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神経が壊死?セラミック治療後の根管治療50分、1回で終了  #根管治療​ #根幹​ #マイクロスコープ​ #dentalmicroscope

セラミックインレー装着後に歯茎が腫れてきた?

治療したはずなのに、痛みは増すばかり。こんなご経験ありませんか?

今回の動画は、セラミックインレー装着後に神経が壊死した患者様の根管治療の様子です。

50分、ノーカット。ほぼ1回で終了した根管治療の様子です。

コメント欄にタイムスケジュールを添付します。ご活用下さい。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

【タイムスケジュール】

00:29 治療前、麻酔前の患者様との会話
01:21 無痛麻酔の様子
02:32 炎症があると、麻酔は効きづらい?
02:50 痛い時は我慢しない!左手あげましょう!
03:23 矯正治療と根管治療 リテーナーは使える?
03:49 本日の治療の流れについて患者様に説明
04:20 無痛麻酔継続中
04:51 麻酔をすると、みんなドキドキするんですか?
05:10 治療中にどのようにしてコミュニケーションをとるのか?
05:41 ゆすぎましょうz!
06:01 麻酔でクラっとしたことがある(迷走神経反射とは何か?)
06:37 本日の治療中に起こりうる痛みの可能性について
07:32 追加麻酔
09:18 ゆすぎましょう!!
09:37 迷走神経反射が起きてしまった!!!
10:09 大きなお口を開けましょう
11:28 ラバーダム初体験
11:48 バイトブロック(つっかえ棒)の装着(リンクあり)

12:11 痛い!?アクシデント!
12:30 排唾管の装着
12:48 ラバーダムの装着(リンクあり)

14:09 ラバーダムが耐えられない時、どうする?
14:23 術前の歯の消毒 ラバーダムの目的とは何か?
16:15 セラミックインレーを外す
21:16 インレーを外すと、歯の神経に近いむし歯になっている
21:55 う蝕検知液でむし歯を染色してチェックしよう
22:54 隔壁を造る
25:06 う蝕検知液で再度チェック
26:48 歯髄壊死 歯の神経は死んでいた
28:00 神経が生きているか?死んでいるか?どうやって見極める?
28:21 根管治療の説明
28:29 3つの根管の先端を探そう(穿通)
31:47 根管治療後の痛みについて
32:40 3つの根管の先端を確認中
33:19 ファイルとは何か? なぜゴリゴリするのか?
34:27 SEC01で穿通
35:53 根管上部2/3をゲーツグリデンドリルで清掃
36:46 根管上部を水洗
37:05 根管下部1/3をニッケルチタン製ファイルで清掃
41:39 根管内を薬剤 次亜塩素酸で洗浄消毒する
43:16 根管内を乾燥させる
44:15 水酸化カルシウムを貼薬する
44:51 仮封(仮蓋)をする
46:21 治療終了
46:35 【必ずご覧下さい】動画最後のご挨拶

 

 

 

 

 

ラバーダム、マイクロスコープを使ってもらえるよう伝えてもいいのか?

今後根管治療終えたのち、また別の歯も虫歯治療予定なのですが、その際は是非ラバーダム、マイクロスコープでお願いしたいという気持ちがあり、そのような要望は伝えてもいいのでしょうか?それとも歯科医の判断に任せるべきなのでしょうか?

ありがとうございます!

マイクスコープとラバーダムの取り扱いのある歯科医院であれば、そのご要望は伝えても良いのではないでしょうか!
以前、コメント欄にこんなご質問を頂きました。
『一般的に、根管治療は麻酔無しで行うのが普通なのでしょうか?』と。
『一般的』という言葉の意味はこうです。
『広く全体に共通して認められ、行き渡っていること。ありふれていること。あたりまえ。普通。広く認められ行き渡っているさま』
コメント欄で頂くご意見では、歯の神経が死んでしまっているであろう時の根管治療、また、2回目以降の根管治療では、『麻酔をしないで治療する』ということがとても多いようです。
つまり、コメント欄の意見をもとにすると、『全国で広く共通して認められること』のようです。
歯の状態によりますが、つまりは、麻酔無しで根管治療を行うことは、『一般的』なのでしょう。。。。
こんな回答をした上で、私の考え方を述べさせて頂いたのを記憶しています。
ラバーダムも同じでしょう。
現在の日本では『一般的』なようです。
でも、誰もが知る根管治療の専門書には、
根管治療時はラバーダム防湿は必須であり、「ラバーダム防湿ができないなら、根管治療は禁忌(やってはいけない)である」と聖書(世界基準の臨床歯内療法 医歯薬出版)とまで記載されています。
その聖書を読んでいるもの、読んでいないもの、歯科医師それぞれ様々でしょう。
それが良い悪いという評価は個人個人で行えば良いことでしょう。
誰もが情報を得られる今日では、どの情報を自分の正義とするか否かは、その人その人の「責任と決断」に委ねられるべきではないかと”私は”考えています。
ラバーダムとマイクロスコープの取り扱いを表記しているのであれば、それは是非使って頂きたいと”私”は感じます。
ただし、そこには多少の費用が必要となるかもしれませんが、その点のご説明は術前に頂けるかと思います。
ぜひ今後の治療、頑張って下さい!応援しています!
ご心配な時はいつでもコメントください!がんばって!

数ヶ月前から硬い食べ物を噛むと痛いのですが、何が原因

2年前ほどに前に神経を取る治療をして保険の白い冠が被さってる状態なのですが、数ヶ月前から硬い食べ物を噛むと痛いのですが、何が原因だと思いますか?

(柔らかいものは全然大丈夫です。)

ちなみに先月定期検診でレントゲンもとり虫歯もないと言われたのですが、、

コメントありがとうございます!

歯ぎしりや食いしばりでしょう!

人は、困難を食いしばって乗り越えます。

では困難とは何か?それはストレスです。
ストレスとは何か?

①生活環境の変化
②肉体的ストレス
③精神的ストレス

この3つでしょう。

①引っ越し、新たな仕事環境、雨・台風などの低気圧つまり気圧の変化、気温の変化つまり季節の変わり目(寒い中くるまって寝る)
②身体の疲れ、疲労、病気など
③人間関係などの精神的な疲れ

いずれかに該当するでしょう!

それにより歯に負担がかかり、寝ている間にくいしばります。歯は打撲を起こした状態となり、硬いものを噛むと痛むんです!

 

 

根管治療は一般的に麻酔無しが普通なのでしょうか?

現在、歯医者に通院しています。

左下奥歯を根管治療中(3回目)ですが、ファイルを指す度に痛みます。痛いと主張しますが、麻酔はなし。これは正しい治療なのでしょうか。

まだまだ根管治療は続きます。正直怖いです

 

根管治療は一般的に麻酔無しが普通なのでしょうか?

歯の神経の状態にもよるのだと思いますが

『一般的』という言葉の意味はこうです。

『広く全体に共通して認められ、行き渡っていること。ありふれていること。あたりまえ。普通。広く認められ行き渡っているさま』

コメント欄で頂くご意見では、歯の神経が死んでしまっているであろう時の根管治療、また、2回目以降の根管治療では、『麻酔をしないで治療する』ということが『多い』とても多いようです。

つまり、コメント欄の意見をもとにすると、全国で広く共通して認められることのようです。

おっしゃる通り、歯の状態によりますが、つまりは、『一般的』なのでしょう。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。歯を溶かしながら、歯の内部に感染を拡げる病気がむし歯です。

その細菌を取り除くのがむし歯治療であり、その細菌が歯の内部深くの神経に感染している場合、『細菌を取り去るために、結果、歯の神経を取ることになる』のが根管治療です。

この際、感染している部分に知覚がなければ、麻酔をせずとも痛み無く取り覗くことができるでしょう。

術前に感染により既に神経が死んでしまっている状態の場合、「神経は死んでいるから、麻酔しなくても大丈夫でしょう!」という歯医者さんのご説明や、根管治療2回目以降、だいたい神経を取ってしまっている際、「神経は無いので麻酔なしでも大丈夫でしょう」という説明の根拠はこれでしょう。

ここで、1つたとえ話を。

例えば、皮膚の一部が何らかの理由で壊死したとしましょう。

その壊死部を取り除く時、壊死部をつかんでも痛みはありませんよね?

でも、壊死部と接触している「健全な組織」はどうでしょう?健全なる感覚がありますよね?ということは、麻酔をしないで壊死部を消毒したり、取り除いたりしたら、どうでしょうか?普通に、痛み、ありますよね?

私は痛いのが嫌いなので(笑)。

また医療の本質は、痛みを取り除くこと。そのために、過剰な痛みを与えることは、その本質に反することであるという想いがあります。これは私個人の見解ですのでお許しいただければと(笑)

多くのお困りの患者様の痛みを手際よく安価に取り除くことのできる日本の優れた保険医療システムでは、一瞬の痛みをご容赦頂き、治療を速やかに行うニーズが問われているようです。

そのため、当院の臨床では、麻酔をしてほぼすべての歯科治療に臨ませていただきますが、現在の医療体制には、そういった時代背景があるようです。

麻酔をしないで治療することは、現代の日本においては「一般的」といえるでしょう。

しかし、私個人の見解としては、「一般的ではない」といえるでしょう。

 

 

 

ドックベストセメント むし歯 無菌化

ドッグベストセメントしてますが 虫歯が一年くらいかけて無菌化されるので削らなくてもいいと言われましたが これは間違っているのですか? 動画を見て不安になりました

コメントありがとうございます!

まずは大前提として、私はドックベストセメント治療は行いません。
そのため、ドックベストセメント治療の詳細につきましては、公式のサイトなどをご参照頂ければ幸いです。

むし歯治療には色々な治療法があるでしょう。

むし歯を”できるだけ”削り取って、ドックベストセメントのような薬の効果を”期待”して、そのむし歯に塗布、治癒を待つ方法。

当院のように、むし歯を”う蝕検知液”と”その硬さ”で診査しつつ、マイクロスコープを診ながら徹底的に削り取り、治療中の感染予防のためにラバーダムを必ずつけて治療を行い、神経に至った場合はMTAという薬で保護する治療法

色々のようです。

癌治療であれば、放射線治療や薬物治療、摘出手術など、様々な治療法があるでしょう。
治りたいというお気持ちに変わりはありませんが、患者様のご希望・ご不安は様々です。
価値観は多種多様。提供できる治療も様々となっているようです。

ただし、大原則として、むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。

これは1965年に発表されたKakehashiらの研究は、このことを端的に説明しています。

歯科医師ならば誰もが知る、明らかなことといえるでしょう。
https://miyazaki-dentalclinic.com/21898

この点を踏まえて、どのようにアプローチした治療を選択するのか?
歯科医師、患者様ともに考えるべきでしょう。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル