月別アーカイブ: 2020年9月

乳歯が生えている 抜けたらインプラント?

私は24歳ですが、1本だけ永久歯が生まれつき無くて乳歯が生え続けています。

そういう人ってけっこういますか?

もし乳歯がだめになったらインプラントにするのでしょうか?

コメントありがとうございます!

結構いらっしゃいますよ!

ぜひその乳歯、大切にして下さいね!

そうですね、両隣を削るブリッジ、両隣に引っ掛ける入れ歯より、インプラント治療、良いですね!

参考になりそうなリンクを添付しておきます!

ご活用下さいね!

『ブリッジができない?インプラント?入れ歯?』
https://miyazaki-dentalclinic.com/16315

『ブリッジ治療について』インプラント治療との比較
https://miyazaki-dentalclinic.com/16981

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

 

2時間に1回ほどズキンと神経に触るような痛み(もう根管治療しかないのでしょうか?)

ご相談内容

1ヶ月半前に他院にてMTAセメント、マイクロスコープ、ラバーダムを用いた治療をしました。

小臼歯に違和感があり、以前神経近くまで治療していたため、神経まで駄目になっているかもしれないと思い、治療をしてもらいました。

そちらの先生は、露髄したけれど、見た目や風を当てても とけないから神経は生きていると判断し、MTAセメントで蓋をしてダイレクトボンディングで仕上げたと言っていました。

しかし、最近になって2時間に1回ほどズキンと神経に触るような自発痛があります。

もう根管治療しかないのでしょうか?

長生きすればあと60年使うかもしれない歯なので、この歳で神経を抜くのが不安です。

先生の治療をyoutubeで拝見し、MTAを用いた多くの症例をご存知かと思いメールさせていただきました。

宜しくお願い致します。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。

どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。

回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。

あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

まずは現在の病状について、ご担当頂いた先生に詳しくご相談をしてみましょう。

詳細なるご説明を頂けるのではないでしょうか。

その上で、以下の回答文をご参考頂ければ幸いです。

現在の症状から、現在の病状はどのような状態か?それに対する適切な治療法はどんな治療となるのか?をまとめた表のリンクを添付致します。

ぜひこちらのリンクの表をご参照頂き、今後の治療法の選択の参考にして下さい。

https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

現在のズキンとする痛みが、歯の神経が炎症を起こしていることによるものであれば、根管治療の可能性が見えてきます。

ラバーダムとマイクロスコープを使用してMTAによる歯の神経を残す治療を行っているのであれば、細菌感染は取り除けているのではないか?と推察されます。

しかし、歯の神経が炎症を起こすには他にも原因があります。

当院でもMTAによる歯の神経を残す治療後に、歯髄炎となり、根管治療に至るケース3割ほどあります。

これについて実際の症例を交えて解説した動画を添付いたします。ぜひご活用下さい。

 

またそれについて解説した当院のブログを添付します。

あわせてご活用下さい。

https://miyazaki-dentalclinic.com/26534

根管治療をすると、歯が脆くなるとする都市伝説を信じる患者様、多数いらっしゃいます。

それについてはこちらの動画で解説しています。

ぜひご覧下さい。

あわせて、根管治療後に必要な対策法について解説したリンクも添付します。

ご参照下さい。

https://miyazaki-dentalclinic.com/26959

しっかりとした知識に基づき対策を練れば、心配は無用です。

ぜひ動画などをご活用頂き、今後の治療にお臨み下さい。

その際は、ご担当頂いた先生との十分なるコミュニケーションがとても大切です。

回答は以上となります。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。

ご希望の際は、当院までご連絡ください。

03-3580-8110

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)

必ずご一読ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

《当院からのお願い》

多くの患者様より切なるご相談を頂いております。

できる限り多くの患者様にお応えできます様、お1人様につき1通のメール回答とさせて頂いております。さらなるご質問メールに関しましては、拝見していない立場で無責任な回答となりかねないため、当院として遠慮させて頂いております。(ご返信いただいた際も更なる当院からの返信は遠慮させて頂いております。あらかじめご理解いただけますようお願致します。お礼のメールを拝受させて頂くことも大変多くございます。こちらにつきましてもご返信は致しませんが、ありがたく拝受・拝読しております。)もし、当院がお近くの患者様であれば、さらなるご質問につきましては当院までお越し頂き、拝見させて頂いた上でお答えさせて頂きたいと思っております。ご理解ご協力頂けますようお願い申し上げます。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

10月9日 休診日のおしらせ

10月9日(金)は、社員研修のため休診とさせて頂きます。
よろしくお願い致します!

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歯の神経が死んでいる可能性→神経を残したい

ご相談内容

はじめまして。

左上奥歯の側面にできた虫歯について質問です。

(虫歯について)

1年ほど前から歯が欠けていることに気付いていましたが、特にしみたりもなく、痛みはブラッシングのときのみです。

1週間前に別の歯で虫歯治療をした際に、左上奥歯に虫歯があると伝えられ、神経を取る必要があると言われました。

機械でジーンとした刺激を送っても、あまり反応がないことから神経が死んでる可能性があるとも言われました。

(質問)

①今まで上記の虫歯が常時痛くなったことはなく、ブラッシングのときも気をつけていたため痛みを感じることはあまりなかったです。

神経が死ぬ前に強烈な痛みがあると聞いたのですが心当たりがないです。私は神経を残したいのですが、取るしかないのでしょうか。

②内側(舌側)にあるため虫歯の深さがレントゲンではわからないと言われました。CTならわかるのでしょうか。

よろしくお願いします。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。

どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。

回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。

あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

①について

まずは現在の症状から、現在の病状はどのような状態か?それに対する適切な治療法はどんな治療となるのか?をまとめた表のリンクを添付致します。

ぜひこちらのリンクの表をご参照頂き、今後の治療法の選択の参考にして下さい。

https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

症状がなくとも、歯の神経が死んでしまっている歯髄壊死の状態となっている患者様の症例、多数拝見しております。

ただし、ブラッシングの時に、染みる症状があることから、歯の神経が生きている可能性も否定できないでしょう。

このような病状では、歯の神経を残す治療に臨んでいます。

その点について動画で解説しております。ぜひこちらの動画をご活用下さい。

 

②について

そうですね。

CTなら立体的なむし歯の位置を把握できるでしょう。

機械での診査、電気歯髄診断器のことでしょう。これはある程度の参考にはなりますが、正確ではありません。

これだけで神経の生死を決めるのは困難です。

痛みがなくても神経が死んでいらっしゃる患者様は多数拝見しております。痛みの感じ方には個人差があるようです。

回答は以上となります。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。

ご希望の際は、当院までご連絡ください。

03-3580-8110

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。

よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)

必ずご一読ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

《当院からのお願い》

多くの患者様より切なるご相談を頂いております。

できる限り多くの患者様にお応えできます様、お1人様につき1通のメール回答とさせて頂いております。さらなるご質問メールに関しましては、拝見していない立場で無責任な回答となりかねないため、当院として遠慮させて頂いております。(ご返信いただいた際も更なる当院からの返信は遠慮させて頂いております。あらかじめご理解いただけますようお願致します。お礼のメールを拝受させて頂くことも大変多くございます。こちらにつきましてもご返信は致しませんが、ありがたく拝受・拝読しております。)もし、当院がお近くの患者様であれば、さらなるご質問につきましては当院までお越し頂き、拝見させて頂いた上でお答えさせて頂きたいと思っております。ご理解ご協力頂けますようお願い申し上げます。

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常時痛くない、ブラッシングで痛い、歯の神経抜くことありますか?

左奥歯の内側側面に虫歯ができてしまい、 痛むのはブラッシングで 当たったときのみで 常時痛むわけではありませんが 虫歯が進行している場合 神経抜くことありますか?

今日いった歯医者さんにそう言われて…

コメントありがとうございます!

痛むのはブラッシングの時のみ、なんですね! このような痛みの場合、いろいろな原因が考えられます。

しみるような痛みの場合、ぜひこちらの動画をご覧下さい。
答えが見つかります!

