コメントありがとうございます。
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
治療の術式は様々です。
また、その歯科医師のもつ知識・技術・経験。
その地域で求められる歯科医療も様々です。
同時に、受診される患者様のご希望、ご心配、価値観、費用に対する希望なども千差万別でしょう。
さらに、歯科医師と患者様とのコミュニケーションの深さについても図り知ることはできません。
そのため、当院にご来院頂く患者様に対しても、コメント欄でのご質問に対しても、これまでの治療に対する正否や妥当性については遠慮させて頂いております。
ご理解いただければ幸いです。
その上で、
・術前症状なし
・削る範囲は、象牙質まで。
・露髄はしなかった
・歯髄を削らない
このような条件の場合、当院ではどのように治療するか?について回答します。
当院では、むし歯が歯髄まで2mm以内となった場合は、CTを撮影し、その距離を確認しつつ、ラバーダムとマイクロスコープで治療に臨んでいます。
むし歯をどこまで削るのか?については術前に決めることはせず、また患者様にもお約束することはありません。
う蝕検知液に染色された部分は徹底的に削り取り、着色部はその硬さをもって、むし歯か否かを判定しています。
むし歯を取り除くことで、結果として露髄する場合もありますが、露髄したとしても、神経が健全であれば、MTAなどの覆髄材で神経の保護に努めています。
神経を保護する薬としては、水酸化カルシウムあるいはMTAがその予知性として優れた効果を発揮するといわれています。
おそらくではありますが、水酸化カルシウムを含む薬剤を使用されていることでしょう。