日別アーカイブ: 2021年9月11日

【教えて!仁先生】『治療しないで、抜いた方が、楽じゃないですか?』仁先生が断言!?#歯医者

 

ご質問いただきました!

仁先生、歯がなくたって大丈夫じゃないですか?お口を開けっぱなしにしてラバーダムやマイクロスコープで治療するよりは、抜いちゃった方が早くて楽だと思うんですが。

たしかに!おっしゃる通り(笑)

歯が無くたって生きていけます

でも、人生は楽しい方がいいですよね!

いつも笑顔で前向きに!

でもこれは、現実すごく難しい

「精神を大切にするなら、身体も大切に」

アインシュタインはこんな言葉を残しています。

寒い時、眠い時、そしてお腹が空いた時、

おなかを抱えて笑いながら、辛く悲しい事を考えるのって難しいですよね(笑)
疲れた状態で、楽しい事を考えるのはとても難しいんです。

こんな時は、
体を温め、すぐよく寝る!
そして美味しいものを食べる!!

昔、こんなことがありました。
私が思い悩み、恩師に相談したところ、「よし、仁、焼肉を食べに行くぞ!」
相談そっちのけで焼肉!
楽しい会話とお腹がいっぱいになった時には、悩みもどっかへいってしまいました。

『食』って大切なんです。
身体に力がみなぎると、自然と、「心」も元気に笑顔になるんです。

私は思います

このために!

このためだけに!

人生を楽しく笑顔で前向きに挑むために、歯が必要なんです。

歯は命にはかかわらないから大丈夫

こんな言葉を聞くこともありますが、ネガティブで不健康な人生なんて、楽しくありませんよね!ポジティブ前向きな人生の方が楽しい、それには歯が必要なんです。

たとえピンチや困難が有ろうとも、その難関に負けずに前向き挑むには、心と身体の栄養摂取の第一関門となる歯!これ大切なんです

そのためには、信頼できる歯医者さんをぜひ探して欲しい!

困った時に頼る人がいること、こんな幸せなことはありません!

そして歯が悪くてもへこまない。

映画タイタニックでレオナルドディカプリオがこんな言葉を発しています

「人生は贈り物、無駄にはしたくない。どんなカードが配られても、それも人生!毎日を大切に!」

ポーカーで、どんなカードが配られても、決して諦めずに、ゲームを楽しむ!
「人生」はゲーム!だからこうありたい!私はいつもそう考えています。

人生は贈り物、つまりプレゼント、英語でpresentには「今」という意味もある

だからこそ、今を大切に!

この今を楽しむには、歯!大切でしょ(笑)

チョット無理があったかな(笑)

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

奥歯を残すか抜歯、インプラントにするか?

初めまして。

今、奥歯を残すか抜歯、インプラントにするかで凄く悩んでいます。

掛かり付け医院の先生は抜歯かインプラントがいいのではと提案されますが、私はなるべく歯を残したいです。

先日、右上の一番奥の歯の被せものと歯茎の間から歯の破片のような物が取れて歯が欠けてしまったかもと思い掛かり付け医に診てもらった所、土台の下が割れてしまっていました。

その時点で抜歯を進められましたが私が凄く悩んでいたので、どのくらい深く割れてるかで歯を残せるかもしれないと言って見てもらったら思ったより浅く割れていたようで残せると言うことになりほっとしましたが、もう1つ問題があり、やはり抜歯した方がいいという事になってしまいました。

私の歯の一部が歯茎の下の方まで欠けているので被せをしても、被せと歯茎の間にカスが溜まりやすく虫歯になりやすいそうです。

画像を見せてもらって感じたのはふちが一部欠けたコップみたいでした。(分かりにくかったらすみません)

もちろん残すという選択肢も提示して下さってますが、今後また割れたり問題が起きる可能性が高く、問題が起きてからよりも今抜歯した方がいいというのが掛かり付けの先生の考えのようです。

問題の歯は右上の奥歯ですが、すでに左上の奥歯を昔に抜歯しているので右上まで失くしてしまうのは避けたいです。

インプラントに関しても不安が大きく、私は歯ぎしり食い縛りが酷く高額なインプラントを長持ちさせる事ができるのかという心配もあります。

説明が下手でうまく伝えられたか心配ですが、先生のアドバイスが頂けたら嬉しいです。

はじめまして。宮崎歯科医院です。

どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。

まずは結論から。ただしこれには以下の2点の前提条件があります。

1 実際に拝見していないため、上記いただいた文章からの推論であること

2 私ならば、私の価値観ならばどうするか?という私見であること

歯が真っ二つに折れていないのならば、私は自分の歯を治療して、残したいと考えます。

それにより、のちに抜歯になったとしても、自分の生涯のうちで、自分の歯を大切にしたというチャレンジ、そして実際に自分の歯で食事を出来ることに価値を見出します。

抜歯はいつでもできるでしょう。

ならば、自分の歯を残します。

しかし、人によって価値観はそれぞれです。

そういったチャレンジを無駄と感じる方もいるようです。

時間、費用、痛みなど。

また、しっかり治らず違和感が残ることが気になってしょうがない方もいるようです。

コップが欠けてしまい、以前ように満杯の状態で水が飲めなくなったことを悔やむのか、まだ、ここまで水は汲める。

慣れ親しんだ自分の大切なコップを、使い勝手は悪いけれど、大切に使っていこう!

どっちを選ぶのかは自分自身でしょう。

正解はありません。

抜歯も、ブリッジも、入れ歯もインプラントも、いずれの治療にもメリット、そしてデメリットが存在します。

つまりは、正解は自分自身が決めるということでしょう。

今後起こりうるデメリットに対して、自分自身が対処できるのか否か?その点も踏まえて、決断頂いた治療法を今後の努力で正解に導いていく。

このためには、共に歩む歯科医師との十分なるコミュニケーションが不可欠といえるでしょう!

この回答が少しでもお力になれていれば嬉しい限りです。