院長ブログ

むし歯が神経に届いている 根管治療(神経が死んでいる)

神経を残す治療根管治療に関わるご質問やお問い合わせを大変多く頂きます。皆さま共通する内容が多く、ここに一患者様の御問い合わせを供覧させていただきます。

ご参考頂ければ幸いです。

―ご相談内容―
以前より奥歯の違和感があり、冷たいものを飲むとしみたりしていました。昨夜から何もしていない時も痛みが強く出て、本日近所の歯医者に行きました。レントゲンを撮り虫歯が神経まで届いているので、神経を取らないといけないとのことで、そのまま麻酔をして神経をとっていただきました。細い根元の神経は後日ということだったのですが、もし可能であれば少しでも神経を残しておきたいという思いもあり、そのような事は可能なのかご意見うかがいたくご連絡いたしました。お忙しいなか恐縮ではございますがどうぞよろしくお願いいたします。

大変丁寧なお問い合わせを頂きました。
このお問い合わせに対して、当院では以下のように回答をさせて頂いております。

はじめまして。宮崎歯科医院 院長 宮崎と申します。ご質問いただきました内容に回答させていただきます。よろしくお願い致します。

すでに神経の一部(上部)をとっていただいたとのことでよろしいでしょうか。
その取り去った一部が、「感染した神経(=歯髄)」のみであり、未だ残っている神経が健全であれば、残すことは可能かもしれません。ただし、そのような術式で、担当してくださった歯科医師の先生が治療に臨まれているかどうかがポイントになります。

また、むし歯は細菌の感染症です。この度の痛みの原因も、歯の内部への細菌の感染が原因となっています。その細菌を取り除くのがむし歯治療であり根管治療です。そのため、治療には今後ラバーダムが不可欠となります。

ご参考までにラバーダムについて添付させて頂きますのでご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/17703

細菌感染のなきよう、ラバーダムとマイクロスコープを使用した根管治療を施せば、たとえ神経を取り去ったとしても歯は永く残ります。徹底した歯科治療を受けて頂けますよう切にお願い申し上げます。

根管治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/14599

神経を残す治療について
https://miyazaki-dentalclinic.com/21762

このような回答をさせて頂いております。
もしお困りの際は、メールでお問い合わせください。
また、グーグルなどの検索エンジンで、「東京 虎ノ門 宮﨑歯科医院」のワードを加えた上で、知りたい内容を検索しただけると、当院での過去のブログをみることができるようです。ぜひ利用して見て下さい。

上記症例の患者様はその後ご来院いただき、当院で治療をさせて頂くこととなりました。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

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初診時 仮蓋を外した状態

口内を拝見させていただくと上写真のような状態でした。

根管治療が途中まで進めてある状態、「応急処置」が為されていました。

患者様から頂いたメールでは、歯の上部の神経だけを取り去り、下部はこれから取り去る予定とのことでしたが、内部を拝見すると、神経は感染壊死しており、もはやそのような状況にはありませんでした。

患者様に撮影したマイクロスコープ画像を見て頂き、現状をご説明した上で、根管治療をすることとなりました。

当院には「なんとか神経を残したい!」との一心で来院される患者さまがいらっしゃいます。しかし、むし歯は細菌の感染症です。感染により神経が壊死していては、神経は残せませんし、もはや残っていません。
また、神経はまだ生きてはいるのですが、部分的に壊死している症例もあります。
このような症例では「部分断髄法」を適用し、神経を残すことに注力します。神経は生きているので電気歯髄診断機器には反応しますが、だからと言って、神経が健康であるとの診断にはなりません。このような症例では、マイクロスコープとラバーダムによる精密なるむし歯治療が必要です。
このような患者様には「チャレンジング(試行的、やってみたけどダメだった、という結果もありうる)ではありますが、神経を残す治療をしましょう。もしマイクロスコープで実際診てみて、壊死しているようであれば、”感染した”神経と取り去り、しっかりと根管治療しましょう!]と説明させていただきます。
理屈はわかっていても、気持ちが理解できず、受け入れられずに他院へ転院される患者様もいらっしゃいます。そのような患者様は、他院にてマイクロスコープとラバーダムを装着し、適切なるコンセプトで治療に臨んで頂きたいと切に願います。

