日別アーカイブ: 2020年7月31日

歯の神経を取るな!抜くな!【動画でノーカット解説】

この動画は以下の動画のノーカットバージョンです!

『セラミック治療はするな!!《保険外治療・セラミック治療は本当に良いのか?やり直しのない歯科治療に大事なポイントとは?》』(以下の動画をぜひ先にご覧下さい!)

本動画のタイムスケジュールです。
00:05 本動画の概要についてご説明
01:23 ラバーダムの装着の様子
02:54 術前に歯の表面を洗浄消毒する
03:35 セラミックインレーを外す
05:30 外した状態 覆髄材が見える
08:31 覆髄材を取り除くと、むし歯
08:46 齲蝕検知液でむし歯を染色する
09:03 むし歯を徹底的に削り取る
13:31 コンポジットレジンで隔壁形成 倍速
14:01 麻酔を追加
15:06 露髄(むし歯が歯の神経に達すること) 
18:01 歯の硬さをチェック むし歯か否かを精査
18:37 露髄部周囲を齲蝕検知液で再精査
23:18 覆髄の用意 表面を酸処理する
25:04 コンポジットレジンで露髄部周囲を覆う
28:18 MTAによる直接覆髄法
30:18 さらにコンポジットレジンで覆う 倍速
30:44 ラバーダムを外す
31:08 かみあわせをチェック
32:36 治療終了
33:08 エンディング
宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

噛み締めの癖が、どうしても治らず頬の内側に白い線が出来る

当院のYoutubeチャンネルに頂いたご質問に回答させて頂きました。

その内容は「かみしめ」です。

歯医者へ行ったら誰しもが指摘されるであろう「かみしめ」。

当院の見解をお話しさせて頂いております。ぜひご一読ください!

歯の根っこが長い人は足が長いんだよ〜 の先生の言葉に笑ってしまいました。
私も定期的に歯のお掃除で近所の歯医者に通っていますが、噛み締めの癖が、どうしても治らず頬の内側に白い線が出来たりしてしまいます。
噛み締めはマイナスの事しかないので意識してしないようにしていますか難しいです。
寝不足や体調不良の時は口の中に口内炎がいくつもできリンパ腺も出てしまいます。
根管治療も間2週間あけて4回通い終えたばかりなので先生の治療動画はとても興味があります。
コメントありがとうございます!嬉しいです!
「かみしめ」=「悪」という固定概念があります。
私の動画でもそのように配信しております。
物事にはあらゆる「側面」があるものです。
コップは横から見たら台形ですが、下から見たら丸です。
1方向から光を当てれば、反対側は影になります。
かみしめも同様です。
かみしめは、皆が出来るものではありません。
骨格がしっかりしており、物事に実直に、真摯に取り組む精神性をお持ちの方にのみ出来る「行動」です。
骨格が華奢で歯並びが良くない方には「かみしめる」ことはできません。
噛みしめることで、集中力を発揮し、ストレスを緩和し、全身の正中線を感じ、あらゆる難関を乗り越えることが出来るのが「かみしめ」です。
この噛みしめ、度を超えなければ、適度であれば、それほどの問題は生じないものです。
しかし、人間関係のもつれや仕事のストレス、外的環境の変化(気圧気温の変化、引っ越し、仕事環境の変化)など、対応しづらいストレスが加わると、 それを乗り越えるべく「かみしめ」の頻度と強度が極端に増加します。
これは良くありません。 もっと良くないことは、これが常態化し、日中でもいつでかみしめている方、非常に多くいらっしゃいます。
そのようなときは、呼吸も浅くなり、口は開き、口呼吸となる。
自然と全身姿勢は丸まり、猫背となりガチです。
そんな時、舌は本来ある上あご口蓋から下がり、低い位置に変化します。
この状態でかみしめると舌や頬粘膜に圧痕、つまり「白い線」が出来るのです。
噛みしめの良い面にフォーカスすれば良いのですが、悪い側面にだけ焦点を当て、かみしめないように!とマウスピースを入れる治療には疑問を感じております。
まずは、かみしめは悪いことではないこと。
かみしめ”過ぎて”しまうのが、問題であり、その原因は、「かみしめる」という行動にあるのではなく、 ストレスコントロールにあること。
ここに目を向けて頂きたい!と皆様にはお話しさせて頂いております。
いくつかリンクを添付します。ぜひご活用下さい!
当院の考える「かみあわせ」
かみわせとは何か?
かみしめについて
マウスピースについて
根管治療はまだ続くようですね!
お口開いているの、大変ですが、頑張って!!
ちなみに、歯の根っこ、長い方かな(笑)?
コメントありがとうございました!
宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル