月別アーカイブ: 2020年2月

抜歯即時インプラント手術の実際の様子《アーユルチェアのご紹介》

当院では出来るだけ歯の神経を取らずに残す、そして歯を抜かずに徹底的に残す根管治療を行っています。

しかしそれでも歯を残せない、、、抜歯することが、周囲の骨に悪影響を及ぼさない、抜歯こそが最善の治療となる場合もある。

そのようなときは、すぐに抜歯するのではなく、その後の治療を見据えた上で抜歯することが大切です。

何の配慮もなく抜歯することは、周囲の骨をいたずらに無くすことになりかねません。

また、抜歯後インプラント治療をご希望なのであれば、抜歯と同時にインプラントを埋入設置する術式の方が、治療回数、手術回数、治療期間を大幅に短縮するだけでなく、痛みを大幅に軽減することが可能です。

インプラント手術期間 回数、抜歯即時インプラント手術と比較

抜歯即時インプラント手術について

上動画では、そのインプラント手術の様子を分かり易く短く解説させて頂いております。血の出るような動画ではありません。安心して見て頂ける動画となっております。インプラント治療をお考えの患者様はぜひご参考頂ければ幸いです。

また、歯科医師の仕事は「坐り仕事」です。
坐ったまま長時間姿勢を維持することは、身体に大きな負担をかけます。
私も以前は腕、肩、首を痛め、苦労を重ねました。
そんな中、椅子にはこだわり、様々なイスを使ってまいりましたが、現在は当院の診療椅子をすべてアーユルチェアで統一し、日々の臨床に取り組んでおります。そんなアーユルチェアについても動画内でご紹介をさせて頂いております。良い椅子、姿勢矯正をできるイス、負担のかからないイスをお探しの患者様はぜひこちらもご参照頂ければ幸いです。

 

アーユルチェア 宮崎歯科医院すべてのユニットで導入

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

ズキズキ痛む 歯の神経を残す 根管治療?どっち?《メール相談》

※ このメールのご相談は、昨日いただきましたメールに回答させて頂きました内容となります。ご入力頂きましたメールアドレスに即日ご返信させて頂いたのですが、パソコンからのメールは受け取ることが出来ない設定になっているようで、何度送っても戻ってきてしまったご相談内容です。

お問い合わせでご入力頂いたお電話にも電話させて頂いたのですが、データ通信専用の電話番号であったため、こちらもご連絡が取れない状況でした。

全くご連絡が取れないため、当院ホームぺージに掲載させて頂き、お気づきいただければ幸いです。

ご相談頂く際は、お名前(苗字、名前)、連絡の取れる電話番号、パソコンからのメールを受け取ることのできるメールアドレス・あるいは設定をご入力頂いた上でご相談頂けます様、切にお願い致します。

メールによるご相談内容

はじめまして。

1週間程前、就寝前に左側の①上下の歯が痛くなり②市販の痛み止めを飲んだものの痛みはまったく引かず、強さを増していく状態でほとんど③眠ることすらできない状態でした。

翌朝、若干痛みは和らいだものの、やはり椅子から立ち上がり歩き始めるなど④動き出すと脈を打つように歯が痛み出し、⑤食べたり飲んだりするとズキズキと痛みが強くなる状態でした。

すぐに近くの歯医者に行き、レントゲン等を撮っていただきましたが、⑥画像上は特に神経や骨等に異常はないとのことで、抗生物質と痛み止めを処方していただき様子を見ることになりました。

⑦薬のおかげか徐々に痛みの強さも痛みを感じる時間も減ってきましたが、今度はピンポイントで左上の1本だけが⑧噛むと激痛走るようになりました。(痛む歯は神経がありますが、その隣の歯については神経がない状態です)

⑨もともと左上の歯は、冷たいものや温かいものご?しみるような状態でしたが、物を噛んだりすることは全く問題ありませんでした。

再度、薬を処方していただいた歯科に伺い診察していただいたところ、神経を抜くしかなさそうだとのことでした。

このように歯を叩いたり、噛んだ時に痛みがでるような状態の場合、神経を抜くしか方法はないのでしょうか?

