10月4日(金)の診療は、院外研修のため16:00までとさせて頂きます。
よろしくお願い致します。
通っても通っても治らない。
治療も痛い。
いつ終わるんだろうか・・・。
こんな印象をお持ちではないでしょうか?
本動画では、痛くなく、少ない回数で、なおかつ短期間で治る根管治療について、実際の症例を交えて、分かりやすく解説します。
・なぜ少ない回数で、短期間で治すのか?
・どうやれば治療後も痛まないのか?
・根管治療をしっかりやってもらいたい!
根管治療、歯科治療に対するこんな疑問・ご希望にお応え出来る動画となっています。
ぜひご活用いただき、良い根管治療、歯科治療を受けて頂ければ幸いです。
他院にてインレーのやり替え治療をされた患者様。治療後よりズキズキとした痛みがあり、再度受診すると根管治療となりました。
根管治療後もズキズキと痛み、再度受診すると、歯が折れているので抜歯と説明され、痛みを抱え当院を受診されました。
拝見すると、かみあわないように歯が削られているものの、仮蓋(かりぶた)の部分が強く当たっっています。これでは痛みます。
口の中は根管内の消毒剤として使用されているパラホルムアルデヒド製剤の臭いがしています。普通にしていても痛む状況です。
歯が折れているかのような破折線も認められます。
歯が折れていたとしても、まずは炎症を治め、痛みを軽減する必要があります。
抜歯はその後に考えても遅くありません。
まずはラバーダムを装着し根管治療に臨みます。
治療中に歯に唾液が接触することは、治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えかねません。
根管内を無菌化するため行う「根管治療」において、ラバーダム&歯面の洗浄消毒は、非常に大切な治療ステップといえるでしょう。
仮蓋を外します。
本症例では仮蓋を外す前から、内部の薬剤の臭いを感じることが出来ました。
使用されていた薬はパラホルムアルデヒド製剤。
薬剤が気化し、たんぱく質を凝固させることで、根管内を滅菌する薬剤です。
しかし、そのホルマリン固定作用により、根管内を消毒する薬液「次亜塩素酸」の効果を減弱させることが科学的に証明されています。
また、本症例のように、内部が膿んでいる症例では、内圧が高まり、強い痛みの原因となりかねません。専門医の間では使用しない薬剤です。
根管内にはむし歯が認められました。これでは痛みはひきません。感染はしっかりと取るべきでしょう。
「歯がズキズキ痛い、顔が腫れてきた」こんな時は上の4つに分類されます。
①~③は、炎症による歯の内部の圧力亢進、壊死による免疫機能低下による排膿圧の亢進を取り除けば、即日痛みはおさまります。
④はすぐに治療してはいけません。この4つのどれに当てはまるのか?適切な診査・診断と適切な治療法により、痛みはすぐに治まります。
本症例は②に該当します。
根管内圧を下げ、根管内をキレイにすれば、痛みは無くなります。
根管内圧を上げるパラホルムアルデヒド製剤は痛みを強くします。早々に取り除き、薬剤を変更する必要があります。
根管治療は云わば「えんとつ掃除」です。
えんとつ内壁にこびりついた「スス」を削り取るように、根管内壁に感染した細菌を削り磨き、消毒するのが根管治療です。
本症例、下顎大臼歯には3つのえんとつ(根管)があります。その湾曲したえんとつを極細の器具を使用してキレイにします。
歯根の先端、下部1/3の根管形態は複雑で湾曲しています。当院では柔軟性のあるニッケルチタン製器具 6種類を使分けて清掃します。
えんとつ内の「スス」を掃除するように、根管内壁を削り磨き洗浄します。200~300ミクロンの直径を400ミクロンまで拡大し、薬液を行き渡らせます。
本症例には3つのえんとつ(=根管)があります。動画は、そのえんとつ内壁のスス(=細菌)をキレイにした状態です。
根管治療が終了し、根管内がよく観察できるようなってから、「歯が折れている」か否かを診査します。
ヒビのように見える黄色の点線は、根管の入り口、黄色の矢印部で消失しています。
歯は折れていなかったようです。
抜歯を決断する前に、マイクロスコープを活用した適切な根管治療を行うことで、適切な診断が可能となる良い1症例といえるでしょう。
根管内を薬液で洗浄した後は、残った洗浄液を紙製のペーパーポイントでしっかり吸い取り、根管内をキレイに乾燥させます。
1回目の根管治療は終了です。
根管内には水酸カルシウムを貼薬します。
治療後は、次回の治療まで、感染させないように水硬性セメント3mmの厚さを確保しつつ、グラスアイオノマー系レジンセメントで2重に蓋をします
ラバーダムを装着せずに長期間・複数回に渡る根管治療は、感染の機会を与えかねません。
根管治療は感染を取り除く治療です。当院では1~3回で治療を完了します。
ドックベストセメントをご存じですか?