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上動画は、本症例患者様への根管治療初回の治療の様子です。
適切なるコンセプトに基づき、適切なる道具立て(マイクロスコープ、ラバーダム、CT、その他マイクロスコープ根管治療に必要な治療機器の準備)で治療に臨めば、神経を失っても歯は永く持ちます。大丈夫!
一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療が当院の目標です。

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神経を残したい 歯ぐき腫れて痛い 神経が死んでいる歯髄壊死症例

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歯医者さんに「神経の治療が必要」といわれたけれど、歯の神経を取らずに残したい!こんなご希望をお持ちの患者様はぜひ上動画をご覧頂きたいと思っております。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 本症例は、他院にて根管治療(神経を取る治療、歯内療法、根っこの治療)が必要と説明され、何とか神経を残せないものか?とのご希望を胸に当院を受診された患者様の症例です。部位は上顎大臼歯。来院時、歯ぐきの腫れた感じと違和感、痛みを主訴に来院されました。レントゲン上では深いむし歯治療の跡が認められますが、周囲歯槽骨への炎症の波及は認められません。

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しかし、実際の口内状況、問診による症状、CT画像より本症例は「歯髄壊死」している可能性が高く、患者様には根管治療のご説明をさせていただきました。

むし歯は、唾液中に存在する細菌が歯の内部に溶かしながら侵入する”細菌の感染症”です。歯の内部にある神経に到達すると、炎症を起こし、徐々に神経は壊死します。むし歯治療は、「細菌が溶かした部分を削る」ことではなく、細菌そのものを駆除する治療です。そのため、感染して死んでしまった神経(=歯髄)や感染した神経は取り去らなければなりません。取り去らなければ、感染は進行し、周囲歯槽骨へと至り、被害は拡大します。

このようなご説明をさせていただきつつ、当院でのラバーダムやマイクロスコープによる治療の実例をご説明し、一度考えたいとのことで初回の診査を終わりました。

しかし後日痛みが強くなり、根管治療も視野に、できれば神経残したいけれど、その判断は私に任せていただることのこで、治療をさせていただいたのが、上動画です

結論、術前診断の通り、診断名は歯髄壊死と根尖性歯周炎。歯髄は壊死し、全く無くなっていました。感染は拡大し、周囲歯槽骨へと至っている状態。よいタイミングで根管治療することができました。

当院での根管治療の判断基準、神経を残す判断基準などはホームページまたは本動画でご覧いただくことが可能です。ぜひ一度見て頂いた上で当院を受診していただければ幸いです。よろしくお願い致します。

根管治療や神経を残す治療、インプラント症例などの報告はこちらをご参照ください

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インプラント 内幸町新橋歯科 (歯が折れた時の治療法)

初診時のマイクロスコープ画像

右上第1小臼歯の歯ぐきの違和感と噛んだ時に痛みを主訴に来院された患者様。マイクロスコープで観察すると、プラスティック樹脂製の詰め物が装着されていました。

マイクロスコープの画像では、顕著な歯の摩耗が認められます。この歯は神経の在る健全な歯です。触ると違和感、強く噛むと痛む状態でした。

痛み始めたのは最近とのこと。デジタルレントゲン画像では、周囲の骨に至る炎症所見を見つけることはできませんでしたが、歯ぐきは少し腫れている状態でした。詰め物を削って外そうとすると、簡単に外れてしまいました。歯の内部を拝見した状態が上動画です。ご参考ください。

歯は竹を割ったように縦に割れており、割れ目からは排膿が認められました。
くいしばり、あるいは歯ぎしりによって割れてしまったことが推察されます。それにより周囲の歯肉や骨に炎症があり、違和感あるいは痛みが発現したことが分かりました。

歯根の先端に至る歯の破折では、「抜歯」が適切な治療法です。



これ以上の炎症の波及を予防すべく、早期の抜歯が必要となります。
本症例では、抜歯と同時にインプラントを埋入する「抜歯即時インプラント手術」を行いつつ、歯の破折により失われた歯槽骨を回復する「GBR法」も同時に行いました。
手術は1回で済むならば、1回がいい
でしょう!

抜歯後の治療法として、インプラント治療以外に、「ブリッジ治療」「入れ歯治療」があります。


症例によりますが、残存歯を削る「ブリッジ」、残存歯にひっかける「入れ歯」は、両者ともに「失った歯の分を、残っている歯に負担する治療法」です。

その利点、欠点を見極めた上で治療に臨む必要があるでしょう。

当院では、一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療を目指し日々の臨床に取り組んでおります。

 

 

 

MTA 神経残す 噛み合わせ 違和感痛み 部分断髄法の1症例

神経を残す 抜かない とらない治療 マイクロスコープ 覆髄法 直接間接覆髄法 部分断髄法 根管治療根っこの治療神経の治療をしない CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

下奥歯にときどきの痛みと違和感を感じ、心配になり当院を受診された患者様。以前よりかみあわせにもご心配を抱えていたため、「歯ぎしり、くいしばり」を原因とした違和感や痛みではないか?と感じていらっしゃった様子。当院でも同じく、かみあわせによるものでは?と推察しておりましたが、痛みが続くため、今回の治療となりました。上動画はその治療の様子です。深いむし歯の治療の際、当院ではどのように治療を行っているのか?を見て頂くことができます。ご参考になれば幸いです。

神経を残す 抜かない とらない治療 マイクロスコープ 覆髄法 直接間接覆髄法 部分断髄法 根管治療根っこの治療神経の治療をしない CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 口内を拝見すると、着色したコンポジットレジン(プラスティック樹脂)が詰めてありました。当院のデジタルレントゲン写真では、一見何もないように見えますが、よーくみると、樹脂が神経に至るまで詰めてあるのがわかります。

神経を残す 抜かない とらない治療 マイクロスコープ 覆髄法 直接間接覆髄法 部分断髄法 根管治療根っこの治療神経の治療をしない CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 深いむし歯治療では、ラバーダムが不可欠です。むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であるため、治療中に唾液が患歯に混入することは、再感染の機会を与えるばかりでなく、治癒を阻害しかねません。当院では必ずラバーダムを装着し治療に臨みます。治療の際は、歯面を洗浄消毒します。

神経を残す 抜かない とらない治療 マイクロスコープ 覆髄法 直接間接覆髄法 部分断髄法 根管治療根っこの治療神経の治療をしない CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 齲蝕検知液を使用して、マイクロスコープでみながら、むし歯を取り除きます。むし歯は神経(=歯髄)のある根管にまで至っており、神経は感染により一部壊死していました。
神経が壊死していたり、神経の炎症が強い場合は、神経を残すことはできません。神経の状態を観察することのできるマイクロスコープは、神経を残す治療に不可欠な治療機器です。当院ではマイクロスコープを2機設置、治療に臨んでいます。

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通常であれば、露髄(むし歯が神経に至ること)した時点で「根管治療(根っこの治療、神経を取り去る治療)」となるのが従来の方法でしょう。
当院では、可能であれば根管治療をせず、神経を部分的にでも残せるよう日々の臨床に臨んでいます。
本症例では、細菌感染して壊死した神経を部分的に取り去り(部分断髄といいます)、断髄部にMTAを貼薬しました。あとは1週間経過を観察し、症状がなければ、早々に精密なる補綴(インレー、クラウン)を装着し、治療後の2次感染を予防する予定です。

一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療を目指し、日々精進です。

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根管治療 やり直し 身体が疲れると腫れて痛む (都内港区新橋内幸町歯医者)

本症例は、随分と昔(10年以上前)に根管治療(根っこの治療、神経の治療)をされた患者様の下顎第一大臼歯です。疲れたりすると、歯ぐきが腫れたり、かむと痛みが在ったとのこと。当院で再根管治療をすることとなりました。


上画像の左は、術前のレントゲン写真です。適切な根管治療、根管充填が為されておりません。上右画像は、1度目の根管治療終了時のCT画像所見です。

黄色矢印先端部に見える黒い部分が炎症部位、根尖病変です。CT画像はレントゲンに比べて明瞭に病態を把握することが可能なため、当院では術前にCT診査を行います。

ラバーダム装着

治療前、患歯表面には唾液が付着しているため、まずはラバーダムを装着し、患歯を消毒します。むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。このステップはとても重要です。消毒には十分な時間をかけて行います。

消毒せずに根管治療をすれば、再感染の機会を与えるばかりでなく、治癒を阻害します。このような「無菌的配慮」が、治療の成否を決めるといっても過言ではないでしょう。

術式の詳細につきましては上動画をご参照ください。当院では、治療前・中・後をマイクロスコープで記録しつつ治療に臨みます。治療後は、本日行った治療について静止画動画を交えてご説明しつつ、次回以降の治療についてお話ししております。

本症例の術前、術後のレントゲン写真の比較です。
痛みの原因であった黄色矢印先の透過像(レントゲン画像上で黒く見える)は改善し、なくなりました。治療回数は2回、1回1時間です。

ブリッジ 神経が死んでいる 腫れて痛い (新橋内幸町霞ヶ関日比谷都内虎ノ門歯科)


奥歯が腫れて痛みがあり当院を受診された患者様。部位は下顎大臼歯です。
本症例は歯をつなげる「ブリッジ治療」の支えとなっている歯でした。上動画はその治療の様子です。病状、それに対する実際の治療法についてご説明させていただいております。このようなマイクロスコープ画像・動画は、治療後の患者様へのご説明に使用させていただいております。治療前、治療後だけでなく、治療中も、結果だけでなく、その途中経過を「動画」で記録しております。

本症例は、3本分を2本で支えるブリッジ治療が為されていました。歯を抜いた後、さらに残っている歯に負担を強いる「ブリッジ治療」ではこのような結果となる場合があります。支えている2本の歯は、1つは歯髄壊死から根尖性歯周炎にに。1つは根管治療済みの歯が根尖性歯周炎となっていました。

CT画像では、周囲歯槽骨の喪失程度が明確に分かるとともに、その排膿路(青矢印。膿の排出される道)がみてとれます。当院では根管治療の際、CTを撮影いたします。
マイクロスコープで1時間ほどの治療です。
ラバーダムを装着し、根管内をニッケルチタンファイルで拡大清掃します。根管数は3つ。3つの根管内の細菌を次亜塩素酸で洗浄消毒します。徹底した繰り返し洗浄後は、水酸カルシウムを貼薬し、1週間経過を観察します。治療中は全く痛みはありませんが、術後1~2日には少々痛みが残ります。鎮痛剤を服用頂きます。
根管治療は、根管内の感染を取り去れば治療は終了です。当院では1~3回で終了します。数カ月も通院することはありえません。費用につきましてはこちらをクリックいただきご参照ください。

初診につきましてもこちらを必ずご一読くださいますようお願い申し上げます。

根管治療に限らず、歯科治療は徹底して行えば恐れるに足らずです。

一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療を当院は目指し日々臨床に臨みます。

 

歯ぐきが腫れている 神経の治療 (都内港区新橋虎ノ門霞ヶ関内幸町日比谷歯科)

「歯の下の骨が溶けかけているので神経の治療をしたほうがいい」と他院で言われ当院を受診された患者様。少し痛むものの、本当に神経をとってしまっていいいのか?なるべく残したいが、、、という希望とご不安がありました。

上動画で治療の様子をご説明させていただいております。ご参考ください。

まずは当院にてCT撮影を行い、患者様に病状をご説明させていただきました。

初診の流れにつきましてはこちらをご参照ください。

神経を残す治療、根管治療の費用につきましてはこちらをご参考ください。

CT画像、CT立体画像から、周囲歯槽骨が溶けてなくなっていることが分かります。このようなCT画像所見は、神経が死んでいる(=歯髄壊死)場合に認められることがほとんどです。患者様には、根管治療のご説明をさせていただき治療に、後日治療に臨むこととなりました。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。その治療には無菌的配慮である「ラバーダム」が不可欠です。当院では根管治療の際、すべての症例でラバーダムを装着いたします。

