セラミックだから良い治療、セラミックだから長持ちすると思っていませんか?
断言します。セラミックだけでは片手落ち、何の価値もありません。
セラミックは、例えるならば家の屋根、壁、窓などの外装でしょう。
美しく汚れづらい、そして雨風、暑さと寒さをしのぐことのできる理想的な外装。
それがセラミックでしょう。
でも、柱にシロアリ、地震に弱い構造では、いくら理想的な外装でも、安全快適に生活することは難しいですよね?
シロアリは、唾液中に存在するむし歯の原因となる細菌です。
地震は、かみしめ、歯ぎしり、くいしばりです。
この点に配慮した治療・建築であれば、その歯は、そのセラミックは、その家の外装は、永く長く安全快適に使用することが出来るんです。
このための治療のポイントはたった3つ
①むし歯を徹底的に削り取る
②再発しないように精密に被せる
③かみしめ、歯ぎしり、くいしばりに対抗できるようにする
この上でセラミックを使用するからこそ、長持ちするのでしょう!
つまりは、セラミックをかぶせる前の段階に価値があり、そこが勝負の分かれ目ということです。
これにはむし歯が良く見えるマイクロスコープと、治療中に感染させないラバーダムが、とてもとても役に立つ!
今回の動画は、そんなセラミック治療のやり直し治療。
むし歯のみを徹底的に削り取り、歯の神経を残す治療の様子です。
セラミックをかぶせる前には絶対必要条件となる治療、歯の神経を保護する治療。
装着されていたセラミックは欠けていて、尚且つ美しくない。つまり隙間だらけ。
これは、ごめんなさい、ズバリ言います、良くない。
でもその原因は、患者様のかみしめ、歯ぎしり、くいしばりにもあるようです
ぜひ最後までご覧ください!