銅イオンを放出し、むし歯の細菌を滅菌するセメントです。
その効果より、歯を削らずに治す薬として使用されているようです。
「むし歯を削らずに治す薬」という謳い文句から、多くの患者様が出来るだけ削らないで、できるだけ歯の神経を残したいという希望を胸に受診されるようです。
※ 当院ではドックベストセメント治療を行っておりません。
その簡便性より、大変多くの歯科医院でドックベストセメント治療が行われているようです。
しかし、ドックベストセメント治療を行ったけれども、その後の「痛み」「違和感」「しみる」といった症状を抱え、当院を受診される患者様が大変多く、当院ではその対応に追われている状況です。
ドックベストセメントの薬の効果は確かなものでしょう。
ならば、その薬を使用すれば、必ずむし歯は治るはず。しかし、治らず失敗する症例がある。なぜでしょうか?
これは、ドックベストセメントに限らず、3-mixやMTA、各種セメントによる「覆髄治療、神経を残す治療」においてもいえることです。
※覆髄とは、むし歯が歯の神経近くに達している際、その神経を保護するために薬で覆うことをいいます。
なぜ神経を残す治療が失敗するのでしょうか?
上動画では、ドックベストセメント失敗症例の治療を通して、その失敗の原因、神経を残す治療の3つのポイントについて分かりやすく解説しています。
細菌が歯の表面に付着感染し、歯を溶かしながら感染を拡げていく病気です。
感染を取り除けば治ります。
しかし、感染が残ってしまうと治りません。
目に見えない感染症を取り除くには、マイクロスコープが不可欠です。
マイクロスコープがあれば細菌が見えるわけではありませんが、細菌が溶かした・感染したむし歯を適切に判別する成功率がグンと高まります。
歯の神経を残す治療を成功に導く1つとして、
① 原因を除去するための、マイクロスコープの使用
とても大切です。
また治療中に唾液が患歯(治療中の歯)に接触することは、治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えかねません。むし歯の原因である細菌は、唾液中に存在するのです。
そのため、深いむし歯の治療中には、ラバーダムを装着して治療に臨むことが必要です。
② 感染を予防するラバーダムの装着は必須のものといえるでしょう。
上画像は、ドックベストセメントを取り除く様子です。ドックベストセメントはむし歯を残してもいいそうです。そのため、周囲にはむし歯が残存していました。
ドックベストセメントを取り除き、齲蝕検知液でむし歯を染色します。
むし歯を取り除くと、歯の神経に達していました。
神経近くに細菌感染があると、生体は、その細菌を除菌すべく、歯の内部に血液を流し込みます。
歯の内部の血圧は高まり、違和感や痛み、しみるといった症状を引き起こします。本症例の痛みの原因はこれが一因と推察されます。
露髄部はMTAで保護します。MTAは高アルカリ性で抗菌作用を有する優れた覆髄材であるとともに、歯に緊密に接着し、細菌の2次感染を予防します。
当院では多くの症例で応用し、良好な結果が得られている薬剤の一つです。
今後は経過を観察しますが、以下の症例では、術後神経が死んでしまうこともしばしばです。
感染した神経(=歯髄)を取り除いた量が多い症例、つまり断髄量が多い症例。
血流の少ない症例(喫煙、かみしめ、ストレス)、代謝障害(食生活など)のある症例では、その血流量の不足、免疫機能の低下より、歯髄壊死となる場合もあります。
これを③ 神経(=歯髄)のバイタリティー(生命力)といいます。
神経を残す治療の成否に大きく影響を及ぼす1因です。
当院では、マイクロスコープを活用した精密歯科治療と通して、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し、日々の臨床に取り組んでいます。
本動画は、深いむし歯の神経を抜かないで出来るだけ残す治療について解説しています。
・神経を残す治療の3つのポイント?
