月別アーカイブ: 2018年6月

歯を削る マイクロスコープ



歯を削りクラウンをかぶせる際には細心の注意をはらい慎重に削り形を整えます。
歯と歯ぐきの境目には「溝(ミゾ)」があります。これを歯肉溝といいますが、その溝の深さは健康な方で1~2mmほどです。歯周病(歯を支える組織である歯ぐきが腫れて骨が溶ける病気)が進行すると、この溝は「ポケット」のように深くなります。4mm以上に深くなった歯周ポケットの状況を歯周病といいます。

歯周ポケットと歯周病の進行状態についてはこちらをクリックご参照ください。



歯を削りかぶせる際、まずは歯周病を完治させた上で、かぶせる治療(=補綴治療)に臨みます。健康な方の歯肉溝は1~2mmといわれていますが、詳しく文献を紐解くと、上記の0.69mmと≒1mmという文献が代表的なものといえるでしょう。そのため、当院で歯を削る際、この0.69mm~1mmという数値を目安に、個人個人の歯周組織の深さと厚みを考慮して(Maynardの分類およびKoisの分類)、歯を削ります。

この原則に従い歯を削れば問題は起こりません。しかし、この範囲を逸脱した位置のクラウンの境界を設定すると、歯ぐきは痩せ、黒くみえてきたり、そこから歯周病やむし歯が再発することがあります。慎重かつ丁寧な配慮が必要となります。(写真はインターネットより引用させて頂いております)


マイクロスコープや拡大鏡を用いることで、その設定位置を明確に設定することが可能です。症例は下顎に義歯を新しく製作する患者様の左下第一小臼歯と犬歯。入れ歯を引っ掛ける歯の再補綴治療です。今後負担のかかるだろう2本の歯の補綴には注意に注意をかさて治療が必要です。いずれは残っている歯に負担のかけない「インプラント治療」も必要でしょう。マイクロスコープで診ることで、これだけ明瞭に歯・歯周組織の状態を観察することができます。


精密なかぶせものの製作(補綴治療)には、精密に再現された模型、そのためには精密な型どりが不可欠です。歯肉溝にシルクの糸を巻き型どりすることで、精密な模型を製作することが可能です。


精密な型どりの後には、適切に調整した「仮歯」を製作し装着します。治療期間中、削ったままでは見た目も悪く、食事もできません。またせっかく整えた「歯と歯ぐきの関係」を維持するためにも「仮歯」は非常に大切です。

当院では再発のしない、徹底した治療を目指し、日々の臨床に取り組んでおります。やり直しのない人生で1度で済む治療。当院の目標です。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

 

マイクロスコープ コンポジットレジン むし歯治療


マイクロスコープを使用したむし歯治療、当院の1症例です。
以前に他院にて詰めたコンポジットレジンの色が茶色に着色し、むし歯ではないかと心配し治療となりました。痛みなどは全くなく、歯ブラシをしてもその色が取れません。

コンポジットレジンは「プラスティック樹脂」。欠けやすく、吸水性があるために、経年的に着色しやすく、むし歯を惹起してしまうこともあるために、メンテナンス時には必ずチェックする必要があります。必要とあれば適宜やり直す必要があるでしょう。

本症例では、まずすぐ削ってやり直すのではなく、何が原因なのか?を究明する必要があります。研磨剤を用いて研磨しました。すると、①には研磨剤が表面に付着し、②には研磨剤が残りません。


上図よりわかる通り、①はその充填量が過剰なために歯の表面が粗面となり、着色をしていました。また②では、その充填量が不足していることから段差が生じ、そこに着色が認められました。この原因を改善すべく、健康な歯を削らないように、コンポジットレジンのみを削り取り、詰め直すこととなりました。マイクロスコープでは、我々肉眼では到底見えないところまで明瞭に診ることができます。

術前術後の比較写真です。
特別難しい症例ではありませんが、患者様とマイクロスコープ画像を共有し、治療前後比較したわかりやすい治療を当院は目標としています。日々精進です。

 

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、新橋、内幸町、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、内幸町、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 

 


マイクロスコープ むし歯治療 噛み合わせ

ご紹介で来院された患者様の一症例。
「固いものを噛むと痛い」
「熱いものがしみる」
を主訴として来院されました。

熱いものがしみるのはむし歯としては末期の場合が多く、根管治療が必要となることがしばしばです。レントゲンと問診にて精査します。
当院ではマイクロスコープを日常的に使用して治療に臨みます。拡大した画像から得られる情報は大変多く、また正確です。

カチカチ噛んだ時は「奥歯」が当たり、ギリギリした時は犬歯より前の「前歯」が当たるのが健康であり、問題の起きづらい噛み合わせです。
本症例では、奥歯が常時当たっている状態でした。これにより、奥歯は「打撲した状態」となり、ちょっとした固いもので痛みや強い違和感が生じます。

お仕事で大変お忙しい患者様であったこともあり、応急処置で対応しました。プラスティック樹脂の欠けた部位のみ削合し、齲蝕検知液(むし歯の染色液)を用いて丁寧にむし歯を取り去ります。マイクロスコープで拡大することで、健康な歯を削らずに済むので安心です。

本症例の痛みの原因は、以下のことになります。
①噛んだ時の痛みは、かみあわせに原因がある。
②染みる原因は、プラスティック樹脂が欠けたことに原因がある。

全く難しい治療のお話ではありません、当院における「いわゆる一般的歯科治療」ですが、「マイクロスコープ」を用いて治療することで、この画像を患者様と共有し、その原因を明確に説明でき、治療前・中・後の状況を患者様自身で確認することができます。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、新橋、内幸町、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

残っている歯を助けるインプラント


右下第1大臼歯のインプラント治療が終了した症例。

もとは取り外し式の入れ歯をご使用されていた患者さま。以前よりインプラントにはご興味があり、来院動機であった左上の根管治療が終わった後にインプラント手術を行いました。

写真はインプラント手術後3カ月後の上部構造装着、終了時点の口内写真です。上部構造はスクリューリテイン方式(ねじどめ)。当院ではメンテナンスのし易いスクリューリテイン方式の上部構造を原則採用しています。

 

入れ歯は残っている歯に引っ掛けて負担をかける治療法です。またブリッジは残っている歯を削り、負担をかける治療法です。インプラントは残っている歯に負担をかけることなく、「残っている歯を助ける治療法」です。 



―宮崎歯科医院について―
舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、新橋、内幸町、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。


 

親知らず 麻痺が残る? 治療法


親知らず(智歯 8番目の歯)が生えてきたことで、手前の歯がむし歯になってしまった症例。

患者様は他院にて手前の歯(7番目、第2大臼歯)の根管治療を受けましたが、その医院では親知らずの抜歯はできないとのことで、大学病院を紹介受診されました。

大学病院では「下顎管(下歯槽管=神経)と親知らずの根っこの先が重なっているから、麻痺の可能性があります。」と説明され、麻痺しないで抜歯する方法はないか?と当院を受診されました。

まずは当院にてCT撮影し、精査します。下顎の大臼歯は2歯根。親知らずになると3歯根となる場合もあるようですが、その歯根が下歯槽管神経に絡んでいるかどうか?が一番のカギとなります。CTで精査すると、歯根が下歯槽管に絡んでいることはありませんでしたが、接触はしています。


下歯槽管との接触は3mm。この3mmの接触をなくせば、安全に抜歯することが可能でしょう。ではどうするか?

親知らずにクリップを装着し、手前の歯を固定源として引っ張り出します。引っ張り出すために必要な3mmのスペースを確保した上で引っ張り出してあげてから抜歯すれば下歯槽管神経の麻痺の可能性は格段に少なくなるでしょう。時間と手間をかければリスクを減らすことは可能です。


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再根管治療 上顎 大臼歯

上顎大臼歯の再根管治療症例。ズキズキ痛む、噛んでも痛いので来院されました。

患歯は以前に根管治療を施し銀歯をかぶせた歯。その日は銀歯を外して適切に投薬処置。翌日には痛みは緩解しました。

1週間後に再度来院いただき、メタルコア(土台)を外したのが左上写真です。この歯の根管は80%の確率で4つありますが、4つめは肉眼では見えません。その4つ目の80ミクロン以下の根管をMB2と呼びます。本症例は、そのMB2の根管治療が為されていなかったことで、根尖病変が生じ、痛みとなっていました。


マイクロスコープ専用の超音波地チップを用いて未根管治療部位をキレイにします。本症例ではMB2と近心頬側根(MB1)が入り口は違えど中ではつながり、先端も一緒という癒合した根管形態でした。癒合した部分をキレイに拡大洗浄水酸化カルシウムを1週間貼薬します。次回は根管充填し、根管治療は終了です。

マイクロスコープなんてなくても大丈夫だよ」
ラバーダムなんてしなくても大丈夫だよ」
CT?レントゲンで十分だよ」

来院された患者さまより伺くお言葉。そんなお言葉を歯医者さんから聞くそうです。
私も数年前までそう思ってました。
「神は細部に宿る(アビ・ヴァールブック/ドイツの美術史家)」といいます。
当院では細部に拘ります、徹底治療、当院の目標です。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 


インプラント インプラント インプラント インプラント

本日はインプラント5症例。
インプラント2症例ブリッジ型どり。
インプラント2症例(上顎小臼歯、下顎大臼歯)の上部構造装着。
インプラント埋入後の仮歯の脱離修理1症例。

当院では当たり前のインプラント治療ですが、いまだにインプラント治療を特別な治療、怖い治療と認識されている方も多いようです。インプラント治療は、ブリッジのように残っている歯を削ってつなげて負担をかけたり、入れ歯のように残っている歯に引っ掛けて負担をかける治療ではありません。「削らない、つなげない、引っ掛けない」残っている歯に優しい、残っている歯を助ける治療です。

本症例はとても怖がりの患者さま。まずは一本インプラントをしてみたい!とのご希望で上顎第2小臼歯に1つインプラント治療。職場の人には「インプラント?こわくないの?高いでしょ~?」と言われたとのこと(笑)。

今日からしっかりとお食事できます。高血圧、心疾患、糖尿病などの成人病は、「食」に大いなる原因があります。しっかりと噛みきれないと、「炭水化物」や「脂質」に食が偏りがちとなり、エネルギーの過剰摂取となります。噛めないことにより、壮年期にはメタボ、老年期には栄養失調となり、さまざまな全身疾患につながるのです。


「一番奥の歯は無くてもいいでしょ?」なんて考えてはいませんか?
本症例では、残っている歯の「かみあわせ」に注目して頂きたい。ひとつ前の歯は、「外側(頬側)」が極端にすり減っています。このような咀嚼の経路をもつ患者さまの場合、奥歯に係る負担が多大なるものです。一本では負担荷重となり、少しずつ歯を失いかねません。残っている歯を守る、残っている歯を助けるインプラント治療は、さらに歯を失わないための「予防治療」としても効果的といえるでしょう。


次回はメタルトライ(メタルトライについてはこちらをクリック)
本症例は下顎の奥歯、インプラントブリッジ症例。インプラントは全く動かないため、装着する上部構造には一切の歪みが許されません。よって、型どり、模型の歪みを補正する「メタルトライ」が必要です。このステップを超えればゴールが待っています。あと少し!

当院では多くのインプラント症例を拝見しております。お困りの際はいつでもご相談ください。


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ズキズキと痛む 歯 根っこ/神経/根管治療


ズキズキする痛みで当院を受診された症例。下顎の小臼歯。レントゲンではコンポジットレジンにて治療した形跡があり、根尖(歯根の先端)には透過像(黒くうつった像)が認められます。

診断は、歯髄壊死および根尖性歯周炎。以前の深いむし歯で感染が取り除けず、潜伏感染があり、そのむし歯が進行し、神経が壊死。その後、感染が根尖方向へ進行した状態です。(右写真②に該当します)

このような症例では根管へアクセスする(穴をあける)だけで症状は緩解します。根尖までファイルを挿入してはいけません、治療後の痛みが持続します。


5分間、根管内の膿を吸い出します。しっかりと排膿させた後は、水酸化カルシウムを貼薬し1週間後に再度根管治療です。排膿を促すための根管の開けっ放し処置はしません。開けっ放しの処置を「開放処置」といいますが、文献的には1日を限度としています。

