月別アーカイブ: 2021年3月

【20分ノーカット】根管治療は簡単には、するな!(※根管治療が良くないという動画ではありません) #マイクロスコープ #MTA #ラバーダム #ドックベストセメント

※ この動画は、根管治療が良くない・しない方がいい!という動画ではありません。 根管治療が必要となるか否かにつきましては、ぜひ近隣の歯科医院、最寄りの歯科医院で十分なコミュニケーションのもとご相談下さい!

【タイムスケジュール】

00:04 この動画について
00:23 術前の問診
00:32 ドックベストセメント治療について
01:00 今回の治療の理由
01:12 自分の神経が信頼できない
01:19 術前のCT画像所見
01:30 自分を信じて!(笑)
01:43 痛い時は左手です!
02:17 麻酔の瞬間!今、刺しました!
02:24 無痛麻酔中
02:46 痛みを我慢する必要なんか一切ない
03:04 治療後の注意事項
03:19 治療中のコミュニケーションは右手と左手と無視?
03:47 お口をゆすぎましょう!
03:58 コレ?麻酔ですか?
04:13 追加麻酔中
05:01 ラバーダムについて患者様にご説明
05:14 ラバーダムの重要性について
05:52 舌側へ麻酔を拡げる様子
06:15 お口を大きく開ける練習(リンク添付)
08:10 両隣の歯がつながっている?
08:20 つながっている部分を削り取る
08:34 これから治療する歯をマイクロスコープで確認
08:46 1つ手前の歯をコンポジットレジンで応急処置
09:55 バイトブロックの装着(つっかえ棒)
10:17 ラバーダムを装着
11:09 術前に歯の表面に付着した汚れを洗浄消毒
11:36 詰め物(セメント)を外す
12:06 ドックベストセメントを取り除く
12:18 施術されていない2カ所目のむし歯を治療する
12:55 肉眼では見えない?CTの有効性(リンク添付)
13:15 う蝕検知液でむし歯を染色
13:38 歯の『硬さ』でむし歯をチェック
14:15 さらにむし歯を削り取る
14:40 喉の奥に溜まった水を吸う
14:51 隔壁を造る
17:10 神経に近い深いむし歯をマイクスコープで診ながら削り取る
15:37 マイクスコープで歯の神経を見る
17:28 神経が残る生存率は7割
17:49 根管治療が必要となる可能性の高い『術後の症状』とは?
18:30 歯の神経を保護するMTA
19:16 治療終了
19:32 【初見様は必ず御覧ください】動画最後のコメント

【前編】神経を抜くな!全部見せます・ノーカット(問診と無痛麻酔) 


【後編】神経を抜くな!全部見せます・ノーカット(実際の治療の様子)
 

 

 

 

保険内の根幹治療って、大体失敗する?

先生の動画を見てると保険内の根幹治療って、大体失敗するんじゃないかと思います。

実際、前歯とかは出来ても、奥歯になってくると成功率めっちゃ低そうに思えますがどうなんでしょうか?

この動画の7分8秒から、ぜひまずご覧ください。

全国の歯科医院では根管治療の方法が、大別して2種類です。

そのご理解がないと、歯科医院と患者様との間でトラブルの元です。

ぜひ上記動画、途中からでかまいませんのでご覧くださいね。

その上で、上記質問に回答させて頂きます。

たしかに、ラバーダムを使用しないことは、その成功率に影響を与える可能性が高いかと”思います”。

「思います」と表現し、断定しなかったのには、理由があります。

①ラバーダムを使用した場合、しなかった場合について、その是非を論評した論文がない!という事実

②すべての論文を私がチェックしたわけではないということ

③私がラバーダムを使用するようになってから、「治りづらい」症例が格段に少なくなったという事実

この3つがその理由です。

まず、むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であるということ。

これは1965年に発表されたKakehashiらの研究で明らかにされています。

根管治療とは、つまり、細菌の感染を取り除く治療。

その治療の際中に唾液が混入することは、治癒を阻害するばかりでなく、再感染の可能性を高めること。

これも明らかです。

そのため、それをする・しない?を評価する論文が皆無です。

こんな論文があったとしたら、それは人体実験。悪いと分かっていてなぜそれをするの?って話。

でも、ラバーダムを使用していない歯科医師が大変多いという事実。

この矛盾。私も以前はしていませんでした。

それはその術式が煩雑だからです。ただ、その当時から、「唾液は入らないように」という配慮は徹底していました。

でも入っているかもしれない。

そんな不安定な状況で治療していたこともありました。

そのため、治りづらい患者様もいらっしゃったのは事実です。

しかし、ラバーダムを装着するようになってから、適切な治療コンセプトで根管治療に臨むようになってからは、治療の成功率は激変しています。

いまだ根管治療法には2種類に大別されている日本。

それは、歯科医師の知識・意識の前に、そうせざるえない「日本の保険医療システムの限界」があります。

そんな中、必死に治療しているのが今の現在の日本の歯科医師です。

ぜひそのご理解を頂いた上で、ご自身の希望に合った歯科医院をご選択下さい。

ラバーダムをせずとも、そのデメリットをメリットに変えて、手際よく治療を行い、結果を出している歯科医師の先生、沢山いらっしゃいますので!

 

 

土台・被せモノを外すと歯が折れる?リスクがあるから様子をみる・・・・?

10年ほど前にした根管治療の箇所が、最近の検診で膿?炎症?していることが判明しました。

治療するには、被せたものも外すので、残ってる歯の破損、もしくは抜歯する可能性もありリスクが大きいと。

生活に支障がなければ、リスクを考えると今すぐに治療しなくてもいいと言われました。

炎症が確認されても、様子を見るというパターンもあるものでしょうか?

コメントありがとうございます。

「炎症が確認されても、様子を見るというパターン」はあるのか?というご質問、回答させて頂きます。

これは私の見解です。歯科医師によって、その知識・持つ治療オプションは様々ですので、参考の1つとしていただければ幸いです。

この場合、その状態を明確にパターン分類する必要があるでしょう。

それは以下の2つから、4つにパターン分類されます。

・炎症の有無
・治療をする、しない

①炎症 有 治療 する
②炎症 有 治療 しない
③炎症 無 治療 する
④炎症 無 治療 しない

④については、炎症もなければ、当然、治療する必要もありません。
①については、歯科医師が炎症があると診断して、なおかつ患者様にその希望があり、その歯科医師が治すことができるのであれば、議論の必要もないでしょう。

つまり、この①と④には問題はないでしょう。

まれに、③のような状況もあります。
これまでのご苦労やこれまでの歯科医師への不信感から、「この治療した歯には何かあるはず?」という気持ちのもとに、来院される方もいらっしゃいます。
その際は、何もないことを証明するために治療介入することもあります。

問題は②です。

②の炎症が有ると歯科医師が診断しているにもかかわらず、「治療をしない」という決断に至る場合です。

これには、治療を決断しづらい理由がさらにあるでしょう。

1)治療しても、治らないかもしれない
2)痛みを伴う
3)時間がかかる
4)費用がかかる
これは患者さま側の「やらない理由」です。

歯科医師側の理由としては、
5)それを治す治療オプションを持ち合わせていない
「治療をしても治らないかもしれない」「違和感が残るかもしれない」状況がこれです。
6)患者さんが上記1)~4)のリスクを恐れて、決断しないため、治療に踏み切れない
7)そもそも、その状態を治せる・治せないという判断基準すら持ち合わせいない歯科医師の「知識技術経験不足」

今回の場合、「被せたものも外すので、残ってる歯の破損、もしくは抜歯する可能性もありリスクが大きいと。」
とのこと。

治療することによるリスクとして
・被せモノを外す際に、歯が破損する
・治療することで抜歯となる可能性がある

この2点が治療により生ずるリスクとされています。

担当する歯科医師から、説明された言葉が「これだけ」なのであれば、間違いなく、「治療はしない!」ほうがいいでしょう。
なぜならば、治療リスクに対する対処法の説明が無いからです。

例えば、当院の例でご説明しましょう。

他院から、以下のようなことで紹介・転院されるケースが大変多くあります。

「このコア(土台)を外そうとすると、外すときに折れてしまうことがあるので、生活に支障がないならこのまま様子を見て下さい」と言われました。
こんなケースです。

当院では、そんな患者様に以下のような説明をします。

『確かに、外す際に、そのようなことがあるかもしれません。
でも、当院ではマイクロスコープを用いて、その土台を全部削り取っていきます。
外す際に、折れるなどということはありません。ただし、費用や時間がかかります。

また、外している状況は、マイクロスコープで動画撮影しているため、私がミスするなんてことはないでしょう。

ただし、そもそも、外してみたら、折れていた?なんてこともあります。
それについてもマイクロスコープで画像を記録しているので分かります。

また折れていることが判明した場合は、基本抜歯です。
抜歯は残念なことですが、今回治療に臨むことで、割れていなければ大変うれしいことですが、割れていることが判明することも、早期発見早期治療。
前向きな善処です。

抜歯することになった場合は。。。。。。』

このように説明を行っています。

その上で、患者様がどうお考えになるか?
この時点で、痛みや時間や費用などの「治療とは別のこと」に目が行く患者様は、そもそも「治療をするつもりがない」ようです。
そのような時は、「様子を見ましょう」とお伝えしてご説明は終了です。

・患者様が何をリスクに感じているのか?
・歯科医師はそのリスクに対応できるのか?
・そもそも、その現実の説明と対処法をした時に、患者様は本当に治療をしたいと思っているのか?

この3点について、患者様、歯科医師がしっかりと認識したうえで治療に臨むことがとてもとても大切です。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

歯の神経を残すために出来ること?むし歯の予防法

里帰りできず、現在アメリカの歯科に通ってます。古い詰め物の隙間から神経に近いところまで虫歯ができている現状です。ギリまで削って神経に達しなければ仮のクラウンで数週間痛みがないか様子見、もし神経まで見えたらそのまま神経とりますとのこと。神経治療は保険あっても20万円はするので、金銭面からも避けたいところです😭痛みや違和感は全くない歯なので、治療開始前の今宮﨑歯科医院さんを知れて嬉しいです!出来るだけ神経を残すため私にできることは何かありますでしょうか。状況が落ち着く秋頃里帰り予定ですが、それまでほっといて悪化させるのも良くないし、米国での神経治療は避けたいしご意見お聞かせいただけたらうれしいです!

コメントありがとうございます!

保険があっても20万円もするんですね!
神経取るのも大変ですが、金銭面でもご負担ですね。

出来るだけ残すためにできること。
実際に拝見していないため、適切ではないかもしれませんが、歯に負担をかけないという観点からであれば、次のことをぜひお試しください。

①平常時は口を閉じて鼻呼吸
②身体に余計な負担をかけない

この2点です。

①口があいていると、唾液が枯渇し、口内環境が悪化します。
平常時は唇を軽く閉じ、舌は上あごにべったりと付け、上下の歯はわずかな隙間があり接触しません。
この状態で鼻呼吸。いわゆる座禅を組む時の呼吸法であり、鼻呼吸、腹式呼吸です。

これにより、口内には唾液が適切に流れ、噛み締めることもなく、歯への負担は軽減されます。

②負担をかけないこと、これ大切。以下にいくつかご説明します。
1)食生活
身体を酸性に傾けない食生活が大切です。
脂質、糖質に偏ることなく、たんぱく質、ビタミン類を摂取しましょう。
軟らかいものばかり、ファストフードなどの食生活では、身体が酸性に傾き、末梢血流量が減少、免疫が低下します。
むし歯の進行を助長しかねません。

2)ストレス
精神的ストレス、肉体的ストレス(疲労)は、身体の免疫機能を低下させます。
ストレスにより、自律神経系が乱調し、口呼吸、くいしばりを助長しかねません。
ストレスコントロール、つまりは時間と他者のとの人間関係のコントロールが、歯に対する負担を軽減します。

3)姿勢
猫背の姿勢、前のめりの姿勢は、歯に負担をかけるだけでなく、食いしばりの原因です。

むし歯の進行は、唾液中に存在する細菌だけでなく、また、歯ブラシをしているしていないだけではありません。

どちらかというと、上記①②の比重が高い。
とくに、ブラッシングが出来ているにもかかわらずむ、むし歯になってしまう方は、①②が原因であることがほとんどです。

これに加えて、最後に、食後はブラッシング。寝る前にブラッシングを適切にしていただければ、むし歯の進行は緩徐なものであり、多少むし歯があっても大丈夫な方、大変多く拝見しております。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

保険適用だけで治療?

