月別アーカイブ: 2021年5月

露髄 CR(コンポジットレジン) 痛みがある むし歯が深い

ご質問

はじめまして、歯科衛生士5年目しています 少し露髄していてる状態で、PEしなくて CRするとなると痛みは一時的にも出るはずなのですが、大丈夫なのでしょうか? それで痛いとおっしゃる患者様もいると思いますが Cの痛みではないと説明できますが、 どう言った説明を先生はされてるのでしょうか お時間いただきますがお答えしていただけたらと思います

回答および質問者への質問

コメントありがとうございます❗ ごめんなさい、不勉強で。 PEとは何ですか? 露髄した状態に、PEしないで、CR(コンポジットレジン?)すると、痛みが一時的でるはず。この一時的に痛みがでることが、大丈夫か?どうか?というご質問ですか? この痛みを、C(カリエス)が原因ではないということを、山珠璃さんさ患者さまに分かりやすく説明することはできる!けど、私はその痛みをどのように説明しているのか?ということ?ですか? それはなぜですか? ご説明できていればご質問の必要性はないように感じますが、、、 何度も読み返しましたが、ごめんなさいね。良くわからなかったので、ご質問にご質問でお願いいたしました。 お時間あるときにご返信きだされば回答させていただきます。よろしくお願いいたします❗

質問者からの回答

PEていうのはばつ髄て習ったのですが違いますでしょうか、、、?😖 そうです。 露髄した状態でCRしたら一時的に痛みが出てしまうと思うのですが、 それはカリエスをとった痛みとはまた別だと思うんですが カリエスをとったから虫歯の痛みではないとは患者様に説明できると思うのですが ズキズキがなければ根治へ進まないと思うのですが、少しの痛みがあるけどズキズキしないという患者様に対してのお返事ってなんて先生はおっしゃられてるのかなと思って 気になってコメントさせてもらいました お手数ですがお時間いただけるときにお返事いただければと思います

ご返信ありがとうございます。

PE。pulpectomyの略ですね。おっしゃる通り抜髄ですね。私は今初めて知りました(笑) 大変勉強になりました、ありがとうございます。

頂いたご質問にはいくつかのポイントがあります。

長文となりますが、解説させていただきます。

「露髄してCRすると一時的に痛い」

まず大前提として、露髄させて際、『ラバーダム』をした上で治療されていましたか?

これはとても大切なことです。

結論から申し上げます。『むし歯を、つまり細菌感染を徹底的に取り除けば、治療中に露髄しても、たとえ部分的に歯髄を取り除いても(部分断髄)、たとえ半分歯髄を取り除いても、翌日治療後、痛みは全くありません』

これ、驚きですよね(笑)

でもこれには、治療中の感染を予防するラバーダムと感染を徹底的に取り除く、または「歯髄の炎症状態や感染程度を徹底的に読み取る」マイクロスコープが必要となります。

私も以前は肉眼やルーペで治療をしていました。

そのような時は、おっしゃるように感じておりましたが、現在、ラバーダムとマイクロスコープを活用して適切な治療コンセプトで行うようになったことで、このような驚きの事実を知るようになりました。

当然といえば当然のこと。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症。その感染を取り除けば治る。ただそれだけ。

そのために、治療中に感染させない、唾液侵入させないラバーダムと、歯髄の血流状態や生死を確認するマイクロスコープ。これがとても大切です。

歯髄の生死につきましては、その状態をマイクロスコープで撮影した動画、先日配信しております。ぜひご参考下さい。

また、露髄について、歯髄を部分的にとる断髄について、感染の除去について、最新の歯科治療について解説した動画も以前に配信しております。ぜひご参考下さい。

〇【前編】歯の神経『半分でも』残せる!? 根管治療せずに、歯の神経を残す「歯頚部断髄法」とは何か?

