院長ブログ

1日の臨床 インプラント 根管 かみあわせ

当院の毎日の臨床は幅広く深く。。
困って困って来院される方が多いこともあり、「期待」にお応えできるよう、当院の治療の引き出しを多くもって、徹底治療を心掛けています。

本日の臨床は以下の通りです。

マイクロスコープ根管治療は本日少なめの2症例。そのうちの1症例は上写真。
1回1時間で根管治療は完了です。適切なコンセプトと道具立てで1~2回で根管治療は終了できます。

・インプラント2次手術1症例
・インプラントサージカルガイド手術オペレーション1症例
・他院で上手くいかなかったインプラントのやり直し。抜歯と同時にインプラントの仮歯を装着する手術

ブリッジ2症例
・むし歯治療2症例
・抜歯3症例

・総義歯(総入れ歯)の精密なかたどりとカウンセリング

・かみあわせ治療(スプリントの調整)2症例

・そのほかに初診相談症例
・歯科衛生士 ホワイトニング2症例
・メインテナンス」5症例

この他に一般的な歯科治療を行いました。

マイクロスコープ、根管治療画像を追加、インプラント、ホワイトニングなどなどなど、それ相応の器具の準備が必要です。滅菌清掃を当然としつつ、多くの専門器具を取り揃えている当院では、その準備が重要不可欠であり、それに対応してくれるスタッフには感謝の念が絶えません。明日もかみあわせのご相談3症例と審美歯科治療、根管治療と盛りだくさんです。明日に備えて、、、帰って寝ます(笑)。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 

 


かみあわせが悪くなった 治し方 東京都内関東歯医者

右下の奥歯を治したら、「かみあわせ」が悪くなった との主訴で来院された患者さま。
歯では大変ご苦労を重ねていらっしゃる歴史がレントゲンから読み取れます。

長期間、根管治療を行った後に矯正までしてかぶせたかぶせものの高さが低くて噛めない。実際拝見すると右下は奥歯と第一小臼歯だけ噛んでいる状態。患者さまはマウスピースを夜間に使用されている状況、このマウスピースは調整がされておらず、上下の接触状態は疎ら(まばら)で、患者さまもそれを自覚。朝起きると噛む位置が変わっている感じ?もあるとのこと。しかし昼も過ぎれば元通りになる。

患者さまはどうすればいいだろうか?とお悩みの上、当院を受診。他院ではその答えが見るからなかったとのこと。

上レントゲン写真はその患者さまの概略がわかるようにしたレントゲン(個人の特定できないように修正を加えています)。

上レントゲンの黄色丸印黄色赤色線の角度、赤の湾曲線緑の線の傾き、青矢印の位置関係と問診内容で、患者さまの主訴の原因がわかります。原因は明らかなのです。

本症例のような場合、右臼歯部(奥歯)の治療には、相当なる「注意と配慮」が必要です。難症例といえるでしょう。それが分かった上で治療に臨む必要があります。

来院された患者さまは2回でかみあわせの違和感はなくなり、その原因の改善に向けて治療に入りました。

当院では噛み合わせ治療を基軸に、マイクロスコープ根管治療インプラント治療、補綴治療などを行います。歯科治療の目的は、「かみあわせ」の改善回復です。徹底した治療が望まれます。


―宮崎歯科医院について―
舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 




根管治療 通院何回 時間は?マイクロスコープ東京都内歯医者 神谷町虎ノ門神経根っこの治療

当院では根管治療の治療時間に「1時間」いただいております。
(時間の都合やご本人のご希望など症例に応じて時間の変更は可能です)

前歯、小臼歯であれば1時間あれば根管治療は完了します。大臼歯や再根管治療症例では1時間30分程必要となるのが現在の私の術式に必要な時間です。

そのため、時間さえいただければ1~2回で根管治療は終了となります。ただし症例によってはそれ以降に歯根端切除術が必要となる場合もあります。この際は術前にその説明をしています。

下症例は、下顎大臼歯の再根管治療症例です。時間にして1時間ほどかかりました。
本症例のような、急性症状の状況での来院では、当日は積極的治療を当院では致しません。適切な消炎処置を投薬を行うことで、翌日の夕方には痛みがなくなります。その後、根管治療に臨むほうが、痛みは少なく早く消失し、長引かないようです。



