日別アーカイブ: 2022年2月17日

セラミック 値段が高い

自分も虫歯で穴が深くて神経までいきそうな感じで、銀歯にしないといけないらしくて、まだ20代なのに銀歯嫌なんですけど、白い詰物?にすることって出来るのですか?色んな人が言ってたのですが、白い詰物だと値段が高い高いと言われました。どうなのでしょうか?

白い詰め物に出来るか否か、ご担当の先生と十分なるコミュニケーションのもと、相談してみましょう!

白い詰め物、いくらか分かりませんが、たとえば5万円だったら!としましょう。

10年もっとしたら、、1日食事は3回、1カ月で約90回、1年で約1000回食事します。
10年だと10000回。
5万円を10000回で割ったら、5円。
一回の食事あたり5円。

もしそれが20年だったら2.5円。

高いですか?

それを維持するためのブラッシングや定期検診、食生活習慣などの解決策も大切ですが、美味しく楽しく食事ができ、なおかつ銀歯よりも物性が高く、審美性改善および汚れが付きづらく予防効果も見込めるセラミック。

長期的視点に立脚した展望を持つか否か?
短期的な今の支出を大切にするか否か?
その状況によって、個人個人様々であり、そこに正解はありません。

治療、頑張って下さいね!!

 

 

 

ガッタパーチャ 取り方 除去方法

ガッタパーチャ除去はどのようにしていますか?

特に根尖部付近のGPを取るのが大変です。

無理にやろうとするとレッジを作ってしまったり、、 使用器具、薬剤などあればご教示下さい

ガッタパーチャの除去は簡単です。

先生は抜髄処置はどのようにしていますか?

少しずつ、根管に入るファイルで拡大清掃していませんか?

再根管治療は、すでに根管は開いています。
根管壁より軟らかいGPで封鎖されている。

それを小さなファイルなどで取り除けば良いだけかと、、、

つまりは抜髄処置と同等の術式という事になります。

ただし、その前に、ご質問内容に合った通り、根尖付近のGPを取り除く必要があるのか否か?
つまりは、「何のために再根管治療をするのか?」
「なぜ再根管治療が必要なのか?」
「症状の原因、問題の原因は何か?」

これが必要でしょう。

やみくもに、根管治療済みの歯が痛い、腫れている、という症状だけで再根管治療をしても治りません。

前医の治療での問題点やできなかった事などを最初の診査の段階で見極めてから臨まなければ治るものも治りません。

つまりは、ガッタパーチャ、根尖付近を取り除く必要がない!再根管治療もあるという可能性もある。

そもそも、再根管治療に至る症例で尚且つ根尖のGPを取り除きたいけど取り除きづらいという症例は、

既製ファイルで根管が破壊されているような状況かと。
つまりは#40以上に拡大されている状況で、なおかつGPが根尖ジャストあるいはオーバー。

これは根管治療の適応症ではなく、歯根端切除や再植や抜歯が適応症の可能性もある。

根管治療で処置できるのは、根管内のみです。根管外には器具は届きません。

まずは診査ありきかと。

釈迦に説法、申し訳ございません。

このコメントを多くの臨床研修医や学生、歯科関係者もご覧になっているため、基本のキではございましたがご説明させて頂きました。

使用器具は、このチャンネルですべて隠さず配信しておりますのでぜひご覧ください。