日別アーカイブ: 2021年10月21日

仮蓋 仮の詰め物 仮封 根管治療(根幹) 外れた!

いつも見させていただいてます😊

私も今神経を取り(治療中)仮詰をしている状態です。

ですがこの仮詰、いつも1週間後まで持たなくポロポロと毎回取れて歯医者へ行く頃は穴がすっぽり空いた状態です🤣

先生には何も言われず痛みもありませんが、こんなに仮詰ってポロポロと取れるものでしょうか?😅

コメントありがとうございます!

根管治療中とのこと!大変でしょう!治療頑張って下さいね!

頂いたご質問は、根管治療中の歯の仮の詰め物、仮蓋、仮封材がポロポロと取れてしまうのですが、こんなに取れるものなのでしょうか?
とのことですね!

大前提として、この動画冒頭でご紹介させて頂いている通り、「根管治療法には大別して2種類あり、その手法は、歯科医院によって、歯科医師によって様々である」という現状があります。

また患者様それぞれで病状も異なる。

根管治療は、その人その人、その時々で、変容するものであるかもしれません。

仮蓋の手法も同様かもしれません。

他の歯科医院さまの手法、その地域で求められている医療について、私が言い及ぶことではありませんので、当院での仮蓋の手法についてご説明します。

動画のココ!→ https://www.youtube.com/watch?v=XMApXtXZjVI&t=1755s
29:15で仮蓋をしています。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であるため、感染させないようにラバーダムを装着して治療に臨みます。

1回で終わればいいのですが、複数回にわたる場合、次回まで感染させないようにするためにしっかりと仮蓋する必要があります。

そこで当院では、次のように仮蓋をしています。

①水酸化カルシウムを根管内に満たす
②その上に緩衝材として滅菌した綿球をおく
③水で固まる水硬性のセメントを2~3mmの厚みでおく
④さらに、接着性グラスアイオノマーセメントでしっかりと封鎖する

この方法で仮蓋をしています。

ただし、膿んでいたり、ズキズキしていたり、腫れている場合は、「開放」といって、根管を仮蓋せずにしばらく経過を観察し、膿を放出させ、内圧の高まりを和らげることも大切です。

①~④のステップには5分ほどの時間もかかります。

当院の方法が絶対ではありません。
その方法は様々でしょう!