日別アーカイブ: 2020年8月5日

インプラント治療はするな!【抜歯する前に徹底した根管治療を!】

今回は、【知らないと損】インプラント治療は“簡単には?”するな! という話をします。

早速この動画の結論からいきましょう!

この動画はインプラント治療をすべて否定する動画ではありません。

インプラント治療は素晴らしい治療です、しかし、インプラント治療の前にやることがあるでしょ!っていう動画です。

「インプラント治療はしちゃいけないんだ!?」ここで見るのをやめて結論を出さずに、ぜひ最後まで動画をご覧下さい。歯科医院を選ぶ1つの基準がまた1つ追加されるでしょう!

『歯が折れていますね、抜歯してインプラント治療が良いでしょう!』

『これは治療が難しいね、抜歯してインプラント治療かな!』

『これ、抜歯すると、反対側の歯が出てきて噛み合わせが悪くなっちゃうから、インプラントした方がいいよ!』

こんな説明を受けたこと、ありますよね!

Youtubeで動画を配信するようになって、毎日、沢山のご相談を頂くようになりました。

その中でもトップクラスに多い質問の1つがこれです。

『抜歯してインプラントを勧められたのですが、本当に抜かなくてはいけないのでしょうか?』

という質問です。

世の中には、抜歯してインプラント治療を説明され、悩まれている方が本当に多いようです。

適切な診査診断の元、患者様と歯科医師との間で十分なコミュニケーションがある場合、このように悩まれることは少ないようです。

今回の動画は、他院にて数年間、抜歯を勧められ続け、歯を残す方法はないのか?と、当院にご相談頂いた患者様の根管治療の様子です。

この動画を最後までご覧頂くことで、インプラント治療を決断する前に、

・本当に抜歯が最善の治療法なのか?

・それをチェックするにはどうすれば良いのか?

・なぜ抜歯と診断されてしまうのか?

これらについて実際の治療の様子を通して、短い時間で分かり易く解説致します。

今回の動画のタイトル、「インプラント治療はするな!」

こんなことを言うと、

「インプラント治療が悪いの??」

「仁先生、インプラント治療できないからそんなこと言うんでしょ?」

「みやじん先生、根管治療が得意だから、そういってるんでしょ?」

こんなご心配、アンチなコメントを多数頂くことになるかもしれませんので、まずはじめに、大前提を申し上げておきます。

インプラント治療、大得意です。

アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラの関節技並みに得意です!

でも、それと同時に、「天然歯に勝るものはない」と日々実感しています。

インプラント治療は、入れ歯やブリッジに比べれば、削ったり、引っ掛けたりしません。残っている歯に優しい治療がインプラント治療です。これは間違いのない事実です。

歯を抜いた後の治療法としては最強です。全盛期のミルコクロコップです。

でも、再度言います、「天然歯に勝るものはないのです」

ご自身の歯を本当に、本当に大切にしてもらいたいんです。

できるだけ抜かないのが一番、一番いいのです。

治療後に、多少違和感や痛みが残ったとしても、大きな代償とならないのであれば、自分の歯で食事した方が美味しいんです!

こんな話をすると、ご自身の歯の治療に憶病になり、どうすれば良いのか分からなくなり、不安に駆られ、治療を先送りにしてしまう方、大変多くいらっしゃいます。

でも、すでに悪くなってしまっている歯を、治らず苦労した過去を、いくら悔いても変わる事はありません。困難な現状の解釈を変えようとしても変わることはありません、まずは現状を受け入れる、その上で、「ならどうする?」です。

歯が痛い、抜歯、どうしようどうしようと感情的に反応しても何も現状は変わりません。

反応せず、適切に対処するのです。

「困った時こそ、ならどうする?」です。

歯科治療は大きな変化、チャレンジです。こういった大きな変化を、脳は本能的に拒絶します。未知のもの、見通しの立たない未来に不安を感じるんです。

でも、勇気ある一歩を踏み出せば、立ち位置が変われば、見える景色は変わります。

不安な「未知」は「道」へと変わるんです。

この「道」こそが「治癒への近道」です。

今を、そしてこれからの未来へとチャレンジすることで、なかなか治らなかった辛い経験は、素晴らしい学びの時間であったと「上書き」されるでしょう。

こんなチャレンジングな歯科治療には、一緒に歩む、信頼できる歯科医師との十分なコミュニケーションが実に大切です。

この動画をきっかけとして、ぜひ、近隣の歯科医院の先生と十分なコミュニケーションのもと、前向きに歯科治療に臨んでいただければ幸いです。

ちなみに、私は、奥歯1本ありません(笑) 何も問題はありません、インプラントもしていません。

歯の治療だけでなく、人は失敗をすると怖くなりますよね。

でも大丈夫です。そんな時は、この言葉を思い出します。

私の友人の名言です!『死ぬこと以外かすり傷』(笑)

こう考えてれば、ストレスなく正しい情報判断ができます。

最強のマインドセットです、みなさんも是非!

ちょっと脱線しました、それでは早速いきましょう!!

 

「この動画で言いたいこと」

抜歯を宣告された時、次の抜歯をする前に、2つのことをご自身の目で確認しましょう!

抜歯が最善の治療法となる場合は以下の2つです。

1 グラグラしている

2 真っ二つに折れている

但し、これ肉眼で確認するためには、CTとマイクロスコープが必要です。

ぜひ、大切な歯を抜歯する前にご自身の目で確認しましょう。

この2つに該当する場合、インプラント治療は最善最高の治療法です。

もし1・2に該当しないのであれば、マイクロスコープ、ラバーダム、CTで根管治療に臨みましょう!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

抜歯基準 なぜ抜歯するのか なぜ抜歯が必要か?

 

 

 

7番抜歯 親知らず移植 入れ歯?

上の親知らずがあるのですが抜歯放置より上の親知らずを下の七番に移植した方がよいでしょうか?

現在下七番の抜歯を薦められています。

下の八番はございません。

ちなみに歯ぎしり、強い噛みしめ癖があります。

それとも部分入れ歯の方がよいでしょうか?ご教示頂ければ幸いです。

コメントありがとうございます。

適応症であれば、いいアイデアですね。

ご担当頂いている先生とぜひ相談してみて下さい!

歯ぎしり、強い噛みしめは、良くないです、、、できれば改善したいところです。

かみしめについては以下のリンクをぜひご参照下さい。

https://miyazaki-dentalclinic.com/10143

噛み合わせについても参考になるかもしれませんね。添付しておきますね!

https://miyazaki-dentalclinic.com/11554

もし移植ができるのであれば、移植は良い方法かもしれません。

移植ができないようであれば、部分入れ歯も選択肢として考えられますね。

抜歯の際は、入れ歯、ブリッジ、インプラント、移植?の選択を迫られます。

以下にその点についてまとめたリンクを添付します。ご参照下さい!

https://miyazaki-dentalclinic.com/16315

インプラントについて

https://miyazaki-dentalclinic.com/11254

この回答が少しでもお役に立てていれば幸いです!

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