できれば神経を抜かずに治療できるならしたいと思っています。

お忙しいところ申し訳ございませんが、ご回答よろしくお願いいたします。

はじめまして。宮崎歯科医院 宮崎と申します。どうぞよろしくお願い致します。

詳細なるメールを頂きまして誠にありがとうございます。

回答させて頂きます。よろしくお願い致します。

実際に拝見させて頂いていないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でお読みくださいます様お願い致します。

本メールに、画像を添付させて頂いております。

歯の神経を残せるか否か、根管治療は必要か?神経を取らなくてはいけないか?症状でチェック 診査する方法 メール相談に回答

この画像には、「神経を残せるか否か?根管治療は必要か?」を現在の症状よりチェックする表と、むし歯の進行度合いを示す図が記載されております。

その表中には、頂きましたメール本文中に挿入させて頂いた①~⑨除く)の症状が該当する部分に添付させて頂いております。

ご自身のこれまでの症状を再度確認して頂いた上で、今後どのような治療が必要となるであろうか?のご決断の参考として頂ければ幸いです。

また、添付させて頂きました図表を見て頂く前に、以下のリンクをご参照ください。

「歯の神経を残せるのか?」現在の症状よりチェックする方法
https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

歯の神経を残せる場合、残せない場合、どのような状態になっているのか?
歯の神経を取る?とはどういうことなのか?
https://miyazaki-dentalclinic.com/21906

この2つのリンクをご参照頂いた上で、添付させて頂いた図表をご覧頂くと、現在、歯に何が起きているのか?今後どのように対応すればいいのか?が分かるでしょう。
ぜひご参照ください。


詳細に頂いたメールより、当院での推断を以下にご説明させて頂きます。

上記リンクをご参照頂いた上で、以下の回答をお読みいただくと、理解が更に深まるかと思います。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です歯は3層構造です、表層からエナメル質、象牙質、神経となっています。

その表層に、唾液中に存在する細菌が感染し、歯を溶かしながら感染を拡げていく病気が“むし歯”という病気です。

当院でいう、「歯の神経を残す治療」「根管治療(歯の神経を取る治療)」はいずれもむし歯治療であり、“感染した細菌を削り取る”ことです。

① 上下の歯が痛くなり

⇒これは相当な強い痛みを表しています。これだけで、歯の神経に至る何らかの炎症反応があることが分かり、この症状だけで、根管治療が必要であることが推測されます。

② 市販の痛み止めを飲んだ
③ 眠ることすらできない状態

⇒添付させて頂いた表をご参照ください。「痛み止めを服用するほどの痛み=根管治療が必要」です。

こちらのリンクをご参照ください。「歯の神経を残せる症例が感じる症状、歯の神経を取る(根管治療)治療が必要となる症例が感じる症状」について記載されています。世界的に有名なドクターリクッチの文献より引用した信頼できる診断基準です。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22012

そこにある根管治療が必要場合の症状として、①~③症状が該当しています。

 

④ 動き出すと脈を打つように歯が痛み出し、
⑤ 食べたり

⇒むし歯の感染は徐々に内部に侵攻します。歯の神経に達すると、歯の神経に強い炎症が起こります。これは侵攻してきた細菌に対抗すべく、歯の内部に血液を供給するためです。狭い歯の神経の在る根管内に血液を供給するため、内部圧力が高まり強い痛みが生じます。

マイクロスコープ 歯の神経を残す治療 根管治療しない 出来るだけ残す 抜かない その根拠 治療法 2

これを「急性の歯髄炎」といいます。この時の痛みはこれに該当するでしょう。

これが進行すると、炎症は歯の先端、歯根の方にまで及び、噛むと痛む、叩くと痛むといった症状が生じます。それがです。


⑥ 画像上は特に神経や骨等に異常はない

⇒急性の歯髄炎の場合、時間の経過が無いと、その周囲の骨の変化は認められます。
よって、レントゲンでは正常な状態に見えることもしばしばです。

⑦ 薬のおかげか徐々に痛みの強さも痛みを感じる時間も減ってきました

⇒薬のお蔭もありますが、感染が拡がると、神経が死んでしまうため、前述のような血流がなくなります。これを歯髄壊死といいます。嘘のように痛みが引くのが特徴ですが、噛んだ時の違和感が残るようです。

