インプラントのブログ

診療後のお仕事

診療が終わり帰宅すると、治療計画の立案です。
宮崎歯科医院には全体的な治療を行わなればならない患者様が多く来院されています。

これまで部分的に治してきたけれど、少しずつ少しずつ噛み合わせにズレが生じ、全体の治療が必要となります。

家で言うならば、老朽化した柱(歯)を少しずつ修繕してきたものの、地震(かみしめや歯ぎしり)などで傾き、壊れ、家が傾いて(かみあわせに問題)しまっているような状態です。

柱が傾いた(かみあわせに問題)状態では、治るものも治りません。

このような症例では、原因はなにかを診査し、治療計画を立案することが最も大切な作業となります。これまでのような、ちょっと治療すれば治るという状況ではなくなっているのです。

宮崎歯科医院では、いつくもの資料を作成し、患者様と相談し、治療に臨みます。 

治療法はいくつかご提案します、そこから選択していただきます。

治療も長期化するでしょう。ゴールが見えていなければ、通院もむずかしい。

明確な目標を立案し治療に臨めば、不安も払拭できるのです。

神谷町、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、霞ヶ関、東京、関東、信頼できる歯医者、歯科、宮崎歯科医院。

インプラント、根管治療、かみあわせ(噛み合わせ)咬合治療、顎関節症、歯周病、矯正、審美歯科治療、ホワイトニング、金属アレルギーに対するメタルフリー治療、無痛(痛くない)麻酔、治療をCT、マイクロスコープを駆使して挑む。舩井(船井幸雄)先生の良い歯医者 名医としてホームページや著書にて紹介された経緯をもつ。セカンドオピニオン、メール、いつでもご相談下さい!

インプラントなら東京都内 内幸町 虎ノ門 霞ヶ関 新橋 歯科歯医者の宮崎歯科医院

右下(黄色い枠線部分)を抜いたままにして5年経過した1症例です。
他の歯は健全な状態であったのに、この5年で何があったのでしょうか?

患者様は仕事にお忙しく、なかなかご通院もままならない状況。
応急処置を他院にて済ましつつ、久々に当院を受診されました。

約5年ぶりの受診。口内にはご苦労の跡が滲みます。
いつも明るくお忙しい患者様。5年前より少し恰幅が良くなった?ようなご様子。
お口の中は、上のレントゲン写真。

以前は右下の黄色の部分の歯だけが無かった状態でした。
歯を失うと、他の歯に負担がかかります。少しでも負担を軽くしたいこともあり、まずは入れ歯(義歯)を装着したのが5年前。今では全く使用できていないとのこと。

そのうち、①のブリッジが外れ、いつのまにか②の奥歯がむし歯で欠けて痛み出し、しばらくしたら痛みもなくなり、①のブリッジが外れては自分でアロンアルファでつけての繰り返しをしていたのですが、いよいよ戻らなくなり、当院を受診されました。

奥歯は咬む力を支え、前歯は咬む力を逃がす役割があります。
前歯で咬みきり、食物小さくし、奥歯でかみ砕き咀嚼し、嚥下し、身体の栄養分として吸収されていきます。

奥歯は咬む力に対抗できますが、それより前方にある歯にはその力はありません。
お仕事などのストレスによる睡眠中の「くいしばり」や偏った側ばかりでの咀嚼により、失った歯ではない残った歯に負担がかかります。

この患者様もこういった負のサイクルに入ってしまい、次々の歯を失ってしまったのでしょう。

1本の歯を失うこと(欠損)により、ドミノ倒しのように、疾患の連鎖が続いていく。
これを「欠損ドミノ」といいます。

この欠損ドミノの螺旋に入らぬように、一歯一歯の治療を大切にすることがとても大切です。

合わない・痛い入れ歯は、残っている歯への負担を軽減するどころか、増加させることとなる場合もあります。そんな理由からインプラント治療は残った歯に優しい「第2の永久歯」といわれるのでしょう。

「かみあわせ」の崩壊は、「咀嚼能力の低下」を引き起こします。
よくかめないことで、無意識に軟らかい食物を好んでたべてしまうようです。壮年期に働き盛りの方々は、栄養摂取のため、軟食主体(炭水化物や脂質)となった食生活となるようです。偏食と過剰な摂取カロリーは、肥満、糖尿病、心疾患、高血圧などの生活習慣病の原因となります。カロリーを必要としない高齢者の場合、咀嚼能力の低下は、低栄養状態となるようです。

上でお話しさせて頂いた患者様が、久々に来院し、「恰幅がよくなっていた」というのもうなづけることかもしれません。

欠損ドミノの螺旋に入り込まないことが大切です!

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サージカルガイドを使用したインプラント治療

左下に埋まっている親知らずを抜歯しつつ、インプラント治療

上が術前のシミュレーション画像、下が術後のCT画像。

シミュレーション通りの結果。サージカルガイドのおかげです。

いうならば、親知らずの抜歯の方がむずかしい(笑)

術前の診査がとても大切、そのためにはCTが不可欠ですね。

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歯を抜く前に 東京都内 内幸町 虎ノ門 霞ヶ関 新橋 歯科歯医者

歯を抜く際には注意が必要です。ただただ抜いてはいけません。

可能な限り歯を残す、抜かないのは当たり前ですが、
どうやっても残せない歯や、残すことで後々に周りの歯に悪影響を及ぼしてしまうことがあるのも事実です。 歯だけでなく、歯を支える骨にまで炎症が波及していると、腫れた感じや違和感があるものの、これといった症状がないことが多いものです。
その歯を将来のために抜かなくてはならないと言われても納得しづらいのが患者様の心理でしょう。

宮崎歯科医院では、セカンドオピニオンが多いこともあり、患者様にわかりやすく説明しています。

歯を抜く際は、注意が必要です。

歯を抜くと、骨に穴が空きます。
その穴に、血液がたまり、血液が骨や歯茎になっていきます。
つまり、血液がその穴に溜まらないと骨ができないということです。
上の図のように、健康な骨の状態で歯を抜けば、元通りに骨は治ります。

しかし、歯周病やむし歯により、骨が一部なくなってしまっている症例ではどうでしょう?
歯を抜いた後の穴を「コップ」に例えるとわかりやすいようです。

割れたコップでは、割れていないところまでしか水は溜まりません。

つまり、歯周病やむし歯により骨が失われている症例では、そのまま歯を抜いてしまうと、上の図のように、極端に骨が失われてしまうことになるのです。

たとえば、その後にブリッジやインプラント治療をしようとしても、極端に長い歯をかぶせたり、インプラントしようとしても、できない!あるいは時間と費用をかけなくいけない状況になってしまいます。

当院では、治療の選択肢を広げることのできる優しい治療を心掛けています。


―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。関東 東京都内、内幸町、虎ノ門、新橋、霞ヶ関、神谷町、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 

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たとえばこの症例。左下の奥歯にインプラントは必要でしょうか?

インプラントの目的は、食より健康長寿に寄与し、質の高い生活を送って頂くことでしょう。
歯を抜いたから、必ずインプラント、というわけではないのです。
歯を抜いても何もしないで経過を診てもいいでしょう。
ブリッジができるのなら、ブリッジ。
入れ歯でもいいのではないでしょうか。

毎日の食生活に問題がなければ、どんな方法でもいいのではないかと思います。

ただし、1つの歯を失うということは、他の歯に負担がかかるということ。
歯を失う原因は、むし歯や歯周病だけではありません。

歯の数が少なくなり、負担過重で歯が欠けたり折れたり、ヒビが入ってむし歯になることもしばしばです。

さらなる歯の欠損を拡大させないために、第2の永久歯と呼ばれるインプラントは、削ることのない、他の歯に負担のかけることのない治療として、とても身体に優しい治療といえます。

話は戻ります。
上の症例、どんな治療が最適といえるでしょうか?

よく歯医者さんでは、「ブリッジは歯を削るから良くない、入れ歯は歯にバネをひっかけるから残った歯に負担がかかるから良くない、だからインプラントがいいんです 」というような説明を受けてませんか??

本当にそうでしょうか??

宮崎歯科医院では、その点も考慮に入れて治療法を選択致しますが、それだけではありません。

ちなみに、上の症例は、インプラントが最適です。 
欠損の放置やブリッジ、入れ歯は治療法としては不適切でしょう。

インプラント治療に関するセカンドオピニオンのご相談が多数寄せられます。
ご相談下さい、患者様に最善の治療法を一緒にさがしましょう。

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抜歯 セカンドオピニオン 東京都内 内幸町 虎ノ門 霞ヶ関 新橋 歯科歯医者