・なぜインレーは外れるのか?
・正しい「かみあわせ」とは何か?
・MTAによる間接覆髄法
・ラバーダムの装着の実際の様子
・セラミックインレー術前術後比較
などについて分かりすく解説しています。
信頼できる治療とはなにか?やり直しのない歯科治療とはどんな治療なのかを知っていただけるでしょう!ぜひご参照ください。
深いむし歯でも神経を残す治療には3つのポイントがあります。
① ラバーダム
② マイクロスコープ
③ 精密な補綴(インレーやクラウンなどの人工歯を装着すること)
① ラバーダム
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。治療中に唾液が接触することは、治癒を阻害するばかりでなく再感染の機会を与えかねません。そのため、ラバーダムを装着し、治療中の感染を予防します。
② マイクロスコープ
その上で、マイクロスコープを活用し、むし歯を徹底的に取り除きます。取り残しては治らないばかりでなく、再発します。
これまで深いむし歯治療後に、「しみる」「違和感が残る」「痛む」といった症状が残ったことはありませんか?
また、「むし歯が深かったから、ちょっと違和感残るかな!」「しばらくしみるよ!」といった説明を受けたことはありませんか?
これらはすべて、「むし歯の取り残し」「不適切な覆髄」「不適切な補綴」が原因です。
本動画を見ることで、解決するでしょう!
また、かみあわせの調整が不十分であることから、ガムでインレー(詰め物)が外れるといったことがよくあります。
適切に調整されたインレーを装着することで、そのようなことは無くなります。
本症例ではMTAを用いて神経を保護し、神経を残す治療を行いました。
むし歯を徹底的に取り除いた後は、再度感染させないように、精密な人工歯(インレーやクラウンなど)を被せ、むし歯を予防しなければなりません。
他院で装着したセラミックインレーです。
本症例ではない他症例ではありますが、インレーと歯と間に隙間があり、形態、色調、かみあわせなど不十分な治療です。
このような「精度に劣る人工歯」では、むし歯は再発します。
③ 精密な補綴
本動画症例のセラミックインレー装着前後の比較写真と装着後の拡大画像です。
かみあわせ、形態、色調、精度すべてにおいて自然であり、どこを治したか分かりづらいと思います。
術後のむし歯予防には、このレベルの精度の補綴が望まれます。
これには、マイクロスコープが必要不可欠であると当院は考えています。
本動画では、以下の事をわかり易く解説しています。
ぜひご覧ください!
① 他院で抜歯と診断された歯を残す「根管治療」とは?
② なぜ抜歯と診断されたのか?
③ 『良い根管治療』とは何か?根管治療専門医の考え。
④ 当院の根管治療の実際の様子を動画で解説
⑤ 歯根端切除術は必要か?
また当院のYoutubeチャンネルでは、多くの症例を供覧し、動画にて解説しています。
お困りの患者様はぜひご参考ください。
本症例はなぜ、抜歯と診断されたのでしょうか?
