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インプラント 《新橋内幸町虎ノ門》宮崎歯科医院 失敗症例

インプラント 失敗症例 都内港区内幸町新橋虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科歯医者 宮崎歯科医院

インプラント手術室特別診療室完備 都内港区新橋内幸町虎ノ門の歯科歯医者上記CT画像は、インプラントの失敗症例。当院で撮影したCT画像です。

先週、当院の手術室にて、黄色矢印部のインプラントフィクスチャーを摘出し、骨を回復するGBR手術を行いました。

インプラントは、歯を失った部分の骨(歯槽骨)内に、チタン製の「フィクスチャー」という人工歯根を埋入し、その上に人工歯を差し込み、歯を再生させる治療法です。

本症例は、他院にて施術して頂いたインプラント。
歯ぐきが慢性的に腫れており、痛みがあり来院されました。

人工歯(上部構造)を外すと、インプラントフィクスチャーの上部が折れていました。

インプラント 失敗症例 都内港区内幸町新橋虎ノ門日比谷霞ヶ関歯科歯医者 宮崎歯科医院 失敗の理由について

インプラントフィクスチャーは、その全部を「歯槽骨内に埋入設置する」ことが必要です。本症例では、フィクスチャーがすべて骨内に埋め込まれておらず、埋め込まれている部分は全長の半分ほどでした。このサイズ(長さ)のインプラントフィクスチャーならば、黄色線まで歯槽骨が必要です。

このような病状を、インプラント周囲炎といいます。

骨内に埋め込まれていない場合、本症例のように、インプラントフィクスチャーが折れてしまいます。

GBR 骨のないところに骨をつくる インプラント先週当院手術室にて、フィクスチャーの摘出手術と同時に歯槽骨の回復手術を行いました。経過は良好です。

インプラント治療は「術前の診査」を徹底すれば、失敗が少なく、患者様が得られる利益の多い治療です。

本症例であれば、インプラントフィクスチャー埋入前、あるいは同時に、GBRを併用すればこのような結果には至らなかったかもしれせん。

宮﨑歯科医院では、術前に当院常設のCTでインプラントシミュレーションを行います。
無痛麻酔、無痛手術。失敗のない安全なインプラント治療を目指します。

インプラント 症例実績 症例数

 

 

 

 

再根管治療、やり直し治療でも根尖病巣は治る! #再根管治療 #成功率

根管治療 やり直し 術前術後 マイクロスコープラバーダム当院にご通院いただいている患者様のレントゲン写真です。
初診時と1年後。

①、②、③部を見て比べていただくと、根尖病病変・病巣(レントゲン上で黒く写し出されている部分です)の「治癒」の様子が分かりやすいでしょう。

根管治療 やり直し 術前術後 マイクロスコープラバーダム 上顎小臼歯 3根管 根尖病巣病変治すマイクロスコープ 根管治療根っこ神経の治療 精密歯科治療 神経を残す治療 東京都内港区千代田区新橋虎ノ門内幸町霞ヶ関日比谷神谷町銀座 歯科歯医者上レントゲン写真は①の拡大比較写真です。
上顎小臼歯の再根管治療。初診時は歯ぐきは腫れ、黒く根尖病変が認められます。

ラバーダム、マイクロスコープ、CTを活用し、再根管治療を行いました。

上顎小臼歯には珍しい3根管(黄色矢印)。適切な治療をおこなうと、根尖病変は早々になくなります。

根管治療 やり直し 術前術後 マイクロスコープラバーダム 下顎小臼歯大臼歯MTA 根っこに穴が空いている 根尖病巣病変治す
②部の拡大画像です。他院で抜歯と診断された歯の再根管治療、術前術後です。
黄色矢印部の改善がよく分かります。
こちらも術前は慢性的に腫れている状態。MTAを併用したマイクロスコープ再根管治療です。

の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

根管治療で細菌の感染を取りきれば上画像のように治ります。

難しいことではありません。大丈夫!必ず治ります。

ただし、治るポイントは3つ。これ大切。

ラバーダムの装着
治療中に根管内に唾液が入り込んでしまっては、感染を取りきることはできません。そのため、ラバーダムは絶対に必要となるのです。

② マイクロスコープの使用
肉眼では暗い、微細な根管は見えません。
当然、見えない細菌など見えないでしょう。感染を取り去るには「それを診る目」が必要です。それがマイクロスコープ。
肉眼でも大丈夫、拡大鏡でも大丈夫!なんていう歯科医師も多い。私も10年以上前はそうだった。いま、マイクロスコープを使用した治療をして思うこと。
「以前は、患者様の治癒能力に頼った治療だったかもしれない・・・」

ラバーダムとマイクロスコープ 根管治療
CT
必ずではありませんが、あるとすごく便利です。
レントゲンは3次元を2次元に落とし込み、わかりやすく拡大縮小しているため、概略はつかめますが、精度に劣る。例えるならば、「世界地図」のようなもの。実際の形ではない。
CTは3次元を3次元として表現できる優れた診査診断機器。根管治療に限らず、インプラント治療や歯周外科治療など、すべての治療において非常に有用な機器といえるでしょう。

正しいコンセプトとは?適切な治療環境とは?

当院では、正しいコンセプトのもと、適切な治療環境を整えて治療に臨んでいます。

宮﨑歯科医院 院内のご紹介 マイクロスコープ 手術室完備宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

 

 

 

 

根管治療 治らないケース 樋状根2症例

上動画は、根管治療のご希望で来院された患者様 2症例、ともに下顎の大臼歯、「樋状根」です。そして2症例共に根管治療では治らない、つまり「抜歯が最善の治療法」となる症例です。

根管治療 治らないケース 抜歯が最善の治療法 第1症例 歯が黒い 膿んでいる グラグラする最初の症例は、他院で根管治療を行うも痛みが取れず、その医院で大学病医院を紹介するという段階にまでなり、まったく痛みが治まらないため当院にご相談された患者様です。

他院での治療の際は、ラバーダムの装着はしていなかったとのこと。歯の内部は真っ黒。むし歯です。歯は触ると痛みがあり、歯ぐきは腫れて膿んでいる状態でした。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。感染した細菌を取り去るのがむし歯治療の目的です。本症例のように、歯の形はあるものの、それ自体がすべてむし歯になってしまっていては、根管治療は意味を為しません。

根管治療は「歯の内部の感染」を取り去ることです。
歯自体が感染していては、抜歯が適切な感染源除去の治療法となります。

根管治療 治らないケース 抜歯が最善の治療法 歯に穴があいている ヒビが入っている マイクロスコープもうひとつも樋状根の症例です。
かなり以前に根管治療をされた患者様。歯ぐきが以前から腫れていたため気になり、治療をご希望になりました。

クラウンを外し、ラバーダムを装着した上で、根管治療の状態を拝見したところ、内部は感染していました。以前に詰めた樹脂をマイクロスコープで見ながら慎重に取り去ると、根管の癒合部に大きな穴が開いており、そこから出血と排膿が認められました。またその癒合部上部の歯質には「ヒビ」が入っていました。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

多少の穴ならば、MTAを用いて封鎖は可能ですが、本症例のように「ヒビ」が入ってしまっていると、歯は噛む力に対抗できず、折れてしまいます。
患者様にはこの動画を見て頂き、周囲への感染の波及を予防するために抜歯が最善の治療法であることをご説明させていただきました。患者様は、できれば抜きたくない、とのお気持ちが強く、いったん考えたいとのご意志のもと、治療を中断することとなりました。

UCLA正式プログラム 認定 根管治療 修了証当院では、マイクロスコープやラバーダムを活用し、徹底して神経を残す・取らない治療を行っています。
また、徹底して歯を抜かないようにするために、UCLAの歯内療法専門医コース修了した歯科医師が根管治療に臨んでいます。

根管治療は、「歯の”内部”の感染をとること」です。歯自体が壊れてしまっていたり、歯全体が感染していまってていては、根管治療する意味がありません。

こういった状況では、これ以上の感染拡大をさせないためにも、「抜歯」が適切かつ最善の治療法であると当院は考え、患者様にご説明させて頂いております。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 

 

 

 

神経を残す・取らない治療 MTA間接覆髄法 

セラミックインレーの下がむし歯 歯と歯の間がむし歯 マイクロスコープ画像 セラミックインレー(金属のつめもの)が装着されていた下顎小臼歯。

隣の大臼歯のメタルインレーを外してみると、歯と歯の間にむし歯が認められました。

上動画は、その治療の様子です。

動画では、深いむし歯に対し、ラバーダムを装着し、マイクロスコープを活用してむし歯を徹底的に取り去る様子を見ることが出来ます。結果、歯の神経(=歯髄)にまでは達していませんでしたが、むし歯は近接していたため、近接部位に、MTAを貼薬しています。

