投稿者「mdcweb」のアーカイブ

今週のお花❀☺❀

平成25年10月8日

道を歩いていると、何処からともなくキンモクセイのにおいが。
そんな時期になったのだなとしみじみ思う木下です。
さて、今週のお花はなんでしょうね?

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3D歯ブラシ

  平成25年10月7日

先日、木下は面白い記事を見つけました。
いま流行りの3Dプリンタで作った歯ブラシですよ。 詳細を見る

かみあわせ 咬合治療の大切さ

平成25年10月4日


上顎右側の欠損症例。

上あごの奥歯がありません。
(黄色の丸印)

その手前なブリッジ。

レントゲン所見を右に。

青色の歯が本来あるべき歯。
しかし、歯周病にて以前に歯を抜歯しそのままとなっています。
は3歯分を2歯で支えたブリッジ。

しかし負担過重のため、その支えとなっている骨(歯槽骨)がなくなり始めています。

そのためもあり、患者さまは左側(レントゲン向かって右)で食事を頻繁にすることとなります。

食事による咬合力は左程でもありませんが、夜間睡眠中のブラキシズム(歯ぎしり、食いしばり)による力は過大なるもの。歯を破壊する力を有しています。

そのため、大臼歯が欠損している右側だけでなく、左側の咬合誘導歯であり支持歯であるの第2小臼歯に問題が生じてきています。

に示すように、顎がしっかりしており、その咬合力(噛む力)は相当なるもの。

「右側噛めなくても、左側で噛めるからいいよ!」

「奥歯一本くらいなくても、他で噛めるから大丈夫でしょ?!」

患者さまより そんなお言葉を良く聞きます。

食事や歯ぎしり、食いしばり は、一本の歯で行うわけでもなく、右側・左側だけで行うものでもありません。

咬合(かみあわせ)とは、全体のバランス が大切です。

奥歯はぐっと噛む力に対抗し、前歯はその力を逃がすために働いています。

上記のような症例を放置すると、歯を少しずつ失うスパイラル(螺旋)に迷い込むこととなるのです。

早期発見、早期治療。とっても大切です!

放射線量

平成25年10月3日

レントゲン撮影、およびCT撮影の際の放射線被爆について心配をされている患者さまが多いようです。
(右図、クリックで拡大可能です)

宮崎歯科医院では、
・インプラント治療
・歯周再生治療
・根管治療
・親知らず抜歯

などの処置の際、必要に応じて、CT撮影を行っております。

歯科治療において、硬組織の現状を診査することは必須であり、この検査なくしては、正確な診断は不可能です。

よって、歯周病リスク、カリエス(むし歯)リスクの高い患者さまにつきましては、定期的なレントゲン撮影(デジタルパノラマ撮影)を行っております。

宮崎歯科医院のレントゲン撮影法は、パノラマ撮影(デジタル)です。
1年間に受ける自然放射線が2400μSvであるのに対して、当院のデジタル撮影に要する放射線量は14μSvです。

早期発見早期治療により得られる患者さまの利益を考えても、大変少ない放射線量ではないかと考えます。

従来のパノラマ撮影フィルムを比較しても1/5。

CT撮影に要する放射線量は、医科のものと比較しても1/30。

必要のない放射線被爆は、間違いなく人体にとって為害性のあるものでしょう。

しかし、

患者さまの病状把握と改善、早期発見早期予防を考えれば、
歯科治療に必要なレントゲン撮影、CT撮影は、
大変少ない放射線量ではないでしょうか。

骨粗鬆症 インプラント

ビスホスホネート(以下BP)は、悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症、骨転移あるいは骨粗鬆症の治療薬として多くの患者に用いられ、臨床的に有効性の高い薬剤であることは広く知られています。

通常、注射用BPは悪性腫瘍患者に、経口用BPは骨粗鬆症患者に用いられています。

しかし、近年、BP系薬剤投与患者において、歯科治療を契機とした顎骨壊死(BP系薬剤関連顎骨壊死)(Bisphosphonate-related osteonecrosis of the jaws : BRONJ)の発症が大きな問題となっています。

