日別アーカイブ: 2021年10月11日

型を取った後に、また削ることはありますか?

いつも分かりやすい動画をありがとうございます。

子供が高校生の時永久歯が1本虫歯になってしまい、その時セラミックを詰める事になり、麻酔をして虫歯を削って型をとり、いつもなら一週間後に 出来上がった詰め物を、麻酔はしないで詰めて終了のはずでしたが、その時だけ何も説明なく 突然、麻酔をして歯を削って 出来上がってたセラミックを詰めました。

子供もいつも型をとった後は麻酔をして削る事がなかったので驚いていました。型をとった後に又歯を削るという事があるのでしょうか?

コメントありがとうございます!

そうですね、「私の場合」ですが、型をとった後、歯を削った上で、出来てきたものをかぶせることは【ほぼ】ありません。

歯の神経が生きている歯の場合、出来てきたセラミックをかぶせる時は、必ず「麻酔」をしています。

最近ではあまりありませんが、こんな例外2つあります。

①型を取った時までは、気づきませんでしたが、いざ装着しようとした時に、小さなむし歯を「被せものが被る内側」に見つけた時
→こんな時は、その部分のみ削り取り、かぶせることがありました。削った部分はセラミックに覆われるため、全く問題はありません。
ただし、削り取る部分がセラミックの外や縁の場合は話が別です。その時は、精密性を確保するために、患者様にその旨お伝えし、再度型どりをさせていただいてました。

②歯が小さく欠けてしまっている場合
→かけた部分が微小であり、かみあわせに強く関与しない場合は、形態修正した上で出来てきたセラミックをかぶせることもありました。

いずれにしても、以下のことが考慮された上での処置であろうと推測されます。

1)小さな問題ではあるが、そのままかぶせるのは、今後のために良くない
2)再度、型どりをするほどのものではない、そのままかぶせても、支障がない

その後はいかがですか?

なにか支障があれば、ご担当の先生にその旨お伝えすれば、ご対応頂けるかと思います!

大丈夫でしょう!