つまり、「露髄してCRすると一時的に痛い」というのは「本当ではない」ということになります。治療後なので、多少の痛みや違和感がありますが、それほどの痛みとはなりません。

なぜなら、原因となる感染を取り除いているのですから、治療しているのですから、痛いはずはないのです。

なら、露髄した後の痛みとは何か?

それは「感染の取り残し」ただこれだけです。

当院には大変多くの患者様が、全国各地よりご来院頂きます。

歯の神経に近い深いむし歯治療をしたんだけれど、痛い、しみる、違和感が残る。。。

今回ご質問頂いたような症状を抱えて来院されます。

そんな方々を拝見して共通することは以下のこと。

・治療中にラバーダムをしていない

・肉眼あるいは弱拡大のルーペによる施術

そして

・必ずむし歯が残っている

これです。こんな患者様をラバーダムとマイクロスコープで治療に臨むと、翌日には痛みや違和感がなくなるのです。

肉眼での識別能力は100~200ミクロンです。1センチにも満たな歯の内部のむし歯など、見えるわけもありません。私も肉眼、2倍、3倍、5倍、8倍、10倍のルーペを経て、マイクロスコープを使用するようになりましたが、ルーペや肉眼では、シビアなむし歯治療、それも露髄を伴う治療。以前は、全く見えていなかったと痛感します。

また、これは大変基本的にことなので、そんなことはしていないとお叱りを受けるかもしれませんが一応。

たとえ、露髄周囲のむし歯が取り除けていたとしても、コンポジットレジンでは覆髄は不可能です。

コンポジットレジンは「水」のあるところでは完全硬化しません。

露髄部は湿潤状態です。露髄部を覆うことはできません。そのため、水酸化カルシウム系の覆髄材使用して覆髄し、それが完全硬化後にコンポジットレジンで被覆します。

このコンポジットレジンのプライマーやボンディング材を、露髄面に塗布する先生がいらっしゃるようですが、それもあり得ない施術。露髄した繊細な歯髄に対して酸処理を行うことで、炎症を惹起しかねない。

そもそも、この2つの障壁を潜り抜けたとしても、湿潤状態の口内でのコンポジットレジン修復は意味を為しません。必ずラバーダムが必要となるのです。

ご経験があるかと思います。

コンポジットレジンのマージンが茶褐色に変色している症例を。

あれが、これです。ラバーダムを用いてコンポジットレジン修復をすると、あのようなことになりません。

そして最後に、露髄するような症例での「術前の診査」です。

当院では、露髄するような状態の場合、レントゲンでまずはチェックした上で、CT撮影を行い、歯髄にまで残り1.1~1.5mmとなっている症例では、必ずラバーダムとマイクロスコープで治療に臨みます。

これは、むし歯が歯を溶かし感染、2層目の象牙質があと1.1~1.5mmとなった時に、神経に炎症の兆しが認められるという、Ricucci先生の文献を根拠としています。

つまり、露髄していなくても、神経はすでに炎症を起こしている、もう歯髄炎になっているということを表しています。

このことについては以下のリンクをご参照ください。

05:35​ 歯の神経の炎症(=歯髄炎)は、いつ始まるのか?

〇歯髄が生きている?死んでいる?どうやって見極めるの?診断基準とは!

https://miyazaki-dentalclinic.com/27821

神経に近いむし歯治療後にズキズキと痛くなり、抜髄に至る。こんなお話しをよく耳にするでしょう。

これには以下の理由が考えられるのです。

①治療中に感染させている

②むし歯を取り残している

③露髄はしていなかったけれど、そもそも歯髄は炎症状態にあった。ただ、免疫と平衡がとれていたけれど、治療をきっかけに痛みが発現した

これです。

こういったことが無きように、術前の診査がとても大切になるのです。

これを踏まえて、頂いたご質問を再度確認します。

 

『露髄した状態でCRしたら一時的に痛みが出てしまうと思うのですが、それはカリエスをとった痛みとはまた別だと思うんですが、カリエスをとったから虫歯の痛みではないとは患者様に説明できると思うのですが、ズキズキがなければ根治へ進まないと思うのですが、少しの痛みがあるけどズキズキしないという患者様に対してのお返事ってなんて先生はおっしゃられてるのかなと思って。。。』