BRONJの多くは、抜歯などの観血処置をきっかけとして発症し、極めて難治性の疾患であることが報告されており、私たち歯科医師が細心の注意を払って対応しなければならない重要な疾患となっています。この疾患の発症に対してインプラント治療も大きなリスクとなることは明らかであり、日本でもインプラント治療を契機として発症したBRONJの報告もなされています。

BRONJの発生機序は未だに明確にはされていません。

インプラント治療では、埋入手術により骨への侵襲が加わることも問題となりますが、上部構造を装着したのちも、インプラントには天然歯のような上皮付着の機構がないため、常に生体内の環境と外部の環境が交通している状態であることがインプラントの治療期間、あるいはメインテナンス期間すべてにわたってBRONJの大きなリスクファクターであると考えられています。

BP系薬剤投与中の患者様につきましては、

・歯科医師による骨露出の有無のチェックとエックス線診査を3か月ごとに行うこと。
・口腔内清掃の励行する
・抜歯、歯周外科、インプラント埋入などの顎骨に侵襲がおよぶ口腔外科処置は避けること。
・軽度の動揺歯は固定し、膿瘍を伴う高度の動揺歯は抜歯し抗菌薬を投与する。
・義歯装着は可能だが、過剰な力が加わらないように調整する。
・口腔外科処置を行わなければならない場合はBPの投与の中止が必要である。中止はBP系薬剤処方医師と相談のうえ決定する必要がある。
などの注意が必要です。

BP系薬剤が経口薬の場合、

服用期間が3年以上、あるいは3年未満でもコルチコステロイドを併用している時は、少なくとも3か月間は服用を中止し、治療後も骨の治癒傾向が認められるまでは中止を継続する。

服用期間が3年未満で下記のリスク因子がない場合は、通常の処置を行う。
などの対策が必要です。

インプラント治療は歯の欠損部を修復し、咀嚼機能や審美障害を改善させるリハビリテーションであることはよく知られています。言い換えれば、歯周病やう蝕の治療とは異なり、疾病を治療する医療とはいえません。

したがって、BP系薬剤投与中の患者に、急性炎症の原因歯などの理由で、やむを得ず抜歯を行う必要性はあるが、やむを得ずインプラントを埋入する必要性は全くないと考えられます。

米国口腔外科学会のガイドラインには、注射薬を投与されている無症状の患者に対しても、「強力な注射用BP系薬剤(ゾレドロン酸、パミドロン酸)を頻回な投与スケジュールで使用している癌患者には、インプラント治療は決して行うべきではない」とされています。

また、経口薬の投与が3年未満でリスク因子がない症例では、通常の歯科処置を行ってもよいとされているが、「インプラント治療を行う場合は、将来的なインプラントの失敗の可能性や顎骨壊死の可能性について充分なインフォームドコンセントがなされなければならない」と特筆されています。

したがって、BRONJの発生頻度は低くとも、有効な治療法の確立がない現状では、「BP系薬剤が投与されている患者あるいは投与が予定されている患者に対するインプラント治療は、原則として避けた方がよいと考えられます。」

しかし、最終的には治療を行う歯科医師の知識と倫理観、さらに充分なインフォームドコンセントの上に成り立つ患者の希望という両者の重要なファクターによって、インプラント治療に進むべきかの裁定が下されるべきであろう、、、とされています。

以上が、日本口腔外科学会、日本口腔インプラント学会の現在の見解です。

宮崎歯科医院でも、骨粗鬆症の専門医へ同様の内容を対診致しましたが、上記と同様の見解が得られました。

現在、BP系薬剤を服用されている方は、歯科の診療の際は十分な注意が必要となります。

また、これから服用をお考えの方は、まず、歯科治療を先行し、BP系薬剤を服用することを踏まえた歯科治療計画を歯科医師とともに考えることが必要です。

 