もうひとつ。

むし歯が進行しているからと言って、歯の神経を取る・抜く治療は過剰な治療の場合があります!

ぜひ先日配信した動画をご参照下さい。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

根管治療なぜ痛い?歯科医院選び間違っていませんか?自費と保険の違いとは?

【皆知らない】根管治療、なぜ痛い?その理由と歯科医院の選び方!

歯の痛み。治療は出来ればしたくない、だから我慢。でも痛い。治療したら、治療もその後も尚痛い。そんな治療はしたくない。だから歯医者にはいきたくない!こんな辛い想い、していませんか?

今回の動画は、痛みを我慢、我慢を重ねて来院された患者様の根管治療の様子、前編です。

歯の痛み、我慢に我慢を重ねて歯医者に行ったら、歯の神経が死んでいるからと言われて麻酔無しの根管治療。痛みは治療前よりも増すばかり。流石にこれはおかしいと、当院にご来院くださいました。

歯科治療、痛いと怖いですよね。チョットした痛みなら、歯医者さんにはいきたくない、出来るだけ我慢したく なりますよね?

このまま様子を見ていれば、治っちゃんじゃないかって 思いたくなりますよね?

こんな時、皆さんならどうしますか?

今回の動画では、なぜ治療が痛いのか?どうして我慢しなくちゃいけないのか?本当に我慢しなくちゃいけないのか?について分かり易く解説します。

後半では、このような苦い経験をされた患者様との会話、無痛麻酔の様子をご覧頂きます。

本症例の患者様はほぼ1回で根管治療が終了し、痛みはもう無くなりました。その根管治療の実際の様子は後日動画で配信させて頂きます。ぜひチャンネル登録をして頂き、その動画もご覧下さい。

治療する前よりも、治療中、治療後の方が痛い。

こんな想いから、当院に転院、来院される患者様、多数いらっしゃいますが、こんな言葉をよく口にします。

「何でもない歯をいきなり削られた、、、」と。

「削られた」って言われると、「何でもない歯を削られたの?」「削られたって、抵抗しなかったの?」って思いませんか?おそらく、普通の歯医者さんなら、何でもない歯は削らないでしょう。それこそ、傷害罪、訴訟ものです(笑)

当院では、そんな患者様に時間を掛けてよくよくお話しを伺います。

すると、こんな実際の状況が浮かび上がってくるんです。

「何でもない歯」は、「痛かったけれど、治療後の方が、もっと痛くなった」ということ。

「いきなり」は、「説明はあったけれど、納得する暇もなく、治療が進んでしまい、家に帰って冷静に考えたら、ネットで調べたら、もっと他の方法もあったのではないか?疑問に感じた」ということ。

「削られた、、、」は、「実際にむし歯があったことは患者さんも自覚しており、歯科医師が適切に治療を進めてはいるんだろうけれども、その改善に必要な治療が、自分の予想以上であった」ということのようです。

でも、そんな辛い状況にも関わらず、患者様は、しばらく我慢強く、通院されているようです。これは、歯科治療という患者様には分かりづらい治療の特性でしょう。治療は我慢しなくちゃいけないんだろう、、、と考えてしまっているようです。

患者様としてもおかしいな?とは感じつつも通院し、痛みが取れないことで、やっとの想いで転院を決意されるようです。

この原因には2つあると考えています。

ひとつは、患者様と歯科医師との間でのコミュニケーション不足です。もう1つは、患者様が、根管治療の方法に「各医院違いがある」ということをご存じない?ということでしょう。

こんな辛い状況を我慢している患者様は、皆このように考えているようです。

「歯医者さんが言うのだから大丈夫だろう、、、」「根管治療は痛いのが当然なのだろう、、、」

こんな「思い込み」で我慢強く治療を受けてしまっているようです。

患者様、皆さん、無条件で人を信じてしまう優しい方が本当に多い。でも一方では、「なぜその治療が自分には必要なのか?」にまで理解が深まっていないんです。分かっていなことにすら気づいていないという側面もあるようです。

多様な価値観が求められる・認められている現在、歯科医院が多数乱立する現在では、こんな優しい考え方は要注意?ではないでしょうか?