『露髄した状態でCRしたら一時的に痛みが出てしまうと思うのですが』

→当院ではラバーダムとマイクロスコープで治療に臨みます。痛みは全くありません。

『それはカリエスをとった痛みとはまた別だと思うんですが、』

→カリエスを取り残すと、凍みる、違和感、痛みが残ります。取り切れば痛みはありません。なので、当院では痛みは全くなくなります。

『カリエスをとったから虫歯の痛みではないとは患者様に説明できると思うのですが、』

→この説明については、当院では施術中の様子をすべて動画で記録しています。その様子を術後に見て頂きご確認いただきますので、むし歯の取り残しはありません。

『ズキズキがなければ根治へ進まないと思うのですが、少しの痛みがあるけどズキズキしないという患者様に対してのお返事ってなんて先生はおっしゃられてるのかなと思って。。。』

→当院ではそのようなシビアなケースはあらかじめご説明をさせて頂いています。

神経を残せるか否かは以下の点にかかってきます。

① 歯髄への細菌感染の有無

② 歯髄のバイタリティー

③ マイクロリーケージの有無

①はマイクロスコープとラバーダムで臨みます。

③は補綴です。精度の悪い補綴では、治療後の再感染を招きます。

そして②です。

たとえむし歯を取り除いたとしても、治癒能力が無ければ、歯髄は壊死します。

海外の文献で、その神経の生存率を調べると7~8割だそうです。

当院でも7割。3割はのちに根管治療に至ります。

その原因は「血流不足」

つまり、

・食生活、生活習慣

・かみしめ

・ストレス

・全身姿勢、呼吸

こういった、「身体を酸化させる習慣」をお持ちの方は、治りが悪い。

・食生活がコンビニ食事や脂質・糖質に偏っている

・かみしめ習癖より、クラック、末梢血流量の制限

・ストレスによる交感神経優位な状況による酸素摂取量の不足による身体の酸化

・ストレス感受性が強いことから、身体が緊張。頸部・大頬筋は緊張し、胸式呼吸となり首は前傾。舌は下がり、クレンチングを助長。口内は口呼吸により乾燥し、唇は万年乾燥状態でリップクリームは欠かせない。当然呼吸は浅く、酸素摂取量は少ないため、抹消の血流量は不足する。猫背、冷え性、O脚、足の浮指、などなどなど。その症状は多岐にわたります。

 

このような患者様は、この3割に該当する場合があるため、患者様にその旨ご説明させていただき、術前にご希望を伺いつつ、治療同意書を頂き、治療に臨みます。

歯科医院により、地域の求め、医院の治療理念、患者さまからのご希望・求め、医院のスペックなど様々です。

その歯科医院出来る限りの治療を施すことがとても大切ですが、出来ないことを出来ないと説明することも大切です。

たとえば当院では、矯正の難症例や腫瘍の摘出、とても難しい親知らずの抜歯、小児歯科、三叉神経痛などの症例は、適切な医療機関にご紹介させて頂いております。

患者様のためになるならば、どんな手段でも構わないでしょう。

日々研鑽しつつ、患者様のお力になれればと感じております。

 

 

20代 下6番 抜歯 インプラント インレーブリッジ

先日、歯根破折により左下6番が抜歯となってしまいました。

まだ20代前半ということに加え、今まで歯のトラブルが一切無く育ってきたため、これからどうなってしまうのかと不安で仕方がありません。

現在通院している病院の先生からは「ブリッジ」「インレーブリッジ」「接着ブリッジ」「親知らずの移植」「入れ歯」「ソケット」「インプラント」等と、抜歯後の様々な治療の選択肢とそれぞれのメリットデメリットを教えていただきましたが、その際、その先生は「インプラントは麻薬のようなものでもし自分の身内ならインプラントはさせたくない」とまで仰っており、また20代ということもあり、あまり歯を削らせたくないと「インレーブリッジ」もしくは「(可能な状態であるなら)親知らずの移植」をおすすめされました。