⑧ 噛むと激痛
⑨もともと左上の歯は、冷たいものや温かいものご?しみるような状態

⇒この症状からも、この歯はかなり以前より深いむし歯があったことが推察されます。

根管治療が必要となる「不可逆性歯髄炎、歯髄壊死」につきましては、こちらのリンクをご参考ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/24628


上記の病状より、これ以上の感染拡大をさせないためにも、
適切な根管治療を施す必要があるでしょう。

しかし、ネットでは「歯の神経を取り去ると、歯が弱くなる、脆くなる」などの心配を煽る言葉が多く飛び交っております。

大丈夫、適切に対応すれば問題はありません。

問題を先送りするのではなく、問題をしっかりと見据え、適切に1つずつ対処すれば歯はしっかりと治せるのです。

「歯の神経を取らない方がいい?」
https://miyazaki-dentalclinic.com/25887

「歯の神経を取るデメリット、メリット」
https://miyazaki-dentalclinic.com/25908

「歯の神経をとると脆くなる 弱くなる?」
https://miyazaki-dentalclinic.com/25918

「歯の神経を取る 寿命?」
https://miyazaki-dentalclinic.com/25927

今後、おそらく、根管治療が必要となるでしょう。
その根管治療の際、可能であれば2つ、ポイントを押さえて頂きたいと思っております。

① ラバーダムの使用
② マイクロスコープの使用

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
その感染を取り除くためには、ラバーダムというものが絶対に必要となります。

以下に当院のリンクを添付致します。
根管治療のリンクには多くの動画を供覧させて頂いております。
また当院ではYoutubeチャンネルで多くの症例を動画で分かり易く解説させて頂いております。

こちらも今後の医院選びの参考になれば幸いです。ぜひご活用ください。

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

「良い根管治療とは?」
https://miyazaki-dentalclinic.com/25051

 

 

「宮崎歯科医院の根管治療」
https://miyazaki-dentalclinic.com/14599

「宮崎歯科医院のYoutubeチャンネル」https://www.youtube.com/c/%E5%AE%AE%E5%B4%8E%E6%AD%AF%E7%A7%91%E5%8C%BB%E9%99%A2


回答は以上となります。

当院の受付スタッフに申し伝えておきます。
何かございます時は、当院までご連絡ください。
03-3580-8110

この回答が、少しでもお力になれていれば幸いです。
よろしくお願い致します。宮崎

※初診の患者様へ(当院の初診の流れについて)
必ずご一読ください。
https://miyazaki-dentalclinic.com/22254

一生に一度の歯科治療 やり直しのない歯科治療をスタッフ全員で目指す 良い歯科医院 信頼できる歯科医院を目指す スタッフのため 患者様のため を目標に!

 

 

 

ドックベストセメント(ドックスベストセメント)痛い…当院の見解

以前より、また最近も、ドックベストセメント(ドックスベストセメント)治療後の痛みに関するお問い合わせを大変多く頂いております。

ドックベストセメントについて、その施術を行われている医院様のホームページより以下に参考・転載させて頂きました。ぜひご一読ください。(※ 当院の考え方とは異なります、その点ご理解頂けます様お願い致します)

『ドックスベストセメント』の治療法(ネットより引用、転載)

治療法としては、虫歯を削らず、このお薬を詰めるだけ。あとはその上から詰め物やかぶせ物をするだけです。削らないので、当然麻酔も必要ありません。

これだけで虫歯が治るのです。

さらに高ミネラルセメントは、虫歯菌を殺菌する成分を半永久的に出し続けます。

様々なミネラルが、虫歯菌の酸によって軟らかくなった歯を硬くしてくれます。

つまりただ虫歯が治るだけでなく、再発を予防してくれる優れたお薬なのです。

ちなみに高ミネラルセメントは、一時期テレビなどで話題になった、抗生物質で虫歯を治す方法と違い、体に害がなく、薬剤耐性菌を作る心配もなく、作用が弱くなることもありません!

