日別アーカイブ: 2021年7月25日

MTA塗布の際は染みないものなのでしょうか?

コメント失礼します。

長くなってしまいますが、自身のことで質問させていただければと思います。

今年の2月に歯科に行き、右上5•6の間で両方深い虫歯になっていると診断されました。

冷たいものが染みるなどの自覚症状は全くと言っていいほどありませんでした。

『神経が薄ら見えるぐらいまで削ったから、半年ぐらいは染みるかもしれない』 と言われて、様子を見てました。

しかし先日、冷たいものがやけに染み、温かいものまで染みるようになり、別の歯科にかかりました。

5番はうまくコンポジットレジンがくっついていなかったようで、食べかすが歯茎との間につまっていました。

6番は前回の治療で神経に達していたようで、MTAなどなく、コンポジットレジンで埋められていたようです。そこが染みる原因と診断されました。

6番について、出血があるが止血はでき、直接覆随法をしていただいたようなのですが、治療中MTAを塗布した際、染みたのです。

『麻酔も効きづらく、炎症が強かった。もしかしたら、痛みが出て、根幹治療しないといけないかもしれない』 と言われています。

MTA塗布の際は染みないものなのでしょうか?

ご回答いただけたら幸いです。 先生の動画、とても勉強になります。 今後とも応援しております。

コメントありがとうございます!

「MTA塗布の際は染みないものなのでしょうか?」

しみるしみないは、MTAが原因ではありません。

処置中のしみる、しみないは、「麻酔が効いているか否か?」でしょう。

頂いた文章の中に、『麻酔も効きづらく、炎症が強かった。もしかしたら、痛みが出て、根幹治療しないといけないかもしれない』という一文がありました。

「炎症が強かった」ことから、患部は酸性に傾き、アルカリ性である麻酔薬が早々に効果が切れてしまったのでしょう。

ご担当の先生の推察の通り、炎症が治まれば良いのですが、症状が悪化するようであれば、根管治療が必要ではないかと私も感じています。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。治療がんばってください!