・上顎前歯 歯髄壊死の症例
・1回目の根管治療と2回目の根管充填 (根管治療の流れ)
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・上顎大臼歯 歯髄壊死の症例
・はじめての根管治療 歯ぐきが腫れている症状あり
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上動画は、上顎第2小臼歯の深いむし歯に「間接覆髄法」を用いて神経を残した際の治療の様子です。
治療中に患部に唾液が混入すること、触れることは、患部に再感染の機会を与えかねないため、当院ではラバーダムを装着し、神経を残す治療に臨んでいます。
「神経を残す治療」「根管治療」に限らず、むし歯治療の目的はひとつ。”感染した細菌を徹底的に取り除くこと”です。

そのためには、ラバーダム、マイクロスコープが必要不可欠となります。
また、感染を取りきった後、再度感染させないような「補綴(クラウンやインレーなどのかぶせもの)」が必要となります。
これには、補綴の精度が必要不可欠です。ピッタリと入っていて隙間のないクラウンやインレーです。

むし歯のため、やむなく歯を削らざる得ないのであれば、徹底してやり直しのないようにしたいものです。歯は削ったら再生しません。そのため、人工物(つめものかぶせもの=補綴物といいます)で補う必要があります。「究極の偽物をつくる」これが最終目標です。そのためにはμm(マイクロ)単位で精度にこだわり、機能できる補綴物の製作が必須となります。
マイクロスコープ3.2倍の拡大率でこの見え方です。肉眼ではもっと小さく見えています。LEDライトによる明るい視野で拡大率を上げて歯を観察することで、精密な形成(削る)が可能です。精密に形作られた歯を、シリコーンで型どりすれば、マイクロ単位でフィットしたかぶせものを製作することができます。精密に製作されたかぶせものは、むし歯・歯周病の再発を予防します。

根管治療後は、ファイバーコア製の土台を装着し、10年~15年後に起こりうる歯根破折を予防します。その後は仮歯を調整・装着します。仮歯により、咀嚼・嚥下・かみしめなどの「機能」に耐えうるかどうかを判定します。

かぶせものは精度が命です。また、機能しうる「かみあわせ」に対する配慮も不可欠でしょう。当院では、徹底的にこだわり日々の臨床に取り組んでいます。



上動画は、神経(=歯髄)に近いむし歯に対して、根管治療(神経を抜く、神経をとる、根っこの治療、歯内療法)をせず、マイクロスコープを用いて、MTAによる部分断髄法を適用し、神経を残した治療の実際の様子です。
患者様は他院にて製作・装着したハイブリッドセラミックスインレーと歯との間の着色を気にかけて来院されました。
痛みなどの自覚症状はありません。
右写真が術前の状態です。
ハイブリッドセラミックスは欠けていましたが、しみるなどの症状はありませんでした。
患者様に深いむし歯である可能性をご説明した上で、ラバーダムを装着します。
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。深いむし歯の神経を残す治療の際や根管治療では、処置歯への唾液の混入は、治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えかねないため、当院では必ずラバーダムを装着し、治療に臨みます。

マイクロスコープを用いた精密な歯科治療の実際の様子は、上動画をご覧ください。
肉眼では見ることのできない、肉眼では診断しづらい「神経(=歯髄)の生死判定」、むし歯なのか?健康な歯なのか?を見極めるためにマイクロスコープが必要不可欠であることがお分かりになるかと思います。
上動画からの抜粋画像です。
当院では、治療中の様子をマイクロスコープの静止画・動画で撮影し、治療中の様子を治療後にみていただき、患者様にご説明させて頂いております。
上画像は、むし歯が神経(=歯髄)に達している様子です。一部感染部分を切断除去する「部分断髄法」を行った上で、切断面を洗浄消毒しています。止血が確認されれば、MTAを貼薬し1週間の経過観察を行います。
私の臨床経験では、MTA貼薬後、後日は全く痛みはありません。
臨床的な症状がなければ、迅速に精密なる補綴(インレーやクラウンを製作・装着)治療を行います。
マイクロスコープを用いた当院での精密補綴について以下にリンクを添付しておきます。
ご興味のある方はご参考ください。



当院では、マイクロスコープを2機常設。CT、手術室を完備し、徹底した精密歯科治療を行い、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目標に日々の臨床に取り組んでいます。