家の近くには最新の機器とラバーダムとかレーザーなどの設備がある歯医者がありません。

先生の患者で保険適用だけで治療を希望される方が、いらっしゃいますか?

保険適用のみで治療して頂く場合に先生の所は敷居が高くて通院し辛い気がします。

コメントありがとうございます!

そうですね、大変悩ましいご質問です。

結論から申し上げます。

当院では、「治す」ために「保険診療でっ十分対応できる!」という回答は、患者様にはしていません。

だからといって、すべて保険外治療という話でもありません。

たとえば、根管治療や歯の神経を残す治療やインプラント治療、これはすべての保険治療で賄うことは現時点、当院ではできていません。

患者様に「できるだけやり直しの無い治療」「自然に見えるように」などのご希望を頂いた場合は、「セラミック」の選択肢が浮かびますが、これも保険外治療です。

また、「銀歯で大丈夫ですか?」と言われてしまうと、物理的強度には問題ありませんが、現在の歯科医療において、「セラミック」「ジルコニア」といった選択肢がある中で、「銀歯が大丈夫」とはいえないのが正直なところです。

当院には、大変多くの方々が、全国各地よりご来院頂きます。
それぐらい、お困りになっているのでしょう。

こちらからご説明しなくても、保険外治療をご希望になる方、私が一番良いと思うやり方でお願いします!といったお言葉を頂くことがしばしばです。

だからといって、保険治療だけで治療を希望される方がいない?ということではありません。
問診表にも「保険治療のみ希望」といったチェック欄がございます。

そのような患者様でも、当院のYoutubeチャンネルや、当院での説明、当院での治療の様子を見て頂くと、お心持が変わり、保険が治療についてのご質問が出ることがほとんどのようです。

たしかに、無い袖は振れません。法外な治療費はみんな無理でしょう。

みんな大切なお金、どこにその費用をかけるのか?かけるだけの意味があるのか?ホントに治療をしたいのか?ホントに自分自身の歯を治したいと”自分”は思っているのか?お金と治療、天秤にかけては、いないのか?

人間は、感情の生き物です。
理屈も大切ですが、行動のきっかけは「感情」と言われています。

「こうしたい!」「こうなりたい!」このポジティブな感情が、道を開きます。
ネガティブな感情では、心は守りに入り、結果は得られません。

こんなポジティブなお心持になれるように、当院ではスタッフ一同、皆さんの治療に貢献しています。

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

 

横向きの親知らずは虫歯のリスクが高い

左下の横向きにはえた親知らず。 被さっていた歯茎が動いて露出したのか、一ヶ月前くらいに親知らずの端っこがちょろっと露出してるのに気が付きました。 下で触った感じがこれまでと変わったこと、臭い玉みたいな臭いカスが出てきたことから定期検診で歯医者さんに伝えたのですが、 今どうってことはないからと言われて終わってしまいました。 調べると露出してる横向きの親知らずは虫歯のリスクが高い情報が出てきて、歯医者に不信感が出てきてしまいました。 先生ならどう判断されますか?

コメントありがとうございます!

お答えする前に、大前提として、残念ながら、口内を拝見できていないため、推測の域を出ないアドバイスとなることをご理解下さい。

現在、診て下さった先生は、「今はどうってことない」との御診断。
それは、「様子を見た方が良い」というご判断でしょう。

ご質問頂いた方のご年齢や生え方、その状態が分からないので、何とも申し上げられませんが、現時点では、抜かないほうがよりベストな判断であると決断されたのでしょう。

ただし、これは正論であり、たとえ正論であったとしても、患者さまは不安に感じてしまうこともあります。

『調べると露出してる横向きの親知らずは虫歯のリスクが高い情報』
この知識は、どんな歯科医師でも持ち合わせている常識です。
その上で、現時点では抜歯は相応ではないと診断さえています。

この点を踏まえたうえで、他院に相談をお願いするか?または現在かかられている先生に再度ご相談するのか?を決めて頂ければと感じております。

ちなみに、私も、明らかな症状や患者様の強いご希望が無い限りは、親知らずを抜歯しましょうとはおすすめしていません(笑)

抜歯後、ホント、痛いんで、親知らずの横向いた歯、、、
患者様に相応のご決断を頂かないと、「抜かれた、、、」と言われてしまいます(笑)

良かれと思っておすすめしたのに、「抜かれた」的な被害者意識が働いてしまっては、歯医者さんはホント辛い(笑)

そんな背景もあるかも?しれません。
ぜひ十分なるコミュニケーションを!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

根管治療 神経から出血 ご質問

はじめまして。初めてコメントさせていただきます。

本日、根管治療スタートしました。

事前に先生の動画を知り、たくさん拝見して今回治療に挑みました。 どんな事をするのか、先生の声かけ、説明、助手の方の動きを見て、こんな風に治療していくのかぁと頭に入れて治療に臨んだのですが、担当の先生の方は、声かけもなく、またラバーダムの説明や今回使うという説明はなく、治療中いきなりラバーダムをつけだしたのには驚きました。

何をされてるかわからない患者側からすると、声かけ、説明は大事ですよね。

今回、治療していくと、神経からかなり出血があったそうで、まずは血を止めないと、、とおっしゃっていて、何か処置をされてたみたいですが、出血が多いとはどんな状態だったと推測されますか?

また、血が収まってからか、根管治療を再開しましたが、時間がきたので蓋をして次回に持ち越しになったのですが、仮歯もしてない削ったままのでこぼこの歯にセメントの様な物を塗って終了しましたが、この状態で次回まで4日間ありますが大丈夫なのでしょうか?

長文失礼しました。 お返事何卒宜しくお願い致します。

コメントありがとうございます!

ラバーダムをして根管治療をして下さっているとのこと、とても良い歯医者さんですね!

声掛けは結構、難しいんです(笑) 実は(笑)

ひとりひとり性格も価値観も、歯の状態も、病状も、治療に対する反応も、ご希望もご心配度合いも違う患者様の状況を『予測』した上で、治療しながら予測しながら声をかける。

自分で言うのもなんですが、とても難しいことのようです(笑) 
1センチにも満たない歯の内部の感染を取り除いているので、ホントは息をとめて治療をしたのが、すべての歯科医師の気持ちでしょう(笑)

私は『特殊』なようです(笑)

その大前提に立ったうえで、ラバーダムをして根管治療をして下さっている先生、たとえ無言であっても、仕事に真摯に取り組まれている姿勢を感じます。

ご質問頂いた内容からでは、正直、全く分かりません(笑)ごめんなさいね!

ご担当の先生に聞くのが一番手っ取り早いでしょう!

「神経から出血」この言葉だけで解釈するならば、神経が細菌感染により炎症を起こした「急性の歯髄炎」の状態であったと推測されます。

そのような際は、その出血を治めること第一に考えます。

それが為されている様子、大丈夫でしょう!

また、根管治療後は、できれば噛んでもらいたくありません。
傷口を叩くような状況となってしまいます。治るものも、治りませんので。私も仮歯は入れませんし、入れる際は、噛まないように設定していますよ。

これも適切に行われているご様子。

また「セメント」で仮蓋をして下さっているとのこと。
これも、素晴らしく適切。
緊密に仮蓋をすることは、根管治療に必須です。

全部適切かも(笑)

心配せずに、ご担当の先生に病状を聞いても問題ないかと!先生は、聞かれて困るようなことは一切していないように感じますよ(笑)

歯科治療に限らず、すべての仕事は問題解決であり、この中で一番大切なのは、『コミュニケーション』です。

患者側から、歯科医師側から、適度なコミュニケーション、挨拶、笑顔、これ大切ですよね。

ぜひ!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

 

 

根管治療 歯が破折・折れづらくする方法

再根管治療をしなければならないのですが先生の動画を見て マイクロスコープ.ラバーダム.MTA使用している歯医者🦷さんに決めました。

精密根管治療をすると破折しにくくなることはありますか?

コメントありがとうございます!

『精密根管治=破折しにくい』とする論文は読んだことがありません。

破折しにくくするにはどうするのか?という内容はこちらの動画にまとめています。
ぜひご覧下さい。

〇歯の神経を取っても『歯は弱く脆くなりません!』原因は他にあります! 

〇歯の神経を抜いても、脆く弱くならない被せ方。4つのポイントについて!

 

 

 

【後編】神経を抜くな!全部見せます・ノーカット(実際の治療の様子) #神経を残す​ #MTA​ #ラバーダム​ #マイクロスコープ​ #ドックベストセメント

【タイムスケジュール】

00:04 この動画のご説明
00:37 バイトブロックの装着(つっかえ棒)
00:59 ラバーダムを装着
01:51 術前に歯の表面に付着した汚れを洗浄消毒
02:18 詰め物(セメント)を外す
02:48 ドックベストセメントを取り除く
03:00 施術されていない2カ所目のむし歯を治療する
03:37 肉眼では見えない?CTの有効性(リンク添付)
03:57 う蝕検知液でむし歯を染色
04:20 歯の『硬さ』でむし歯をチェック
04:57 さらにむし歯を削り取る
05:22 喉の奥に溜まった水を吸う
05:33 隔壁を造る
06:19 神経に近い深いむし歯をマイクスコープで診ながら削り取る
07:52 マイクスコープで歯の神経を見る
08:10 神経が残る生存率は7割
08:31 根管治療が必要となる可能性の高い『術後の症状』とは?
09:12 歯の神経を保護するMTA
09:58 治療終了
10:14 【初見様は必ず御覧ください】動画最後のコメント

今回の動画は歯の神経を取らずに抜かずに温存する治療 1回20分で終了した治療の様子をノーカットでご覧頂きます。

前編はこちら、痛く無い麻酔と楽しい会話、ぜひ先にご覧下さい!


良く見えなければ、メガネ、掛けますよね?いくら、目を凝らしても肉眼では全く見えないむし歯の細菌を、マイクスコープとラバーダムを活用して徹底的に取り除きます!

今回は後編、10分ノーカット。

マイクスコープ、ラバーダム、MTAを活用した歯の神経を残す治療の様子、余すところなくノーカットです!

コメント欄にタイムスケジュールを添付します。こちらもご活用下さい!

 

 

 

ジルコニアやセラミック、ファイバーコアやメタルコアの寿命や良し悪し

セラミックの良し悪しやについても話して頂きたいです。 ジルコニアやオールクラウン、ファイバーコアやメタルコアの寿命や良し悪しなど…。

コメントありがとうございます!

ファイバーコアやメタルコアについてはこちらをご参照ください。

〇歯の神経を抜いても、脆く弱くならない被せ方。4つのポイントについて!《ラバーダムを活用したセラミッククラウン装着の様子》
https://youtu.be/M9C1r7fgnNc

寿命の良しあし、治療の良しあしは、セラミックやジルコニアなどの材料が決めるものではありません。
ぜひこちらをご覧下さい。

〇セラミック治療はするな!!《保険外治療・セラミック治療は本当に良いのか?やり直しのない歯科治療に大事なポイントとは?》
https://youtu.be/613kjbwdyxc

〇【セラミック治療はやるな】銀歯を白くしたら痛くなった?その『予防策』について解説!
https://youtu.be/XOJS-dzGTnc

〇セラミック・保険外自費治療ってホントに良い治療なの?
https://youtu.be/5HJDTts9UFc

現在では、力のかかる小臼歯・大臼歯には二ケイ酸リリウムのe-max(オールセラミックス)あるいはジルコニア、前歯には二ケイ酸リリウムのe-max(オールセラミックス)が第一選択であるとする見解が、世界の歯科治療における大きな見解のようです。

それ以外の選択肢は原則ありません。
化学的物性と物理的物性から、この2つがおススメです。
詳しくはこちらのリンクをご参照ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/17270

治療の良しあしは、その材料の良しあしもありますが、それだけではありません。

たとえば、食事。
美味しい食事は、「その素材の良しあし」もありますが、それ以上に大切なのは、だれが作るのか?ではないでしょうか。
一流のシェフならば、どんな食材、どんな料理器具を用いて、その食材の良さを最大限に発揮した美味しい食事をつくるでしょう。

逆に、三流のシェフならば、どんな優れた治療器具、どんなに素晴らしい食材でも、その良さを十分に発揮できないかもしれません。

また車。どんなに素晴らしい車でも、悪路ばかりを走っていては、また、メンテナンスを怠っては、すぐに壊れてしまいます。

コンビニのように、どこで買っても同じ品質が得られれば良いのですが、歯科治療はそうはいきません。
材料の良しあしの前に、チェックすべきこと、あるかもしれません。

コメントありがとうございます!
今後もぜひ、このチャンネルをご活用ください!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル