常であれば、一般的な歯科医師であれば、この段階で「根管治療」に移行しますが、おそらく、ご担当頂いた先生には、部分的にでも歯の神経を残す「断髄法」の術式をお持ちだったのでしょう。何としてでも歯の神経を残そうという「気概」が感じられます。

当院では、むし歯が歯の神経に近い場合、あるいは近くにあるだろうと推測される場合、あらかじめ「根管治療の可能性」をお話しています。
これには理由があります。

①患者様には自覚・症状がなくても、病状は進行しており、根管治療をした方が、予後が良い可能性があること
②もし、部分的にでも神経を残す「断髄法」を行うならば、その神経の生存率は当院で7割。つまり3割はのちに根管治療になる可能性があること

当院ではラバーダムとマイクロスコープを必ず使用して治療に臨んでいます。それにも関わらず、3割は根管治療に至る。

説明に説明を重ねたとしても、患者様としては、残念な想いに駆られる。

そのため、そうならないように、事前に必ず、「最悪の状況」をご説明した上で、共に治療に臨むようにしています。

・神経にまで達する程ではない虫歯だったのに何も伝えられずに治療をされてしまったこと
→という言葉から、おそらく、十分なるコミュニケーションが取れなかったのでしょう。あるいは、歯科医師の診断の範疇を超えるむし歯の広がりがあったのでしょう。
しかし、その点をカバーすべくフォローすべく、早々にラバーダムを装着し、さらに、断髄を行うという適切な処置が施されているように感じます。

・失敗してもいいならやりますと言われる
→こと言葉には、確かに、落ち込んでいる患者様への配慮は無かったのかもしれません。
しかし、おそらくではありますが、前述した、当院で行っている「最悪な状況を共有しつつ、治療に臨みたい」とする意図だったのかもしれません。
しかし、患者様の理解が追い付いていないのであれば、それは患者様にとって、心無い言葉に聞こえてしまうのでしょう。
私としても考えさせられる内容です・

・医師は残すことに反対だった為失敗前提でやると言う
→おそらく、自身の臨床を振り返り、断髄法による歯の神経を残す治療の成功率が低いと感じていたのでしょう。
何度も何度も患者様に治療を受けて頂くご負担を考えるならば、確定的な根管治療の方が良いのではないか?たとえ神経を失ったとしても、適切な根管治療を行えば、歯は長く持ちます。ならば、根管治療の方が、患者様にとっては良いのではないか?そう考えていらっしゃったのではないかと感じます。その根拠は、前述のような、一般の歯科医師にはできない、適切な対応をされていたことが根拠です。

・あまりの対応
→患者様と歯科医師と行き違いであって欲しいと切に願ってやみません。お互いが腹を割って話していれば、そうはならないのではないかと。
なので、私は嘘は言わないようにしています。いわゆるセールストークのような言葉、私は大嫌いです。
私の信じる言葉を、私が受けたい治療を、それが痛みを伴おうが、お金がかかろうが、患者様の希望は伺いますが、そのままダイレクトに伝えています。
そのため、私を信じて治療に通って下さる患者様、大変多くいらっしゃいますが、私を嫌う患者様も多いようです。
はっきりモノを言う性格なので、敵は多い(笑) でもいいんです、そういった患者様も、これから治療を重ねれば、必ず私の言うことが響くときがある。
コミュニケーションがとても大切です。

・神経が残ってあるべきところも仮の詰め物が詰められている状態でした
→上記の通り、断髄法を施術して下さっています。当然の術後のように感じましたが、患者様への詳細なる説明がなされていなかったあるいは、ご理解が得られていなかったことがとても残念でなりません。

・電気診断や、冷たい、温かいの感覚をチェックするテストも全く感じず
→電気歯髄診査には、ある程度の信頼度はありますが、適切な反応を示さないことがあることも文献で散見されています。
これだけが、神経の成否を決定する診査事項でないとするのが”私”の考えです。

・一度電気診断等で反応がなかったものはもうどうすることもできないのでしょうか
→実際に拝見していないため何とも申し上げられないのが現状です。

私は歯科医師です。そのため、多くの患者様を拝見する中、当然のように患者様に同様に話していることも、実はお一人お一人、その理解レベルが違うことに気づかず診療していることもあるようです。のちに、アシスタントやスタッフから聞いてびっくりします。「それ、これまでに、かなりの回数話しているけど?まだ同じことを聞いてくるの?」

患者様には歯科医学的基礎知識がないため、どうしても「感情的に感じざるえない」というのが実情のようです。

その点について、配慮した上で、治療に臨みたいところではありますが、人と人、合う合わないもあるようです。

全国にとどまらず、外国からも、大変多くの患者さま当院に受診されますが、皆さん価値観、希望、不安、そして理解レベルは人それぞれ。

その理解を頂くためにもホームページやYoutubeチャンネル、実際にはスタッフからのお声がけなどをさせて頂きますが、それでもすべての人にご理解いただくのは難しいと切に感じてる現在です。

頂いた文章を拝読させていただき、ご自身の感じる苦悩を冷静に適切に感じていらっしゃるように感じました。
前医の先生との話、それにどう感じたのか、これからどうしようとしているのか。
とても冷静にご対応されているように感じ、素晴らしく感じています。

どの職業でも、得手不得手があるでしょう。
歯科医師にも、得手不得手があります。

出来ないことを求めても、出来るようにはならないでしょう。
出来ることを全力でしていただいたほうが、結果は良いものとなるでしょう。

ぜひこれから歯科治療に臨まれる際は、ご担当頂く先生への「信頼」に基づき、十分なるコミュニケーションのもと、ご自身に逢った治療を受けて頂けることを切に願ってやみません。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

歯一本の根管(根幹)治療トータルで25万円程度 適正?

【患者様からのご質問】

コメント失礼します。 昨日奥歯が痛むため歯医者に行ったところ根管治療が必要とのことでした。

ラバーダムを使った処置を行うようで費用は、歯一本トータルで25万円程度だったのですがこの金額は適正でしょうか?

【当院の回答と質問】

コメントありがとうございます!

ご質問に、ご質問で恐縮です。

ご通院されている歯科医院を存じ上げないため、まずは前提条件をそろえさせて頂ければと感じております。

① 『適正』とは、どのような意味合いになるでしょうか?
たとえば、ステーキを食べます。

1)平均の原価率を20%だとした場合、原価が200円ならば、1000円で提供するのが適正。
あるいは、

2)お客さんが、「美味しい食事を食べたい」と感じています。その価値観は人それぞれですが、その「美味しい」という「価値」に見合った「ステーキの美味しさ」でしょうか?

3)その地域のステーキはみんな200グラム800円。だからそこで開業するステーキ店は、ステーキ仕入れの質を問わず、その料理人の腕を問わず、200グラム、800円が適正

例をあげるときりがありませんが、どんな意味合いでしょうか?

② 25万円の治療内容は、根管治療のみの金額でしょうか。

【患者様からの返信&回答】

ご返信ありがとうございます。

文章が拙くて申し訳ありません。以下、回答になります。

①『適正』は、マイクロスコープやラバーダムを使った保険適用外の根幹治療の料金相場から逸脱していないかという意味合いです。

②25万円の内訳は、根幹治療が88,000円、土台?が33,000円、被せものが80,000~120,000円くらい(選択可能)+他 だったと思います。

【当院からの再度回答】

ご返信・ご回答ありがとうございます。
保険適用外の根管治療の料金相場は、地域によって、その歯科医師のもつ資格や腕によって、若干違いがあるようです。
奥歯のどの部位を治療するかは分かりませんが、東京都内のある歯科医院での費用を以下にお示しします。
前歯 ¥110,000-
小臼歯 ¥132,000-
大臼歯 ¥154,000-
これが根管治療の基本料金のようです。ここに付加的な料金が加算される場合があるようです。
ここに例を挙げさせていただた料金は、私が「都内の相場ではないか?」と感じた料金の一例です。
頂きました回答の金額を拝見いたしましたが、”金額としては逸脱したものではない”ように感じています。
この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

熱いもの飲むと染みるんですが、それ以外は大丈夫なんですが根幹必要ですかね?

