日別アーカイブ: 2020年12月5日

良い歯医者、いい歯医者とは?

歯医者が苦手で、ズキズキする虫歯を10年放置した経験があります。

今回、5年ぶりの歯医者。虫歯だらけ。詰め物が取れて半年。

耐えられなくなるくらい痛みが出てきたので行くことに。

何年も虫歯の痛みに耐えてしまうくらい、治療中の痛みや(実際には麻酔が効いているしあまり痛みはないのだけど、) 恐怖が勝るんですよね。

麻酔なしの治療なんて、もしやられたら、私は一生歯医者に行かないと思います。

それくらい本当に恐怖です。

大人なのだからとか、子供も我慢しているのだからとか、絶対無理です。

トラウマに近いです。 いい歯医者さんってなんなんですかね。

コメントありがとうございます! いい歯医者さんは、治してくれる歯医者さんです!

早くて、安くて、上手い歯医者さんが良い歯医者さんです。
でも、早いには限界があります。
歯科治療は時間がかかるものです。
なので、「早い」ではなく、「予定通り」に治してくれることが「早い!」ということでしょう。
これは「治療計画通り」つまり、「適切な診査診断」が為されているということではないでしょうか。 「安い」これも難しい。
日本の保険医療は世界最安値です。でもこれも経済の落ち込みにより維持が難しい状況にあります。
絶対的な安値は無理。患者様一人一人にとって、比較的安いのが有難い。
それには「やり直しにならない」ことが不可欠。
やり直しになってしまっては、費用だけでなく、時間も無駄に費やすことに。時間は命、命は時間でお金です。
「安い」=「やり直しの無い治療」
「上手い」これはとても難しい。
歯科治療にとって、病気を治すことはあって然るべき当然のこと。
治らないのは「技術と知識」の不足です。
あってはなりません。歯科医師が努力すべきことでしょう。
また適切な診査診断が為されずに、治療が行われていることから、治るものも治らない、、、こんな状況もしばしばです。
いずれにしても、歯科医師の重責。重く考えるべきです。
しかし、患者様にも問題がある場合も!
歯科医師が適切な診断を下しているにも関わらず、自分の不安と希望から、歯科医院を転々とし、治るものも治らず拗らせていらっしゃる患者様も散見されます。
この点を解決するのは「コミュニケーション」
患者様は何を望んでいるのか?何を不安に感じているのか?それに対して歯科医師は何をしてさしあげることができるのか?このコミュニケーションが不足しがちです。
このコミュニケーションが取りづらい仕組みが「日本の保険治療の実態」です。
「上手い」とは、病態を治すことを前提に、コミュニケーションが確立することでしょう。
この3点を目標に、当院では日々の臨床に取り組んでいます!
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歯周基本検査、ご存知ですか?

現在、日本における30歳以降の歯周病罹患率は80%を超えると言われております。

歯周病治療には、「歯周基本検査」つまり、歯周ポケットの深さの測定が必須となります。

当院に初診や紹介で来院される患者様で「そんな検査、したことないよ・・・」という方がとても多いようです。

皆さまは御存じでしょうか?

歯周病は、痛みなく進行する怖い病気です。

歯は、歯ぐきの下に隠れる「骨(歯槽骨)」に支えられています。

その骨が、溶けて無くなるのが歯周病という病気です。

その進行はほぼ無症状のため、気づいた時には歯を抜かなくては?ということが多い。

皆さんは大丈夫でしょうか?

歯と歯ぐきの境目に、金属性の目盛りがふってある棒を差し込み、歯槽骨のなくなり具合を数値として計測します。

このポケットを歯周ポケットといい、その深さは、歯周病の進行状態を表しているため、歯周病治療の術前の診査や術前術後の比較のためにとても重要なデータとなります。

この検査を事前にすること、歯周病だけでなく、根管治療した歯が折れている?折れていない?という鑑別診査をすることも可能です。

とても大切な検査、歯周基本検査。ぜひ覚えておいてくださいね!

 

家の地盤をしっかりしなくては、そこにどんな良い材料を使用して家を建てても、土台から崩れ去るのと同様に、歯周病が完治しなければ、インプラントやセラミック、入れ歯、どんな治療をしても土台より崩れ去るのです。

徹底した歯周病治療、そのための歯周基本検査はとても大切な検査なのです!

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根管治療を何本かしているのですが歯列矯正は可能ですか?

根管治療を何本かしているのですが歯列矯正は可能ですか?

ちなみに根管治療をして2年ほどたっています。

表側ワイヤー矯正を考えています。それとも神経を抜いてしまった歯は上手に動くことが出来ないでしょうか?

コメントありがとうございます。

大丈夫だと思いますよ!

根管治療後の歯が、矯正治療で動きづらい?という感覚を持ったことはありません。

ただし、

・根管治療が十分に行えていない
・根管治療後に腫れたことがある
・根管治療後に痛みがあったことがある

こんな状況の歯に、矯正治療による矯正力を加えることで、痛みが生ずることはあるようです。

ご担当頂く矯正担当医の歯科医師の先生とご相談された上で、不十分な根管治療部位は十分対応しておいた方がいいかもしれません!

この回答が少しでもお力になれていれば幸いです!

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ホントにこわい? インプラント手術30分ノーカット動画

地震、幽霊、ホラー映画、病気、虫、歯医者さん(笑)

人はこんな時に恐怖を感じるようです。

虫のように、そのモノ自体が気持ち悪いから怖いっていうのは別として、そのほとんどが、「過去の辛い経験」と「予測のできないこと」。

人はこの2つのことに恐怖を感じるのでしょう。

皆さんはいかがですか?

歯医者さん、怖くないですか(笑)

痛いのに、「これくらい我慢して~」って言われながら、治療されていませんか?

僕は痛いのホント嫌いなんで、「我慢して~」なんて絶対に言いませんが(笑)

そんなの軽い拷問ですよね(笑) 僕が言うのもなんですが、ホント、歯医者って、嫌ですよね、怖いですよね。

そんな歯医者さんの治療の中でも、トップオブトップに恐怖を感じるインプラント手術。

今回は当院のインプラント手術、実際の手術の様子をご覧頂きます。

・インプラント治療で辛い想いをされた方

・これからインプラント治療をお考えの方

インプラント治療は怖い治療ではありません。

それは、インプラント治療は『痛くない!怖くない!』ってことを知らないだけなんです。

人は「予測できないこと」「知らないこと」に恐怖を感じるものです。

無知は恐怖でありと共に、無知は罪なんです。

ぜひこの動画をご覧頂き、インプラント治療に対する理解を深め、無知を既知に塗り替えて、前向きに治療に臨むきっかけとして頂ければ幸いです!

今回の動画は30分ノーカット、インプラント手術、実際の様子です。

症例は、上顎前歯。抜歯と同時にインプラントを埋入設置する抜歯即時インプラント手術です。

ほぼノーカットの長い動画です。タイムスケジュールをコメント欄・概要欄に添付しますのでぜひご活用下さい!

【 タイムスケジュール 】

03:49 手術室 撮影開始
04:02 手術開始
04:17 立位で折れた歯を抜歯開始
04:55 小さく切開し、埋まっている折れた歯を見つける
06:00 歯根は折れ、骨に癒着
06:05 歯肉をめくり、骨を露出させる
06:13 歯肉を切開
07:09 歯肉剥離の準備開始
08:09 歯肉を剥離する
08:56 折れ残った歯根を削り取る
09:31 骨に癒着している
16:08 抜歯できた!
17:16 インプラント手術はここから!
17:49 インプラントを埋入するためにドリルする
18:19 骨に響くドリリング
22:09 インプラントを骨内に埋入設置する
23:39 インプラントの埋入深度を計測
24:03 埋入方向をチェック
24:21 トルクレンチで深く慎重に埋入する
24:56 インプラント埋入終了、キャップをつける
25:28 骨再生手術開始
25:43 血液採取
26:21 骨補填材を血液と混ぜる
26:25 自家骨(ドリリングで得られた自身の骨)を混ぜる
27:23 人工膜を整形する
28:07 骨を造成する手術
30:10 人工膜を置く
30:56 糸で傷口を縫合する
36:10 手術終了
37:49 まとめのコメント

当院では『診療風景・マイクスコープによる動画』を記録することで、患者様にとって透明度の高い治療が実現できています。

これも、当院の、そしてこのチャンネルの主旨にご同意頂いた当院にご来院頂く患者様のご協力のお陰です。ありがとうございます!

この動画をきっかけとして、最寄りの、そして近隣の歯科医院へ受診して頂き、前向きに治療に取り組んで頂ければ、こんな嬉しいことはありません。

皆さんに、そんな勇気を与える動画となれば幸いです。ぜひ最後までご覧下さい!

宮﨑歯科医院 Youtubeチャンネル