《ご相談内容》
左下一番奥の歯、銀歯のインレーから10年経過して2次カリエスになりました、地元の歯科で治療後、セラミックインレーを装着して終了。その後、温かいものを飲食すると神経にしみて痛いです。地元の歯科は神経を取りたいとのことです。私は、神経を取って20年後に抜歯したくありません。良いアドバイスをお願いします。
はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。
回答させて頂きます。よろしくお願い致します。
実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。
セラミックインレーを装着して、しばらくは、多少染みることもございます。
また、「かみしめ」「はぎしり」などが強い方は、かみあわせを調整することで、その症状が軽減する場合もございます。
まずは「かみあわせ」について、御担当いただいている先生にご相談していただくことをおすすめ致します。その上で、現在感じている症状が、今よりも軽減していくようであれば、経過をみてもいいのかもしれません。
いずれにしても、御担当頂いた先生が病状を一番把握されていることと推察致します。よろしくお願い致します。
「温かいものを飲食すると神経にしみて痛い」
「神経を取って20年後に抜歯したくありません」
当院には、同様の悩みを抱え、何とか神経を残せないものかとのご希望を胸に多くの患者様が来院されます。
その際に、患者様の症状をお伺いし、現在の病状はどのくらい進行しているものなのか?を推断し、治療前に患者様にご説明させて頂いた上で治療に臨んでいます。
その際に使用しているのが以下のリンクの表となります。
https://miyazaki-dentalclinic.com/24628
このリンクの「神経を残せるか否か?現在の症状でチェック」の表をご参照ください。
表は、横軸に、左側から「むし歯の大きさ」(下に行くに従い、むし歯が深く進行していることを示しています)、「その時に感じる症状」、「その時の神経の状態(炎症が治まるのか?神経の生死は?)」、「それに対する治療法」という記載となっています。
現在通院中の先生のご説明より、「むし歯の大きさ」が推測できるかと思います。
また、現在感じている症状と表を照らし合わせて頂けると、「現在の歯の神経の状態・病状」が推測できるでしょう。それにより、必要な治療法を見つけて頂けるかと思います。
むし歯は、唾液中に存在する細菌の感染症です。
(https://miyazaki-dentalclinic.com/21898)
感染を取りきらなければ、病状は悪化するばかりです。
まずはご自身の症状から現在の病状を推測してみていただければ幸いです。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012
その上で、ご自身にとって適切な治療法を御担当頂いている先生とご相談の上、ご決断いただければ幸いです。
もし、神経にまで感染が及んでおり、神経を取らざる得ない場合があったとしても、適切な根管治療を行えば、歯は永く使用できるものです。「根管治療した歯=歯が折れて抜歯」とは、必ずなるものではありません。大丈夫です。
以下に「歯の神経を残す治療」 「根管治療」に関するリンクを添付致します。
歯の神経を残す治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/21762
根管治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/14599
回答は以上となります。多くの患者様より切なるご相談を頂いております。
できる限り多くの患者様にお応えできます様、お1人様につき1通のメール回答とさせて頂いております。
さらなるご質問につきましては当院までお越しくださいます様お願い致します。
この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎
※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)
必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254