月別アーカイブ: 2021年9月

歯茎にフィステル 歯根端切除術をすれば治りますか?

②の「感染が歯の外へ」っていうのは 歯茎にフィステルができたということとはまた違うのですか?

膿が大きくなりすぎたということですか?

またこの場合は歯根端切除術をすれば治りますか?

『②の「感染が歯の外へ」っていうのは、歯茎にフィステルができたということとはまた違うのですか?』

→感染が歯の内部にあっても、感染が歯の外部にあってもフィステルが出来る場合もあれば、できない場合もあります。

その病状の進行度や患者様によるようです。

『膿が大きくなりすぎたということですか?』

→そう考えて頂いてよろしいかと思います

『またこの場合は歯根端切除術をすれば治りますか?』

→歯根端切除には「適応症」があります、全部が全部治るわけではありません

 

 

 

 

ジルコニアインプラントのメリットデメリット

前歯のブリッジ箇所をインプラントにしたいのです。そこでネットで調べた結果、インプラントの素材はチタンよりジルコニアの方が良いのかと思いました。ジルコニアインプラントのデメリットはあるのでしょうか?

メリットとしては ・金属アレルギーの心配がない ・高い強度 ・歯垢(プラーク)が付着し難い ・生体親和性に優れている ・審美性に優れている ・電磁波の影響を抑えられる 但し、チタンインプラントでも上記の内容は満たしているかと感じております。相対的にという観点かと。 デメリットは、チタンに比べて高額であることでしょう。

 

 

 

 

 

【失敗手術?】インプラント治療を受ける前の大切なワンステップとは? #インプラント #ソケットプリザベーション #骨造成

今回の動画は、この動画の続編です!ぜひ先にご覧下さい!
【抜歯宣告】 患者様と共に考える!「ならどうするのか?」

【 タイムスケジュール 】

00:54 無痛麻酔中に本日の手術の流れをご説明
02:14 歯科衛生士による手術前のクリーニング
03:12 手術室に移動
03:32 歯根分割
03:39 マイクロスコープが邪魔(笑)
03:48 歯肉切開
04:10 近心根を抜歯中
05:33 近心根を抜歯終了
05:40 遠心根を抜歯中
06:31 癒着した分岐部の骨と遠心根の抜歯
06:47 搔爬 炎症部位を取り除く
07:31 採取した骨を移植する
07:51 コラーゲンで覆う
07:58 簡易的に縫合する
08:21 手術終了
08:27 止血確認 マイクロスコープで手術後を診る
08:51 動画最後のご挨拶

抜歯予定の方、インプラントを将来考えている方は、必見です。

抜歯をすると、歯を支える骨が無くなることをご存知でしたか?

骨が無くなると、インプラントがしづらい、ブリッジもしづらい、入れ歯も安定しない。

これは良くない!

だから抜歯をする時は、その骨が無くならないようにしたいですよね!

今回の動画は、そんな願いを叶える治療の様子です

ホントは、抜歯と同時にインプラントをしたかった(苦笑)

でもそれが出来なかった。出来ないことは無かったけれど、それがベストではないと手術中に判断した。これが正直な私の想いです。

ベストなインプラント治療を患者様に!そのために必要なインプラントの前のワンステップ。骨を造る治療、ソケットプリザベーション。

この動画の続きとなる動画。

ぜひこちらを先にご覧下さい!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

根管治療後痛む しみる 歯ぎしり

4ヶ月ほど前に根管治療した歯に不定期で違和感があったのですが、ここ1ヶ月ほどその頻度や程度が和らいでいました。

しかし、2日ほど前から頻度や程度が少し悪化しました

。その上、その歯の辺りに水を含むとズキズキとする感覚があります。

(以前はありませんでした)これも時間が経てば和らぐのでしょうか。

悪化する前夜、その歯がグラグラして今にも抜けそうだという夢を見たのでそのときに歯ぎしりか手で弄ったのかもしれないのですが…

4カ月前から1カ月前の痛みや違和感は、根管治療した歯のものでしょう。

2日前からの痛みには、「水でズキズキ」とい症状があるようです。 これは、根管治療した近くの「神経のある歯」の痛みかと推察します。

イヤな夢を見てからそのような症状があるとのこと。

おそらく原因は、歯ぎしり噛みしめ、くいしばりかと思われます。

ストレスや疲れの原因をチェックした上で、それに適切に対処しつつ、身体を休めて頂くことで、症状は和らぐことでしょう!

 

 

左下の奥から2番目の歯を抜いてブリッジする

セラミックではないのですが、左下の奥から2番目の歯を抜いてブリッジすることになりました。

でも調べてみると健康な歯を削ったり歯が折れたりするかもしれないということが分かってとても怖いです。

私が聞かなかったのが悪いのですが、歯医者さんも歯を抜いた後の治療を抜く前には教えてくれませんでした。

抜いてからブリッジすると伝えられました。

3日前に今日は抜いた隣の歯を削るからねと言われましたが心の準備ができず次回にしてもらいました。

でも上の歯が下がってきてると言われたのでやっぱりやりたいと思ったんですけど伝えることが出来ませんでした。次回は10日後なので後悔しています。

歯医者さんでは治療方法は前もって言わないものなのですか?それからブリッジをしても大丈夫なのですか?

まずは大前提として、「抜かなくてはならなかった歯」を抜いたということでよろしいでしょうか?
抜かなくても良かった歯を抜いた?訳ではないと思うのですがいかがでしょうか?

そんな時、そんな辛い時、多くのお話しをしても通じないこともあります。
そんな患者様のお心持ちを理解した上で、まずは「しなくてはならないこと、選択の余地のないこと」つまり「抜歯」をされたのではないかと感じております。

詳しくは、そのご担当にお聞きください。

その上で、インプラント治療、入れ歯、ブリッジ治療のお話が「おそらく」有った上で、ブリッジ治療に踏み切ったのではないかと。

もしその説明がなく、歯を削ることになっていたのであれば、説明が足りなかったのかもしれませんが、実際にその時のコミュニケーション内容を知らない私にとっては、そこに言及すべきではないでしょう。

今後の治療については、ご担当の先生と密なるコミュニケーションのもと治療にお臨み下さい。

ブリッジをしないならば、インプラント治療となるでしょう!
おそらくそのお話しもあったのではないかと「推測」しております。その上でのブリッジ治療ではなかったかと。

いずれにしても、私は推測の域を出ませんので、ぜひ十分なるコミュニケーションのもと治療に臨み下さいね!

頑張って下さい!

ちなみに、私は、両隣の歯が全く健全であれば、そして骨がしっかりとあれば、間違いなくインプラントを患者様に強くお勧めしております。

 

 

口内炎 噛みしめ 原因

私の歯茎は盛り上がり歯の様に硬く変形しています。通っている歯医者さんからは、噛み締めが強く歯茎が変形していて問題無いと言われましたが、歯を磨く歯ブラシが当たり口内炎になったりと、本当にこのままで良いのかと、心配です。歯茎の変形は良くある事でしょうか?放置しても大丈夫でしょうか?

よくあることです!おっしゃる通り、そこの部分が一番むずかしく、口内炎ができやすいようです。

口内炎の原因は、いくつかありますが、物理的に当たって出来る口内炎は、外傷、つまり傷です。
これは口内炎というよりは、傷、予防可能でしょう。
でも、噛み締めのキツイ方は、ストレスを受けやすい心持ちもあり、粘膜の血液循環が良く無く、疲れたりストレスがかかると、血液循環が低下し、あちこちに口内炎ができやすいようです。
これは歯ブラシや歯並びが原因ではなく、疲れ、疲労、ストレスです。
ぜひその点ご留意いただき、あまり気にせず、疲れているんだなぁと日ごろの頑張っている自分に優しくしてあげて下さい(笑)
1週間ほどですぐに良くなりますので!
がんばりすぎかも(笑) 
宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

根管治療 根幹治療 技量の差はあるのか?

同じ歯を10回ほど根幹治療して仮詰?をする度に圧迫感のような鈍痛が引かず我慢できず抜いてしまいました!先生に原因を尋ねても曖昧な答えしか返ってこなかったので仁先生の推測をお聞きしたいです

1本の歯に対して根幹治療で10回前後通院しましたが痛みが引かず抜いてしまいました 先生に原因を尋ねても首をかしげて曖昧な反応をされました 仁先生の動画をみてるとほとんど1回2回の通院で根幹治療が完治されてますけどこの違いは技量の差ですか?

回答します。
まず大前提として、2つのことが明白です。
①私にはその当時の病状が全く分からないため、この回答は推測の域を出ないこと
②抜歯はその時点では、患者様にとって、そして歯科医師にとっても「問題解決のための最善の策」であったこと
この2つです。
私は1~3回ほどで根管治療を完了します。
これは、「根管治療が適応症」である場合です。
つまりは、「根管治療が適応症でない場合」それはつまり「歯根端切除術や抜歯が適応症である場合」は根管治療をしないという事になります(※歯根端切除術の場合は、根管治療を行う場合と行わない場合があります)
10回の根管治療の末に、残念ながら抜歯となってとのこと。 おそらく、その歯科医院で、その歯科医師の先生が一生懸命に歯を残すべく10回かけて根管治療をして下さったのでしょう。
そもそも抜歯の症例で、難しい症例を何とか残して下さる努力をして下さったのではないかと感じています。
その上で、その努力の甲斐もなく症状が緩解しなかったため、やむなく抜歯となったのではないかと感じております。
私の推測です。

茶色に変色していても虫歯ではない

銀歯を開けた時に神経までは虫歯になっていない場合なんですが、 やわらかい虫歯のみを除去して、 残っている変色部分(茶色)は虫歯ではないので、削らず残すと記載されている病院がありました。

その変色部分も検知液で確認済みのようですが、茶色に変色していても虫歯ではない場合があるのですか

 変色にはいろいろな原因があるようです。

・むし歯があった

・銀歯によるメタルタトゥー

・変質

・そしてむし歯

色々です。

変色部分は、う蝕検知液で染まる場合と染まらない場合があります。

染まる場合は削り取ります。 染まらない場合は、その変色部分の「硬さ」をチェックします。

健全な象牙質と同等の硬さを有しているか否かをマイクロスコープ用の器具で引っ掻きチェックします。

この硬さの検査は、多くの文献でその科学的に証明されている有用な診査法です。

当院でも、この2つの方法でむし歯をチェックして治療に臨んでいます。

しかし、そうであっても、チェックしているのは、「むし歯によって溶かされた部分」であり、むし歯の原因となる「細菌本体」ではありません。

細菌は0.5~1㍈と目で見ることはできません。

そのため、ラバーダムとマイクロスコープを用いて、治療中に唾液が触れないように、そして細菌によって溶かされた部分「いわゆるむし歯」を徹底的に削る必要があるんです。

その上で、もし細菌が残っていたとしても、それを除菌してくれる作用を有するMTAや水酸化カルシウムという薬剤を塗布してむし歯を治す試みをしているのが現在の歯科治療の現状です。

 

 

『セラミックは良い治療』は間違い?治療を受ける際の大切な3つのポイントについて #セラミック #マイクロスコープ #ラバーダム #MTA #歯ぎしり

セラミックだから良い治療、セラミックだから長持ちすると思っていませんか?

断言します。セラミックだけでは片手落ち、何の価値もありません。

セラミックは、例えるならば家の屋根、壁、窓などの外装でしょう。

美しく汚れづらい、そして雨風、暑さと寒さをしのぐことのできる理想的な外装。

歯科治療のポイント むし歯 歯周病

それがセラミックでしょう。

でも、柱にシロアリ、地震に弱い構造では、いくら理想的な外装でも、安全快適に生活することは難しいですよね?

シロアリは、唾液中に存在するむし歯の原因となる細菌です。

地震は、かみしめ、歯ぎしり、くいしばりです。

この点に配慮した治療・建築であれば、その歯は、そのセラミックは、その家の外装は、永く長く安全快適に使用することが出来るんです。

このための治療のポイントはたった3つ

①むし歯を徹底的に削り取る

②再発しないように精密に被せる

③かみしめ、歯ぎしり、くいしばりに対抗できるようにする

この上でセラミックを使用するからこそ、長持ちするのでしょう!

つまりは、セラミックをかぶせる前の段階に価値があり、そこが勝負の分かれ目ということです。

これにはむし歯が良く見えるマイクロスコープと、治療中に感染させないラバーダムが、とてもとても役に立つ!

今回の動画は、そんなセラミック治療のやり直し治療。

むし歯のみを徹底的に削り取り、歯の神経を残す治療の様子です。

セラミックをかぶせる前には絶対必要条件となる治療、歯の神経を保護する治療。

装着されていたセラミックは欠けていて、尚且つ美しくない。つまり隙間だらけ。

これは、ごめんなさい、ズバリ言います、良くない。

でもその原因は、患者様のかみしめ、歯ぎしり、くいしばりにもあるようです

ぜひ最後までご覧ください!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

麻酔をすると脈打つように心臓がバクバクなるのは何故

麻酔をすると脈打つように心臓がバクバクなるのは何故なんでしょうか? 今通ってるところの先生はあなたが緊張してるからです。と言われましたが明らかに脈打つ感じがします

コメントありがとうございます!

緊張もありますが、麻酔薬には血管収縮薬が入っています。

多少なりとも、誰でも心臓がバクバクするような薬剤が麻酔には入っています。

緊張もあるでしょうが、麻酔はそういうものなのでご安心くださいね!

それで気分が悪くなってしまうようであれば、血管収縮薬の入っていない麻酔薬もありますので、その旨歯科医師に伝えましょう!!