ドックベストセメント治療後より、歯の痛みで大変ご苦労をされているご様子の患者様より当院に電話、メールなどのお問い合わせを頂いております。

大変ご不安かと思います、当院でもお時間があればお伺いするようにしておりますが、診療時間内の場合、当院にご通院頂いております患者様とのご予約・対応もございますことより、十分な対応が出来ず、大変心苦しく感じております。

そのため、当院での見解をホームページにて明らかにさせて頂いた上で、もしお問い合わせがございます時は、以下のようにさせて頂きたいと思っております。ご理解頂けます様お願い申し上げます。

① 当院にご通院頂いてない患者様の診療時間内での電話でのご質問をお断わりさせて頂きます。理由は、”実際に拝見させて頂いていないため、確かな病状が分かりかねるため”です。

しかし、お困りになっているお気持ちは大変よく分かります。そのため、以下の方法で対応させて頂いております。ご理解頂けます様お願い申し上げます。

② ご質問などにつきましては、当院ホームページ「問い合わせ画面」よりお問い合わせ頂きたいと思っております。後日、当院院長より回答させて頂きます。

③ お急ぎの患者様は、当院診療後、18時以降にお電話にてお受けいたします。但し、当院院長不在の場合はお受けできませんので、あらかじめ日時をお約束頂いた上でお願い致します。

また、お話しやメールでのお問い合わせにお答えする前に、ドックベストセメント(ドックスベストセメント)についてお話しをさせて頂きます。

大前提として、当院では、ドックベストセメントの治療を行っておりません。

そのため、治療後痛み、違和感などの病状変化やその良否などについて全く判断しかねます。

患者様にはその旨お伝えてし、「まずは御担当頂いた歯科医師の先生にご相談してみてはいかがでしょうか?」と必ずお話しをさせて頂いております。

ドックベストセメント治療後の予後、治療後の痛み、その改善について、治療の成否についましては、「御担当頂いた先生」が一番良く把握されていることでしょう。

まずは御担当頂いた先生にご相談をお願い致します。

また、当院ではドックベストセメント治療の目的と似た「歯の神経を残す治療」を行っております。

こちらにつきましては、以下の動画や「歯の神経を残す治療」(←こちらをクリック)をご参照ください。

当院ではドックベストセメント治療を行っておりません。

それは、1965年 kakehashi先生により明らかにより明らかにされた「むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症である」ことを根拠としているからです。

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症 kakehashi論文

むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症であることは”明らか”です。

そのため、深いむし歯治療や根管治療など、「細菌感染を取り除く治療であるむし歯治療」にとって、”治療中の唾液の接触・混入は、治癒を阻害するばかりでなく、再感染の機会を与えかねない”と当院では認識しております。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要

そのため、上記の通りドックベストセメント治療の「虫歯を削らず、このお薬を詰めるだけ」という治療コンセプトとは異なるため、当院ではドックベストセメント治療を行っておりません。

下に動画にて、他院で行ったドックベストセメント治療が上手くいかなかった症例を当院で治療した症例についてご説明させて頂いております。

これはドックベストセメント治療を否定するものではなく、それ以前の「治療中の感染予防となるラバーダムの欠如」に焦点を当て、その失敗理由としております。

患者様には「自己治癒能力」「免疫」があります。

多少のむし歯、細菌感染が残っていたとしても、それを抑え込めることもあります。

ドックベストセメント治療は、そこに期待をした治療であると推察しております。

そのため、その治療の成否、予後、上手く機能しなかった場合の対処法は、それを施術した担当医の先生がよくよくご存じの事と思います。

重ねて申し上げますが、まずは担当医の先生にご相談頂けます様お願い申し上げます。

ただし、ドックベストセメントではなく、当院のコンセプトに共感頂き、ラバーダムとマイクロスコープでむし歯を徹底的に取り残すことなく取り除き、MTAにて覆髄、その後精密に人工歯をかぶせて治したい!という患者様におかれましては、ぜひ当院にご来院頂き、ともに治療に臨ませて頂きたいと思っております!がんばりましょう!

当院の「歯の神経を残す治療、根管(根幹)治療」につきまして、患者様によく頂くご質問を以下のリンクにまとめさせて頂いております。またそれを解説した動画もまとめております。ぜひご参照ください。

https://miyazaki-dentalclinic.com/22921

歯に痛みがあり、神経を残せるか否か?根管治療が必要となるか否かにつきましては、以下のリンクをご参照ください。現在感じている症状から、適切な治療は何か?を調べて頂けるかと思います。

https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

神経を残せるか否か 根管治療は必要か その症状から診断名と治療法をチェック

ドックベストセメントにつきましては申し訳ございません。「むし歯を残して治す」というドックベストセメントのコンセプトに賛同しかねるため、当院では行っておりません。

「他院でドックベストセメント治療された患者様への対応」や「メールでのご質問」にお答えしたリンクがございます。そちらをぜひご参考にしてください。

ドックベストセメント失敗 その原因と対処法
https://miyazaki-dentalclinic.com/24706


ドックベストセメント 失敗 ご相談
https://miyazaki-dentalclinic.com/24563


ドックベストセメント むし歯を取り残すとは?
https://miyazaki-dentalclinic.com/25688


ドックベストセメント失敗症例から学ぶ 神経残すポイントとは?
https://miyazaki-dentalclinic.com/25116


ドックベストセメント 3mix 失敗をMTAで治療し神経残す
https://miyazaki-dentalclinic.com/24681

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歯の神経を取る 寿命?

根管治療(=歯内療法、歯の神経をとる治療、歯の神経を抜く治療、根幹治療)の際、大変よく頂くご質問。

① 『 歯の神経って取らない方がいいのですよね?』

② 『 歯の神経を取るデメリットって何ですか? 』

③ 『 歯の神経を取ると、歯が脆くなる(もろくなる)って聞いたのですか』

④ 『 歯の神経を取ると、どの位持ちますか?』

この4つ、大変多く頂くご質問です。

当院の見解を回答させて頂きます。
ご参考頂ければ幸いです。
またこの回答で、ネットに溢れる根拠のない恐怖を煽る情報に惑わされることなく、適切な根管治療をご選択頂けることを切に願っております。

①~③につきましては、リンクを添付いたします。
ぜひご参考下さい!

① https://miyazaki-dentalclinic.com/25887

② https://miyazaki-dentalclinic.com/25908

https://miyazaki-dentalclinic.com/25918

 

④ 『 歯の神経を取ると、どの位持ちますか?』

根管治療した歯は、生木が枯れ木のようになり、脆く・弱くなります。
そのため、時間の経過と共に歯が折れてしまうことがしばしばです。

回答)個人差があります。

10年から15年経過すると、根管治療した歯が折れる危険性が高まるとする文献はありますが、必ずということではありません。

では、どのような症例で歯が折れて、どのような症例では歯が折れずらいのか?
その特徴について、当院の見解、私の25年ほどの臨床経験よりお話しさせて頂きます。

根管治療後、歯が折れづらい患者様に共通する点

・ かみしめ、くいしばりが少ない
・ 定期的に検診を受診されている
・ 理想的なかみあわせ

かみあわせ チェック 正しいかみあわせとは

 

根管治療後、歯が折れてしまう患者様に共通する点

かみしめ、はぎしり、くいしばり姿勢
・ 定期的な検診を受診されず、痛むときだけご来院頂くことが多い
・ 歯を抜いて、そのまま放置
かみあわせに問題がある(奥歯がいつも接触している)

生活習慣 態癖 かみしめ くししばり 顎関節症 かみあわせ

但し、適切な診査の上で、適切な治療を行うこと。そして、「定期検診」これさえすれば、歯が折れる可能性を少なくすることが出来ます。

また根管治療にならないように、むし歯が深い場合は、「歯の神経を残す治療」を行うこと!これが最も大切でしょう!

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歯の神経を取ると 歯がもろくなる 弱くなる?