間接覆髄法 MTA 神経を残す 取らない治療 セラミックインレーの下がむし歯 歯と歯の間がむし歯 マイクロスコープ画像 

神経を残す 根管治療をしない 神経をとらない 都内内幸町新橋港区虎ノ門千代田区日比谷神谷町霞ヶ関の歯医者歯科 断髄位置について歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要
当院では、治療の様子をマイクロスコープで録画し、術前・術後だけでなく、術中の様子を治療後にご説明させていただきます。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
むし歯治療は、その細菌感染を取り除くことが目的です。
深いむし歯や根管治療では、治療中に患歯に唾液が混入することは、治癒を阻害するばかりでなく、「再感染」の機会を与えかねません。

歯の神経をとる デメリット 神経を残す取らない抜かない方法治療法

本症例のような深いむし歯症例に対するMTAによる間接覆髄法では、

ラバーダム⇒治療中に感染の機会を与えない

マイクロスコープ⇒むし歯を取り残さない

この2つが必要不可欠であると当院は考えています。
一生に一度の歯科治療、やり直しのない歯科治療を当院は目指します。

根管治療 むし歯が神経に達している 根っこの治療 神経の治療 歯内療法 マイクロスコープ  CT ラバーダム 症例 専門医 関東近郊東京都内港区千代田区虎ノ門新橋内幸町霞ヶ関汐留日比谷神谷町銀座 歯医者 歯科 メール相談 根管治療神経の治療 神経を残す取らない抜かない マイクロスコープ

 

 

 

 

深いむし歯 神経を残す取らない治療 マイクロスコープMTA

深いむし歯 露髄 神経残す MTA コンポジットレジン マイクロスコープ 2本症例は、上顎前歯に違和感があり来院された患者様の症例です。

上動画は深いむし歯を根管治療することなく1回で終了した治療の様子です。

歯と歯の間にコンポジットレジンを詰める治療を行っています。着色・変色が認められます(右矢印部)。

コンポジットレジンは、1回で治すことのできる大変便利な術式ですが、口内の湿潤環境下でのレジンの硬化に難があること、また研磨が不足することで、材料の持つ吸水性により、着色や変色・むし歯の再発となる場合も多く、施術には注意深い配慮が必要であると当院は考えています。

深いむし歯 露髄 神経残す MTA コンポジットレジン マイクロスコープできるだけ歯を削らない その判定基準とは? 都内港区新橋内幸町虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷千代田区世田谷区の歯医者歯科上動画は、その治療の様子です。

コンポジットレジンを外し、齲蝕検知液を使用して、むし歯を染色すると、歯の内部深くまでむし歯が進行していることがマイクロスコープを活用することで分かりました。

患者様にはその旨を録画したマイクロスコープ動画でご説明した上で、ラバーダムを装着し、神経を残す治療を行うこととなりました。

深いむし歯 露髄 神経残す MTA コンポジットレジン マイクロスコープ 削っている動画歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要上画像は、実際にマイクロスコープを用いてむし歯を取り除いている動画の切りぬきと、露髄部の動画切り抜きです。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。治療中の唾液の混入は、再感染させるばかりでなく、治癒を阻害します。そのため、深いむし歯治療や根管治療では、ラバーダムの装着が必須のため、当院では必ずラバーダムを装着し治療に臨んでいます。

MTA神経を残す取らない抜かない治療法 都内港区内幸町新橋虎ノ門霞ヶ関日比谷千代田区歯科歯医者 マイクロスコープラバーダムMTAマイクロスコープを活用し、むし歯を徹底的に取り残すことなく削り取ります。これはつまりは、「健全な部分は絶対に削らないこと」と同義になります。

露髄(=神経の露出した部位)部位には、MTAを貼薬します。科学的根拠を示す論文が多数あるMTA。アルカリ性で抗菌作用を有する生体親和性の高い優れた材料であるMTAを当院では「神経を残す治療」の際に使用します。

治療が終了した状態です。審美性の回復は当然ですが、歯の内部深く進行したむし歯も取り去り、根管治療をすることなく、1回の治療で終了です。

当院では一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し、マイクロスコープを活用した精密歯科治療を実践しています。

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