熱いもの飲むと染みるんですが、それ以外は大丈夫なんですが根幹必要ですかね?

実際に拝見していないため、何とも申し上げづらいですが、回答させていただきます。

「しみる」という症状の表現は「個人差」があるようです。
ぜひ以下の動画で「しみる」を解説していますのでご覧下さい。ご質問の回答となっているかもしれません。

〇歯医者で「削られない」ために大切なこと!《歯が「しみる」からむし歯?削れば治るの?》

「熱いものでしみる」この症状から、現在の病状、それに対する適切な治療法についてチェックできる表があります。
こちらも併せてご活用下さい!
https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

上記2つをチェックしてしていただき、該当するのは、以下の2つのです。

① 歯の神経がある場合で、神経に近いむし歯で、神経が炎症を起こしている
② 歯の神経がある場合で、神経はむし歯により既に死んでしまっている状態(歯髄壊死)
③ 歯ぎしり・かみしめなどにより、一時的に歯が過敏な状態となり、症状が発現している
④ 歯の神経が既に無い歯であれば、その歯の根管治療が不十分で、再根管治療が必要な状態

このいずれかでしょう。

①②、④は根管治療が必要な可能性があります
③は歯ぎしり、くいしばり。マウスピースの装着などが効果的です。

マウスピースについては以下の動画で解説しています。

〇歯ぎしり・かみしめ対策のマウスピースの選び方!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

マイクロスコープだと必ず原因わかりますか?

根管治療やって、もう少しで、5ヶ月になります。毎回、全部の穴から、出血してます。

最近マイクロスコープで、治療することを知り、病院かえようか、、悩んでます。

マイクロスコープだと、必ず原因わかりますか?神経が、切れてるかもと、言われました。そろそろ抜歯する事になりそうです。参ってます。

5カ月は長い、、、。
一生懸命に治療して下さっているのでしょうが、治らないならば、転院も必要かと。
いくら優しい先生だとしても、その感謝の気持ち、感情論だけでご自身の歯を判断しては可哀そうです。

抜歯する前にセカンドオピニオンもお考え下さい。
その上で、抜歯が必要であれば、それが最善の策なのでしょう。

「マイクロスコープだと必ず原因わかりますか?」とのご質問。

これは、「この高価な貴重な、機能的なフライパンなら、最高の食事ができますか?」という質問と似ています。

確かに、最高の食事を作る知識と技術をもっている方が、最高のフライパンで料理を作れば最高の食事となるでしょう。

でも、その知識と技術を持ち合わせていなければ、宝の持ち腐れかと。

マイクロスコープを活用している歯科医師をお探しください。

簡単に検索可能なのは、「根管治療専門医」「歯内療法専門医」などのキーワードでしょう。

自費治療であることがほとんどですが、適切な知識と技術をお持ちであることが多く、適切な診断を下してくれる可能性が高いでしょう。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

