日別アーカイブ: 2021年10月13日

【 絶対 コレ!】歯の神経を取る・抜く時は? #ラバーダム #根管治療 #根幹 #マイクロスコープ

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症だということ、ご存知でしたか?

その細菌を削り取るのがむし歯治療ですが、削っている最中に、唾液がガバガバ流れ込む、これでは治るものも治りません。

特に、むし歯が歯の神経まで2mm以内に近接している場合では、すでに神経は炎症を起こし弱っているという論文もある。

こんな病状では、治療に絶対に必要なものがある、これがラバーダムです。

(詳しくはこちらの動画をぜひ)

今回の動画は、セラミック治療後に神経が壊死してしまった患者様の根管治療前のラバーダム装着の様子です。

この動画の続きです!こちらもぜひ!理解が深まります!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

 

 

根管治療 成功率90%、つまり10%は失敗

成功率90%、つまり10%は失敗ということですが、失敗とは具体的にどういう状態ですか?

ここでご提示した90%とは、ある聖書に書かれた数値をもとにお話しさせて頂いております。いわゆる一般的な数値といえるでしょう。
そこには具体的な事象については書かれていませんでした。

当院では、根管治療の成功率はほぼ100%といえる状況にあります。

これは、すべての歯が100%治せるということではなく、「根管治療の適応症であれば、ほぼ100%治る」ということです。

根管治療の適応症とは、簡単にいうならば、痛みや違和感などの症状の原因が、「歯の内部の感染」にあるということです。

治療時期を遅らせ、いたずらに感染が拡大してしまった場合、感染は、歯の外部にまで至る場合もあります。また、度重なる根管治療により、歯が折れたり壊れたりしている症例では、「根管治療の適応症外」といえるでしょう。

そう言った場合は、歯根端切除術や抜歯が最善の治療法となります。

このような状況にならないようにするためにも、適切なる根管治療つまりはマイクロスコープやラバーダムを活用した治療環境の元、ぜひご自身の歯を大切にして頂きたいと切に感じている次第です。