―宮崎歯科医院について― 舩井(船井)幸雄先生の著書「退散せよ似非コンサルタント」(52頁の超プロの5条件で紹介される)や 私の知った良い歯科医師(歯医者)、信頼できる歯医者・名医として紹介され、インプラントかみあわせ(顎関節症)治療で多くの患者さまを拝見する歯科医院です。東京都内、虎ノ門、虎ノ門ヒルズ、神谷町、霞ヶ関、新橋、港区、千代田区だけでなく関東近県、全国から患者さまが来院されるため、ご来院の際はお電話・メールにてご予約いただけますようお願い致します。インプラントかみあわせだけでなく、マイクロスコープCT撮影ラバーダム防湿を駆使した最先端根管治療ホワイトニング審美歯科メタルフリー予防歯科・親知らずの抜歯・歯周病治療・一般むし歯治療など、痛くない麻酔、痛くない治療で行っております、安心してご通院頂けます。セカンドオピニオンやご相談、メール相談も多数頂いておりますのでお気軽にご相談ください。

 


抜歯即時インプラント GBR

インプラント治療を受ける患者さまだけでなく、口内全体の治療(かみあわせ治療)をご希望になる患者さまには治療計画を立案してご説明させて頂きます。その際は、上のようなレントゲンへの図解を用いてわかりやすくゴールをお見せします。ゴールが明確でないと、その方法論(治療法)も明確にはなりませんので安心して治療を受けられません。

本症例は前歯への抜歯即時インプラント治療症例。抜歯と同時にインプラントを埋入しつつ、骨の足りないところへは骨を再生させる手術(GBR法)を行いました。インプラント治療自体は腫れたり痛んだりする治療ではありませんが、骨を再生させるGBR法には強い「腫れ」と「痛み」が手術後に伴います。

本症例の患者さまは過去の苦い経験もあり、麻酔の奏効が悪く、また麻酔が切れやすい。適宜麻酔を追加しつつの手術であったため、患者さまにとっては大変な治療となってしまいましたが、大変頑張っていただき無事終了することができました。GBR法の症例では、術後7日~10日までは強い腫れと痛みが伴います。鎮痛消炎薬の服用と我々歯科医院スタッフの術後管理で今後もしっかりと拝見させていただきます。

当院では基本無痛麻酔無痛手術を目標に日々の臨床に臨んでおりますが、本症例のような大きな手術症例では、術後の腫れや痛みを伴うのも事実です。しかし、腫れるということは、創部に血液が満たされ、その血液が組織を修復してくれている、「治してくれている」ということに他なりません。腫れるのは決して悪いことではなく、治癒過程にあるといっても過言ではありません。

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歯ぐきの腫れ 原因 根っこ神経の治療

上顎小臼歯の違和感を主訴として根管治療に臨んだ症例。
患者さまの自覚症状はほとんどなく、歯ぐきを触ると違和感があるとのこと。左上レントゲン写真では明らかな根尖病変(歯根の先に黒い影)が認められます。以前に根管治療した歯です。CTで撮影し、3次元画像で診ると、歯根先端だけでなく、頬側の骨まで溶けてなくなっています。歯ぐきを触ると違和感があったのは、これが原因でしょう。

レントゲンで見える透過像(黒く写った像)は、周囲の歯槽骨が相当溶けてなくならないとレントゲン上に黒く写し出されません。黒く写っているならば、早々に処置をした方がいいといえるでしょう。


CT画像を解析すると、根尖病変は上顎洞にまで及び、歯を支える周囲の歯槽骨を溶かしている状態でした。
ラバーダムを装着し、歯を消毒後、メタルを除去し、根管内のバクテリアで汚染された根管充填材を除去します。次亜塩素酸で根管内を適切に洗浄消毒して水酸化カルシウムを塗布。1週間ほど経過を観察します。従来の根管拡大法の適用により、根尖は400ミクロン以上に破壊された状態MTAあるいは歯根端切除術を処置として考えていく予定です。

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