小児矯正 症例報告会

平成25年9月30日

先日私の矯正の師匠である矯正専門医である森田明子先生主催のFOSSA勉強会にて小児の矯正治療の2症例の治療報告をさせて頂きました。

8歳女児。

一見綺麗な歯並びに見えますが、

前歯が出っ歯であり、下あごが奥左に偏位していることを主訴に来院。

当院では、矯正治療を行う際、必ず症例検討会にあげさせて頂き、同じ志をもつ先生方にご意見を頂き、治療を開始させて頂きます。
今回の症例もそのうちの2症例。

森田先生のいつもご教授頂く、 『最小の侵襲で最大の治療効果をあげる』ことを目標に、そのような状態となった「原因」を追求すべく、 「診査診断と治療の再評価」に重点を置き、資料を集め、診療を進行します。

写真のような症例は異常。

普通であれば、上顎と下顎の正中(黄色の線)は一致するはず。
また、上顎は下顎を覆うように歯並びは形成されるはず。

この正常とは逸脱した「形態」には何か原因がある。
先天的にこのような形態となる個体は少ない。

つまり
「異常な機能の変化による 2次的な形態の変化である」と捉え、
機能=形態
『良くない機能』が生体に働き、このような『良くない形態』が形成されたと考えることが大切になります。

この症例の場合、
良くない機能とは、 「口呼吸」 。

ヒトは通常、安静時は鼻呼吸です。

鼻呼吸により、口唇は閉じ、舌は上顎口蓋に押しあてられ、上顎歯列は
拡大成長していきます。

口が開きっぱなしのお子さん、、、、これは心配です。

耳鼻科疾患・アデノイドにより鼻呼吸ができない、、食生活、態癖などにより、
口唇を閉じる習慣がないなど、口で呼吸することを強いられると、

上顎の成長は抑制され、上顎骨は小さくなってしまいます。

この上顎の成長は、12歳ごろでその成長のピークを迎え終了します。

そのため、早期に上顎の成長を促し、なおかつ、上顎の成長を阻害する因子を取り除いてあげる必要があるのです。

写真の中ほどにある透明の装置がその装置。
上顎を拡大するとともに、下顎の位置を改善する。

約6カ月でその効果がでていますね。

これは、FOSSA勉強会でご教授いただいた診査診断を徹底したことによるもの。

最小の侵襲で最大の効果
が得られています。

このような咬合(かみあわせ)の問題を考える際、成人、小児に限らず、
①修復(=冠やつめものなど)による補綴学的咬合論
②崩壊した原因を考える生理学的咬合論
の2つの咬合論的観点から かみ合わせを論ずる必要があると
1972年の石原寿郎先生がその文献に記載しています。

現在では、この②崩壊した原因を考える生理学的咬合論を無視した治療が行われ、やり直しの治療が多くなっていることがしばしば見受けられます。

森田先生は、上記のような2点について、つまり

Stomatology(口腔医学) 炎症と力、顎口腔系の調和

Dentistry(歯科修復学) 不足を補う補綴(つめもの冠など)

の2点。口腔医学的観点から原因を追究し、治療を進め、歯科修復学的観点から、失った歯を治す治療が必要であることを説いていらっしゃします。

宮崎歯科医院においても、
このような観点より、治療を進めるべく日々の診察に臨んでおります。

今週のお花❀☺❀

平成25年10月1日

10月になりました。
早いですね~~。
大人になればなるほど1年が早く感じます。
まだ今年の目標を達成してない木下・・・あと3か月で頑張ります!! 詳細を見る

患者さまとのエピソード

平成25年9月27日

だんだん涼しくなってきましたね~~。
しかし、宮﨑歯科医院は熱気にあふれています(笑)
先日、新入スタッフの歓迎会をした際は、
たくさん飲んでたくさん食べて熱く語って楽しい会でしたよ~\(^o^)/♪♪

Sさん
87歳になるのですがとっても可愛らしいおばあさま。
先日、木下はお話をしていてSさんが「若い子がね」とおっしゃったので、
2、30代を想像して聞いていたら・・・70代の方のお話をされていました^^
87歳のSさんにとっては、70代も若い子なのです。
私なんてまだまだだ。沢山のことをSさんから学びたいなと思う木下でした。

Hさんより。
こちらも85歳のおじいさま。
治療の日ではない日に、近くを通ったからと
ラスクをくださいました。
Hさんは、こうしてたまに私たちに会いに来てくれます。
お住まいは豊島区なので少し離れています。
ほんとうに嬉しいですね!!

S姉弟
仲良しな姉弟。
めったにないのですが、
弟さんに伝えることがあってお家にお電話してお留守な時は、
木下はお姉さん宅にお電話します。
必ずそこにいらっしゃいます(笑)
ほんと仲良しでうらやましいです。

Hさんより。
天使の羽の形をしたパイと、ケーキ菓子をいただきました。
いつも娘のように気にかけて下さってありがとうございます。
息子さんだけしかいらっしゃらないので、
娘が欲しかったわとおっしゃって可愛がってくださいます。
なので地方出身の私たちは嬉しく思っています。

Sさんより。
Sさんもいつも私たちのことを気にかけて下さいます。
娘さん2人と息子さんが1人いらっしゃるのですが、
娘さんたちと年が近いので、やはり本当の娘のように可愛がってくださいます。
Sさんいつも遠くから来ていただいて有り難うございます!!

Sさんの御嬢さんより。
そのSさんの御嬢さんからも頂き物をしました。
写真に撮るのをごめんなさい、忘れてしまいまして・・・
Sさん、お母様に似てとっても綺麗な方ですよ。
妹さんもいらっしゃってるのですが仲良しでうらやましいです。
Sさん母娘を見ていますと、
私も歳をとったせいか母親に会いたくなり親孝行しなきゃと思いますね(笑)

Iさん
長崎から定期検診のために来院してくださいました。
お忙しい出張の中、お時間を作っていただいて本当にありがとうございます。
お菓子もいつも有り難うございます。
何か月かぶりにこうしてお会いでき、
元気な姿を拝見できると私たちはほっとしたり嬉しくなります!!
遠いですがまた検診でいらしてくださいね!!

親知らずの抜歯 虎ノ門ヒルズ神谷町霞ヶ関の歯科歯医者

https://miyazaki-dentalclinic.com/7696
以前のブログでもご報告した症例。

親知らずの根尖が下歯槽管(神経)に接触しており、抜歯による機械的な刺激が、下歯槽管神経の知覚麻痺を発現してしまう可能性がある一症例です。

右写真は真正面から捉えた写真です。写真上部に親知らずが見えますね。


親知らずに矯正用のゴムチェーンを引っ掛けて引き出してから抜歯をすると下歯槽管神経から引き離せるので安心して抜歯できます。

引き出す量は、CT撮影にて確認済み。

幸運なことに、親知らずの手前の歯は根管治療中のため、ひっかかることなく引き出すことが可能です。ちょっとした一手間で、安全確実に抜歯が可能できるんです!

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング・審美歯科・メタルフリー・予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 


サファイアインプラント

平成25年9月25日

これは 何だか おわかりになりますか?

人工サファイアを材質とした
「サファイアインプラント」です。

先日、他院にて埋入したサファイヤインプラントを、宮崎歯科医院にて摘出手術を致しました。

1980年代に使用されていたサファイアインプラント。

治療成績が悪く、失敗症例が多い。

ご年配の方々に「インプラント治療は怖い」と思わせるに至ったインプラントの一つではないでしょうか。

レントゲン写真を撮ると、下顎管(黄色の先、下顎骨内の神経)を突き抜けているように見えます。

患者さまにその当時のお話を伺うと、

インプラント治療をしてから右下の唇に「蚊に刺されたような」感覚があったとのこと。知覚麻痺ですね。

当院にて当該部位をのCTを撮影し、その画像にて確認してみると、サファイアインプラントが下顎管に接触している画像が認められました。

サファイアインプラントは揺れており、周辺歯肉は腫脹(腫れている)状態です。

傷つけないように無痛下にて慎重に摘出。

骨結合は全く認められず、歯肉上皮が骨内にまで迷入していました。

現在は痛みもなくなり、患者さまも ひと安心されているご様子でした。