根管治療(=歯内療法、歯の神経をとる治療、歯の神経を抜く治療、根幹治療)の際、
大変よく頂くご質問。

① 『 歯の神経って取らない方がいいのですよね?』

② 『 歯の神経を取るデメリットって何ですか? 』

③ 『 歯の神経を取ると、歯が脆くなる(もろくなる)って聞いたのですか』

④ 『 歯の神経を取ると、どの位持ちますか?』

この4つ、大変多く頂くご質問です。

当院の見解を回答させて頂きます。
ご参考頂ければ幸いです。
またこの回答で、ネットに溢れる根拠のない恐怖を煽る情報に惑わされることなく、適切な根管治療をご選択頂けることを切に願っております。

 

① 『 歯の神経って取らない方がいいのですよね?』につきましては、以下のリンクをご参照ください!

歯の神経 取らない方がいい?


② 『 歯の神経を取るデメリットって何ですか? 』につきましては、以下のリンクをご参照ください!

https://miyazaki-dentalclinic.com/25908

 

③ 『 歯の神経を取ると、歯が脆くなる(もろくなる)って聞いたのですか』

回答)10年から15年経過することで、根管治療した歯(=歯の神経を取り去った歯)は脆く(もろく)、弱くなります。

また、10~15年経過することで、歯が折れる可能性が高まるとする論文も散見されます。

では、根管治療をしないのか?それで大丈夫でしょうか?
それにつきましては、上記①と②のご質問の回答リンクをご参照ください。

歯の神経を取る、つまり根管治療は「しなくてはならないからする治療」です。
しなければ、さらなる感染拡大の危険性があるため、せざる得ない治療であり、
患者様にとってはメリットのみでしょう。

しかし、現実として根管治療後の歯は脆くなる・・・ではどう対応するのか?

ファイバーコア 歯の神経を取ると歯がもろくなる 弱くなる 対応策 治療法 メタルコア

当院での対応策は3つ。

コア ファイバーポスト ファイバーコア 費用 料金 利点欠点① 土台にはファイバーコアを使用する!

根管治療後は、歯の根っこに土台を差し込み、その上からクラウンをかぶせます。

この土台を”コア”と呼びますが、そのコアには様々な種類があります。

コアとして最適な素材は『ファイバーコア』です。
基本、これ、一択でしょう。

当院では保険外治療にてファイバーコアを製作、装着しております。

なぜファイバーコアが良いのか?こちらにつきましては、以下のリンクをご参照ください!https://miyazaki-dentalclinic.com/19117

 

② クラウンを装着しない

土台を装着し、健全な歯の部分を含めて全周を削り、かぶせる「クラウン」。
従来よりある治療ですが、そこに疑問を投げかけている先生が居ます。

USC(University of Southern California)の教授 Pascal Magne(パスカル マニエ)先生です。

セラミックポストアンレー USC(University of Southern California)の教授 Pascal Magne(パスカル マニエ)先生

下動画症例のように、残っている歯質(歯)が多い場合は、「セラミックポストアンレー」を装着すべきであると提唱しています。

この方法は、USC(University of Southern California)の教授 Pascal Magne(パスカル マニエ)先生が「根管治療後に歯が破折しない(折れない)ようにするための優れた方法」として推奨されている術式です。

科学的根拠もあり、根管治療後の歯を強固にすることが証明されています。

セラミックポストアンレーとは、可能な限り健全な歯を削らず、コア(=ポスト)と噛み合わせ部分が一体となってオールセラミックス(e-max)で製作された人工歯です。

当院では根管治療の段階から「可能な限り健全な歯を削らないように」配慮した上で、根管治療に臨んでいます。

③ ファイバーコアとアンレー

これも上の方法と同様のコンセプトです。可能な限り健全な部分を残し、そこにファイバーコアを装着します。

その上でインレー、アンレーといった「削り取った歯の一部分を覆うような人工歯」をかぶせる治療法です。

右添付させて頂きました表内の図をご参考頂ければイメージできるかと思います。

兎にも角にも、「健全な歯を削るべく、最大限の努力をする」これが根管治療により脆くなった歯を助ける、寿命を延ばす治療法、対策といえるでしょう!

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歯の神経を取るデメリット メリット?