宮崎歯科医院へご紹介で来院された患者様。
右上奥歯の腫れ、痛みを繰り返しての来院です。

歯医者さんを転々としてからの当院への受診でした。

①ひとつめの歯医者さんは、「治療する価値もない歯だからお薬飲んでみて」と歯を削る。
その後、患者様はお顔まで腫れた状態で、他の歯医者さんへ。

②ふたつめの歯医者さんは、首まで腫れた患者様に対して「抗生物質でおさえてみたらどうかな?」とのこと。①と②ともに、神経治療するまでもない歯だからそのままにしたらどうか?との診断。「抗生物質でおさえてみたら?」って、おさまらないから患者様が来院されているのに。。。

③みっつめの歯医者さんは、「痛みがおさまるまではなにもできない」「おさまったら治療してみましょう」とのこと。言ってる意味が理解できない。。。

そして私の病院に来院。

黄色の線の歯が、痛みの原因。
①赤色の矢印の先に病巣があります。
(レントゲンの見方についてはこちらをご参照ください)

デジタルレントゲンでは不明瞭ですが、CTでは明らか。
原因歯の周囲に骨がなくなっています。上顎洞にまで進行している深刻な状況です。

こんなつらい状況、一刻も早く治療をするべき歯でしょう。
「治療する価値のない歯」はありません。
ただ、治療しても症状を軽くすることはできても、治せない歯は存在するのは事実です。

この歯は、まず症状を抑えることが大切。
根管治療により症状の軽減を図ります。
その後は、周囲の歯に病巣が広がらないようにし、抜歯することです。
時には、抜歯も治療のひとつなのです。
症状はとれても治りはしない歯を無理に残すことは、のちの不幸を招くのです。

前3者の歯医者さんも診査されていたかと思いますが、CT撮影はしていなかったようです。
そして、決定的なのは、患者様とのコミュニケーションは全くと言って取れていなかったということ。
私も気を付けなくてはと考えさせられた一症例です。

宮崎歯科医院では、徹底した診査と問診、コミュニケーションに全力を尽くしています。
お困りの際はご相談ください、お力になれます。

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宮崎歯科医院のインプラント治療中の症例写真、ひとつがインプラントです。
前歯4本が仮歯、そのうち右から2番目がインプラント。

歯科治療の目標は、究極の偽物をつくること。

見た目だけでなく、機能的にも本物に近づけることが大切です。

 

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お仕事がお忙しく、しばらく通院できなかった患者様からのセカンドオピニオン。

左下の奥歯の調子が悪く、ご自宅の近くの歯医者さんにて休日に診てもらったら、歯が折れているので、抜歯ですよ!と言われたそう。。。その時、宮﨑歯科医院を思い出して頂いたようで、先日ご相談に来ていただきました。

次回には、抜歯して、インプラントか入れ歯(義歯)にしましょうと説明を頂いたとのこと。

(上レントゲン写真)拝見すると、確かに折れてしまっています。この状況になると、違和感や腫れは多少あるものの、意外と痛みは少ないものです。体調の変化により痛みが増減するので、患者様自身も『治ったかな?』と勘違いしてしまうことが多いようです。

(レントゲンの見方についてはこちらをクリックしてくださいね)

こちらは当院で撮影したCT画像です。
インプラントには「骨がある」ことがとても大切です。
CTで診ると、かなり骨が失われています。



左側が下あごの断面、右側が上からの視点です。

紫色に表示されている〇印は、「下歯槽管」です。下あごの中を通る神経です。
折れた歯の周りの骨は相当失われています。下歯槽管まであと5mmとなっています。

このまま抜歯してしまうと、 さらに骨を失うこととなります。
インプラントを今後考えているのならば、ただ抜いてしまってはいけません。

当院では、患者さまの負担(時間、費用、身体への侵襲)の少ない既存骨(ご自身の今ある骨)へのインプラント埋入を心掛けています。

しかし骨がなく、骨の造成が必要となる症例があることも事実です。

その際は、GBR(Guided Bone Regeneration)や自家骨移植(オトガイや腸骨)などの既存骨の外側への移植法ではなく、外側に緻密骨を有する状況下での骨移植を優先して行います。
(ちょっと専門的過ぎですね(笑)、時間的にも身体にもお財布にも優しい治療と思っていただければ大丈夫です)

いずれにしても抜歯により、歯を支える骨は失われます。
極力その量を少なくするためにも、まずは抜歯時には配慮が必要です。

インプラント治療について(保険外治療・自費治療)

治療内容

人工の歯の根をあごの骨に埋め込み、それを土台として人工の歯を作製します。

入れ歯やブリッジ治療とは違い、固定源があごの骨なので、咬合力が強く、他の歯に影響なく、欠損部分に人工歯を補綴することが可能です。

標準費用(自費・税別)

45万円(1本あたり)

インプラント治療は保険が適用とならないため注意が必要です。

治療期間・回数

インプラントの治療期間は、およそ数ヶ月~半年以上(手術内容・方法による)です。治療内容は、下記の①~⑤のような流れとなっています。

①カウンセリング~治療の検査・計画

②1次手術

③2次手術

④人工の歯を作製・装着

⑤定期検診(半年に1回程度)

インプラント治療では、2回の外科手術を行います。

1次手術でインプラントの埋入を行い、2次手術で土台を設置します。この土台は、アバットメントといわれ人工の歯を装着するために必要なものです。

1次手術と2次手術の間には、埋入したインプラントと骨の結合を確認するため、約3~6ヶ月間の治療期間があります。

口腔内の状況や治療内容により異なります。

メリット

歯を欠損された患者様がインプラント治療を行うことで、再びしっかりと強く咬め、美味しく食事を楽しめるようになります。隣の歯を削る必要もなく、ブリッジや入れ歯と比較して安定性に優れています。発音がしやすくなったり、セラミック歯で見栄えよく仕上げることができるので、笑顔に自信が持てるようになったりまします。

副作用やリスク

治療には手術を伴います。重度の歯周病がある場合脱離のリスクが高くなります。体質等によりインプラントと骨の定着が困難な場合があります。骨の状態により増骨等の処置が別途必要になります。全身疾患の持病がある場合は主治医にご相談ください。

また、埋入後に口腔内の衛生管理を怠ると、インプラント周囲炎に罹り、健康な天然歯が歯周病で抜けるのと同じように抜け落ちてしまう可能性があります。

インプラント治療のリスク

インプラント治療における主なリスクは下記の3つです。

①血管損傷

②神経麻痺

③手術後の腫れ・痛み

血管損傷・神経麻痺は、血管や神経が「ドリル」や「インプラント自体」によって損傷することで起こるリスクです。インプラント手術の検査~計画を入念に行うことでトラブルを回避できます。起こった場合は、回復に数日~数週間の時間が必要です。

また、個人差がありますが手術後の腫れや痛みを伴うリスクもあります。こちらは、時間経過と共に治まっていきますが、痛みが酷い場合は「痛み止め」の服用が可能です。

※メリット・副作用・リスクには個人差があります。

インプラント治療と、他の治療との違い

「入れ歯」や「ブリッジ」は天然の歯を治療しているのに対して、「インプラント」は人工物を埋入することから、治療内容が大きく異なります。

また、「差し歯」との違いは「歯根は残っているか・いないか?」という違いです。

歯根が残る差し歯では、治療時間や治療費が短め・安めというメリットの反面、変色や歯根の割れの可能性といったデメリットがあります。

 

 

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『引き金を引くのは誰でもできる。大事なのはそれまでの構えであり、結果はそれで九割九分決まる。』 (ラニー・バッシャム 射撃世界チャンピオン)

準備で結果は決まります。

的を見ずして、矢は当たらないように、患者を精査せずして、治癒はありえないでしょう。

インプラント、かみあわせ、根管治療、歯科治療すべてにおいていえることで、木を見て森を見つつ、木を精査する「鳥の目、虫の目」の両者が必要です。

左下インプラント治療のCTシミュレーション画像です。

宮崎歯科医院では、術前の精査に加え、当院のCTで撮影、術前のインプラントシミュレーションを行います。安心、安全のインプラント治療です。

この患者様は、インプラントへの不安があり、2本必要だったのですが、まずは1つやってみたいとのことで、1つを施術。

痛みもなく安心できたので、さらに後ろにもう一つのインプラント施術しました。

インプラントの際は、サージカルガイドを使用します。
とにかく、安心、確実なインプラントを心掛けて!

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宮崎歯科医院には多くの患者様がセカンドオピニオンや相談で来院されます。
先日来院頂いた患者様のお話です。

患者様は、噛み合わせで大変ご苦労されての来院でした。

これまでの病歴を詳細に記録したプリントアウトをお持ちくださいました。
いつ、どこで、だれが、どのような治療を行い、その効果はどうであったかが詳細に記録された貴重な内容です。治療に大変役立つ資料です。

はじめての来院、これまでの苦い病歴のせいもあり、緊張されていたのでしょう。最初はお顔もこわばりぎみでしたが、約1時間くらいお話を伺ったあとは少し和らだ本来のお顔に戻ってました。私から診査の必要性についてお話させて頂いた時、

『こんなに話を聞いてくれたのは、先生がはじめてです。病歴すら読んでくれません。』

『今までの先生は、これまでの病歴は聞かなくていい。うちではこういう治療をします。効果がなければ他を紹介しますから…』

といわれることがほとんどだったそうです。驚きが隠せませんでした。

問診について、こんな話があります。

『30秒ルール』 という傾聴スキルがあります。

患者様への問診テクニックの基礎として、とにかく口を挟まずに30秒間耳目を配ることが大切であるとしています。

しかし、ほとんどの医師が、最初の10秒で診断を決めつけ、持論を確かめるための問診をはじめてしまうのです。

そんなとき、患者様はどうするか?

ほとんどの患者様が、口を閉ざしてしまいます。

発症時の様子、心の状況、その当時の患者様を取り巻く生活環境の変化、、そういったものが身体や心に及ぼす影響は深く、多大なるものがあり、病態を悪化させる因子となるのです。
私は上記に限らず、病状をお話しする際の表情や言葉遣い、切迫感などから、患者様の現状を伺いする知る術としています。

病気の原因はひとつではありません。

難症例であればあるほど、その原因は「多因子」であ り、複雑に絡みあっているものです。

時間が経過すればするほど、他の病態も併発し、どの症状が、どの病態によるものなのかもわからなくなってしまいます。

患者様が口を閉ざせば、このようなお話は聞くことができなくなるのです。

『これまでの病歴は聞かなくていい。うちではこういう治療をします。効果がなければ他を紹介しますから…』

確かに、その病院のその治療が効果を示さなければ次の病院へといける。。。時間の短縮になるかもしれません。

しかし、病態とはそもそも、『多くの原因が複雑に絡みあい発症』するものです。
一つの治療で改善ができるのでしょうか?

・・・何かを極めるほど、人は対象に対して「わかったつもり」になりやすいものです。

古代ギリシャの哲学者ソクラテスは、『無知の知』という言葉を残しています。
『無知の知』を知る人は、「絶対に」「間違いなく」という断定的な言葉を使うことはありません。

なぜなら、患者さまの身体、その取り巻く環境は日々変化します。
担当する医師の知識技術経験も日々変化するのです。

自分の考え方は正しいと思い込んでいる人は、疑うこともなく、たしかめることもしないでしょう。
しっぽを見ただけで「牛」だと断定してしまうから、全体像を間違えて、認識していることが多いのです。

リオオリンピックで金メダルを独占した女子日本チーム監督、栄監督は
「僕は結局、何が理想の指導かわかっていない」
といっています。結果をだしているにも関わらず、「自分が正しい」とは思っていないようです。

常に「わからない」を自覚している。

わからないから、探り、疑い、たしかめようとする。

探り、疑い、たしかめ、変化するから勝ち続けるのでしょう。 

これらのことは、我々歯科医師にとっても、またご苦労を重ねる患者様にとっても響く言葉ではないでしょうか。

患者様も歯科医師も、自分の常識は相手にとって非常識かもしれません。

『常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションのことを言う』 (アインシュタイン)

これまでの経験、つまり過去の経験に基づく「偏見」で物事みると、今を見誤るのかもしれません。

人は独善状態にあると、自分は正しいと信じて疑わないので、自分を変えることができません。限界の檻の中にいることすら自覚しないため、檻から脱出することができないのです。

『それはしたくない』

苦いご経験があったせいでしょう。治療を頑なにお断りされる患者様もいらっしゃいます。
お気持ちはお察しいたしますが、それで病態が改善することはあるのでしょうか?

過ぎてしまった過去への執着、後悔。
まだ見ぬ未来への不安。
これに拘り執着し、『今』を見失うことがあっていけません。

『今』を見つめ、全力で対応することで、つらい過去が「諦めずに前向きに努力した記憶」へと変わり、明るい未来が開けるのではないでしょうか!

当院ではまずお話を伺ってから、詳細なる診査をさせていただきます。
診査に基づく診断により、治療法を選択します。
多因子性の複雑な難症例については、治療の結果に応じて、再評価、再診査、治療法の選択となるでしょう。患者様との長いおつきあいとコミュニケーションが大切です。
お困りの際はいつでもご連絡ください。

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