本症例の術前のレントゲン所見です。
レントゲンを診査すると、
① 根管治療が適切にされていない
② 根管充填が適切にされていない
③ 精度の不十分な補綴(土台、クラウンなどの人工歯)である
④ 痛みが残っている
これらの所見が認められました。
この4つのポイントから、この根管治療は「良い根管治療ではない」と診断することができます。つまり、やり直せば改善できるということです。
よって、前医にはその診断と治療オプションが無かったと推察できます。
抜歯は最後の治療法です。まずは再根管治療を行い、できる限り歯を残す努力をすべきでしょう。
ここで、根管治療専門医の提唱する「良い根管治療とは何か?」を知る必要があります。
根管治療で世界的な権威であるMarwan Abou-Rass教授のファイナライゼーションコンセプトでは、このような記載になっています。
① 適切な機械的拡大・清掃が為されている。
② ガッタパーチャとシーラーで適切な長さまで根管充填されている。
③ 適切な歯冠修復が為されている。
④ 客観的・主観的症状がない、またあっても治癒傾向にある
むし歯は口内に存在する細菌の感染症です。上記を簡単にいうならば、
① 根管内の細菌感染を除去し
② 再感染しないよう樹脂で緊密に封鎖し、
③ 上から精度の高い「かぶせもの」をかぶせ、
④ 歯科医師が見ても、患者さんの感覚でも問題が無く、治る過程にある。
これを満たす根管治療は「良い根管治療」といえるとDr.Abou-Rassは言っています。
同時に、「(上記のような)適切な根管治療が為されていないならば、経過観察など行わずに速やかに再根管治療あるいは外科治療(歯根端切除)に移行しなければならない」とも言っています。
本症例の人工歯(メタルポストアンレー)を外すと、中は大きなむし歯になっており、根管治療は不十分でした。根尖病変(根尖病巣)の原因の1つといえるでしょう。
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
このような「細菌感染」が残っていては治りません。
逆に、この感染をしっかりと取り除いてあげれば治ります。
適切な器具を用いて、適切な治療コンセプトに従い、歯の内部である根管内の細菌感染を取り除いていきます。
取り除けば治ります。治療は至ってシンプルです。
根管治療はこの4つのポイントを抑えれば必ず治ります。
① むし歯を取り残さないこと
② 再感染させないように樹脂を緊密に詰めること
③ 再感染さえないように精度の高い人工歯を装着すること
④ 症状の改善を確認すること
これらのポイントを抑えるには、適切な治療コンセプトが不可欠です。
当院ではUCLA根管治療専門課程を修了した歯科医師が根管治療に臨みます。
良い治療には、良い治療環境が不可欠です。
これには2つのポイントがあるでしょう。
① ラバーダム
② マイクロスコープ
当院では徹底した治療環境を整え、根管治療に臨みます。
一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目標に日々の臨床に取り組んでいます。

根管治療(神経の治療、根っこの治療、神経を取る治療、歯内療法)に何度も何度も通院しても治らない。そんな経験ありませんか?
根管治療は、唾液中に存在する細菌が歯の内部に感染を取り除く治療です。
感染を取り除けば治ります。
それでは、適切な、そして良い根管治療とはどのようなものでしょうか?

根管治療で世界的な権威であるMarwan Abou-Rass教授のファイナライゼーションコンセプトでは、このような記載になっています。
① 適切な機械的拡大・清掃が為されている。
② ガッタパーチャとシーラーで適切な長さまで根管充填されている。
③ 適切な歯冠修復が為されている。
④ 客観的・主観的症状がない、またあっても治癒傾向にある。
むし歯は口内に存在する細菌の感染症です。上記を簡単にいうならば、
① 根管内の細菌感染を除去し
② 再感染しないよう樹脂で緊密に封鎖し、
③ 上から精度の高い「かぶせもの」をかぶせ、
④ 歯科医師が見ても、患者さんの感覚でも問題が無く、治る過程にある。
これを満たす根管治療は「良い根管治療」といえるとDr.Abou-Rassは言っています。
同時に、「(上記のような)適切な根管治療が為されていないならば、経過観察など行わずに速やかに再根管治療あるいは外科治療(歯根端切除)に移行しなければならない」とも言っています。
むし歯は細菌(バクテリア)の感染症です。
口内から感染した細菌は、歯の内部へ浸食し、歯根の先へと及びます。
治療時期が遅れることで、歯根の先端より外部へと細菌感染は進行し、通常の根管治療では治癒できないこともしばしばです。
このような場合は、歯根周囲の骨ととも歯根尖を外科手術にて除去します。
歯根端切除術は、マイクロスコープの台頭により、その成功率が90%以上に上昇し、マイクロスコープを用いた外科治療の有効性が広く知られるようになりました。
これは、2000年初め、インプラント治療が安易に選択されるようになったことから、「まずは徹底して歯を残す、そのためには歯周病治療と根管治療を徹底しなければならない」という風潮がでてきたことによるものとも言えます。
現在日本では、「歯根端切除をすれば治る」と言われることも少なくないようですが、15年先をいくアメリカエンドでは、ちょっと違うようです。
アメリカにおいて、2000年代に早くも成熟したマイクロスコープによるエンド外科手術は、現在反省期に入っています。マイクロスコープ外科手術でも治すことのできない症例が多く出てきているのです。
では、根管治療先進国であるアメリカでは、どのようにしている対応しているのでしょうか?
答はDr.Abou-Rassが1999年に唱えていた「エンド・インプラントロジー」です。
エンド・インプラントロジーとは、
「エンド」とは「エンドドンティクス(=根管治療)」のこと。
インプラントロジーとはインプラント学問です。
これまでは根管治療専門医は、根管治療だけでなく、インプラント治療も視野に治療に臨むということです。根管治療や再根管治療、また歯根端切除術など、必死で歯を残そうとしても、その治療に限界があることが分かってきました。ならば、その後の「インプラント治療」を見据えた上で、根管治療を行うこと。この重要性が問われてきています。そのためには、根管治療だけでなく、インプラント治療ができる「根管治療専門医」が必要となっており、アメリカの根管治療専門医の修得過程には、インプラント治療に関するカリキュラムが導入されるようになっています。
生涯の健康に寄与するために、咀嚼機能を維持すること。
一つ一つの歯を大事にすることは当然ですが、それ以上に、摂食できる・食事のとれる口内環境を維持することがもっともっと大切です。
歯を残せない場合は、従来のブリッジや入れ歯治療などの「残っている歯に負担をかける治療」ではなく、「残っている歯を助けるインプラント治療」をできる環境を整えることの重要性が最新の根管治療分野で問われています。
当院ではこのコンセプトに基づき、適切な根管治療コンセプトに基づき、インプラント治療ができるよう、治療環境を整えて日々の臨床に臨んでいます。



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「歯の神経が死んでいる場合も麻酔しますか?」
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以前、当院のYoutubeチャンネルに投稿した下の動画に頂いたご質問です。
また、当院に来院される患者様から頂くご希望でもあります。
「根管治療の際には、麻酔してもらえますか?」
「いままで通っていた歯科医院では、麻酔してもらえなかったので・・・」
ぜひご参照ください。
また、当院のYoutubeチャンネルもご参照くださると大変うれしいです。
ぜひご参照頂き、ご登録ください1
《以下回答文となります》
コメントをありがとうございます。
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ご相談内容: 食いしばりのマウスピースの価格はどれくらいでしょうか?
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はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。
マウスピースの費用につきまして回答させて頂きます。よろしくお願い致します。
実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。
当院で扱っておりますマウスピースは下記のリンクをご参照ください。
どんな患者様にどんなマウスピースが適当か?についてご説明させていただいております。
https://miyazaki-dentalclinic.com/24342
「かみあわせ」につきましてはこちらをご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/11554
当院では、マウスピースは原則、保険診療にて製作しております。
上リンクで取り扱っているマウスピース(スポーツ用マウスピースは別)は保険診療で製作致します。
マウスピースは3000~5000円ほどのご負担かと思います。
初診時に基本検査費用(3000円~4000円程)行った上で製作致します。
口内を拝見していないため、多少の増減はあるかと思いますが、ご参考ください。
(保険証をお持ちでない場合は自費診療となるため費用は異なります。あらかじめご了承ください)
回答は以上となります。
当院には多くの患者様より切なるご相談を頂いております。できる限り多くの患者様にお応えできます様、お1人様につき1通のメール回答とさせて頂いております。さらなるご質問につきましては当院までお越しくださいます様お願い致します。
当院の受付スタッフに申し伝えておきます。
ご希望の際は、当院までご連絡ください。
03-3580-8110
この回答が少しでもお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎
※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)
必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

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『(クラウンやインレーなどの)交換時期に迫った詰め物を交換する動画が見たいです!』
『少し補足すると、MTAなどでの治療後、10年20年後の詰め物の寿命や2次う蝕で再治療する場合、
・ 神経はもう残せないのか?
・ それとも場合によっては残せるのか?
・ 神経をとった歯は、最善を尽くせばどの程度持たせることが可能なのか?
・ 再治療は何回位できるのか?
・ それよりも先に歯が割れてしまうのか?
などといった アフターケア的な歯の情報が知りたいですかね。
それとセラミックを勧めている気がするんですけれど、レジンとか他の治療のデメリットをあげてもらえると分かりやすいと思います。』
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当院のyoutubeチャンネルで、以下の動画をご覧になった方より上記のご質問をいただきました。
大変ありがたいことです。
長文とはなりますが、ご質問に回答させていただきましたので、ご参考ください。
動画をご覧いただきまして誠にありがとうございます。コメント、励みになります。
重ねてありがとうございます。
『交換時期に迫った詰め物を交換する動画』をご覧になりたいとのことですね。
Youtubeチャンネルに掲載させて頂いております「根管治療」「神経を残す治療」は、他院にて、「詰め物をやり直した後」に症状が発現した症例ばかりです。
「交換時期に迫った」の動画ばかりかもしれまん。
後日、「このような症例は、交換時期が迫っていますよ」といった動画を製作させていただきます。 またご意見いただければ幸いです。
補足いただきまして誠にありがとうございます。大変難しいご質問を頂きました(笑)。
私自身の25年程の臨床経験、研究生活と論文、文献に基づいて、頂きました内容に回答させて頂きます。
項目に分けて回答させて頂きます。
長文となりますが、よろしくお願い致します。
① MTAなどでの治療後、10年20年後の詰め物の寿命や2次う蝕で再治療する場合、 神経はもう残せないのか、それとも場合によっては残せるのか?
・10年後20年後の詰め物の寿命について
詰め物やかぶせものは、むし歯にはなりません。
銀合金は錆びたり、変色・変質し、表面性状が汚れやすくなります。また、コンポジットレジンは軟らかく、吸水性があるため、経年的に変質、変形、破壊が起きる可能性がとても高い材質です。これに対してセラミック材料は、硬く、変質、変色しづらい材料です。熱いもの、冷たいもの、酸、アルカリなど様々な環境となる「口内」にとって、変形、変質しづらい材料は、むし歯になりづらい材料であり、臨床的にも実感しています。これに同等の感触を得ているのが、金合金です。これも予後がとても良いですね。
当院では、治療後、6カ月に1度の定期検診をお勧めしています。
私の治療が終わった後は、二度と私の顔を見ることが無いように、予防に専念して頂いております(笑)。
私の顔を見る時は、徹底した歯科治療となりますので(笑)
定期検診では、むし歯、歯周病、かみあわせをチェックし、問題があれば早期に対応しております。
そのためか、詰め物の寿命を感じることはありません。また2次齲蝕で再治療となることもありません。
ただし、コンポジットレジンは材質が弱いため、擦り減りや欠けるといったことがあるので要注意です。
定期検診を怠ってしまった場合の2次齲蝕は、ほとんどが「詰め物が壊れた」といった状況です。
これは、「かみあわせの変化」 「くいしばり」が関連しています。
当院では、このかみあわせの状態を定期検診でチェックし、つねに整えるよう配慮しています。
・再治療の際、神経は残せないのか?
MTAで再治療となる場合には2つのパターンがあるでしょう。
1)上記のように定期検診を怠り、かみあわせに変化が生じ、詰め物が壊れて2次齲蝕となった場合。
2)MTAで神経を残す治療をするも、神経(=歯髄のバイタリティー)が足らずに歯髄壊死に至る場合。(https://miyazaki-dentalclinic.com/21762)
この2パターンでしょう。両者ともに根管治療が必要となる場合が多いようです。
② 神経をとった歯は、最善を尽くせばどの程度持たせることが可能なのか?
まず、最善とは何か?に焦点を当てさせていただきます。
神経をとる(=根管治療の)際に「1つ」、気を付けることがあります。
可能な限り、健全な歯質を削らずに根管治療を行うということです。
これには、健全か否かを判別する必要があります。マイクロスコープが必要でしょう。
その上で健全な歯が残っているならば、セラミックポストアンレーが適応症でしょう。
https://miyazaki-dentalclinic.com/23346
詳細はこちらをご参照ください。
また、健全な歯が少ない場合は、差し込む土台をファイバーコアにして、歯を守る必要があります。https://miyazaki-dentalclinic.com/19117
その後は、化学的にも物理的にも安定したクラウンを装着すべきでしょう。
その点において、セラミックは歯科材料として優れた材質を有している言えるでしょう。
しかし、治療期間や治療費用によっては、最高の治療法が、その患者さまを圧迫してしまうこともしばしばです。
当院では、治療法のメリットデメリットを共に相談し、患者様と一緒に決めるように心掛けています。https://miyazaki-dentalclinic.com/17270
③ 再治療は何回位できるのか?
当院では再治療を考えての治療を行ったことがありません。
再治療を考えての治療ということは、治らない治療ということになります。
歯は、一度削ったら、元には戻りません。
治らず、周囲の歯に悪影響を及ぼす可能性がある場合は、抜歯が最善の治療法となります。
当院の目標である、「一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療」の観点からも、再治療前提の治療はすべきではないと考えております。
④ (再治療よりも)よりも先に歯が割れてしまうのか?
かみあわせへ配慮したクラウンの装着が必要です。
私は大学院にて噛み合わせを学ばせて頂きました。
歯科治療にはかみあわせの観点が重要ですが、非常に難しい分野であるのも事実です。
その上で、定期的に拝見し、歯が割れることを予防しています。
⑤ (上記質問を解消するための)アフターケア的な歯の情報が知りたい
上記に記載された内容となります。
一番は歯科医院での定期検診でしょう。
⑥ セラミックを勧めている気がするんですけれど、レジンとか他の治療のデメリットをあげてもらえると分かりやすい。
歯科医学は日進月歩です。私はそれに遅れを取らないように、学会・研修会に参加し、自身の知識・技術を研鑽しております。
現在、世界的な観点から、歯科治療はメタルフリー(金属を使用しない治療)の流れへ移行しています。

前歯はオールセラミックスのひとつである「二ケイ酸リチウム」での治療法が主流となっています。プレスセラミックの主成分で、プレスセラミックは、加熱軟化したセラミックを鋳型に圧入して製作するため、安定した物性を得られます。また強度的にも、通常のオールセラミッククラウンで用いられる長石系陶材よりも優れているのが特長です。
奥歯では、人工ダイヤモンドであるジルコニアが主流といえるでしょう。
当院ではインプラント治療の際、その人工歯をジルコニアで製作しています。
患者様にご質問頂いた際は、現在の歯科治療の最前線をお話しできるように日々研鑽しております。
そのため、最善の治療法は、現在の歯科医学では、セラミックであると確信しております。
コンポジットレジンやハイブリッドセラミックスなど、様々な材質を用いた治療があり、当院でも多数例行わせて頂いております。
コンポジットレジンのデメリットは、吸水性と物性の弱さです。これはハイブリッドセラミックスでもいえることでしょう。
銀合金は物性は良いのですが、化学的安定性に欠けるとともに、メタルフリーの世界の潮流からは逸脱した治療法です。
これらの材質の使用の際には、患者様にはあらかじめご説明させて頂き、その物性の弱さを、定期検診で補っています。
日本の保険医療は大変有難いものです。しかし、病気に対して医療が成り立っているため、予防的観点に欠けています。
その点を認識した上で、上手く保険医療を使用していきたいところです。
当院では、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し、日々の臨床に取り組んでいます。
それには最新の歯科治術で妥協なき治療が必要です。
保険診療の枠に嵌ることなく、甘んじることなく、最新の歯科治療を日々研鑽し、患者様へと提供することが「歯科医療」であると信じております。
このyoutubeチャンネルも、そんな普及の機会となれば幸いです。
長文とはなりましたが、この度はコメントやお考えをお聞かせ頂きまして誠にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
他院にてマイクロスコープとラバーダムを使用して「神経を残す治療」を受けた患者様。治療後よりズキズキとする痛みが続き、心配となり当院を受診・ご相談で来院されました。
本動画は、根管治療(全3回)、形成と型どり、セラミックポストアンレー装着まで、治療の全過程を動画で記録し供覧させていただきます。
1回目の根管治療の様子、初診時の状態につきましては、過去に報告させていただいております。以下のリンクをぜひご参照ください。https://miyazaki-dentalclinic.com/24397
前医では、深いむし歯に対してマイクロスコープとラバーダムを装着して「神経を残す治療」に臨んだとのことでした。
治療環境は整っています。なぜ痛みが続くのでしょうか?
前医の施術内容は、下図の「直接覆髄法」とのことでした。つまり、むし歯は取り去っているものの、歯の神経の病状を実際に「診ていなかった」ようです。
むし歯が深く進行すると、歯の神経は炎症を起こし、少しずつ壊死していきます。
そのため、歯の神経が残せるか否かは、実際に歯の神経をマイクロスコープで診査した上で、判断する必要があります。
前医ではマイクロスコープで歯の神経の生死診断がされていませんでした。そのため、歯髄壊死していたにもかかわらず、分からなかったのでしょう。
下画像は、当院で撮影したマイクロスコープによる動画の切り抜きです。
歯の神経が失われ、血流がないことが分かります。
詳しくは、リンクの動画をご参考いただければ幸いです。
https://miyazaki-dentalclinic.com/24397
本症例では、根管治療を3回行い、根管治療を終了しました。
むし歯は感染症です。
感染を取りきれば治ります。複数回、長期間の治療は必要ありません。
少回数、短期間で治癒します。
しかし、これにはラバーダムとマイクロスコープが不可欠といえるでしょう。
ニッケルチタンファイルを使用して根管内を清掃します。
当院ではステンレススチール製ファイルは使用致しません。
極細で湾曲した繊細な根管内を清掃するには、ステンレススチール製ファイルでは不十分であると考えています。
下画像は、根管充填の様子です。
当院の根管充填法は、CWCT。
現在の日本の保険治療。日本では根管充填を「側方加圧充填」で行うことが通法とされています。これはピッタリあっていない樹脂をいくつも押し込む方法。この方法では歯の内部に応力をため込み、歯根破折の原因となるともいわれているのです。当院では、そのようは根管充填法ではなく、垂直加圧根管充填法のひとつ、CWCT(ContinuousWave Condensation Technique)を用いています。当院で使用する器材はISO規格(国際標準化機構)に準じたニッケルチタンファイル(②)とガッタパーチャ(④)です。この規格に準じた器材・材料を使用することでピッタリとした根管充填が可能となります。
根管充填後は、精密に歯を削り、精密な型どりを行い、セラミックポストアンレー製作します。
本症例のように、歯の神経を取る・抜く治療(=根管治療)を行ったにも関わらず、健全な歯の部分が多く残っている症例があります。
この様な症例に、メタルの土台(コア)を入れて、歯の全周を削ってしまうと、歯が脆く、折れやすくなってしまいかねません。
そのため、当院では、上動画症例のように、残っている歯質(歯)が多い場合は、「セラミックポストアンレー」を装着すべきと考えています。
この方法は、USC(University of Southern California)の教授 Pascal Magne(パスカル マニエ)先生が、「根管治療後に歯が破折しない(折れない)ようにするための優れた方法」として推奨されている術式です。
科学的根拠もあり、根管治療後の歯を強固にすることが証明されています。
上画像は、そのセラミックポストアンレーを装着した状態のマイクロスコープ画像です。
隙間もない、どこを治したのか分からない程、自然な仕上がりとなっています。
当院では、マイクロスコープを活用した精密歯科治療を通して、一生に一度の歯科治療・やり直しのない歯科治療を目指し、日々の臨床に取り組んでいます。