日別アーカイブ: 2020年8月12日

ドックベストセメントのやり直し治療【歯の神経を残す治療 MTA直接覆髄法】

この動画は以前配信した『【常識を疑え】歯の神経を残せ!肉眼による治療には限界がある?!《神経に近い深いむし歯治療に対するマイクロスコープ歯科治療の実際の様子》』 のノーカットバージョンです。

ご覧になっていない方は、ぜひ先にそちらをご覧下さい! ご理解がさらにさらに深まります!

本動画のタイムスケジュールです。

00:23 オープニング この動画の内容説明
00:23 ラバーダムを装着
02:25 術前の歯の表面の洗浄と消毒
03:58 仮封材を削り取る

マイクロスコープ画像を大きく表示

05:11 覆髄材を取り除く むし歯が認められる
06:02 齲蝕検知液でむし歯を染色する

06:23 露髄(むし歯を削り取る事で、歯の神経が露出すること)
08:19 再度、検知液で染色
09:23 生理食塩水で洗浄
10:11 治療中の問診

歯の神経が生きているか否か?根管治療が必要となるか否かを最終診査しています。
この点はテロップを入れて上記動画で解説しています。 ぜひ上記動画をご参照下さい。

11:39 止血確認、MTA準備
11:48 歯面の酸処理開始
14:17 覆髄材 MTAの貼薬
15:13 コンポジットレジンを充填
15:58 歯の形を整形する(咬合調整)
24:07 治療おわり、エンディング

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

再根管治療 痛み止め効かず脈打つ痛み激痛 海外からのご相談

もしよろしければ、どうかご相談させてください。

海外在住の者です。歯内療法専門医のところで、再根管治療をして頂きました。

治療後3日間は術後の痛みもなく快適でしたが、4日目に激痛が走りました

歯の内部が脈を打ち、あごや顔の骨にかけて痛い激痛でした。

痛み止めも効かずにとても苦しく、3日経った頃からようやく救急歯科でもらった抗生物質が効いて、痛みが引いてきました。

すでに根幹充填後の、治療が終了した歯です。

もう一度開けてもらって、洗浄してもらった方がいいのでしょうか。

抗生物質の薬で痛みがひくのであれば、もう一度開ける必要はないのでしょうか。

高額の治療でしたし、せっかく充填された部分がたった4日でもう細菌に侵食されてしまったのではないかと思うと、とても残念な思いがしています。

コメントありがとうございます!

実際に拝見していないため適切な回答とならない場合もございますが、推測できうる限りの回答をさせて頂きます。

よろしくお願い致します。

海外で言葉の通じない中、ご不安のことでしょう。

今後なにかあればいつでもご相談ください。

ドイツの根管治療専門医の先生はおそらくですが、ラバーダムをされての治療かと思います。

もしラバーダムをしての再根管治療であれば、「治療中の感染の可能性」は少ないかと思います。そのため、「4日でもう細菌に侵された・・・」という推測は違うかもしれません。

再根管治療で、感染が取り切れておらず、今回の痛みにつながったのかもしれません。そのような場合、今後、同様の痛みが発現します。

言葉が通じるのであれば、ご担当頂いた先生に、相談し、今後の治療方針を再度決めて頂いた方がよろしいかもしれません。

また一方で、根管治療に100%はない!という現実もございます。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

見えない細菌が歯を溶かした部位を、我々が取り除きます、根管内を100%無菌化することは難しく、「免疫」で押さえるレベルにまで落とし込めているのが現実かもしれません。

そのため、適切に根管治療を行ったとしても、免疫が下がる、つまりは疲労、ストレスが重なると、根管治療した部位が痛む、疼くといったことがしばしばです。

今回の痛みはそれに当たるのかもしれません。

いずれにしても、ご担当頂いた先生とご相談いただければ幸いです。

もしその点でお分かりにならないことなどあればいつでもご相談ください。

その際は、一番新しい動画のコメント欄か、当院ホームページ問い合わせにご連絡下さいね。過去のコメント欄は埋もれてしまって気づけないこともありますので! よろしくお願い致します!

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