しかし、インレーブリッジは周囲の健康な歯に将来的に虫歯が出来易くなってしまうのではないか、また噛む際の負担が大きいとされている6番でインレーブリッジをするのはブリッジや周囲の歯への負担が大きいのではないか、と少し懐疑的な部分もあり、とても悩んでいます。

後日、また詳しくお話をしていただくことになり、その先生もとても親身になっていただき優しくもあるのですが、自分の歯の分野に対する知識が乏しいこともあり、やはり不安でしかたがないです。

そこで、この件に関する先生の御見解(先生としてはどの治療をおすすめするか)を頂戴することはできますでしょうか。

本来ならば、先生の病院に行き、診察を受けてお話を聞くのが一番なのでしょうが、残念ながら東京在住ではないため、コロナ下も合間って難しい状況です。

私の拙い口頭説明だけで状況判断をするのはなかなか難しいと思われますが、可能な範囲でお話をお聞かせいただけると幸いです。

(補足 抜歯した歯に隣接した歯は健康です。)

(いきなりの質問、長文、それも私事をつらつらと申し訳ございません。 インプラントの動画を検索している際に、こちらのチャンネルがヒットし、先生の人柄や豊富な知識、確かな技術に惹かれ、いてもたってもいられなくなりついこのような質問をした所存でございます。)