健康な神経を持つ歯を削る際には必ずしもラバーダムは必要ありませんが、神経近くまで進行し炎症を起こしている歯や神経が死んでしまっている歯は、感染予防のためのラバーダムは必須といえるでしょう。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。その治療には無菌的配慮である「ラバーダム」が不可欠です。ラバーダムを装着し、歯面に付着した唾液を洗浄消毒します。洗浄と消毒には2種類の薬剤を使用します。根管治療には、このような無菌的配慮がとても大切です。ラバーダムとは、口内に「手術室」を設置するステップです。このステップを経て、はじめて歯を削り始めます。

齲蝕検知液を使用して、むし歯を染色します。削るべき個所を染色し、削らざるべきところを判定します。むし歯を取り去ると、神経の存在するスペース「根管」に到達しました。健全な神経が在るならば、赤く見え、出血を伴いますが、本症例ではそれがありません。歯髄壊死です。(上動画にて詳しく説明しております、ご参照ください)

歯髄壊死とは「歯の神経がむし歯の細菌感染により死んでしまっていること」をいいます。死んでしまった神経は再生しません。更なる感染拡大を防ぐためにも徹底的に根管内をキレイに消毒します。この根管内の洗浄消毒治療を、「根管治療」といいます。

ラバーダムで感染しないように配慮しつつ、マイクロスコープでしっかりと病状を見極めて治療に臨みます。しかし、マイクロスコープがあればいいと言う訳でもありません。病態が見えていても、それを適切に判断できる歯科医師の知識と技術と経験はあってしかるべきでしょう。それがなければ、見えていても見えていないも同然です。歯科治療は日々研鑽が必要と認識し、当院では日々精進しております。

根管形態には個人差があります。本症例は下顎第一大臼歯。神経のある根管は2~4つあります。そのような形態は、レントゲンでは判断できません。CTやマイクロスコープを駆使して治療に臨むべきでしょう。根管の先端は通常200~300ミクロンですが、本症例では80ミクロン以下に狭窄していました。むし歯が徐々に進行することで、このような根管狭窄が生じます。根管治療は困難を極めますがマイクロスコープとCTを用いて精査すれば大丈夫。本症例は4根管。根管内を可及的に洗浄し、初回の治療はこれで終了です。患者様にはあと3回ほどの治療が必要であるとご説明をさせていただいております。上記本動画のように、徹底した根管治療で臨めば、歯の神経を取ったとしても恐れるに足らずです。心配は無用、お困りの際は、ご相談ください。大丈夫、治ります。

 

 

インプラント周囲炎 (新橋内幸町虎ノ門霞ヶ関日比谷歯科)

インプラント治療は、残っている歯に優しい治療法です。

いままでは、歯を失うと、以下の2つの治療法しかありませんでした。

①両側の歯を削りかぶせるブリッジ治療
⇒3本分を2本で支え、支えの歯には、これまでの1.5倍の負担を強いることになります
②残っている歯にひっかける入れ歯治療
⇒残っている歯に負担をかけるばかりでなく、違和感がとても強い治療法

ではインプラントはいいことばかりでしょうか?
本動画は、インプラント治療後の起こりうる「インプラント周囲炎の1症例への対応」についてです。

当院で施術されたインプラント。メンテナンスがしばらく途切れてしまい、しばらくぶりの当院の受診でした。インプラント周囲の歯肉が最近腫れてきて、インプラントが動揺(ぐらぐら)するそうです。

(インプラントとはなにか?インプラントの構造については下動画をご参照ください)

拝見すると、ねじどめ式のインプラントが緩み外れかかっていました。周囲の歯肉は汚れにより腫れており、インプラントの歯周病(インプラント歯周炎)になりかけていました。

当院ではインプラント治療後は6カ月に1度のメンテナンスを行っております。

インプラントは入れ歯やブリッジと比較して優れた部分も多いですが、天然歯と比べると劣る点は多数あります。歯周病になりやすいことがその1つといえるでしょう。

インプラント治療に限りませんが、歯科治療は天然歯の代替治療です。
天然歯には勝りません。そのため、必ず欠点はありますが、その点を補ってくれるのが「定期的なメンテナンスクリーニング」ではないでしょうか。

当院では、インプラント手術などの外科治療用の「特別診療室(手術室)」を設けて手術に臨んでいます。一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療が当院の目標です。

神経が死んでいる 根管(根っこ)治療 (都内港区新橋内幸町虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科)