これには歯科医師側の説明責任もあるでしょう。歯科医師には、患者様に分かり易く説明する、分かるまで説明することが問われます。

歯科医師は専門的な内容を、患者様に何とか分かって頂けるように説明します。

でもその方法に問題があるのではないか?と私は感じています。

「子供や赤ちゃんに話すがごとく、専門用語を使わないように説明する」

これです。

専門用語・専門的な内容を、言葉を変換して、分かり易く、例えて説明することで、まちがった解釈が患者様に植え付けられているように感じています。

たとえば、根管治療を「歯の神経を抜く治療」「歯の神経を取る治療」と事実を捻じ曲げて説明していることがあります。歯科医師の先生方、あれはやめて頂きたい。その論理だと、「神経取ったんだからもう痛くない?」「神経が残っているから痛い?」という間違った論理展開になります。

根管治療は細菌感染を取り除く治療であり、神経を取り除く治療ではありません。結果的に神経が取り除かれる治療であり、これが根管治療です。痛みの原因は、細菌感染です。感染を取り除けば痛みは改善します。

健全であれば、一部神経が残っていてもいいんです。これ、断髄法って言います。

神経残っていても痛くないんです。

詳しくはこちらをご参照下さい、後日、分かり易くまとめて再度配信予定です。

事実は事実、難しくても熱く患者様に語って頂きたい。その必要性を熱く語り、結果を示せば、患者様は安心して治療についてきてくれるものです。先生方、ぜひ熱く!

患者様は「なぜその治療が自分には必要なのか?」をぜひ理解する“努力”をしてもらいたい。

何とか神経を残せないのか?時を戻すことはできないのか?といった非現実的な願望に囚われることなく、現状を打開すべく、前向きな建設的な対処を、歯科医師と共に考える努力をして頂きたいんです。

これを言うと、一つ一つの治療説明に、なぜ?どうして?と、まだ起きてもいない治療に対する将来の不安に心を巡らせ、治療をやらない理由を探しまくり、一行に治療が進まない、行動しないということもしばしばです。これは良くありません。

「心配事の約80%は、実際に起こらずに済む」アメリカのある大学の調査結果だそうです。

つまりあなたの悩みの80%は、実際に起きないんです。
どうしたら良いのか分からないような心配事は、実は全体の4%。つまりあなたを悩ませる96%は「取り越し苦労」なんです。たとえ残りの4%の困難・ピンチがあったとしても、それは自分に必要な試練!ピンチがチャンス!と考えた方が前向きで楽しくありませんか?

人は、困難・ピンチがあるからこそ、成長するものです。乗り越えられるからこそ、そのピンチに気づくんです!
「晴れの日は枝が伸びる。雨の日は根が伸びる」という言葉もあります。

患者様が難しい歯科治療を一から理解するのは難しいでしょう。

でも、私が言う「理解する努力をしてもらいたい!」という願いは、「歯科医師と共にこの困難、ピンチに立ち向かう、信頼関係を築いてもらいたい!」ということなんです。

ピンチをチャンスに変えましょう!

私がマイクロスコープを使用するようになったのは、実はこのピンチがあったからなんです。

以前は拡大鏡ルーペを使用して、多くの患者様を覗き込むように必死に治療していていました。ルーペは頭部に固定します。視野を安定させるには、頭のブレは命取りです。頭部をしっかり固定しつつ患者様を覗き込みながら必死で治療を繰り返すことで、突然右肩に激痛が走り、動かせなくなったんです。流石に参りました。整形外科、大学病院の肩関節外来、接骨院。あちこち回り、注射、レントゲン、マッサージ。全部効果なしです。

流石に落ち込みネットを探すと近くにカイロプラクティックの施術院がありました。

この先生との出会いがピンチをチャンスに変えたんです。原因は無理な姿勢。無理な身体の使い方でした。呼吸もままならず必死で治療する精神性にも問題があったでしょう。まさに顎関節症における歯ぎしり、食いしばりのようなものです。診療の姿勢・取り組み方を改善することで、みるみる肩は治っていきました。その中で、診療姿勢の大切さ、正しい姿勢を保ちつつ、精度の高い治療をするにはどうするのか?ならどうするのか?カイロプラクティックの先生と共に考えました。行きついたのが、マイクロスコープの導入でした。いまでは院内に3台設置して、通常診療でも普通にマイクロスコープを使えるにまでになりました。

信頼できる人との出会いが、ピンチをチャンスに変えるんです。

皆さんも、歯科医師と十分に話し合い、歯科医師と患者様が双方に信頼した上で治療に臨む。やってみないと分からないんです。やるからこそ、新たな景色、治癒が見えるんだと思います。

でも先生、忙しそう。質問しづらいから不安。こんなこともあるでしょう。

大丈夫です。これから前向きに治療に臨むことを前提に、自分の分からないことを質問する!これはとても大切です。

こういう前向きで建設的なご質問は、歯科医師、歯科医院スタッフとしては大歓迎です。我々が一生懸命治療している内容についてお話しさせて頂ける機会をいただいているようなもの、ぜひ質問してみましょう!

でも、質問しても、歯科医院側にそのスペックがなければ、明確な答えが返ってこない事もあるでしょう。

全国の歯科医院は、患者様のニーズに合わせて各歯科医院で特徴が異なります。

保険診療主体の歯科医院、自費治療・保険外治療のみの歯科医院、その特徴は様々であり、提供できる治療法も全く異なります。

例えば、根管治療。現在の日本では、大別して2つの治療法があるでしょう。

① ラバーダムとマイクロスコープを使用した精密根管治療。

② 上記を使用しない従来の肉眼による根管治療です。

①と②の具体的な違いを分かり易く簡単に表にまとめました。詳細はコメント欄、概要欄にリンクを添付しますのでご参照下さい。

保険と保険外(自費)の根管治療の違いについて わかりやすく説明

保険と保険外(自費)の根管治療の違いについて

①は1回あたりの時間が1時間、少ない回数、短い期間で治療を行います。自費治療であることがほとんどではないでしょうか。

必ず麻酔を行い、ラバーダムやマイクロスコープだけでなく、根管治療に必要な最新機器を使用して治療に臨みます。大変コストのかかる治療です。

②は1回あたりの時間が10分から15分と聞いています。多数回、長期間にわたり治療を繰り返し行います。保険適用範囲内の治療です。ラバーダムを使用しないことから、可能な限り治療している歯への唾液の侵入を予防すべく、手際のよい、短時間の治療が望まれます。肉眼による根管治療であることから、根管内の清掃消毒方法は、①と異なります。ホルムアルデヒド製剤を使用した薬剤による根管内の消毒です。この方法では、麻酔を必要としない場合もあるようです。私はやらないので、分かりません。追加のご説明を頂けるのであれば、歯科医師の先生、ぜひコメント欄にご教授ください。

①はひとりひとりの患者様に時間を掛けた手間のかかる根管治療です。②は多くの患者様の痛みを和らげるための保険適用による「手際重視」の根管治療といえるのではないでしょうか。

まずは患者様がこの前提条件をご理解頂いた上で、全国の各歯科医院が打ち出している「特徴」をホームページなどで調べ、歯科医院を選択する必要があるでしょう。

このご理解がないと、患者様によっては、その歯科医院では出来ない事を執拗にご質問、お願いしかねません。トラブルのもとです。

Youtubeを配信するようになってから、ホント、トップオブトップのご相談として以下のご質問を頂きます。

「なんで根管治療の際に、麻酔してくれないの?」

「なんでラバーダムしてくれないの?」

「なんでマイクロスコープ使ってくれないの?」

「なんでこんなに治療期間が長いの?」

「なんで毎回毎回、治療中も治療後も痛いの?」

例えが適切かどうかは分かりませんが、

吉野家で一流ホテルのような「もてなし」を望む人、いないですよね?

吉野家は、安くて早くてうまい食事を望む人が行くファストフードです。

吉野家、上手いですよね(笑)

また、ラーメン屋でフランス料理を出してくれと言っても無理ですよね?

そもそも、用意している食材・道具・コンセプトが全く違うんですから。

フレンチレストランで、なんでこんなに高いのって質問、しないですよね?

この位①と②は違うんです。

まずはご自身の求める歯科治療を考えてみましょう!

その価値観は様々です。自分にあう歯科医院を選択しましょう。

自分に合わないのであれば、勇気をもって転院しましょう。

その方が、患者様にとっても、歯科医院側にとっても前向きな善処です。

今回の治療動画は、歯の痛みを我慢し、我慢を重ねてご来院頂いた患者様の根管治療、術前の問診と無痛麻酔の様子です。ホント優しく明るい患者様。がゆえに、ホント我慢されていらっしゃいました。ぜひ皆さんはそんなことにならないように!この動画をきっかけに、この動画ぜひ生かして頂き、近隣の歯科医院で、ご担当頂く歯科医師の先生と共に、しっかりと治療に臨まれてください!

このチャンネルや当院のホームページのブログを見て、全国の皆さんより、歯の治療でのご苦労、ご相談を大変多く頂きます。そんな皆さんに、こんな言葉を送ります。

映画「タイタニック」ってご存じですか?その映画の中、大富豪に囲まれた貧しい主役のレオナルドディカプリオがこんな素敵な言葉を云います。

「人生は贈り物、無駄にはしたくない。どんなカードが配られても、それも人生!毎日を大切にしたい!」

ポーカーで、どんなカードが配られても、決して諦めずに、ゲームを楽しむ!

この動画をご覧頂いている皆さんには、ぜひこんな気持ちで前向きに歯科治療に臨んで頂きたい!

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保険外のものの方が虫歯などになりにくく、何十年も持ちやすいのでしょうか?

差し歯も保険外のものの方が虫歯などになりにくく、何十年も持ちやすいのでしょうか?

今差し歯の土台を作っている途中のため被せ物についてもお聞きしたいです。

保険外のものの方がむし歯にありづらいということはないでしょう。

何十年ももちやすいか否かは、

・どれだけの知識と技術を持つ歯科医師が治療したのか?

・患者様の口内の状態

・ちゃんとメンテナンスで定期的に検診していたか?

これらが関連するでしょう。

被せものは、保険より、保険外の方が良い場合がございます。

でも、治療の価値はだれが施術したのかにかかります。

モノに、材料に価値はありません。セラミックだから良いというのではなく、だれが治療したのか?に価値があるでしょう。

一流のシェフはどんな材料でも美味しい食事を作ります。

その知識のない人が料理したら、一流の機材や一流の食材でも美味しくありません。 ぜひ信頼できる歯科医師を!

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神経が残っている歯と残っていない歯だと歯の根で折れる確率は変わるのでしょうか?

虫歯で左上前から5番目の歯が差し歯になったのですが、神経が残っている歯と残っていない歯だと歯の根で折れる確率は変わるのでしょうか?

父の前歯の差し歯が40年ほど取り替えはしましたが残っているので自分もそうなる可能性はあるのか知りたいです。

また差し歯は永久にはもたないと思うのですが、20代や30代だとインプラントがやはりいいのでしょうか?

左右の歯は治療もほぼしていない歯です。部分入れ歯は食事の際不快に思ったり、他の歯に負担をかけたりでいい印象がなく、ブリッジも他の歯を削りたくないためとても不安です。

①神経が残っている歯と残っていない歯で、歯の根で折れる確率は変わるのか?

→はい。変わります。 神経のない歯の方が、歯の根が折れる確率は高いかと思います。

でもすべて折れるということではありません、対応策があります。

詳しくはこちらの動画をご覧下さい!

 ②インプラントがいいのか?入れ歯が不快?

→おっしゃる通りですね!