根管治療(=歯内療法、歯の神経をとる治療、歯の神経を抜く治療、根幹治療)の際、
大変よく頂くご質問。

① 『 歯の神経って取らない方がいいのですよね?』

② 『 歯の神経を取るデメリットって何ですか? 』

③ 『 歯の神経を取ると、歯が脆くなる(もろくなる)って聞いたのですか』

④ 『 歯の神経を取ると、どの位持ちますか?』

この4つ、大変多く頂くご質問です。

当院の見解を回答させて頂きます。
ご参考頂ければ幸いです。
またこの回答で、ネットに溢れる根拠のない恐怖を煽る情報に惑わされることなく、適切な根管治療をご選択頂けることを切に願っております。

 

① 『 歯の神経って取らない方がいいのですよね?』につきましては、以下のリンクをご参照ください!

歯の神経を取るデメリット?メリット?

 

② 『 歯の神経を取るデメリットって何ですか? 』

回答)”何でもない歯”  ”健全な歯”であれば、歯の神経は取らない方が良いでしょう。

また、可能な限り、歯は削らないほうがいいでしょう。

但し、何でもないのであれば、歯科医院へご来院頂く・ご相談頂くこともなかったはず。
であれば、なぜ歯の神経を取らざる得ないのか?

ここが、「デメリット?」のご質問への回答となるでしょう。

歯の神経(歯髄)を残す・取らない・根管治療しない 東京都内内幸町西新橋虎ノ門霞ヶ関神谷町日比谷有楽町の歯科歯医者 マイクロスコープが必要

むし歯とは、唾液中に存在する細菌が歯に感染し、その感染を広げる病気です。

放置すると感染は拡大するため、その感染拡大を予防するために、感染した部分を取り除くのがむし歯治療となります。

上の図をご参照ください、歯は3層構造です。エナメル質、象牙質に限局したむし歯であれば、それを削り取れば治ります。

しかし、その感染が、歯の神経(=歯髄)に至っている場合は、感染を取り除くために、「感染した歯の神経をとる根管治療」が必要となるのです。

そのため、歯の神経への感染が一部、であれば、その部分のみ取り除き、歯の神経を一部残す「覆髄、部分断髄法、歯頚部断髄法」といった、歯の神経を残す治療法もあります。

神経を残す 根管治療をしない 神経をとらない 都内内幸町新橋港区虎ノ門千代田区日比谷神谷町霞ヶ関の歯医者歯科 断髄位置について

どの治療法が適切なのか?これについては、適切な診査、診断が必要であり、その診査・診断をするためには、適切な治療環境が必要となります。

それは、
〇 マイクロスコープ
〇 ラバーダム
です。

以下の動画をぜひご覧ください。その必要性を見て頂けることでしょう。

歯の神経を残す治療とは何か?

② 『 歯の神経を取るデメリットって何ですか? 』というご質問に戻りましょう。

以下のポイントを抑えた上での「根管治療の決断」であれば、
メリットのみ、デメリットはありません。
何もせず放置すれば、痛みが止まないばかりでなく、感染拡大するばかりです。

但し、そこには、以下のポイントがあります。

1)適切な診断

2)歯の神経を残す治療法を持った上での決断か?
《 2)にはマイクロスコープとラバーダムは必要不可欠です》

この2点を抑えた上での根管治療は、メリットのみです。
安心して、根管治療に臨んで頂きたいと思っております。

③、④につきましては、後日、ホームページにて供覧させて頂きます!
ぜひご参考ください!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

歯の神経 取らない方がいい?