上画像は、右下第2大臼歯の再根管治療症例です。
『なにもしなくてもズキズキ痛い』 『噛むとさらに痛い』を主訴として来院されました。このような状況で、麻酔をして根管治療を開始すると、更に痛みが悪化し持続します。まずは「適切な」消炎処置と「適切な」投薬をします。すると治療後2日目の午後には痛みが治まります。本症例では、3根管あるうちの2根管の根管治療が為されていないことがレントゲンでも読み取れます。消炎の後に根管治療開始です。

消炎後の後日に根管治療を行います。根尖病変の拡がりや根管形態の精査のため、根管治療前にCT精査を行います。レントゲンだけでも根管治療は可能ですが、「あらかじめ病態が分かった上での根管治療には無駄がない」というのが私の実感です。あらかじめ病態が分かることで、術後についても明確にお話しできています。



ミラーに映った像をマイクロスコープで診ながら治療を行います。マイクロスコープによる治療は経験が必要な治療といえるでしょう。拡大鏡を治療時に装着使用するようになって10年以上になりますが、使用する前は「見えるから大丈夫」と思っていました。拡大鏡の倍率が3倍、5倍、10倍と大きくなり、数年前のマイクロスコープ導入で20倍以上の拡大率。最近痛切に思うことですが、「昔は見えていなかった」かもしれないということです。見えていなくとも治ることはありますが、それは患者さまの免疫機能とメンテナンスに頼った結果です。当院では様々な治療でマイクロスコープを使用し治療することで、患者さんに頼らない、負担を軽くする治療を心掛けています。

右写真では根管内には膿が認められました。相当痛かったことでしょう。適切に根管内を洗浄することで痛みはすぐに改善します。



近心の2根管の先端が一部石灰化して詰まっていたこと、湾曲度合が強かったこともあり、その拡大に1時間を要しました。もとある根管形態を壊さないように根管内の感染をキレイにするのがとても大切です。次回はイスムスの清掃です。

当院では、時間が許せば、お口を開いていられるのであれば、1時間の根管治療を行います。ラバーダムを行い、唾液中に存在する細菌(バクテリア)の感染がないようにしておりますが、何度も何度も根管治療をするのは大変ですし、感染の機会を与えてしまいます。徹底した治療、当院の目標です。


―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 

 


歯が痛くて眠れない マイクロスコープ東京都内歯医者 神谷町虎ノ門神経根っこの治療

・なにもせずズキズキ、ジワーっと痛い。
・かみあわせを治療してもらったけど痛む
・触ると痛い
・すごく染みていたが我慢していた

他院より来院された患者さまの症状です。写真赤印の歯。上顎側切歯(2番目の歯)です。(レントゲンの見方はこちらをご参照ください)実際に見ても大きなむし歯があるわけでもなく、穴が開いているわけでもありません。ただ、以前に「プラスティック樹脂製の詰め物」した経緯があるのがレントゲン上で分かります。

丁度この歯の歯根の先端あたりの歯ぐきを触ると痛み強くなりました。

この状態を、「歯髄壊死」といいます。
上写真右図でいうと、②あるいは③の状態をいいます。

歯医者さんで治療する病気は3つ(口腔がんは除きますね)。
むし歯、歯周病、かみあわせ。むし歯と歯周病は、唾液中に存在する「細菌(バクテリア)」の感染症です。

細菌は歯を溶かしながら内部へ深部へと感染を進めます。これをむし歯といいます。

本症例では、細菌が神経にまで至り、神経が感染し死んでしまった(歯髄が壊死した)状態です。患者さまは相当我慢されたことでしょう。相当に痛かったはずです。

このような症例では、麻酔をした上で、適切に根管治療を行い、痛みを除去します。根管内への感染が原因のこの病態。感染を除去すれば痛みは改善します。

今回のような症状では、神経を残すことはできません(根管治療の診断基準はこちらをご参照ください)さらなる感染拡大を未然に早期に予防するためにも適切な根管治療が必要です。痛みも早々に改善します。

 


インプラント ネジ スクリュー固定式

1年を通してインプラント治療のご希望は絶えず、当院でも多数症例のインプラント治療を行っております。今年の年始は特にインプラント手術が多く、それも左下がなぜか多い。5月に入ってその治療が終了となる患者さまも多くなってまいりました。上写真はその1症例。左下6番(下顎第一大臼歯)の抜歯即時インプラント手術症例。抜歯と同時にインプラントを埋入することで、痛みを軽減しながらも、手術回数と治療期間を大幅に短縮できるこの術式。

ブリッジのように両隣の歯を削らず、入れ歯のように残った歯に負担をかけないインプラント治療は、残っている歯に優しい第2の永久歯といえるでしょう!

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 


MTA マイクロスコープ 根管治療 マイクロスコープ東京都内歯医者 神谷町虎ノ門神経根っこの治療

MTAは、年代初頭にアメリカ・ロマリンダ大学で開発されたケイ酸カルシウムを主成分とする無機生体材料で、その組成は「ポートランドセメント(工業用セメント)に造影剤を添加した水硬性セメント」です。日本ではProroot MTAが薬事承認を2007年に受けています。生体親和性・封鎖性・硬組織形成誘導能があり、直接覆髄や穿孔封鎖、逆根管充填などの用途で素晴らしい臨床成績を上げています。

当院でも日常臨床の大事な1法として溶け込んでいるMTA。
上記写真は、当院のMTAを使用した1症例です。他院で治療した根管治療の再根管治療です。再根管治療には問題ありませんが、根管の側面に穴があいていました。痛みはないのですが、そのまま土台を立ててしまうと、接着材がそこから流れ出てしまいます。生体親和性のあるMTAを貼薬することで、予後良好な歯となります。

上の写真も同様にMTAで治療した症例です。下顎犬歯の再根管治療症例です。歯ぐきが腫れてきたことを主訴に来院されました。CTで確認すると、本来の根管とは違うところに穴があいてしまっていました。なんらかの理由で根管を見つけることができず、穴が開いてしまったものと推察されます。マイクロスコープで本来の根管を見つけ再根管治療を施した後に、穿孔した穴にはMTAを貼薬しました。

適切な症例に適切なコンセプトに基づく適切な道具立て、それに加えてMTAを使用することで、残せない歯を残せる可能性を高めることができます。

インプラント 安全 保険?東京都内歯医者

みんな誰しも痛みは苦手だし、避けたいものですね。歯医者なんてできれば行きたくないと思うのが普通です(笑)。

本日は、「痛いことがとてもとても苦手」な患者さまのインプラント手術でした。
奥歯2本の同時手術。当院では無痛麻酔、無痛手術ですが、とても敏感な患者さま。こちらも少々緊張してしまいました(笑)。

術前にサージカルガイドを製作し、インプラントシミュレーションをした上での安全確実なるインプラント手術。時間は30分程、手際よく終わりました。

緊張すると麻酔が覚めるも速い!手術終了近くで「すこしジワーっと痛んできました」との患者さまのお言葉に、追加の麻酔と痛みの出ないような一工夫。

インプラント手術は「保険適用外治療」ですが、残った歯に負担をかけない優しい治療です。第2の永久歯と言われるインプラント。当院では無痛麻酔、無痛手術を目指し手術を行っています。ご質問などございますときはお気軽にスタッフまでお問い合わせください!

むし歯 歯が溶ける? 炭酸水

最近、糖分の摂取を少なくしたいという風潮から、飲料水として「炭酸水」の需要が高まっているようです。この炭酸水、ph4.6の酸性飲料、、、歯は溶けないの?なんて心配もありますが、どうでしょう??

心配いりません、歯は溶け続けません(^^♪
ただし個人差はあるので注意は必要です!

通常、口の中はアルカリ性に保たれていますが、「糖」を含むごはんやおやつを食べると口の中は「酸性」に傾きます。ph値は、その数値が0に近いほど酸性、7で中性、14に近いほどアルカリ性です。

口内のph値が5.4を下回ると、歯の表面のエナメル質は溶け始めます。歯が溶ける「脱灰(だっかい)」という現象です。脱灰=初期むし歯 のようなものです。

でも大丈夫。

食事が終わり、適切に歯ブラシをすれば、「唾液」により、再び口の中を「アルカリ性」に戻す「再石灰化」が始まります!

この「再石灰化」には、脱灰で溶けてしまった箇所を修復する作用があるのです。
唾液の成分の99.5%は「水」ですが、残りの0.5%は、酵素や免疫成分の有機成分と、ナトリウム・カリウム・炭酸水素・無機リン・カルシウムといった無機成分からできています。これにより「再石灰化」を起こすことが可能となります。

このように、人間の身体には「自分の歯は自分で治す能力」が備わっています。ただし、個人差があります!