壊死すると骨が溶ける?治療後の患者様へのご説明(樋状根の根管治療) #マイクロスコープ​ #ラバーダム

【タイムスケジュール】

00:00 この動画について
00:46 当院での治療後のご説明 開始
00:51 本症例のレントゲンとCT所見
00:59 治したいと思った根拠とは? 歯の周りの骨が無くなる原因とは?
01:35 生きてる神経&死んでる神経
01:57 周囲の骨を溶かした原因とは?
02:06 樋状根とは?
02:17 今回の治療の意義について
02:58 根管治療後の痛みについて なぜ痛む?歯ブラシは?
03:15 歯の治療は毎回が外科治療です
03:46 治療後の飲酒について
04:22 ここから樋状根、根管治療の様子です!
04:49 術前の問診
05:53 銀歯を外す
06:08 ラバーダム装着
06:38 ラバーダムの理由
06:48 歯の消毒
07:18 CT所見
07:31 根管治療の開始
07:49 歯の神経は死んでいる(歯髄壊死)
08:25 樋状根とは?
08:48 根管治療後、なぜ痛くなるの?
09:32 根管内を薬液で洗浄する
09:58 水酸化カルシウムを貼薬する
10:11 仮蓋をする
10:21 根管治療は1回でほぼ終了
10:26 【必ずご覧下さい】動画最後のご挨拶

 

 

1年以上前に根幹治療した歯の側面を指や舌で押したりするとチクチク

ご質問失礼します。 1年以上前に根幹治療した歯の側面を指や舌で押したりするとチクチクします。

完治していないんでしょうか? 考えられる事を教えていただけると幸いです。 よろしくお願い致します。

回答させていただきます。

実際に拝見していないため、推測の域を出ることはありませんが、ご参考頂ければ幸いです。

『根管治療した歯の側面を、指や舌で押したりすると、チクチクする』

これには2つの可能性があるでしょう。

① 根管治療で完治していない

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
その細菌感染を取り除くのがむし歯治療であり、歯の内部の神経にまで至った場合は、歯の神経ごと細菌感染を取り除く!これが根管治療です。

その感染が取り切れていないと、違和感や痛み、腫れるなどの不快症状が残ります。

1年前に治療を完了したとのこと。
治療完了後よりずっと続いているのであれば、根管内の感染の残存、つまり根管治療で完治していない、つまり再根管治療が必要となる可能性が高いでしょう。

しかし、ここ最近だけ、というのであれば、次のことが強く疑われます。

②歯ぎしり、くいしばり

夜間睡眠中のギリギリとした歯ぎしり、あるいは音の鳴らないくいしばりで、歯に負担がかかり、歯が打撲している状態となると、おっしゃるような症状が発現します。

これには原因となるストレス因子を改善することや、もし、日中に噛みしめる癖などをお持ちの場合は、それに意識し予防する必要があるでしょう。

※ 歯が折れている

この可能性は非常に低いものですが、もし歯茎が腫れてくるようであれば、これも疑う必要があります。

おそらく、②ではないでしょうか!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

ちなみに予防策は以下の動画を!

〇歯ぎしり・かみしめ対策のマウスピースの選び方!

 

 

 

 

 

 

 

ラバーダムは根管治療の際にしか使いませんか? 軽度から中程度の虫歯に使用しなくても、細菌感染はしないのでしょうか?

ラバーダムは根管治療の際にしか使いませんか?

軽度から中程度の虫歯に使用しなくても、細菌感染はしないのでしょうか?

コメントありがとうございます!

こちらの動画をご覧下さい。

歯の神経に近い、深いむし歯治療の際のラバーダムの使用、セラミックインレー装着の際のラバーダムの使用についてご覧いただけます。

このリンクの動画内で、すべての治療の流れを他動画でご覧いただけますので、リンクよりお探しいただきご参考下さい。

〇セラミックを美しくセットしよう!

またこれらの動画をすべてまとめたリンクはこちらになります。
こちらもぜひご参考下さい。

〇「歯の神経を残す治療」から「かぶせもの装着」まで【治療の流れについて動画で解説】

むし歯治療の際、どの位だとラバーダムが必要なのか?これにつきましては、以下の動画で解説しています。

〇【前編】歯の神経『半分でも』残せる!? 根管治療せずに、歯の神経を残す「歯頚部断髄法」とは何か?

文章でご覧になりたい場合は、以下のリンクとなります。
https://miyazaki-dentalclinic.com/27446

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル