【 タイムスケジュール 】
00:00 治療の成否を分ける1つのポイントとは何か?
01:47 ラバーダムとは何か?
02:23 もう1つ大切なこと!?
02:40 根管治療1回ですべて終了 患者様の病状とは?
03:21 緊張している患者さまへ術前の会話
04:05 全く痛くない麻酔 実際の様子とは?(※個人差があります)
04:23 痛い時は左手
04:44 ラバーダムなぜ必要か?
05:27 根管治療後は痛い?
05:46 長い時間お口を開いている方法
06:59 ラバーダム装着の様子
07:24 治療中、ラバーダムを外したくなったらどうするの?
07:53 術前に歯の表面の唾液を洗浄・消毒
08:12 仮蓋を削るが、かなり特殊?
08:52 歯の神経、すでに無し・・・
08:58 歯の神経を殺す、ホルムアルデヒド製剤とは?
10:20 薬剤を取り除く
10:54 根管の先端を確認(穿通)
11:06 SEC01
11:22 ゲーツグリデンドリルで根管上部2/3を清掃する
11:32 根管治療について解説!
12:39 ニッケルチタン製ファイルで根管下部1/3を清掃する
14:44 根管内を次亜塩素酸で洗浄消毒する
14:56 根管内を乾燥させて根管充填する
15:33 仮蓋をして治療終了
15:39 術後の患者様への現状のご説明と注意事項
16:09 根管治療後の痛みについて
16:38 本動画、まとめのコメント
大切な歯、妥協しちゃいけません、これを外すと治療の成否は雲泥の差。
絶対に譲れないポイントがあります。
どんなに優しい歯医者でも、どんなに技術が優れていても、どんなにマイクロスコープ駆使しても、どんなに時間をかけたとしても、これをやらなきゃ全く意味がありません。
深いむし歯治療や根管治療では、このポイントを外すだけで成功率はガタ落ちです。
ココで皆さんに質問です。
汚れたタオルを洗う時、横から泥水かけられたら、タオル、キレイになりますか?
お部屋の掃除の最中に、子供がおもちゃを散かしたら、お部屋、キレイになりますか?
仕事終わりの17時過ぎに、パワハラ上司が次から次へと仕事を投げつけてきたら、一生懸命働いても定時におうちに帰れますか?
シャンプー洗い流す時、横からシャンプー掛けられたら、いつまで経っても泡立ち、取れませんよね(笑)
これ、全部、必死で問題解決しようとしてる横から、そばから、その問題を投げつけられているんです。これでは問題は解決しないでしょう。
汚れたタオルはキレイな水で洗いましょう。
お部屋の掃除は子供に片づけを教えましょう。
パワハラ上司は、これ難しい(笑)転職しましょう!
シャンプーのいたずら、これは笑って流して許しましょう。
むし歯治療も同じです。
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。細菌が問題なんです。
その細菌は唾液の中にいるんです。
むし歯治療の最中に、治療している歯に、唾液がガバガバガバガバ入り込んだら、なにやってるんだか、よく分かりませんよね(笑)
原因を取り除いている横からそばから、原因が入り込んでいるんだから、治るものも治りません(笑)
浅いむし歯なら、歯の神経が元気です。
唾液に触れても大丈夫でしょう!
でも、深いむし歯や根管治療では、
神経は弱り、無くな
細菌感染に対抗する術なしです。
こんな時はラバーダム。これ本当、大切です。
治療中の唾液感染を予防するラバーダム。
口の中に滅菌管理された手術室をつくるラバーダム。
これだけで、根管治療は成功したといっても過言ではないでしょう。
神経に近いむし歯治療をする際は、根管治療をする際は、ぜひこのラバーダム。おススメです!
プラスアルファにもう1つ。1センチにも満たない歯の内部のお掃除には、肉眼だけでは不十分。っていうか見えてない。見えないならば、メガネ、かけますよね!
歯科治療の眼鏡はマイクスコープ。これもぜひ!見えなきゃ何にもできません!
今回は、他院にて、「穴があった歯を治療したら痛みが増して、次回根管治療が必要です」と告げられた患者様の当院の治療の様子です。治療前は痛くなかったのに、治療したら激痛となり、不安な面持ちで来院されました。
「出来れば歯の神経を残したい」と切なる希望を胸に来院された患者様。
その期待に応えるべく、当院でもラバーダムで治療に臨みましたが「え?」という展開に。
根管治療は1回で終わりです。これからそのすべてをご覧頂きます。
これには、治療中の感染を予防するラバーダム!絶対です!
ぜひ最後までご覧下さい!
ゴミが舞い散る野原に真ん中、眼鏡もかけずに一生懸命に掃除をしても 綺麗になるはずありません。まずは埃が入らないように囲みましょう!そして眼鏡をかけましょう!
これがラバーダムであり、マイクロスコープです!これさえあれば、根管治療は1回で終了です!