・間食が多い不規則な食生活。
・唾液分泌量の減る就寝前の歯ブラシ不足。
・全身疾患やストレスなどによる唾液分泌量の低下。
・口呼吸による口内の乾燥

このような場合、脱灰の時間が長くなりがち、再石灰化の時間が短くなりがり、酸蝕症(歯が溶ける)やむし歯の原因となってしまいます。

対応策として、ストレスの少ない規則正しい食生活と全身管理、そして食後30分以内のブラッシングがとっても重要です。

根管治療 成功率 マイクロスコープ東京都内歯医者 神谷町虎ノ門神経根っこの治療

根管治療は、「はじめての根管治療 Initial tretatment」と「再根管治療 Retreatment」に分けて考えられています。現在、根管治療の成功率は、その論文の詳細により異なるが、以下のように捉えられています。

病変のないはじめての根管治療(未処置の根管への治療)」の成功率は、約90%。

「病変のあるはじめての根管治療」の成功率は、約80%。

「再根管治療」の成功率は、約70%。

外科的根管治療」の成功率は、約90%。

再根管治療では、オリジナルの根管形態が失われている場合、その成功率は47%まで下がり、根管形態が保持されている場合は、87%まであがるといわれています。そのため、可能な限り、はやめに再根管治療をしたほうが予後が良いといえるでしょう。

外科的根管治療では、従来の「裸眼」による成功率は59%であるのに対して、マイクロスコープを使用した方法は94%と高い成功率を達成できると報告されています。

上記以外に根管治療の成功率に影響を与える因子として、

根尖病変の有無
・レントゲン上の根尖透過像の有無
→有りで20%成功率が下がる
・5mm以上の根尖透過像は予後不良
根管充填の質
→根尖から0~2mm以内で根管充填されているものが成功率が高い。
→根尖オーバーと2mm以上アンダー(足りない)は成功率下がる。
→気泡の有無(緊密なる根管充填が大切)
・精密で適合の良いクラウンは予後が良好

因果関係は示されていないが、明らかに成功率に影響を与える因子として、

・ラバーダムの使用

→つまりは、ラバーダムが使用できない歯肉縁下カリエス(極度に進行したむし歯の症例)は、適切な根管治療が不可能であるため、予後が不良となりやすい。
・適切なる根管内部の拡大清掃(IBFより3号以上拡大)

根管治療に100%の成功率はありません。可及的に成功率を上げるためには、術中・術後の無菌的処置、配慮が不可欠でしょう。そしてなによりも患者様の予防・定期検診が、根管治療自体をしないで済むことに多大なる影響を与える因子となるのです。

また、こんな比較をした論文もあります。
①根管治療をした場合
②根管治療はせずに抜歯してブリッジにした場合
③根管治療はせずに抜歯してインプラントにした場合
①~③の成功率を比較した場合、
②のブリッジにした場合より、①の根管治療あるいは③のインプラントにした場合の方が成功率が高かったとする結果が得られています。これらは単純な比較は困難ではありますが、ひとつの指標とすることはできるかもしれません。

宮崎歯科医院では、無菌的配慮のもとラバーダムマイクロスコープ・拡大鏡の拡大視野下で治療し、可能な限りその成功率が向上するように努めています。

 

 

マイクロスコープ 根管治療 イスムス マイクロスコープ東京都内歯医者 神谷町虎ノ門神経根っこの治療

下顎第一大臼歯の再根管治療症例。

上写真は3根管あるうちの2根管(近心根)の根管治療中のマイクロスコープ画像です。ニッケルチタンファイルを使用して400ミクロンの太さ(06テーパー)まで拡大清掃します。この太さまで拡大することで、次亜塩素酸の効果を最大限に上げることが可能です。左写真では2つの根管が結合している「イスムス」と根尖付近の不良ガッタパーチャ(前回の根管治療時に充填されたと思われる根管充填材)が残っているのが分かります。イスムスは下顎第一大臼歯の約80に認められる根管形態ですが、肉眼では判別不可能です。このような症例では、マイクロスコープと超音波チップを用いて慎重に丁寧に除菌清掃します(真ん中写真)。その後は根管内を次亜塩素酸とEDTAを用いて洗浄します(右写真)(根管を洗浄する方法についてはこちらをクリック)。


左写真は上2/3のイスムスと不良なガッタパーチャを除去した写真です。真ん中の写真では湾曲した根管の先にまだ連結部分があるように見えます。もとある根管形態を壊さないようにニッケルチタンファイルで清掃し、水酸化カルシウムを貼薬、1週間経過観察します。

当院での治療により痛みは軽減しました。次回は根尖1/3へのアプローチ後に根管充填の予定です。根管充填にて改善が認められない場合は、歯根端切除も視野にいれ今後も拝見させていただきます。