奥歯の腫れと痛みを主訴に来院された患者様。
上動画は、その治療の様子をマイクロスコープで記録したものです。治療内容は、細菌感染が深くまで進行し、神経が死んでいる(歯髄壊死)歯の根管治療の様子です。

歯の神経は壊死しており、レントゲン所見でも明らかでした。むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。本症例では、その感染が歯髄内部を通過し、歯根先端外部にまで及んでいる可能性がある状態でした。

本症例では、無痛麻酔後に、銀歯を外し、ラバーダムを装着しました。むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。治療中に唾液が混入することは、治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会与えます。当院ではラバーダムを必ず装着し治療に臨みます。唾液中に存在する細菌の感染症である「むし歯治療」において、このような「無菌的配慮」はとても大切です。この配慮が、治療の成否を決定します。

歯の内部を拝見すると、以前の治療の際にむし歯が深かったことが推察されました。以前につめた詰め物をすべて外すと、神経が露出しました。(右写真参照)
黒く見える点が、神経のある「根管」です。健康な神経ならば、この時点で「出血」が認められるはずですが、本症例ではそれがありません。これは神経に血流がないことを意味しており、さらには神経が感染により死んでいることを結論づけています。神経が死んでいる場合(歯髄壊死している)場合、これ以上の感染拡大を予防すべく、徹底した根管治療を行います。

根管治療には、マイクロスコープとラバーダムが必要であると当院では考えます。肉眼に頼るのではなく、マイクロスコープを用いてしっかりと診ること!これが大切です。そpこには適切な治療コンセプトがあって然るべきでしょう。

本症例の患歯の根管はぜんぶで3根管。その根管がすべて細菌によって汚染した状態でした。根管治療はいわば「えんとつ掃除」です。汚れた煙突の内面をキレイに掃除をする要領で根管治療を進めます。えんとつ(根管)内面を削り取ったり、みがいたり、洗浄したりして、えんとつ内面をキレイにします。根管(えんとつ)先端は200~300ミクロンと非常に細く繊細です。この治療には、マイクロスコープとニッケルチタンファイルが不可欠といえるでしょう。適切な根管治療には、適切なるコンセプトと適切なる道具立て(治療環境の整備と治療機器の準備)が必要です。

薬液で繰り返し洗浄し、最後に水酸化カルシウムを貼薬し本日の治療は終了です。感染が顕著なため、2~3回で根管治療を終える予定です。

アーユルチェア 宮崎歯科医院

姿勢には、立ち姿勢、寝姿勢、坐り姿勢があります。
「口内環境を整える」、「健全なかみ合わせを維持する・育成する」には姿勢育成が不可欠です。

現代社会において、仕事で、日常で、坐っている時間はとても長くなりました。
坐っている際に、骨盤が倒れてしまっていては、アウターマッスルに余計な負担をかけ、疲労しやすい身体となってしまいます。そのようなストレス環境では、当然のごとく腹式呼吸・鼻呼吸は維持できず、精神的にも肉体的にも更なるストレスをかけることとなります。


歯科医師は基本、坐位にて診療を行います。1時間、2時間、3時間坐り続けることもありますが、その際、身体にも精神的にもストレスをかけないチェアが「アーユルチェア」です。私のようにマイクロスコープインプラント手術の多い歯科医師にとってはアーユルチェアはとても大切な治療機器のひとつとです!

当院ではすべての診療ユニットにアーユルチェアを導入し、従業員の健康維持に努めています。また、噛み合わせを育成する際、噛み合わせを治療する際、患者様へおススメしております。

本日、特別診療室(手術室)にキャスタープレミアムモデルを導入させていただきました。
いままでは基本モデルを使用しておりましたが、高さがやや足りない感覚(私は身長170cmです)がありました。
キャスタープレミアムモデルは更なる高さの調整が可能です。

当院にはアーユルチェアを展示しております。
坐ることの多い方、お子様の適切な噛み合わせ育成をお考えの方、顎関節症などでお悩みの方、ぜひおすすめ致します。詳しくはアーユルチェアホームページをご覧ください。

宮﨑歯科医院院長の推薦文はこちら!