上動画は、神経の治療済みの上顎第1大臼歯(上奥から2番目の歯)の歯ぐきが腫れて来院された患者様の根管治療症例です。
但し、歯ぐきの腫れの原因は、その後ろの歯である上顎第2大臼歯の深いむし歯でした。
根管治療が必要となったのは上顎第2大臼歯です。
上動画ではその診査、診断の様子、マイクロスコープによる根管治療の実際について、動画でご説明しております。神経の治療を受けたことがある歯の歯ぐきが腫れている患者様にはご参考になるでしょう。
・ ①の神経処置した歯の歯ぐきが腫れている。
・ ②の歯の詰め物が外れた。
この2つを主訴に来院された患者様。
通常であれば、上図の①の歯の再根管治療し、②の歯をむし歯治療することとなるでしょう。
術前のレントゲン写真では、①の歯根の先端に根尖病変は認められず、②の歯は、深いむし歯であることしか分かりません。
そこで術前にCTを撮影し診査しました。その際、どこから排膿しているのかを診断するため、膿のでてくるところから樹脂(①青色矢印)を挿入して撮影しました。
膿の出てくる先は、第一大臼歯の歯根(3歯根)の先端にはなく、第一大臼歯の歯根の先端にも根尖病変が認められません。③ので分かるように、第2大臼歯の根尖病変が第1大臼歯へと拡がりそこから第1大臼歯の歯肉を腫らしていることが分かりました。
このようなCTの術前診査により、第1大臼歯の根管治療をせずに済みました。
右写真は第2大臼歯の根管治療前のマイクロスコープ画像です。
患歯にはラバーダムを装着しています。
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。細菌が葉の内部に侵攻し、感染を拡げていくのがむし歯です。治療中に患部に唾液が混入することは、治癒を阻害するばかりでなく再感染の機会を与えかねません。そのため、当院では、深いむし歯治療や根管治療の際には、ラバーダムを装着し治療に臨むよう心掛けています。装着率は100%です。
右上写真をみて分かるように、むし歯は神経に到達し、神経が見える状態となっています(=露髄といいます)。露髄の際、健康な神経(=歯髄)であれば、血流があるため、出血するのですが、本症例ではそれがありません。
細菌の感染により、神経(=歯髄)が死んでしまっている(歯髄壊死)が分かります。
このような場合では、さらなる感染を予防すべく、根管治療を行うことが必要です。
その様子は、動画にてご説明させていただいております。
親知らずの手前の歯が横からむし歯になってしまう患者様を多く拝見しております。
親知らずを抜歯後、手間の歯の治療に臨む際、むし歯が深くまで進行していることが多く、その際は「神経を抜く、神経を取る、根管治療」を説明されることが多いようです。
以下にご相談内容は非常に多く頂きます。
その中から1症例のご相談を供覧させていただきます。ぜひご参考くださいますようお願い致します。
4月に左下の親知らずを抜歯しました。親知らずの手前の歯が横から虫歯となっているのが原因です。その後、5月4日に虫歯の治療として歯を削ったのですが、神経まで達しているとのことで神経を抜くことを勧めれておりますが、神経を抜きたくありません。現在は、セメントでふたをしている状態で、一週間ほど様子をみて痛みがなければ、一部セメントを残して詰め物をしようといわれております。ただ、現在の歯科医の方は神経を抜くことを勧められております。現在は、激痛ではないのですが、痛みがあり左こめかみが痛いです。神経を抜かずにどうにか治療できないかと重い相談させていただいております。よろしくお願いいたします。(原文そのまま)
はじめまして。宮崎歯科医院の宮崎と申します。よろしくお願いいたします。
ご相談頂きました内容に回答させていただきます。詳細なる病歴と症状のご説明をありがとうございます。頂きました内容より推察させて頂き回答させて頂きます。
実際に拝見していないことから、推断の域となりますことをご理解いただき、以下ご参考くださいますようお願い致します。
まずは、患者様と同様の『親知らず抜歯後、親知らず手前の歯が横からむし歯になった症例』を、当院にて「神経を残す治療」施した3例を以下に供覧させて頂きます。ご参考になるかもしれません。
① 右下親知らず抜歯後のMTA直接覆髄法
https://miyazaki-dentalclinic.com/22691
② 左下親知らず抜歯後の部分断髄法について
https://miyazaki-dentalclinic.com/23456
③ 右下親知らず抜歯後のMTA直接覆髄法(直接覆髄法の実際の様子)
https://miyazaki-dentalclinic.com/22985
③のあと、インレー装着ついて
https://miyazaki-dentalclinic.com/23587
上3症例は、初診診査時、施術時共に痛みなどの症状はありませんでしたが、患者様には、痛みがあるとのこと。どの程度の痛みがあるのか心配です。
現在の症状を判断基準に、「神経が残せるか否か?」をチェックする方法を以下に詳しく書かせていただいております。ご自身の症状を比べて頂き、ご参考くだされば幸いです。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012
神経を残せるか否か?現在の症状からチェックするにはこちらをご参照ください。https://miyazaki-dentalclinic.com/23730
患者様とは部位が異なりますが、同様の治療と説明を前医より受け、当院にご相談された患者様がいらっしゃいます。その患者様への回答についてはこちらをご参照ください。参考になる内容と思われます。
https://miyazaki-dentalclinic.com/23674
上記参考リンクサイトの内容は、重複する内容もございますが、ご参考くださいますようお願い致します。
左こめかみの痛みは、「かみしめ」などが原因していることがあり、現在の歯の痛みとは関連がないこともございます。精査した上で治療に臨みたいですね。
現在抱えていらっしゃる症状が、以下のようであれば「神経を残せる」可能性が高まります。
・なにもしていない時は痛みはない
・冷たいもの・温かいもので継続した痛みがない。あっても一瞬。
・いままで、鎮痛剤を服用しなければならないような痛みは無かった。
また、神経を残す治療を施すためには、以下の3点が不可欠でしょう。
・ラバーダムによる治療中の唾液の侵入を予防する配慮。
・マイクロスコープによる精査。
・治療後は適合の良い精密なる補綴。
精密なる補綴(削った後を精密に補うことを云います)についてはこちらをご参照下さい。https://miyazaki-dentalclinic.com/23089
神経を残したいと切に願い当院を紹介、あるいは受診される患者様が多くいらっしゃいます。その中では、神経の炎症が酷く(=不可逆性歯髄炎といいます)、神経も死んでしまっている(=歯髄壊死)こともしばしばです。
当院でおこなっている「神経を残す治療」の症例をまとめています。以下をご参照ください。https://miyazaki-dentalclinic.com/22909
むし歯は、唾液中に存在する細菌の感染症です。しっかりと取り除けば治ります。また取り除かなれば治ることもなく、感染を拡大させてしまいます。たとえ「神経を抜く治療(=根管治療)」を行ったとしても、適切に行えば、歯の寿命を永くすることができるでしょう。
回答は以上となります。ご参考になれば幸いです。
お大事になさってください。 (宮崎)
初診の患者様へ
当院に来院される際は、必ず以下のリンクをお読みください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254
上記の内容でご来院、ご相談される患者様がとても多くいらっしゃいます。
当院のホームページをご参考くだされば、治療に対する不安は解消されることでしょう。
ただ、その膨大なる内容をお読みいただき、理解するのも非常に困難を極めるようです。
当院では、初診の際、原則として、治療を行いません。歯科衛生士が丁寧に問診と診査・必要な治療のご説明を行います。ご来院いただき、ご相談くだされば、ホームページを読んだり、ネットサーフィンをする必要もなくなるでしょう。お困りの際はご相談ください。
当院では時間をしっかりと頂き治療に臨みます。
当院へ来ていただける患者様のお時間を大切にするためにも、理由の如何に関わらず、キャンセルを繰り返す方はお断わりさせていただきます。あらかじめ切にご理解・ご協力くださいますようお願い致します。