他の歯に負担をかけないためにもインプラントでしょう! チャンネルの再生リストに「インプラント」の項目があります。 ぜひご活用下さい!
https://www.youtube.com/c/%E5%AE%AE%E5%B4%8E%E6%AD%AF%E7%A7%91%E5%8C%BB%E9%99%A2/playlists

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歯医者 インプラント 45万円 費用 妥当性?

本日近くの歯医者でインプラントを勧められました。

大体1本45万と言われて2本やるので90万です。 妥当なのでしょうか?

コメントありがとうございます。

金額の妥当性は、患者様のご希望とご担当する歯科医師の技量により様々です。

大前提として、患者様がインプラントに価値を見出しているか否か?まずはこれが大切です。

インプラントを必要としていない人にとっては、全く無価値、高額です。

しかし、インプラントの適応症であり、尚且つ残っている歯を助けるために必要不可欠なインプラント治療であれば、これからの再治療の可能性を極力少なくすることのできる、とてもコストパフォーマンスの高い治療となるかもしれません。

ご担当頂く先生と、口内全体にわたる治療計画を通して、十分ご相談頂くことをおススメいたします。

また、歯科医師の技量によっても金額の妥当性は変わるでしょう。

症例の多い歯科医師であれば、当然診断能力、治療計画、治療方法、術式、技術知識全てにおいて優れている。当然治療費も高額となるでしょう。

しかしそれによって得られる以上の価値があるのではないでしょうか。

症例数の少ない、経験の浅い歯科医師であれば、上記の通りにはいかないでしょう。

現在はどの歯科医院でもホームページなどがあるでしょう。

そこにはご経歴や症例などが記載されているのではないでしょうか。

そういった記載を参考にしつつ、実際にお会いして、信頼に足る歯科医師であるか否か?医院の雰囲気はどうか?お確かめください。

その点について、簡単ではありますが、まとめた動画がございます。
ぜひご参考下さい。

このほかにも、当院のチャンネル、再生リストに「インプラント」の項目がございます。
ぜひご活用下さい。

ちなみに、45万円は当院とほぼ同額の手術費用です。

私と同等、もしくはそれ以上の技術レベルをお持ちの歯医者さんではないでしょうか。
再度、ご自身でご確認下さいね!

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根本が膿んでいる ぽこっと丸いしこり 抜歯?

はじめまして! 一年前に奥歯は神経を抜き銀歯にしました。

その後半年後に激痛が…レントゲンを撮ると根本が折れて、膿んでいました。

抗生物質を飲んで一時的に良くなりますがぽこっと丸いしこりのようなものは無くなりません…。

先生からは抜いてセラミックにするかインプラントと言われました…

一ヶ月待ちますがまた痛みがひどくなり決断を迫られてます。

アドバイスあればよろしくお願いします。

そうなんですね、残念ですね、、、。

当院には大変の多くの患者様が他院にて「歯が折れているから抜歯」と宣告され来院されます。
確かに歯が折れてしまっている症例もありますが、それと同じくらい、「ヒビ」が入っている程度、抜歯する必要のない症例も多数あります。
そんな患者様には、この動画でご説明させて頂いている通り、実際に折れている所をご自身でご確認いただくことをおススメしております。
そのためには、マイクロスコープなどの機器で一度ご確認いただくことを強くおススメしております。
割れていることがしっかりと確認できたのであれば、抜歯が最善の治療法でしょう。
歯が折れてしまった原因は、おそらくではありますが、噛む力が強いこと、歯ぎしりうや食いしばりによるものではないか?と推察致します。
そのような症例では、両隣の歯で支えるブリッジより、歯を再生させるインプラント治療の方が、より多くの歯で「力」に対抗できるため、インプラント治療が最善の治療法といえるでしょう。
また、すでに両隣の歯が『削ってある歯』であれば、それを利用してのブリッジも簡便な治療法かもしれません。
まずは本当に抜歯が必要なのか?をご確認下さい。
抜歯後の治療法、インプラント、ブリッジ、入れ歯、移植はご担当頂いている先生と十分にご相談下さい!
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