根管治療(=歯内療法、歯の神経をとる治療、歯の神経を抜く治療、根幹治療)の際、大変よく頂くご質問。

① 『 歯の神経って取らない方がいいのですよね?』

② 『 歯の神経を取るデメリットって何ですか? 』

③ 『 歯の神経を取ると、歯が脆くなる(もろくなる)って聞いたのですか』

④ 『 歯の神経を取ると、どの位持ちますか?』

この4つ、大変多く頂くご質問です。

当院の見解を回答させて頂きます。
ご参考頂ければ幸いです。
またこの回答で、ネットに溢れる根拠のない恐怖を煽る情報に惑わされることなく、適切な根管治療をご選択頂けることを切に願っております。

 

① 『 歯の神経って取らない方が良いのですよね?』

回答) 歯の神経は取らない方が良いです。また、歯は可能な限り削らないほうがいいでしょう。

この回答だけでは、答えが不十分となるため、”根管治療の目的、むし歯治療の目的”を知っていただく必要があるでしょう。

〇 むし歯とは、唾液中に存在する細菌が、歯を溶かしながら感染を拡げていく病気です。
〇 むし歯治療とは、その感染を取り除く(削り取る)治療です。

むし歯は放置することで、感染を拡げ、歯だけでなく、その歯を支える骨(歯槽骨)にまで及びます。その感染拡大を予防するために、感染したむし歯の部分を削り取るのです。
”歯の神経を取る”とは、”感染した歯の神経=悪い所”を取り除くこと、これが根管治療です。

ここで、再度ご質問に戻りましょう!

”適切な診断”のもと、”歯の神経を残す治療が不可能な”症例で、
① 『 歯の神経って取らない方が良いのですよね?』

どうでしょうか?
このような状況で、歯の神経を取らない、つまり感染を放置することは良いことでしょうか?悪いことでしょうか?

”適切な診断”のもと、”歯の神経を残す治療が不可能な”症例では、
歯の神経を取ることは、メリットのみであり、デメリットは全くありません。

歯の神経を残す治療とは何か?

但し、そこには、以下のポイントがあります。

1)適切な診断

2)歯の神経を残す治療法を持ったうえでの決断か?
《 2)にはマイクロスコープとラバーダムは必要不可欠です》

この2点を抑えた上での根管治療は、メリットのみです。
安心して、根管治療に臨んで頂きたいと思っております。

②~④につきましては、後日、ホームページにて供覧させて頂きます!
ぜひご参考ください!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル

 

 

 

間接歯髄保護処置とは?インプラント

当院のYoutubeチャンネルの動画にご質問頂きまました内容を転記、供覧させて頂きます。ご参考頂ければ幸いです。

数日前もコメントさせていただきました。 本日の虫歯の治療で、何も説明もなく終わったのでてっきり1回で虫歯治療が終わったものだと思って、明細書を見ると…「間接歯髄保護処置」と記載されており、ネットで調べてみると虫歯治療が終わったわけではなさそうでした(–;)素人なので詳しくは全然理解出来ませんでしたが(–;) 私の担当の先生からは、何も説明がなかったのと…とても聞にくい先生なので、ここでの質問お許しください。 やはりその虫歯治療は完了ではないのですか??

ご質問頂きました内容に回答させて頂きます。

実際に拝見していないため、適切な回答とならない場合もございます。
あらかじめご理解頂いた上でご参考頂ければ幸いです。

明細書にある、「間接歯髄保護処置」とは、おそらく、「間接覆髄法」と同じかと思います。 間接覆髄法につきましては、以下のリンクをご参照ください!

間接覆髄法 直接覆髄法 部分断髄法 根管治療 のむし歯の進行度合いを図で説明

https://miyazaki-dentalclinic.com/24628

間接歯髄保護処置とは、上のリンクでも分かり易く解説させて頂いておりますが、むし歯が歯の神経近くにまで及んでいた際、その神経を保護する薬”覆髄材”を貼薬することを云います。

おそらく、神経に近いむし歯であったことが推察されます。

その後の治療法としては2つです。

① 型どりしてかぶせる

② コンポジットレジン樹脂を充填する

①の場合は型どりして技工士さんに人工歯を製作して頂き、後日それを装着します。

②は即日充填し、治療は終了となります。

②に該当するようであれば、間接歯髄保護処置であっても、本日で治療は終了となるでしょう。 また、本日で終了ではない場合は、御担当頂いている先生、もしくはスタッフの方よりご説明が”必ず”あるはずです。 その説明が無い場合は、治療は終了したと考えてもよろしいのかも知れませんね!

この回答が参考になりお役に立てば幸いです。 よろしくお願い致します。

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