教えていただきたいのですが、神経が死んでいて抜随する場合はMTAセメントは詰めないんですよね??抜随した場合は何を詰めるのでしょうか??
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回答いたします。
神経が死んでいる場合、おっしゃる通り、『抜髄』という処置を行います。
『抜髄』という処置は、いわゆる『神経が炎症を起こしている』状態の歯の神経を取り除く治療をいいます。
つまりこのチャンネルでいう『根管治療』のことになります。
神経が死んでしまっている場合は、『感染根管処置』という用語を使用することが多いようです。
ご質問を頂いた病状は、おそらく、それに該当するかと感じております。
その場合、感染した歯の内部の神経を取りのぞき、壊死した神経を取り除き消毒をしたあと、通常であれば『ガッタパーチャ』という天然ゴムを用いで歯の内部を封鎖「詰める」することが一般的です。
但し、おっしゃる通り、根管治療専門医の先生は、MTAセメント多く使用して根管充填(詰める)を行う事もございます。
そのため頂いたご質問に回答するのであれば、
・MTAは詰めることがある
・一般的にはガッタパーチャ樹脂を使用することが多い
という回答になるかと思います。
根管治療の流れにつきましては、こちらのリンクでその流れを動画を用いて解説しています。
https://miyazaki-dentalclinic.com/27550
ご理解が深まるかと思います、ぜひご活用下さい!