長文のコメントありがとうございます。

回答させていただきます。よろしくお願い致します。
頂いた文章だけでは、正直、口内の状態はしっかりと読み取れておりません。
推測の域をでないでしょう。
これからお話しする内容は、「参考程度に」解釈して頂ければと感じております。
まず大前提として、今回、歯を失った理由。これが一番大切です。
歯を失うのは基本3つしかありません。
①むし歯 ②歯周病 ③かみあわせ
※交通事故や腫瘍などは省きます。
②の歯周病は20代前半の方にはほぼ皆無。もし歯周病ならば、若年性の歯周炎。そちらの治療を徹底して行うことが不可欠です。
そのため、今回の歯根破折の原因は①と③。
おそらくは、むし歯であった歯を根管治療。その歯が折れて抜歯。これではないでしょうか。
この時に、なぜ歯根破折になったのか?これが大切。原因は以下の2つ。
1)根管治療が不十分であった、あるいは、そもそも根管治療に至る前までにむし歯が深く、歯が薄かったから折れた
2)根管治療はある程度適切であったにも関わらず折れた
この1)と2)の違い
1)はむし歯が原因で折れています
2)はかみ合わせ、つまり「かみしめ」「歯ぎしり」などの「過剰な力」や上下の歯の歯並び・上下の歯の接触関係で折れています。
原因が異なるということは、対処法が異なるということです。
1)ならば、適切に、精密に、人工歯をかぶせてあげれば治るでしょう。
上記ご提案頂いた治療法、沢山ありますが、私はそのうち、「親知らずの移植」「入れ歯」「ソケット」は排除します。
排除理由
「親知らずの移植」
→私には症例数が少ない。2、3例しかありません。その後の根管治療やさらに被せること、その成功率と失敗した際のことを考えると、費用、リスクが多大なるものであると”私は”感じていますので、排除です。しかし、症例数が多い先生であれば、その治療について、その手順について、移植歯が定着しなかったときのことについての対処法をしっかりと熟知されています。ぜひご相談されてください。
「入れ歯」
→私は今回のようなケースでは基本「インプラント」と考えています。
インプラントが受け入れがたい場合は「なにもしない」あるいは「インレーブリッジ(接着ブリッジ)」です。
「何もしない」というのは、「インプラントにするか?インレーブリッジにするのか?」のご決断期間という意味です。
入れ歯は、入れ歯を乗せた部分の骨を徐々に少なくするとする研究論文が1980年ころから散見されています。
骨が失われてしまうと、インプラントやブリッジがしづらい。第一選択と考えている治療法を邪魔する入れ歯は入れたくありませんし、そもそも20代では入れたくないですよね!
「ソケット」
→この治療法は私は存じ上げておりません。ゴメンなさい。
インレーブリッジも、クラウンでのブリッジでも、「精密に被せれば」長期間維持できている患者様多数拝見してます。
とくに、今回のようなケース。前後の歯が健全であればあるほど、長期間何事もなく維持できています。
「インレーブリッジやクラウンによるブリッジには適した治療環境である」といえるでしょう。
でも2)であれば話は別です。
2)は力で歯根が折れています。つまり噛む力が強い、あるいは「かみしめの異常癖」をもっている。
こういった患者様には、私はインプラントをお勧めします。
1本歯を失った。それは力、支えきれなかった。
だから、両隣の歯を削り、失った1本分を両隣に負担してもらう。
つまり両隣に1.5倍の力を課す治療。これがブリッジです。
失った1本に新たな1本を。
両隣はこれまで通り。これがインプラントです。
私はインプラント治療で失敗したことがありませんし、私が行った治療でお困りになられている患者さまもいらっしゃいません。
成功率、生存率の高いインプラント治療は、噛み合わせの観点からも第一選択の治療法かと感じております。
ただし、その症例数が少ない医院での治療はおすすめいたしません。
私が「移植」をほとんどしない、つまり症例数がないように、インプラントの症例数が少ない医院もあるでしょう。
私は、第一選択はインプラントです。
その次はインレーブリッジ。これもいい方法です。
どちらの方法でも、私は対応可能ですし、誇りをもってお勧めできます。
他の方法でも大丈夫ですけどね(笑) 患者様の応援が出来れば、どの治療法でも大丈夫!!
でも、まずは「何もしないで、恐怖に押されて、無理に選択しないで、冷静に自分に戻すこと」これ大切。
患者様としては悩まれることでしょう。
どの治療法にも利点、欠点がある。
でも、悩まれている時点で、つまりは「悩んでいる時間がある時点で」、「即決の必要性もない」ということです。
無理に決めなくてもいいのです。時間があるということです。
「何もしない」という選択肢もあります。
事実、同年代患者様で、先日抜歯され、私はインプラントをご説明。
患者さまはお若い、「先生、お金ないから、将来!」「そうだね、そしたら、チョット様子見よう!」としています。
でもその患者さまは、噛み締めが強かったことから、下顎の6番をうしなったことで、上顎の6番がやや伸びてきていました。
マウスピースで固定しつつ、「インレーブリッジも悪くないかもね」と治療術式を変更?する提案をしつつ、未だ経過観察中です。
大丈夫、なんでもできますし、なにもしないのも「1つの決断」です。
不安や心配というのは、「予測の出来ないこと」に感じるものです。
おばけも幽霊もそう。得体の知れないもの、つまり予測できないことに不安を感じる。
でもその予測できないことが、その原因が分かる、対処できると知れば、人は前向きに善処できるようになるものです。
今は、歯を失ったばかり、不安になるでしょう。当たり前のこと。
でも大丈夫!歯が1本無くなっても死にません(笑) 死ぬこと以外、かすり傷です。大丈夫です!安心して!大丈夫!
これから時間をかけて、対処しましょう!大丈夫!
このチャンネルではインプラント治療の動画の最初の部分で、こういった内容についてお話しさせて頂いています。
ぜひ、再生リストからご検索いただいて、最初の部分だけでも、流し見してみてください!
今後の対処法をしれば、恐怖は無くなる。
恐怖が無くしたうえで、冷静に、自分にあった治療を選択しましょう。
大丈夫!頑張って!
この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

 

当たり前のことを当たり前に 視聴者から頂いたコメント


11:06
  「このチャンネルで配信している治療内容は何も特別なものではありません」

例えば、歯医者に全く通った事のない、歯が超健康優良な方がこの動画を見たとき、 比較対照するものがなく只客観的に見るので、別段特別を感じる事なく「これって普通の事、当たり前の風景じゃないの?」と思うのかもしれません。