むし歯が深く進行していることが分かった時、歯の神経(=歯髄)を取るべきか否かの決断を迫られることがあります。
「むし歯が深かったので、次回は神経を取る(根管治療)治療が必要です」
「(治療後に)これで痛みがでるようであれば、神経の治療が必要です」
こんな説明を歯科医から受けたことがあるのではないでしょうか?
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。むし歯治療の目的は、感染した細菌を取り除くことです。放置すると感染が拡大してしまうからです。
歯の神経を取る(=根管治療)ときは、歯に2つの病状があるからです。
歯の内部深くに侵攻した細菌の感染により、
① 神経が炎症を起こし、元には戻らない状態となっている
② すでに神経は死んでしまっている
①を「不可逆性歯髄炎」
②を「歯髄壊死」
といいます。
この2つと、一時的な歯髄炎(可逆性歯髄炎⇒治療で元に戻る)を見分けることが術前に必要となります。
これにはいくつかの簡単なチェック項目があります。
〇 冷たいものや温かいものや食事などの”刺激”の後に、数分から数時間継続する痛みがある。
〇 たたくと痛む、かむと痛む
〇 レントゲンで、歯根周囲が黒く写っている
〇 温度変化に反応がなく、電気的な刺激を加えても反応がない
上記の症状を伴う歯に対して、「神経を残す治療」を行っても効果はありません。
更なる感染拡大を予防すべく、適切な根管治療が必要です。
逆にいえば、上記の症状ではない場合、
〇 1分以内の軽い痛み
〇 かんでも痛みはない
〇 温度、電気に反応する
などの症状であれば、神経を残す治療が可能ということになります。
このような症例では、適切にむし歯を取り去れば、症状は嘘のように改善します。

上動画は、当院で行った下顎第1大臼歯(下奥から2番目)のむし歯治療です。
痛みはありませんが、以前に詰めたコンポジットレジン樹脂が欠けて当院を紹介受診されました。
ひとつ奥の歯との間もむし歯となっている深いむし歯治療ですが、歯の神経に至るむし歯ではありませんでした。
マイクロスコープで診ながら歯を削り、形を整え、シリコンで精密に型どりを行い、オールセラミックスインレーを装着するたまでの全体の流れを動画でわかりやすく説明しております。
当院では治療前後の状況を記録するだけでなく、治療中の動画を記録し、治療後に患者様に説明させていただいております。
歯科治療にご不安を抱えていらっしゃる患者様には安心して受診していただける体制が整っています。上動画をご覧いただき、参考にして頂ければ幸いです。
マイクロスコープを使用することで、患者様にとってわかり易い治療になるばかりでなく、安心確実なる歯科治療が実現できることが、この動画より見て頂けるでしょう。
当院では、根管治療や神経を残す治療に限らず、すべての治療の場面でマイクロスコープを使用しています。
一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し、日々精進です。