歯科医師として患者への当然あるべき説明をし声掛けをし、患者の理解、納得を常に確認し、患者の日常生活の支障にも気を配り、治療後の痛みの有無など必ず注意喚起し、極力神経を残す、極力抜歯しない選択をし、その為の治療を目先の利益や楽や速さのみだけに捕らわれず前進させる。

確かに、第三者的に客観的に見れば、多くの患者という人間が共通して持つ希望・思いに対して、同じ人間対人間として極普通のイマジネーション・客観力を働かせれば、宮崎先生の行っている事は、特別な魔法を使う訳でもなく「当たり前のことをやってる」という見方も一理です。

しかし、そんな「当たり前の事を当たり前にできる歯科医」は殆ど存在しないのが現実であり真実です

詰まり、「当たり前の事を当たり前にできる歯科医」こそが断トツナンバーワンに最上級であり、患者という不安で怖くて弱い立場の人間が是非絶対通いたいと思う歯科医であり、視聴者の超多数が宮崎歯科医院にそれを確実に感じてる証が登録者約3万人という数字。

結局、歯科医師の前に人間であるので、同じ設備、同じ歯科技術、実力があったとしても 歯科医師先生の人間自身に人間力、客観力の高さがなければ、「当たり前の事を当たり前にできる歯科医」には決して成り得ない、とどのつまりこれが現実であり真実だと思うのです。

(客観力が低いと患者の日常の困り事をそもそもイメージできない、気付けない故に説明する至らない、ケアしない、結果そんな先生はコミュ力が低いし、プライド力は人一倍高い!場合多し)

コメントありがとうございます。

まさにおっしゃる通り、私も同感です。

歯医者は人間社会における「仕事」のひとつ。

社会にある無数の仕事のうちの一つです。

仕事は「問題解決」。自分にできないことを、出来る人にしてもらうということ。

これには「技術」はあって当然然るべきであり、できないなんて、もってのほか。

人と人の間で営まれる仕事、つまり問題解決は、物理的問題だけでなく、「精神的な支え」を必要とします。

私は後進の指導の際、こんな話をさせて頂きます。

我々歯科医師の扱う「病気」とは、「病態の病」、「気持ちの気」と書きます。

病態、つまり「むし歯」「歯周病」「かみあわせ」。この病態の解決方法は、先人・先達が築いた理論が既にある。

人はそれほど変わらない。変わるのは道具、それに伴う理論。それらを身に着けるのは歯科医師として当然あって然るべきであり、簡単なこと。

つまり治すのは難しくない。

治すのが難しいのは、病気の「気」。

病となって、悩み苦しみ希望を「一時的に」失った患者様の「心持ち」。

これを励まし、慰め、現実を伝えつつ、前向きに笑顔で努力をする「目標を掲げる」「旗印」を掲げるのが歯科医師としての責務。

だからこと、歯科医師には「師」という言葉がつく。

おっしゃる通り、「歯科医」でとどまる歯医者が多い。それではいけない。

病気で来院する患者様は大別して4つに分類される。

①病気の病を患い、病気の気も患っている患者様

②病気の病を患いつつも、気はしっかりとされている患者様

③病気の病は患っていないにも関わらず、気が悩み苦しむ患者様

④病気の病も、気も元気な患者様

④はたとえるならば、ホワイトニング。より美しくキレイに、予防を目指して頑張る患者様でしょう。

②と④は問題ありません。ちゃんと施術すれば勝手に治る。

しかし、①と③は別でしょう。

①は病態を治すべく、適切な診査診断のもと、明確な治療計画のもとに長期的な治療を進めていく。これには歯科医師だけでなく共に働く歯科衛生士や歯科助手の励ましが必要です。

③も最近はとても多い。

インターネットで簡単に得られる情報により、基礎知識のない皆さんは、患者でないにも関わらず、不安を煽られ、受診する場合がある。

なにも問題はないにもかかわらず、何かあるのではないかと感じてしまう。これはとてもとても難しい問題でしょう。

こういった問題解決には、おっしゃる通り、自身の狭い臨床経験だけでなく、日々研鑽しつつ、先人・先達に学ぶ姿勢。つまりは「客観性」がとても大切であると感じています。

まだ若輩者であった20代。

大学院にて4年間、監禁生活のような状況下で、研究の手伝いをさせて頂きつつ、この「客観性」を身体に叩きつけられた経験があります(笑)

その頃の経験が、ちょこっと役に立っているのかもしれません(笑)

大変有難いコメントをありがとうございました。

ちょっと長文、私見をダラダラを語らせて頂ける機会を頂けたこと。

すごくうれしく感じています。

私見(笑) 客観性に欠けているかもしれませんがお許しください(笑)

 

 

 

 

治療が痛い 伝えているのに伝わらない なぜ?

私の行ってる歯科もこれくらい説明してくれたらいいのに… 何度も何回も痛いと説明してるのに伝わってないのか、先生も歯科助手からの説明だけで私には聞いてこないし、伝わってない… 嫌われてるのかな?

「何度も何度も痛いと説明しているのに~~伝わっていない」

考えられる要因は
①先生に「治療が痛い」ことが伝わっていない
②先生が「治療が痛い」ということを「当たり前のこと」だと認識しているから対応する必要性を感じていない
③先生が「痛みのない治療する方法」を知らない。つまり対応できない
④先生が、治療が痛いことを認識しつつ、わざと患者様にその痛みを与えている

「嫌われている」のであれば、「嫌う理由」があるかと思います。
なにかお心当たりはありますか?あれば、④に該当するでしょう。

でも、もし該当するならば、それは歯科医師として、プロとして失格です。
転院をおススメします。

でもそんな歯科医師は、ほぼいないのではないでしょうか。
患者様を嫌うほど、個人的なつながりを持てるほど、歯科医師には時間がありません。

おそらく、治療時間の短さ。今の保険治療システムの限界の中、可能な限り短い時間で、最大限の対症療法を行おうと、出来る限り多くの患者様の痛みを救おうとする結果として、多少の痛みを我慢して頂けるよう、「患者様へのご協力・お願い」を「無言」でお伝えしているのかもしれません。

ぜひ、ご自身にあった歯科医院をご選択ください!この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

歯ブラシより【 最強のむし歯予防 】知ってますか?

歯ブラシ以上の最強むし歯予防、知ってますか?

歯医者さん、嫌ですよね、僕も嫌いです

でもそれはなぜか?

何をされているのか分からないこと、そして治療が痛いこと。

これです。

これさえなければ、これさえ改善してくれれば、

歯医者にスキップで行きたくなる!

とまでは言いませんが、

イヤだなぁという気持ちがチョットばかりは軽くなりますよね

むし歯。放っておいても悪くなるばかりで治らないことは、皆さんもご存知の通りです

安心して相談できる歯医者がいること、そして治療が痛くないこと

これなら、歯医者の高きハードルが

チョットばかりですが、下がりますよね

定期的な通院は、早期発見、早期治療につながります

自分だけで歯ブラシ頑張るその前に、相談できる痛くない歯医者さん選び、これが一番のむし歯予防なのかもしれません。

今回は最強むし歯予防の1つである無痛麻酔の様子です。

当院では念力かけて麻酔します

痛く無いように~っていう念を込めて

これが効くんです!ぜひご覧下さい。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

神経の治療をするのはどのくらい虫歯がひどい時ですか??

 

神経の治療をするのはどのくらい虫歯がひどい時ですか??

コメントありがとうございます。

こちらの動画で、歯の神経に近いむし歯治療について解説しています。

どの位のむし歯だと、どのような治療をするのか?について解説していますので、ぜひご覧下さい。

 

 

3mix-mp法という治療方法について意見を聞きたい

3mix-mp法という治療方法について意見を聞きたいです。 3mix法のことではないです

私は3mix-mpをやらないので分かりません、ゴメンなさい!

http://3mix-mp.com/

こちらがオフィシャルサイトのようです。

以下、抜粋です。ご参考ください。

『3Mix-MP法は「むし歯治療法」と報道されているが、そうではありません。
3Mix-MP法は「抗菌剤を使って病巣を無菌化する治療法で、無菌化された病巣は治ることを邪魔するものが無くなるので、組織修復が起こる。」という概念の治療法です。こういう考えは、むし歯治療に限らず、全ての疾患(=細菌が原因で起こる病気)に共通して言えることです。従って、3Mix-MP法は口の中で見られるほとんど全ての病気を治す治療法と理解していただきたい。

全国で10名ほどの歯科医師しか3Mix-MP法をマスターしていません。』

大変有用な治療法のようです。しかし、全国で10名ほどしか出来る方がいらっしゃらないようなので、その点お調べ頂くことをおススメいたします。

私の行う方法は、いわゆる教科書的な治療法です。
全国にも私以上の知識と技術で行って下さる先生、多数いらっしゃることでしょう。

 

 

神経は取られてるからその歯が痛いなんてことはない

自分も神経とったはずなのに痛いって歯医者に言ったら、神経は取られてるからその歯が痛いなんてことはないって言い切った歯医者…。

うちじゃ難しいって言ってくれてもいいから、こういう可能性があるって説明してくれればいいのに。

コメントありがとうございます。

言葉を選ばずそのまま申します。
「神経は取られてるからその歯が痛いなんてことはない」
もしこの言葉だけの回答だったのであれば、その歯科医師には適切な「根管治療の治療コンセプト」が欠けているといわざる得ません。

根管治療は、神経を取る治療ではありません。
「細菌感染を取り除く治療です」

神経が残ってても痛くはないのです。
ぜひ以下の動画をご覧下さい。その理解が深まります。

【前編】歯の神経『半分でも』残せる!? 根管治療せずに、歯の神経を残す「歯頚部断髄法」とは何か?

この理解のない歯科医師であれば、「神経をとったのだから痛く無い」としか患者様には説明できないでしょう。

うちじゃ難しいという理解にはなりません、その歯科医師の全力で治療しているのですから。

そういう時は、仕方がありません。

患者様にご決断を頂き、ご自身に合った歯科治療をご選択頂くことが必要となるのです。
そのご決断の際に、このチャンネルがお力になれればと感じております。

全国には優秀な歯科医師、大変多くいらっしゃいます。
ぜひ近隣の、最寄りの歯科医院からお探しください!必ずいらっしゃいますので!

 

 

クラウン インレー ラバーダム 自費?

クラウンとかインレーとか通常の虫歯治療の場合もラバーダムは使用されますか?近所の歯科医だと自費診療になると言われました。

むし歯が深い場合、つまり象牙質内にむし歯があり、神経までの距離が2mmを切る場合は、たとえむし歯が歯の神経に接触していなくても、神経は炎症を起こしている可能性があります。 そのような状態で、歯を切削することは、感染の危険性や炎症を惹起しかねないため、歯の神経を残す治療を、動画のような治療をおススメしています。 その場合は、CTを含め、保険外治療となるでしょう。 近所の歯科医師の先生のような見解と同様かと思います。

 

 

おススメのマウスウォッシュ

おすすめのマウスウオッシュを紹介するとしたら先生は何を選びますか??参考にさせていただきたいです!

おススメのモノはありません(笑)

マウスウォッシュは要りません(笑)

歯周病に効果があるものとしてはコンクールというものがあります。
スッキリして良いマウスウォッシュです。

一番はブラッシングです。

そのあとは、口を閉じて、鼻呼吸、唇は閉じる。

ご自身の唾液がマウスウォッシュとしては一番です